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『ワールドトリガー』第184話「弓場隊」+第185話「二宮隊・2」 感想(射撃戦じゃなく爆撃戦)

今回の司会は桜子ちゃん、解説は小南ちゃん+王子+蔵内か。 この3人が並ぶと、なんか華やかな雰囲気になるな。 小南ちゃんの「うちの子」のひいきっぷりがすごい。 どんだけかわいがってるんだよ、って感じだけど、それをこれほどあからさまに解説席という場で出せちゃうのは、さすが小南ちゃんだよなあ。 王子がつけたニックネームリストが追加された。  奥寺⇒おっくん  小荒井⇒コアラ  ヒュース⇒ヒューストン  神田⇒カンダタ  外岡⇒トノくん 奥寺、小荒井、外岡はわりと普通だな。ヒュースと神田はなんでわざわざ文字数を増やしたんだ。 本名よりニックネームの方が長いパターンわりと多いけど(アマトリチャーナ、とか)。 二宮さんを倒さないと生存点はとれない(三雲隊だけが盤面に残っている状態にしないといけないから)。 生存点がとれないと、ひと試合で4点とるのはむずかしい。 4点とれないと単独2位になれない。 だから、二宮さんを倒さず膠着状態にしてタイムアップに持ち込む、という策はとれないわけか……。 二宮さんがダウンしたのは、生駒旋空くらった時と、カゲさんの相打ちになった時だけか。 やっぱりなにげに生駒さん強いな~。 あれだけのスピードの斬撃が中距離の射程もってるんだもんな。 東さんの壁抜きスナイプより、生駒さんの壁ごし旋空の方が、適用範囲広そうだし。 三雲隊の理想の展開は、チカちゃんとヒュースが火力戦でもって場を制圧し、攻め込んでくる相手に対しては、オサムのワイヤー陣とユーマのワイヤー機動で対応する、という形か。 チカちゃんが移動砲台。 弓場隊のオペレータ・ののさんが初登場。 これまでにない姐御系キャラだ。 てゆーか何がとは申しませんが、でかああああい。 「一発かましゃあ度胸も付くってもんだろうよ」とか、台詞がめっちゃヤンキーっぽいな。 ののさんの加入で19歳組がさらにすごいことになったな。 ののさんをセンターにして、両脇に生駒さんと弓場さんを立たせて欲しい。 スナイパーの外岡は弓場さんの舎弟っぽいな。 大学受験で抜けたという神田は、頭よくて、気の回る人っぽいね。 生駒隊はあいかわらず試合前に打ち合わせとかやらないんだな。 チーム内の役割とか、できることとか、もうがっちり決まってて、その場に応じて良い感じに動けばいい、っていうスタンスなんだろうね。 影浦隊もそんな感じだけど。 生駒隊はど...

