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『週刊少年ジャンプ』2016年25号 感想

『ONE PIECE』 (第826話 "0と4") サンジの兄のヨンジが出てきちゃったよ……。きっと、「イチジ」と「ニジ」もいるんだろうな。 レイジュさんは名前的に長女なんだろうか? 弟がいるんなら、そちらと結婚させれば、わざわざサンジを連れ戻す必要なかったんじゃ……とも思うんだが、弟はすでに結婚してるのか、腕利きの料理人であるサンジだからこそ欲しいのか。 『ハイキュー!!』 (第206話 報告) 名前だけ前から出てた「関東のサクサ」がついに登場。 なんか、牛若なみに表情読めない系? 木兎さんにしてみれば、烏野が「東北のウシワカ」を倒して県代表になったのに、自分がサクサに負けて都代表ってのは、悔しいんじゃないかな。 そして、くやしがってる木兎さんに冷静にダメ出ししている赤葦が通常運転すぎる。 『左門くんはサモナー』 (第33話 左門くんは先輩) 加護ちゃんがはやくも再登場した。 母親との関係も修復中のようで何より。 それにしても、あの変顔完コピ能力が、実は"パーフェクトコピー"だったとわっ。 実は誰よりもハイスペック少女なのか……。 ところで、下呂くん、テニス部のエースだったのか。 天使ヶ原ちゃんを陰からひっそり見守ってるだけの人かと思ってた。 加護ちゃんがどのコマをみてもかわいいんだが、特に左門くんに褒められてぱあっ! と顔を輝かせたとこがかわいすぎで、本当にこんなに左門くんのことを純粋に慕うことができるなんて、加護ちゃんくらいだよな……と思ったが、よく考えてみるとアンリちゃんもそうだな。 左門くん、特殊能力女子にやたらなつかれる体質なのか? 「全部、左門先輩のおかげです!」と言われた時の、左門くんの目が不安気というか、失敗しちゃったかな~って感じというか。 実は最初に読んだ時、「全部、僕のおかげか、なら何の意味もないな」と言った左門くんの言葉に、「え?」と意味がわからないって感じだった加護ちゃんに対して、天使ヶ原ちゃんが「たぶん大丈夫だよ」と穏やかな表情で言った意味がよくわからなかった。 でも、これって、加護ちゃんに対して「大丈夫」って言ったんじゃないんだね。左門くんに対して「大丈夫」って言ったんだね。 自分の身におこっている良い出来事をすべて左門くんのおかげにしちゃう加護ちゃんだけど、彼女はまだ自立の道を歩み始めたばかり...

『ワールドトリガー』第144話 「香取葉子」 感想

いきなり、1話まるごと過去話になってびっくりした。 香取ちゃんと華さんは予想通り幼なじみか。 香取ちゃんは元々、何をやらせてもそこそこうまくやれちゃう系なのか。 そんな自分に満足してるから、たいして努力もしないし、がんばるのは無能の証、くらいに思ってそうな感じ。 がんばらなくても常に優越感を持って生きてこれたし、家族にめっちゃかわいがられているし、確かに変化を望む理由がない状態だよなあ。 一方、華さんの父親は娘が一番でなければ、友人との交流さえ禁じる厳格さ。 母親はとてもやさしそうな人だけど、これはいろいろと気詰まりだろうな。 それにしても、娘のために、祖父からもらった大事な家の壁を切っちゃうお父さんすごい(笑)。 いや、なんで自分でやろうとするし。 ないところに窓をつけて「模様替え」というのはさすがに苦しいが、それだけ香取ちゃんにとっては華さんは大事な存在だし、それが華さんのためにならないと言われるのは、めちゃくちゃ屈辱的だったんだろう。 そして、やってきた第一次大規模侵攻の日。 崩れた家の中に閉じ込められた香取ちゃんを助けたのは、華さんだった。 爪がはがれて、手がぼろぼろになって、それでも必死に瓦礫をどかして。 華さんが手袋をしているのは、この時の傷跡を隠すためなんだろうな。 親の心配をする香取ちゃんをなだめて、避難させた華さん。 この時、華さんの「大丈夫だから」は、香取家のみんなが娘だけ置いて外出したことを知っていたからこその言葉かもしれないし、香取ちゃんだけしか救う余裕がないから、香取ちゃんを動かすための嘘だったのかもしれない。 でも、それを言った時の華さんは、全然、大丈夫なんかじゃなかった。 そんな彼女のいう「大丈夫」に逆らうことなんてできるはずがないよなあ。 華さんは、家族より香取ちゃんの方が助けやすそうだったから、香取ちゃんを選んだ、と言った。 でも、もしかしたら、家族の方を先に助けようとして、どうにもこうにもならなくてあきらめたのかもしれない。最悪、助かっていなかった家族を目にした可能性もある。 そこのところを華さんは語らない。 香取ちゃんもそれ以上、追及のしようがないよなあ。 そして、お金が稼げるし、住む場所も確保できるから、という理由で、華さんはボーダーに入った。 両親を亡くし、ようやく中学生になろうとしている華さんにとって、自分の力だけで生きて...

