『週刊少年ジャンプ』2019年42号 感想
『Dr.STONE』(Z=121 石化光線の素顔)
コハクちゃんの「信念のために一歩一歩、延々と楔を撃ち続けられるような、そういう男に私は惹かれる」って言葉は、千空のことが好きだ、って解釈でよいのかな。よいといいな。
銀狼が刺されたところ、おもわず「ぎゃあ」ってうなった。
寸前まで、コハクちゃんに丸投げしようとしてるいつもの銀狼だったのに、最後の最後には自分の役目を果たそうとするのかっこいい。
あと、最後の最後にさよならを言いたい相手が金狼って、本当に仲いいな、この兄弟。
銀狼を救うために、わざと自分たちを石化させるように仕向けたコハクちゃんの機転。
こうやってみると、石化ってめっちゃ便利だな。
この石化武器を手に入れて、量産できるようになった復活液を使えば、司も無傷で復活できるんだな……。
コハクちゃんは「石化武器は科学だ」と判断した。
千空のそばにいて、メカニカルなものをみていたコハクちゃんは、これを「科学」と判断した。
だけど、見開きで描かれた石化武器はどうみても「現代」でつくれそうな感じしないんだよね。
なんとゆーか、オーパーツっぽい。
これをみたのがゲンか龍水だったら、また別の判断をしたんじゃないかな……。
千空たちは、コハクちゃんという貴重な武力を失ったわけだが、これからどうするんだろうね。
いよいよ氷月の出番か?
『鬼滅の刃』(第174話 赤い月夜に見た悪夢)
縁壱零式ってやっぱり初代様をモデルにつくられてたのか。
黒死牟は初代様の双子の兄と判明。
縁壱さんは「私は大切なものを何一つ守れず、人生において為すべきことを為せなかった者だ」と言ってたけど、「大切なもの」というのは兄で、「為すべきこと」というのは無惨様を倒すことだったんだろうな。
「感情の僅かな機微すらも見せなかった」というあたり、義勇さんに近い感じの性格だったんじゃないかな、と感じる。
いろんなことをたくさん考えているけれど、それを表に出して伝えるのが、極端に苦手なタイプだったんじゃないかと。
それにしても「お前だけがこの世の理の外側にいる」「神々の寵愛を一身に受けて生きている」って表現は誇大じゃないな、と思わせるほどの圧倒的な強さ。
柱3人を相手に余裕で戦えるほどの黒死牟に、80を超えた身で、死を覚悟させるとかっ。
あそこで寿命が尽きたのは、残る力のすべてを一撃に込めたからなんだろうな……。
双子の兄弟なんて、ちょっと産婆が間違えた程度で簡単に入れ替わったはずなんだよね。
それでも武家ならば、明確に「兄」と「弟」の差をつけなければいけなかったはず。
だから、ちょっとした匙加減で「兄」になったら、「弟」がここまで有能で、でも自分の方が上の立場であらねばならない、というのは、そりゃあ、こじらせるよなあ。
縁壱さんが無口で、黙って「弟」の立場を守って「兄」を立てるタイプだったら、余計イラッとしてもおかしくない。
「おまえ、何も言わないけど、本当はおれのことをさげすんでるんじゃないか?」的な。
人間時代の黒死牟も、痣が出ていたから、かなり優秀な剣士だったと思うんだ。
でも、「神の御技」までは到達できない。
おまけに痣が出現したからには、25までに死んでしまう。
となったら、生き延びるために鬼になることを選択してもおかしくないよな。
鬼になれば、人間である弟より強くなれるはずなんだし。
でも、弟は80を超えて生きてるし、全盛期と変わらぬ強さだし……で、自分が鬼になった理由を全否定してくる。
これはもう、殺したいほど憎むようになるのもわからんではない。
『チェンソーマン』(第38話 気楽に復讐を!)
やってることはめっちゃ下品なのに、なんかめっちゃさわやかな雰囲気になっとる!
アキがめっちゃ楽しそうにしてる!
いやいやいや、なんだこれ。
姫野先輩、天国でゲラゲラ笑ってるんじゃないかな。
デンジが夢の中で「ポチタ出てこいよ。夢の中くらい、撫でさせてくれ」って言うのせつない。
悲惨な生活の中でも、ポチタを撫でてる時は幸せだったんだろうな、デンジ。
デンジ、アキ、パワーちゃんがアキの家で宴会やってそのまま眠っちゃってるの、なんかかわいい。
アキは寝ている時でさえ、行儀よいなあ。
ところで、パワーちゃんの角が増えてるのなんなの?
あれ、ヒュースみたいに寝返りがうてないやつじゃない?