『週刊少年ジャンプ』2019年43号 感想

『鬼滅の刃』 (第175話 後世畏るべし) 『ジャンプ』表紙&巻頭カラー! 表紙は炭治郎と義勇さんの兄弟弟子コンビでで、巻頭カラーは炭治郎+ねずこちゃんと黒死牟+縁壱の兄弟対比か。 鬼になった兄を殺すために生き続けた弟の、刀身と技と耳飾りが、鬼になった妹を守りつつ戦う兄に託された、ってことになるんだな……と思うと感慨深い。 黒死牟の「縁壱が死んだ以上、誉れ高き死が訪れることはない」って考えがすごいな。 これって、縁壱さんと戦って死ぬことだけが、自分にとっての誉れ高き死である、ってことだよね。 自分が誰かに負けたら、その自分に勝てなかった縁壱さんが、その誰かより弱いことになってしまう。それは許せない。 という理屈と考えると、黒死牟、どんだけ弟至上主義だよ。 ところで、時透くんの胴体がまっぷたつなんですが……。 腕斬られて、肩貫かれて、脚斬られて、挙句の果てにそれかい……。 そんなめにあわされてるのに考えてることが「何の役にも立ってない…」って、時透くん、覚悟が極まりすぎだよ。 そしたら、玄弥は縦に斬られてるし……。 玄弥には鬼の回復力があるから、ワンチャンあるかな……あるよね……。 こんな状態なのに「守る…」という気持ちだけで動いてるの本当に泣ける。 これだけの攻撃を受けて、ちゃんと無事な岩柱さんと風柱さん、ほんとにすごいな。 風柱さんは、内臓がまろびでそうなのを仮留めしてるだけなので、ちょっとでも気を抜いたら倒れそうな気がするけど。 時透くんの刀の赫刀化による弱体化。 玄弥の血鬼術による足止めと弱体化。 岩柱さんと風柱さんの連携攻撃でなんとか頭を落とした、これで本当に倒せたのか不安。 次号の次男ズをみるのがこわい……。 兄は、後継者がいないから自分たちでなんとかしないと、と考える。 弟は、必ずどこかに生まれるから心配しなくていい、と考える。 黒死牟にしてみれば、縁壱さんは神々の寵愛を一身に受ける特別な存在だけど、縁壱さんにしてみれば、自分はそんな大それたものではなく、代わりはいくらでも現れるような存在なのね。 いや、縁壱さんみたいな人がほいほい生まれるのなら、鬼殺隊の悲願はとっくに成就されてそうな気がするんだが。 表情が死んでる、的なことを言われてた縁壱さんだけど、「いつでも安心して人生の幕を引けば良い」と言ってる時の顔は、うっすら微笑んでいるよね。 本当に、心底、...

『呪術廻戦』(第76話 玉折) 感想(ふたりだった。ひとりとひとりになった)

伏黒父のペット(?)と道端で出会った夏油。 なるほど、0巻で夏油がこの子(?)を抱えてたけど、こういう経緯で手に入れたのね。 普通の善良な染みっぽい人たちが笑顔で拍手している中を、布がかけられた理子ちゃんを抱えて歩く五条先生の絵が、なんともエグい。 この人たち、多分、盤星教の信徒たちだよね。 理子ちゃんは、天元様を穢す存在だから、それが消滅して、心の底から喜ばしく思っているんだろうなあ。 女の子が死んでしまったことを祝福している。 それがおかしなことだと、この人たちは思っていない。 それがこんな、いかにも普通っぽい人たちっていうのが、ほんとこわい。 夏油に話しかける五条先生の表情が、ものすごく凪いでいて、これもこわい。 夏油も「何があった…!?」ってなるよね、そりゃ。 「コイツら、殺すか?」ってきいている顔も、めっちゃ平常。 前回の壊れてハイになってる時の方が、まだ人間味があったな。 「今の俺なら、多分、何も感じない」 これって、腹いせに信徒を殺したいのなら、おまえのかわりに俺がやってやるよ、おれは傷つかないから、気にすることないぞ、って意味だよね。 自分はそんなことやる気ないけど、親友の気晴らしになるのならやってもいい、という、壊れてはいるけれど、夏油のことはちゃんと大事に思ってるんだな。 夏油は「意味がない」と言う。 五条先生は「それ、本当に必要か?」と言う。 夏油の「大事なことだ。特に術師にはな」という台詞に、この時点でもうすでに「意味」だけが彼を呪術師にとどまらせていたんだな、と思う。 「殺す意味がない」から殺さなくていい、から、「生かす意味がない」から殺そう、にどこかで変わっちゃったんだろうね、多分。 五条先生が、意識的にガードを解かないと、勝手にガードしてしまうのは、ガードする機能をオートマ設定してるからか。 常に術式だしっぱなしだと脳がやききれるので、脳を常に再生し続ける、って想像するとこわいな。 つまりそれって、五条先生の脳は常に死に続けてて、それを無理やり生き返らせているってことだよね、多分。 いや、自分の脳をそんな粗雑に扱うなよ。 どんだけ糖分補給しても足りなさそう。 「私達は最強なんだ」と語っていた夏油が、「悟は"最強"に成った」と感じている、ってのがほんときつい。 ナチュラルに「最強」をやってて、もうほとんど人間やめてる感...

