『ワールドトリガー』第153話 「生駒達人」 感想

いつもの3の口アイコンマップが、ちょいちょい王子隊長オリジナルアイコンマップに切り替わるのやめて欲しい。
どうしても笑ってしまうから。

スピーディーな展開の序盤戦。
あくまでもオサムを潰そうとする王子隊と、対応に追われる三雲隊。
そして、あいかわらずマイペースな生駒隊。
王子隊長は的確にオサムの思考を読んでて、なかなかすごいな。

「サラマンダー」かっけー! ってか、すごい迫力。
弾速が狙撃よりも遅いってことは、よけられやすいのかな? と思うんだけど、これだけの破壊力だと直撃でなくても影響受けるよな。
二宮さんのトリオン量でこの丸ごと一発サラマンダーやったら、ものすごいことになりそう。

南沢はちょっと判断力が足らんのかな、と思うけど、あれはあれで年相応の行動とも思える。
てか、南沢をみてると、緑川はああみえて戦闘に関してはすごくクレバーなんだな、と思えてきた。A級部隊に入れてもらえるだけのことはある、ということか。

とにもかくにも、生駒隊がひとり減らして、3対3対3の状態に。
生駒さんの「もうただ隠岐が女子にモテるだけの部隊やで」には笑った。
そうか、やっぱり隠岐はモテるのか。
あと、水上のやる気なさそうな「なんでやねん」もおかしかった。
いや、それでもツッコミを入れずにはいられないのね。

一方、オサムを守るためのユーマとチカちゃんの働きもまたすばらしい。
グラスホッパーの使い方が、さらにうまくなってないか? ユーマ。
なんかもう、普通に空飛んでるように見えちゃうんですが。

王子隊から腕一本と足一本をもぎとったユーマとチカちゃん。
地道に削ってるなあ。

王子隊のプランは、オサムを最初に潰す、なので、それに忠実にいくのなら、樫尾にオサムを追わせて、王子と蔵内でユーマを止める、というのが正しい?
でも、片腕失ってる樫尾が、オサムに追いつく前に生駒隊の誰かにやられてしまいそうな気もする。
ならば、当初プランを捨てて、3人がかりでユーマを潰した方が得策な気がする。
スナイパーがいない王子隊は、チカちゃんを狙うのはむずかしいだろうしね。

それにしても、こうやってみるとスナイパーってのは便利な存在だな。
B級隊長ズは「はやく荒船隊解散してくんないかな」って思ってるかも(笑)。

ここで生駒さんキターッ!
いや、あれアタッカーの間合いじゃないよね。ものすごい距離あったよね。
「生駒旋空」とか生駒さんの名前が冠されてるあたり、生駒さんだけが使える荒業なのか?

またもやユーマの脇腹がやられた……なんでいつもそこなの。
でも、手足やられるよりは動きに支障をきたさないのかな。
前回、柿崎さんにやられた時はえぐられてるって感じだったから、それに比べればだいぶマシな感じだけど。

「生駒旋空」はユーマも勉強済みのようだけど、ログでみるのと、実際に目にするのは違うってことなのかな。
「長く感じる」というのは、ユーマ的には範囲外まで逃げたつもりだったけど、よけきれず傷を負った、ということなのかもしれん。
「なんでや、斬れてへんやん」と言ってる生駒さんの方も計算外だったようで、なんか、強者同士がぶつかって、おまえやるな、おまえの方こそ、みたいな感じで燃える!
それにしても、中心にいたはずのオサムそっちのけで三雲隊、生駒隊、王子隊が大集合状態になったな。

隠岐はチカちゃんをおっかけてるんだろうか。