『ハイキュー!!』(第365話 終わりと始まり・2)
日向くん、熱が出てたのか。
ここんとこ日向くんのハイテンションっぷりがすごかったのは、リミッターはずれてた感じだったんだね。
『鬼滅の刃』世界だったら痣出てる状態。
「怪我じゃないです」って必死に訴える日向くんの姿がツライ。
そうだよね……怪我じゃないから大丈夫、って思いたいよね。
でも、武田先生はそれを許さなかった。
日向くんは、自分の体調をきちんと把握する、ということができていなかった。
これは、日向くんがちゃんとバレーボールができるようになったのが、高校に入ってからだったことも関係しているんだろう。
小学生の時から、きちんとした組織に入ってバレーボールをやっていた影山くんなら、同じ状態にはならなかったんじゃないかな。
日向くんは「選手」としての基本ができてなかったともいえる。
でも、日向くんがそういうのが苦手な子だって、ある程度、みんなはわかっていたわけで、だからこそ、自分が気づいてやるべきだった、ってみんなが自分を責めてるんじゃないかな。
日向くんは小さい、だから「他人よりチャンスが少ない」。
だから「君こそはいつも万全でチャンスの最前列にいなさい」という武田先生の説得が重い。
これはもう日向くん、反論のしようがないよね。
武田先生は意識的に追い詰めてるような気がする。
そこまでしなければ、日向くんを止められないから。
こんな状態の日向くんに、こんなことを言うのは本当につらいだろうね。
それでも、教師としての責務をきちんと果たす武田先生は、バレーボールのことがよくわかってなくても、本当にすばらしい顧問だな、って思う。
「ごめんなさい」って謝りながらぼろぼろ泣く日向くんの姿が、いつも以上に幼くて、泣く。
ここにきて「終わりと始まり」って初回のサブタイトルに戻るのがめっちゃ不穏なんですけど……。
春高バレー、これどうすんの?
次回、いきなり日向くんたちが2年生になっててもおかしくない感じになってるよ?
『ブラッククローバー』(ページ220 見舞い)
マルクスくんが魔法帝のところに戻れてよかった。
ていうか、魔法帝がショタ化しちゃったので、なんかちょっとあやしい絵面になってるな。
魔法帝の記憶はともかく、ヤミ団長の記憶をみたら、魔法帝をめっちゃ攻撃してるシーンが再現されてしまうわけで、そうなったらマルクスくんが憤死しそう。
てか、エルフ化中の記憶残ってるのかな。
シャーロット団長は残ってるみたいだけど。
シャーロット団長がてんぱりすぎてパジャマのまんまで王都を駆け抜けたあげくに、川を走って渡るの、なんかもう勢いありすぎで笑った。
ここまでアニメを続けて、小林ゆうさんの渾身の「うわあああ」を聴かせて欲しい。
『アクタージュ act-age』(scene81.サイド甲)
「調子に乗んなよな!」と言われて、「その心配はない」と答える武光。
武光にもいろいろと事情があるんだなあ。
常にパワフルな武光が、神妙な表情をしてると、なんかつらい。
花子さんの"仕掛け"は、夜凪父だろうなあ。多分。
『呪術廻戦』(第75話 懐玉 -捨壱-)
別記事(持てる者の肯定と持たざる者の否定)になりました。
『神緒ゆいは髪を結い』(第26話 "口だけ"の男)
アヤ子ちゃん、蟲がついてなくてもバカ強い。
蹴り技主体なのは、演奏家としては指を守らなきゃいけないからかな。
「アイネクライネナハトムキック!!」はなんか笑った。なにこのセンス。
「オレ、ゆいのことが好きだ。あいつを守るためなら死ねんだよ!!」って、鍵斗くん、かなり本気でゆいのこと好きだったんだな。
ちょっとびっくりした。
死んでもいいくらい好き、レベルだったとは。
ゆいを好きになったのが、内面をほめてくれたから、っての泣ける。
父親にすら外面しかほめられなくて、だからもっと外面をよくしようと努力してきた鍵斗くんだったけど、本当はずっと、内面をほめて欲しかったんだよね。
これ、鍵斗が片方の髪留めをほどいて、アヤ子ちゃんがもう片方の髪留めを自分でほどくのいいよね。
きっかけをつくってくれたのは鍵斗だけど、最終的に自分で自分を解放することを許した、って感じで。
『ふたりの太星』(#17 ハガデス。)
羽賀くんの無実だったとわかってよかった。
羽賀くんが「ハガデス。」から「羽賀です。」になれてよかった。
てかもう、羽賀くんには本当のこと話してあげた方がよくない?