『週刊少年ジャンプ』2016年24号 感想

『食戟のソーマ』 (第166話 圧倒) 予想通り、司先輩に負けたソーマ。 そりゃそうですよねえ。 でも、司先輩の方が要求を取り下げた。 確かに、ソーマを懐に入れちゃったら、心労がハンパなさそうだよね。 アシスタントを使えなかったくらい神経質な司先輩ならなおさら。 『ハイキュー!!』 (第205話 ボールの"道") 音駒が勝って、これで全国でのゴミ捨て場の決戦の準備が整った。 それにしても、音駒編、意外とがっつりやったなあ。これコミックス1巻分くらいはやってたんじゃないの? リエーフにおとずれた、チームワークにハマる瞬間。 恵まれた体格に頼っていた部分が大きかったリエーフがついに、音駒の戦い方というものを実感でつかみ、かつ、それにハマったっていうのは、音駒にとってものすごい戦力アップだよなあ。 これで、レシーブの練習をいやがって夜久さんに怒られることもなくなる……のか? 『ワールドトリガー』 (第143話 「三雲修・14」) 別記事です。 『鬼滅の刃』 (第13話 お前が) 口に竹筒をあてがわれているねずこちゃんを普通に連れまわしているんだが、不審がられないんだろうか、とか余計なことが気になる。 『左門くんはサモナー』 (第32話 左門くんは返せ) ショタな左門くんがかわいすぎる件。 うぉ~! このマンガがショタで攻めてくるとわっ。 いやいやいや、本当にハンパなくかわいいぞ、チビ左門くん。 クリーチャーの幼生であるとしてもカワイイは正義!(爆) ところで、天使ヶ原ちゃんがなんだか危ないお姉さんになっているんだが大丈夫なんだろうか。 でも、天使ヶ原家で育てられた左門くんてのも、ちょっと見てみたいよな~。 ネビロス閣下の望み通り、「趣味はボランティアです」とか言う左門くんに育ったのかなあ。 でも、輪ちゃんがあんな風に育ってるところをみると、そう簡単にはいかなそうな気がする。 あのかわいいショタ左門くんを堪能できなかったアンリちゃんは、本当に気の毒だった。 でも、今の左門くんがいればそれで満足なんだよね、アンリちゃんは。 『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP50 勝負の心得) あいかわらず、ツッチーと亘理ちゃんの会話がかわいすぎです。 なぜ「ゾーン」にこだわるツッチー。『黒子のバスケ』が好きなのか? 『BLEACH』 (BLE...