『週刊少年ジャンプ』2019年42号 感想

『Dr.STONE』 (Z=121 石化光線の素顔) コハクちゃんの「信念のために一歩一歩、延々と楔を撃ち続けられるような、そういう男に私は惹かれる」って言葉は、千空のことが好きだ、って解釈でよいのかな。よいといいな。 銀狼が刺されたところ、おもわず「ぎゃあ」ってうなった。 寸前まで、コハクちゃんに丸投げしようとしてるいつもの銀狼だったのに、最後の最後には自分の役目を果たそうとするのかっこいい。 あと、最後の最後にさよならを言いたい相手が金狼って、本当に仲いいな、この兄弟。 銀狼を救うために、わざと自分たちを石化させるように仕向けたコハクちゃんの機転。 こうやってみると、石化ってめっちゃ便利だな。 この石化武器を手に入れて、量産できるようになった復活液を使えば、司も無傷で復活できるんだな……。 コハクちゃんは「石化武器は科学だ」と判断した。 千空のそばにいて、メカニカルなものをみていたコハクちゃんは、これを「科学」と判断した。 だけど、見開きで描かれた石化武器はどうみても「現代」でつくれそうな感じしないんだよね。 なんとゆーか、オーパーツっぽい。 これをみたのがゲンか龍水だったら、また別の判断をしたんじゃないかな……。 千空たちは、コハクちゃんという貴重な武力を失ったわけだが、これからどうするんだろうね。 いよいよ氷月の出番か? 『鬼滅の刃』 (第174話 赤い月夜に見た悪夢) 縁壱零式ってやっぱり初代様をモデルにつくられてたのか。 黒死牟は初代様の双子の兄と判明。 縁壱さんは「私は大切なものを何一つ守れず、人生において為すべきことを為せなかった者だ」と言ってたけど、「大切なもの」というのは兄で、「為すべきこと」というのは無惨様を倒すことだったんだろうな。 「感情の僅かな機微すらも見せなかった」というあたり、義勇さんに近い感じの性格だったんじゃないかな、と感じる。 いろんなことをたくさん考えているけれど、それを表に出して伝えるのが、極端に苦手なタイプだったんじゃないかと。 それにしても「お前だけがこの世の理の外側にいる」「神々の寵愛を一身に受けて生きている」って表現は誇大じゃないな、と思わせるほどの圧倒的な強さ。 柱3人を相手に余裕で戦えるほどの黒死牟に、80を超えた身で、死を覚悟させるとかっ。 あそこで寿命が尽きたのは、残る力のすべてを一撃に込めたからなんだろうな...

『呪術廻戦』(第75話 懐玉 -捨壱-) 感想(持てる者の肯定と持たざる者の否定)

ふわふわと浮いている五条先生が気持ちよさそうだよね。 ラリってる系の。 理子ちゃんに謝る、という人間性を残しつつも、五条先生は心地よさにひたる。 「天上天下唯我独尊」 いや、五条先生が言うとしゃれにならん言葉だな。 これもう人間やめてるじゃん。 でも、そんな自分を五条先生は全肯定するんだよ。 人間として度を越した能力を手に入れて、でも恐がることなく、それを心地よいとさえ感じている。 この能力を操ることにためらいがない。 それが、めっちゃこわいなあ、って思う。 でも、理子ちゃんのために怒るべき場面だ、という倫理観みたいなものは持ってるんだよね。 片隅に追いやってるけど。 伏黒父に、こんな五条先生と戦うメリットはない。 すでに報奨金は確約されてるんだから。 これは、命懸けで逃げる、一択の場面だった。 でも伏黒父は「違和感」を無視した。 「…いや、これでいい。殺す」 自分を否定したものの頂点にある存在を否定することで、自分を肯定したかったから。 「自尊心は捨てたろ」というつぶやきが痛々しい。 禪院家の中で、呪術がゼロの伏黒父は、徹底的に否定されて生きてきたんだろうな。 そして「自分も他人も尊ぶことない。そういう生き方を選んだんだろうが」ってなった。 「他人」を尊ばないだけではなく「自分」も尊ばない。 自分まで否定している。 周囲に否定されつくして、自分を肯定する方法がわからなかったのかね。 だとすると、この五条先生に戦いを挑んでしまったのは、彼にとってうまれてはじめての、自分を肯定することができるチャンスだったからなのかもしれない。 現代最強の術師、というどうにもならない相手をねじ伏せることでしか、自分を肯定することができない。 それほどの深い否定を抱えていたから。 いやだって、誰かを倒すことで肯定できるのなら、夏油ぐらいで満足しとけよ(苦笑)。 でもやっぱり、五条先生でなければいけなかったんだろうな……。 選りにもよって五条先生、ではなく、五条先生を選ばなければならなかったんだろうな……。 赤ん坊を抱っこしてるの、多分、伏黒母だよね。 なんか、真依さんによく似てるんだけど。 伏黒家は禪院家の分家だから、真希さん&真依さんの親戚なんだろうな。 「2,3年もしたら俺の子供が禪院家に売られる」ってどういうことなんだろうね。 子供が術式を持って生まれた、ということが判明した時点...