信じてもらえるかわからんけど。
コハクちゃんの「信念のために一歩一歩、延々と楔を撃ち続けられるような、そういう男に私は惹かれる」って言葉は、千空のことが好きだ、って解釈でよいのかな。よいといいな。
銀狼が刺されたところ、おもわず「ぎゃあ」ってうなった。
寸前まで、コハクちゃんに丸投げしようとしてるいつもの銀狼だったのに、最後の最後には自分の役目を果たそうとするのかっこいい。
あと、最後の最後にさよならを言いたい相手が金狼って、本当に仲いいな、この兄弟。
銀狼を救うために、わざと自分たちを石化させるように仕向けたコハクちゃんの機転。
こうやってみると、石化ってめっちゃ便利だな。
この石化武器を手に入れて、量産できるようになった復活液を使えば、司も無傷で復活できるんだな……。
コハクちゃんは「石化武器は科学だ」と判断した。
千空のそばにいて、メカニカルなものをみていたコハクちゃんは、これを「科学」と判断した。
だけど、見開きで描かれた石化武器はどうみても「現代」でつくれそうな感じしないんだよね。
なんとゆーか、オーパーツっぽい。
これをみたのがゲンか龍水だったら、また別の判断をしたんじゃないかな……。
千空たちは、コハクちゃんという貴重な武力を失ったわけだが、これからどうするんだろうね。
いよいよ氷月の出番か?
『鬼滅の刃』(第174話 赤い月夜に見た悪夢)
縁壱零式ってやっぱり初代様をモデルにつくられてたのか。
黒死牟は初代様の双子の兄と判明。
縁壱さんは「私は大切なものを何一つ守れず、人生において為すべきことを為せなかった者だ」と言ってたけど、「大切なもの」というのは兄で、「為すべきこと」というのは無惨様を倒すことだったんだろうな。
「感情の僅かな機微すらも見せなかった」というあたり、義勇さんに近い感じの性格だったんじゃないかな、と感じる。
いろんなことをたくさん考えているけれど、それを表に出して伝えるのが、極端に苦手なタイプだったんじゃないかと。
それにしても「お前だけがこの世の理の外側にいる」「神々の寵愛を一身に受けて生きている」って表現は誇大じゃないな、と思わせるほどの圧倒的な強さ。
柱3人を相手に余裕で戦えるほどの黒死牟に、80を超えた身で、死を覚悟させるとかっ。
あそこで寿命が尽きたのは、残る力のすべてを一撃に込めたからなんだろうな……。
双子の兄弟なんて、ちょっと産婆が間違えた程度で簡単に入れ替わったはずなんだよね。
それでも武家ならば、明確に「兄」と「弟」の差をつけなければいけなかったはず。
だから、ちょっとした匙加減で「兄」になったら、「弟」がここまで有能で、でも自分の方が上の立場であらねばならない、というのは、そりゃあ、こじらせるよなあ。
縁壱さんが無口で、黙って「弟」の立場を守って「兄」を立てるタイプだったら、余計イラッとしてもおかしくない。
「おまえ、何も言わないけど、本当はおれのことをさげすんでるんじゃないか?」的な。
人間時代の黒死牟も、痣が出ていたから、かなり優秀な剣士だったと思うんだ。
でも、「神の御技」までは到達できない。
おまけに痣が出現したからには、25までに死んでしまう。
となったら、生き延びるために鬼になることを選択してもおかしくないよな。
鬼になれば、人間である弟より強くなれるはずなんだし。
でも、弟は80を超えて生きてるし、全盛期と変わらぬ強さだし……で、自分が鬼になった理由を全否定してくる。
これはもう、殺したいほど憎むようになるのもわからんではない。
『チェンソーマン』(第38話 気楽に復讐を!)
やってることはめっちゃ下品なのに、なんかめっちゃさわやかな雰囲気になっとる!
アキがめっちゃ楽しそうにしてる!
いやいやいや、なんだこれ。
姫野先輩、天国でゲラゲラ笑ってるんじゃないかな。
デンジが夢の中で「ポチタ出てこいよ。夢の中くらい、撫でさせてくれ」って言うのせつない。
悲惨な生活の中でも、ポチタを撫でてる時は幸せだったんだろうな、デンジ。
デンジ、アキ、パワーちゃんがアキの家で宴会やってそのまま眠っちゃってるの、なんかかわいい。
アキは寝ている時でさえ、行儀よいなあ。
ところで、パワーちゃんの角が増えてるのなんなの?
あれ、ヒュースみたいに寝返りがうてないやつじゃない?