『ワールドトリガー』第143話 「三雲修・14」

柿崎さんに相打ちをしかけられたユーマ。 めっちゃ脇腹えぐられたけど、なんとスコーピオンでガードしたっ。 トリオン漏れは手で押さえて応急処置できるとかいう話があったけど、えぐられた範囲がひろすぎて手じゃ間に合わないのか。 でも、シュー、ガシャガシャってサイボーグみたいだね。 柿崎隊の二人を片づけたユーマは、オサムの援護に行った。 照屋ちゃんに狙われているチカちゃんの方に行かなかったということは、チカちゃんにはある程度、身を守れる策があるってことなのかな。 チカちゃんがわりと落ち着いてる感じだし。 一方、香取隊の三人はオサムひとり相手に膠着状態におちいって、さすがにいらだってる。 「半隠密」って何かと思ったら、ひとりがカメレオン、ひとりがバッグワームで行動するってことか。 見えないけどレーダーには映るカメレオンと、見えるけどレーダーには映らないバッグワーム。 目視とレーダーが別々の人物をとらえるわけだから、これはちょっと混乱しそうだな。 オサムの気を引くために挑発してみたけど、実際に挑発されちゃったのは香取ちゃんだった件。 いや、オサムほど煽りに強い人っていないよね。 だって、煽られてるってわかってないもん、多分。 オサムと香取ちゃんの会話はまるで成り立っていない。 それを香取ちゃんは、相手にされてない、って感じたんじゃないかな。 オサムはいつも通りに正直に答えただけなんだけど。 そしてっ! オサムが一対一で若村くんをベイルアウトさせたよっ! おおっ、なんか感動だぞっ。 で、ここにユーマ到着。 ユーマの傷をみて、点を柿崎隊に獲られてしまうことを一瞬、考えた香取ちゃん。 出水ととっきーが即座に「あ」「迷った」って言ったけど、そういう隙を見逃さないのはさすがA級だよね。 オサムとユーマのコンビネーションで、三浦くんもベイルアウト。 残ったのは、三雲隊の三人と香取ちゃんと照屋ちゃんか……。 めずらしく女子の方が数が多い盤面になったな。 ひとりっきりで、しかも片手片足になってしまった香取ちゃん。めっちゃ追い詰められてる。 そこで静かに謝る華さん。 香取ちゃんが怒っているのは、華さんに謝らせる事態になってしまったから、のようにもみえる。 香取ちゃん、若村くんと三浦くんにはあんなに横柄なのに、華さんに対しては丁寧に接してる感があるよね。 香取隊にとって、華さんはどういう存在なんだろ...

『週刊少年ジャンプ』2016年23号 感想

『暗殺教室』が載ってない『ジャンプ』はさびしいねえ、やっぱ。 『ワールドトリガー』 (第142話 「柿崎国治」) 別記事です。 『左門くんはサモナー』 (第31話 左門くんは命乞いの時の顔が見苦しい) 「さあ…何語かな?」「ヘブライ語かな?」「ヘブライ語だったら分かんだろうがオメーは」のやり取りがめっちゃツボった。 ヘブライ語ネタまだひきずってんのかよっ。 おそらくは生まれてはじめての体操服に興奮気味のアンリちゃんがめっちゃかわええなあ。 最後のコマでは左門くんにさりげにひっついてるし、最近、アンリちゃんがリア充化してて本当に幸せそう。 一方、やられる時は徹底的にひどい扱いを受けるのがパターン化している左門くん&九頭龍くん。 でも、こちらもある意味、学校生活を満喫している感じで、微笑ましいっちゃあ微笑ましい。 「ゲスゥッ」って言って倒れるジャンプ主人公ってどうなんだろう、と思わんでもないが。 『鬼滅の刃』 (第12話 言えない) 最近、ねずこちゃんがめっちゃかわいいんだがどうしたことだ。 『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP49 広がる世界) 試合中はお互いのことだけでいっぱいいっぱいだったつっちー&亘理ちゃんに、周りをみる余裕ができてきた。 たったそれだけのことで、世界は大きく広がる。 でも、たったそれだけのことのために、どれだけの時間と努力を費やしてきたことか……。 ひとつのことを続けていると、突然、ぱあ~んって世界が広がることってあるよなあ。そうか、そういうことだったのか、って拍子抜けするほどにあっさり理解できる瞬間がくるというか。 『BLEACH』 (BLEACH 672. Son of Darkness) ここにきて織姫ちゃんが正ヒロインっぽくなってきた~っ! 織姫ちゃんはあっちこっちで振り回されまくってたけど、彼女自身の願いは常に「黒崎くんの力になりたい」だったんだよね。 その織姫ちゃんが最終局面で、一護を護るたったひとつの盾になる。 この「頼むぞ」の一言をもらうまでが長かったよなあ、織姫ちゃん。 ところでルキアはどうしてるんだろう。