『週刊少年ジャンプ』2019年41号 感想

『ハイキュー!!』 (第364話 独りではないのなら) 巻頭カラーが烏野の選手が横一列に並んでる絵。 これまでわりとありそでなかったような。 こうやってあらためてみると、山口くんってやっぱデカイな。 「ブレイクし続ければ、コートにいられるじゃん!!」って、あいかわらず発想がハイテンションな日向くん。 ってにこにこしてたら、ラストであれだよ。 これはガス欠? 音駒とギリギリまでやりあった後に、この試合だもんね。 そりゃあ、スタミナモンスターな日向くんでもガス欠にもなるよ。 ここらへん、うまく配分できないのが日向くんの欠点なんだろうな。 でも、ここまで捨て身でないと鴎台とは張り合えないってのもあるし……むずかしい……。 『鬼滅の刃』 (第173話 匪石之心が開く道) 「鬼にできることは人間にもできる」って……いや、人間は血鬼術は使えないだろ、って思うわけなんだが、そういうことを言ってるわけじゃないよね、岩柱さんは。 こんなギリギリの勝負の中でも、冷静に思考し観察(?)している。 おまけに自分の血の巡りを操作して、黒死牟の行動予測(?)をかく乱までしている。 さすが、鬼殺隊最強。 時透くん、決死の覚悟で黒死牟の懐にとびこんだものの、脚を斬られる……。 このままでは失血死するとか言ってたのに、さらに流血させるとか、吾峠先生、時透くんをどうしてくれるんですかっ。 おまけに、玄弥に銃で撃たれるし……。 「離すな!! 離すな!! バラバラにされても…」って、覚悟が痛々しすぎる。 「俺もろとも撃っていいからね」 前回の扉絵で玄弥に刀をくくりつけてもらってる時に、そんな打ち合わせしてたのか。 あの絵がさらに悲愴にみえてくる。 ところで、玄弥の銃がめっちゃ気持ち悪くなってるんですが。 黒死牟の刀があんなことになってるんだから、玄弥の銃がこんなことになってもおかしくはないんだけど。 てか、黒死牟由来(?)の弾ならば、黒死牟にも有効なのかな。 ここまでやって無傷でした、ってなりそうでイヤなんだけど。 『夜桜さんちの大作戦』 (作戦3.気持ち) 太陽の「気持ち」が本当に狂気じみている。 家族を失い、その傷を何年かけても癒すことができなかった太陽は、元々、そういう気質を持ってるんだろうね。 そんな強すぎる気持ちが新しい「家族」の方に向いた結果がこれなのかもしれない。 てか、変装技術を、傷を隠す...

『呪術廻戦』(第74話 懐玉 -捨-) 感想(人間やめたかもしれない)