『ハイキュー!!』(第365話 終わりと始まり・2)
日向くん、熱が出てたのか。
ここんとこ日向くんのハイテンションっぷりがすごかったのは、リミッターはずれてた感じだったんだね。
『鬼滅の刃』世界だったら痣出てる状態。
「怪我じゃないです」って必死に訴える日向くんの姿がツライ。
そうだよね……怪我じゃないから大丈夫、って思いたいよね。
でも、武田先生はそれを許さなかった。
日向くんは、自分の体調をきちんと把握する、ということができていなかった。
これは、日向くんがちゃんとバレーボールができるようになったのが、高校に入ってからだったことも関係しているんだろう。
小学生の時から、きちんとした組織に入ってバレーボールをやっていた影山くんなら、同じ状態にはならなかったんじゃないかな。
日向くんは「選手」としての基本ができてなかったともいえる。
でも、日向くんがそういうのが苦手な子だって、ある程度、みんなはわかっていたわけで、だからこそ、自分が気づいてやるべきだった、ってみんなが自分を責めてるんじゃないかな。
日向くんは小さい、だから「他人よりチャンスが少ない」。
だから「君こそはいつも万全でチャンスの最前列にいなさい」という武田先生の説得が重い。
これはもう日向くん、反論のしようがないよね。
武田先生は意識的に追い詰めてるような気がする。
そこまでしなければ、日向くんを止められないから。
こんな状態の日向くんに、こんなことを言うのは本当につらいだろうね。
それでも、教師としての責務をきちんと果たす武田先生は、バレーボールのことがよくわかってなくても、本当にすばらしい顧問だな、って思う。
「ごめんなさい」って謝りながらぼろぼろ泣く日向くんの姿が、いつも以上に幼くて、泣く。
ここにきて「終わりと始まり」って初回のサブタイトルに戻るのがめっちゃ不穏なんですけど……。
春高バレー、これどうすんの?
次回、いきなり日向くんたちが2年生になっててもおかしくない感じになってるよ?
『ブラッククローバー』(ページ220 見舞い)
マルクスくんが魔法帝のところに戻れてよかった。
ていうか、魔法帝がショタ化しちゃったので、なんかちょっとあやしい絵面になってるな。
魔法帝の記憶はともかく、ヤミ団長の記憶をみたら、魔法帝をめっちゃ攻撃してるシーンが再現されてしまうわけで、そうなったらマルクスくんが憤死しそう。
てか、エルフ化中の記憶残ってるのかな。
シャーロット団長は残ってるみたいだけど。
シャーロット団長がてんぱりすぎてパジャマのまんまで王都を駆け抜けたあげくに、川を走って渡るの、なんかもう勢いありすぎで笑った。
ここまでアニメを続けて、小林ゆうさんの渾身の「うわあああ」を聴かせて欲しい。
『アクタージュ act-age』(scene81.サイド甲)
「調子に乗んなよな!」と言われて、「その心配はない」と答える武光。
武光にもいろいろと事情があるんだなあ。
常にパワフルな武光が、神妙な表情をしてると、なんかつらい。
花子さんの"仕掛け"は、夜凪父だろうなあ。多分。
『呪術廻戦』(第75話 懐玉 -捨壱-)
別記事(持てる者の肯定と持たざる者の否定)になりました。
『神緒ゆいは髪を結い』(第26話 "口だけ"の男)
アヤ子ちゃん、蟲がついてなくてもバカ強い。
蹴り技主体なのは、演奏家としては指を守らなきゃいけないからかな。
「アイネクライネナハトムキック!!」はなんか笑った。なにこのセンス。
「オレ、ゆいのことが好きだ。あいつを守るためなら死ねんだよ!!」って、鍵斗くん、かなり本気でゆいのこと好きだったんだな。
ちょっとびっくりした。
死んでもいいくらい好き、レベルだったとは。
ゆいを好きになったのが、内面をほめてくれたから、っての泣ける。
父親にすら外面しかほめられなくて、だからもっと外面をよくしようと努力してきた鍵斗くんだったけど、本当はずっと、内面をほめて欲しかったんだよね。
これ、鍵斗が片方の髪留めをほどいて、アヤ子ちゃんがもう片方の髪留めを自分でほどくのいいよね。
きっかけをつくってくれたのは鍵斗だけど、最終的に自分で自分を解放することを許した、って感じで。
『ふたりの太星』(#17 ハガデス。)
羽賀くんの無実だったとわかってよかった。
羽賀くんが「ハガデス。」から「羽賀です。」になれてよかった。
てかもう、羽賀くんには本当のこと話してあげた方がよくない?
信じてもらえるかわからんけど。