『ワールドトリガー』第142話 「柿崎国治」 感想

オサムひとりに足止めくらってる感じになっちゃってる香取隊。 まあ、チカちゃんの鉛弾狙撃が協力してるので、ひとりきりというわけではないんだけど。 いや、弱い駒が強い駒を足止めできたらそれで十分に戦果だねえ、確かに。 15歳の嵐山さんがかわええって、思ったんだけど、途中からなんだか恐くなってきた件。 嵐山さんの願いは「家族を守りたい」で、次に「友達や仲間を守りたい」で、それを拡大した結果、「家族や友達や仲間が暮らす三門市を守りたい」になったんだろうね。 だから、市民の安全が第一な忍田派の筆頭みたいになっちゃったのも、自然な流れなんだろう。 嵐山さんが広報に向いていると思うのは、まず「正解」を探そうとしないところなんじゃないかと思う。 普通だったら、柿崎さんみたいに無難な「正解」を探そうとして、迷って、そこを突かれてしまう。 でも、嵐山さんは「正解」を求めず、真っ正直に思ったままのことを言ってしまう。そしてそれが「正解」になってしまう。 あそこで嵐山さんを責めたりしたら、15歳の子供が家族のために命がけで戦おうとしているのにそれを責め立ててる、っていうめちゃくちゃ悪役っぽい印象になるから、これはもう黙るしかなくなるでしょ。 嵐山さん本人は嘘や美辞麗句を並び立ててるつもりはまったくなくて、ただひたすらに正直なだけで、だから広報といういかにも大変そうな任務が苦にならない。 自分ががんばることで、ボーダーの仲間が増えたり、理解者が増えたり、スポンサーが増えたら、それはとってもうれしいことだ、とそりゃもう純粋に思っていそうだ。 そういう正直さは伝わるものだから、つくりものじゃない言葉と笑顔に、人は共感をおぼえる。 本当に、嵐山さん以上に広報に向いてる人っていないよね。 これは、根付さんが目を付けるのも当然だわ。 嵐山さんが三輪に迅さんの母親の話をした時、この人なんでこんな余計なこと言うかな、と正直、思った。 だって、それって三輪に言ったって、三輪が苦しむだけだし、迅さんが話さなかったとこを嵐山さんが言っちゃうのはどうかな、と思ったんだよね。 でも、嵐山さんはただ正直なだけだったんだな、と今になってそう思う。 自分の考えを正直に口にしてるだけで、そこには善意も悪意もなく、ただひたすらに「正しい」。 そして、その「正しさ」に三輪は傷ついた。 三輪だって、自分が迅さんに対してやってるこ...

『BRIGHT COLORS』ちょこっと感想、ついでに、『黒子のバスケ』完結によせて

『黒子のバスケ』のビジュアルブック『BRIGHT COLORS』を買ったので、ちょこっと感想をば。 これまでの『黒子のバスケ』のカラーイラストが、ずらっと並んだこの本。 しみじみ~と「藤巻先生、めっちゃ絵がうまくなったよなあ」と思う。 いや、元々、そう思ってたけど、こうやってまとめてみると改めて実感する。 特に黒子くんの美人度アップぶりがハンパない。 私が一番、気に入ってるのは、92ページの帝光中時代の黒子くん+「キセキの世代」+桃井ちゃんの絵だなあ。 赤司様がとても穏やかな表情をしてるし、みんな無邪気な顔をしている。 この後、ドロドロな展開になるわけなんだけど、そういうフィルターを通してみると、さらに感慨深いイラストとなるわけです。 著者コメントで藤巻先生が「当初夢にも思わなかったこと」として、「モブキャラ予定の高尾がヘタしたら主人公を食いかねない人気キャラになってたこと」をあげていたのには笑った。 いやあ、高尾の人気はすごいよねえ。 元々、おもしろいキャラだったけど、アニメになって鈴木達央さんの声がついたら、もうころげるほどかっこよくなったよね。 アニメの『黒子のバスケ』は全体的にキャスティングが素晴らしすぎるけど、黒子くん役と高尾役はもうキャスティングしてくださった方を拝みたくなるほどに素晴らしい。 この本の企画の中で、一番、楽しかったのは「黒子たちの現在地(いま)」というタイトルで『EXTRA GAME』開始時点での各校の状況が描かれたイラストだった。 誠凛 ⇒ 元々、3年生がいないので引退した部員はいない。ただし、木吉はアメリカで治療中。1年生が2人入った……って、ウインターカップ優勝しても、2人しか入らなかったのか? リコちゃんの「全裸で告る」が厳しすぎるからなのか?(←ありえる) 海常 ⇒ 笠松たちが卒業。早川がキャプテンになった。早川はラ行が言えるようになった……って、「ラ抜き言葉」ならぬ「ラ行抜き言葉」じゃない早坂なんて……(←失礼)。早川は笠松先輩大好きだったから、その座を引き継いだからには、めいいっぱいがんばる。ラ行抜きを克服するくらい。ということなんだろう。多分。 秀徳 ⇒ 高尾が後輩たちに大人気。対して緑間は近寄りがたく敬遠されている……って、ものすごくわかる。いいじゃん、緑間は高尾にだけ人気があれば!(爆) 桐青 ⇒ あいかわらず桜井が青...