伏黒父の呼称は正式には「パパ黒」らしい。 芥見先生がそう呼んでるんだから間違いない。 「パパ黒は完全に呪力を捨てることで逆に呪いの耐性を得た、珍しい天与呪縛の中で一周回った更に珍しい存在です」だそうだ。 同じ呪力なしの真希さんもいずれここまで強くなるんだろうか、と期待してたんだが、そうはいかないらしい。残念。 パパ黒は、呪力を持ちまくってる五条先生の対極の存在、という感じなんだね、きっと。 理子ちゃん、盤星教の本部に持ち込まれてた。 まあ、任務達成の証拠は必要だよね。 盤星教は教義のために理子ちゃんの同化を止めたかった、というよりは、教義を守ることで盤星教を守りたかったのか。 本末転倒というかなんというか。 でも、天元様が暴走して社会に混乱が起こっても「星と共に堕ちるのならば已む無し」と言ってるとこをみると、ちゃんと宗教心も持ち合わせてはいるようだ。 「呪術界と宗教法人の相性は最悪」というのはわかる。 たとえば、五条先生が「神」を名乗ったら、宗教法人をあらかた潰せそうだもんね。 でも、宗教法人が呪術を利用しようとしたら、呪術界に潰される。 お互い、不可侵が一番よいということね。 黒井さんをさらったのは盤星教だったか。 そして、あえて殺さなかったのは、五条先生たちを油断させるため、と。 黒井さんが殺されていたら、理子ちゃんが沖縄で遊ぶ、なんてことするわけなかったもんね。 黒井さんが無事だったからこそ、沖縄滞在を一日伸ばしたわけで、その分だけ五条先生の睡眠が削られたと考えると、まさしく「削り」として有効だったんだな。 そして、仕事が完了してうきうき(?)してるパパ黒の前に現れる、血まみれの五条先生。 ……コワイ……。 なんなのこのホラー。 ベラベラと自分が助かった経緯について語る五条先生の目が、完全にイッちゃってるんですけどっ。 前回までは「五条先生、ここまでやられて生きてるっておかしくない?」って感想だったんだけど、今回は「五条先生がおかしくなった!」ってなってる。 脳にダメージ与えたのがいけなかったんだろうな、あれ。 「勝負はこれからだろ」ってとこのパパ黒がかっこええ。 「あー? そうか? そうだな、そーかもなあ!!」ってとこの五条先生がこわすぎる。 あれ? もしかしてこの五条先生、ゾンビか何か? 二徹したあげくに、任務失敗して、あそこまで念入りに殺されたら、そりゃ...

『週刊少年ジャンプ』2019年40号 感想

『ONE PIECE』 (第954話 "龍に翼を得たる如し") カイドウとビッグ・マムが同盟を結ぶとか、とんでもないことになってきた。 どうするの、これ。 両方の配下の数を合わせるとものすごいことになるけど、そんなもんなくても、カイドウとビッグ・マムが揃ってるってだけで、どうにもならないだろこれ感がすごすぎる。 てか、あのケンカが何をどうやったら肩組んで酒飲んで同盟組もうって盛り上がる展開になるんだよ! 『鬼滅の刃』 (第172話 弱者の可能性) 前回の表紙は、玄弥に髪を食べさせてあげてた時透くん(←って字面だけだとわけわかんないな)。 今回の表紙は、時透くんの手に刀を括り付けてあげる玄弥。 いや、片手で刀もってすっぽ抜けると困るからなんだろうけど、お互いに死に向かう準備を整え合ってるみたいで、めっちゃつらいんだが……。 岩柱さんと風柱さん、がけっぷち状態。 でも、新お館様は、援軍は送らない方針。 輝利哉様は、なんか、男の顔になってきたなあ。 そうならざるを得ないんだろうけど。 共に柱として戦ってきた連中が、死んだり死にかけたりしてるという報を、宇髄さんはどんな想いで受け取っているのだろう。 黒死牟の攻撃範囲は、電子版のオールカラー版でみるとめっちゃエグい。 これ、アニメになったらすさまじい絵になりそう。 指を2本失ってる風柱さんを、腕を1本失っている時透くんが助けて、「死なせない。貴方はまだ両腕で刀を振れる…!!」って言うのこわすぎだよね。 いや、そりゃ、時透くんの方がダメージひどいのはわかるけど、自分がやられた方が勝率あがる、って考えて、実際にそう行動してるのほんとこわい。 久々に登場の炭治郎(回想だけど)。 玄弥は本当に炭治郎を頼りにしてるんだなあ。 ところで、玄弥は本当に大丈夫なの? 拾い喰いはよくないよ?(←そういうレベルの話じゃない) 『ブラッククローバー』 (ページ218 最低最悪) 新聞のアスタの似顔絵が美形化しすぎで笑った。 いや、こういうのって、普通、凶悪そうに描くもんなんじゃないのか? サリーたちは奉仕作業に駆り出されているのか。 まあ、牢屋に閉じ込めているくらいなら、壊れまくった街を修復させた方がマシだしね。 黒の暴牛団がアジトごと乗り込んできた。 てか、ゴーシュ普通に無事だったし、思ったよりは冷静だ。 もしかして、マリー...

『呪術廻戦』(第73話 懐玉 -玖-) 感想(人間じゃないかもしれない)

伏黒父(仮)のタネ明かしの途中で襲いかかる夏油。 そりゃそうだよね。聞くメリットないもんね。 こんな狡猾な人が、自分のデメリットになる話をベラベラしゃべるわけがない。 と思ってたら、呪力がない伏黒父(仮)にも情報開示による能力強化はアリなのね。 ということは、天与呪縛で呪力がない、というのも一種の呪術と考えられるのか? 「透明人間は臓物まで透明だろ?」ということは、呪力がない、というよりは、呪力をゼロにしてしまう術式、という解釈ができるのかもしれない。 それにしても、腹の中に呪霊を格納しておくって、うっかり消化しちゃったりしないのかな。 そこは、呪霊が胃の中でふんばってるのかな、とか想像したらちょっとおもしろい絵になった。 あの自分の体を格納させられてる呪霊、妙な愛嬌があるし。 天与呪縛で底上げされるのは、身体能力だけじゃなく、五感もなのか。 つまり、やたら鼻がよいし、やたら目がよいと……。 視力はともかく、嗅覚が底上げされるのは、ちょっと大変そう。 残穢を残さなくても、足跡やにおいは残ってしまうもんね。 ということは、現在、五条先生が持っている、謎のワープ(?)能力を使えてれば、こんな状況にはならなかった? 体術と呪具だけで虹龍を倒す伏黒父(仮)がめっちゃかっこええ! クズいけど! 残念ながらかっこええ! クズいけど! この人、そうとうな数のシュラバをくぐりぬけてきたんだろうなあ。 その経験値に「最強のふたり」が倒されたって感じ。 あと、伏黒父(仮)は徹底してるよね、いろんなことが。 それに比べると、やっぱりこの時点の五条先生と夏油はあまいんだな。 五条先生と夏油が、呪力や術式が元々強いのに、さらに体術鍛えてるっぽいのは、この敗北の影響かもしれんな。 伏黒父(仮)が夏油を殺さなかったのは、夏油が死んだら取り込んだ呪霊が解き放たれて、どういう事態になるかがわからなかったから、か。 適当に散ってくれればいいけど、自分をおそってきたら面倒だもんね。 頭撃ち抜かれて倒れてる理子ちゃんの絵がグロいんですけど! 黒井さんらしきものもころがってるし……グロい……エグい……ヒドい……。 「呪術も使えねぇ俺みたいな猿に負けたってこと」 なんか似たせりふをみたことあるような、と思ったら、夏油が「非術師は猿だ」って言ってるんだよね。 夏油、このことをよっぽど根に持ってるんだろうか。 「...

『ワールドトリガー』第182話「玉狛支部・6」+第183話「玉狛支部・7」 感想(先輩たちは頼られたい)

めっちゃ出遅れた……。次のSQ.の発売日、明後日じゃないか……。 オサム+迅さんとユーマ+緑川が合流。 迅さん、太刀川さんとソロランク戦やってるのか。 太刀川さん、よかったねえ。 で、迅さんに対戦をことわられて、ちらりとユーマをみる緑川がちょっとかわいい。 でもまあ、ユーマにしてみれば、だいぶ有意義な情報を入手できたんだから、これくらいはしてあげてもいいよね! 借りを迅さんに払わせちゃってる形にはなるけど、迅さん、三雲隊の役に立ちたくてしょうがないんじゃないかと思うから、これは内心、うれしいんじゃないかな。 ガンナーの戦闘スタイルの個性は、射程、弾数、威力、弾速の調整具合か。 散弾銃つかってる諏訪さんたちは弾数につぎ込んでるってとこだろうか。 二宮さんの戦法に対して、一度でも受けにまわれば、ヒュースでも落とされる、という話はおもしろかった。 なるほど、二宮さんのフルアタックを防ぐためにフルガードを使うと、攻撃に転ずることができないままで消耗させられる、ということか。 トリオン量的にはヒュースに有利があるけど、うっかり受けにまわっちゃったらあやういのね。 でも、二宮さんがフルアタックしている時は、当然、防御がガラ空き状態なわけで、そんな状態の二宮さんを守るのが、鳩原さんの主な役目だったのかもしれない。 そして、鳩原さんがいない今は、絶対に敵の攻撃を受けることがない、というシチュエーションにならない限りは、フルアタックは使えないのかな……とか考えると、鳩原さんを失ったのは、戦術的に大ダメージだったのかもしれないな。 ついに、人を撃つ、と宣言したチカちゃん。 でも、オサムはそうそう簡単に納得できないよなあ。 元々、面倒見の鬼なオサムが、チカちゃん相手だと過激度を増すからなあ(笑)。 「チカが撃てると思ったんなら、おれはやってみたらいいと思う」 ここで、フォローを入れてくれるユーマ。 最近のユーマは、三雲隊のよいバランサーになっている気がする。 いろいろ考えすぎてしまうオサムと、まだチームに入ったばかりのヒュースを、よくつなげてくれてると思う。 でも、ユーマは、自分がうまくやらないと、とか考えてなくて、オサムが好きだし、チカちゃんは守ってあげたいし、ヒュースのこともわりと気に入ってるから、みんながうまくやってくれるとうれしい、くらいの気持ちでいるんじゃないかな、と思ってる。...

『週刊少年ジャンプ』2019年39号 感想

『鬼滅の刃』 (第171話 変ずる) 表紙は時透くんに黒死牟の髪を食べさせてもらってる玄弥。 いや、ものすごくシリアスなシーンだってわかってるんだけど、絵面がどうにもアレでうっかり笑ってしまった。 あと、時透くん、片腕で、ものすごくがんばって玄弥の胴体と両腕をくっつけて、布を巻いてあげたんだね、って絵もなんか笑ってしまう。 いや、それで胴体と両腕がつながるってなんなんだよ。 これは異常体質ですませられるレベルなのか? とか思ってたら、無惨様の通信を傍受できるようになっちゃったよ! チャットに強制入会だよ! あれ、ROM専(?)だよね。書き込みとかできたらこわいよね。 無惨様、柱相手に戦ってる黒死牟に、あんなにうるさく呼びかけてるのか……。 邪魔じゃないかな。 あれで黒死牟、実は既読スルーしてたら笑えるけど。 岩柱さん、会話中も鎖をブンブンまわしててうるさいな、と思ってたら、あれの反響で周囲のデータを拾ってたのか。 それじゃあ、戦闘中もブンブンせざるを得ないな。 うるさいとか思って申し訳なかった。 岩柱さんと風柱さんで、黒死牟の耳を斬るところまで追い詰めた、と思ったら、あっさり反撃されてる。 岩柱さんはまだいけそうだけど、風柱さんはもう無理っぽい(泣)。 で、あの耳は玄弥が食べることになるのかな。 黒死牟の刀はからだの一部らしいから、刀が変形してもおかしくないのか……。 さらにグロさが増した……。 『ハイキュー!!』 (第362話 小さな巨人VS) サブタイトルの表示が変にかたよったレイアウトになってたんだけど、最後のページをみると、なるほど! ってなるのね。 これはおもしろい仕掛けだなあ、と。 つまり今回の正式サブタイトルは「小さな巨人VS最強の囮」なんだね。 「誰かがおれに名前をつけてくれるなら、おれは最強の囮がいい」 「小さな巨人」に憧れて、なるんだって言い続けてきた日向くんが。 最初は「囮」というポジションに残念さを感じていた日向くんが。 今、「最強の囮」と呼ばれたい、という。 これはもしかしたら、この物語の大転換点ではないのか? あきらめとかではなく、「あっ、気が付いちゃった」みたいな表情で、日向くんが言うのが本当にいいよね。 憧れは憧れのまま、ものすごく大事なものとして残っている。 でも自分が本当に求めるものは別にあったんだ、ってようやく気付いた、って感じ...