『週刊少年ジャンプ』2019年50号 感想

『鬼滅の刃』(第182話 激怒)
付録のシールがめっちゃかわいくて、もう1冊買おうかな、と思ったんだけど、他に欲しい人がいたら悪いな、週末まで待って売れ残ってたら買おう、と考えてたら、売れ残ってなかった。いつもは何冊か残ってるのに……。
ていうか、普通にシールとして売ってくれないかな。

なんだかんだで無惨様おそろしく強いな。
そりゃそうだろうけど。
炭治郎の右目があっさりつぶされて呆然。
うぉ~。このタイミングで主人公の目をつぶすか!

義勇さんはなにげに強いよね。
炭治郎をかかえながら、無惨様の攻撃をかわしてるもんな。
炭治郎かなり強くなったけど、やっぱりまだ柱には遠く及ばないんだな、とわかる。

「やめなさいよーーーーー!!」って恋柱さんがつっこんできたのは笑った。
いや、無惨様が蛇柱さんと恋柱さんが死んだって言った時、さすがになんかのトリックで実際は死んでないだろ、と思ってたんだけど、こんなノリで登場するとは思わなかった。
炭治郎と義勇さんが信じたのは無理もないよね。
いやなんの描写もなく柱が死ぬワケないだろ、ってメタ視点があってそう思っただけだから、あの状況では無惨様の言葉でもうっかり信じると思う。
てか、無惨様は嘘はついたことがないような気がするな。

「足手纏いの厄介者。お前はもう引っ込んでいろ」は「ケガ人は休んでいろ」くらいの意味と理解した。
泣いて生存を喜ぶ炭治郎に、蛇柱さんが「!」「……」「他人より自分の心配をしたらどうだ」ってなったのわかる。
初対面の時も、柱稽古の時も、自分は炭治郎から嫌われることしかやってない、という自覚があるんだろうな。
だから、泣いて喜ばれて、一瞬、驚いてリアクションに困ったのが、「!」「……」だったんじゃないかな。

無惨様、部下が役立たずばっかり、的なことを言ってたのに、実際に鳴女さんが失敗したら「何をしている」って激怒してて、いや、結局、鳴女さんを頼りにしてたんじゃん、って思う。
そこがめっちゃ無惨様っぽい。

それにしても、ここにきての愈史郎大活躍とわっ。
場をコントロールしている鳴女さんをハッキングするとはびっくりだ。
ここで地上にたたき出されたら、うっかり愈史郎もお陽様の下に出ちゃうかもしれないんだが、それで死んでもいいと思ってるんだろうな。
愈史郎はもはや、珠世様を殺した無惨様憎しの気持ちだけで生きてるだろうから。

いやあ、本当にな……愈史郎が最終決戦でキーキャラになるとはな……。

『ハイキュー!!』(第372話 もう1人の挑戦者)
金田一と国見は大学進学か。
大学でもバレー続けてるのかな。
国見はやめてそうな気がするんだけど。

表紙の大王様と日向くんのツーショットが変なテンションすぎて笑う。
なんか、ノリがめっちゃ近い。

影山くんとウシワカは同じチームなのか。
影山くんが無言でウシワカの腕をつかんで、スマホの画面見せて、ウシワカも無言で驚いてる。
このふたり、チームメイトになってても、最小限の会話しかしなさそうなイメージある。
「トスはもう少し高く」「修正します」程度しかしゃべってないんじゃないかな。

大王様はアルゼンチンでプロになったのか。
それでなんでブラジルにいるんだろう。遠征かな?

大王様と日向くんが、そろって「いただきます」して、めっちゃ楽しそうに食事してるのなごむ。
高校時代は間に影山くんがはまってたから、なんとなく距離感あるイメージだったんだけど、ふたりだけになると普通になかよしさんだな。
大王様はにぎやかなの好きそうだし、なんだかんだで後輩の面倒見良い性格だし、日向くんは明るいし、先輩にかわいがられる系キャラだし、相性はいいんだろうな。

なれないビーチバレーで足とられてころんでる大王様みて「めっちゃ優エツ感感じます!」って、めっちゃ正直に申告する日向くんかわいいし、「正直か!」って速攻つっこむ大王様がほんと大王様。
日本語でボケツッコミできる相手ができてうれしそう。

ところで、Tシャツに「SUMESHI」って書いてあると思ったら、背中側は「すめし」なんだね。
なんでそんなに酢飯押しなんだよ。

『チェンソーマン』(第45話 皆殺しのメロディ)
「カビの悪魔」とか字面的には地味だけど、心臓と腸にカビを生やされるのこわすぎるな。
デュラハン状態のレゼちゃんもこわすぎる。
てか、頭の方が爆発するのか。

こんなシュラバに「発砲願います!」「許可する!!」って、いちいち許可とるのか、と思ったんだけど、銃規制が厳しい世界だから、そこらへん扱いが厳密なのかな、と考え直したら、「日本は銃撃つとき許可制なの?」って言われてたので、全世界的な規制ではないようだ。
このせりふからして、レゼちゃんは外国勢力か。ソ連とか?

コンが「この味、もう嫌い…帰る…」って言ったの笑った。
いや、それでいいのか、コン。
あんだけびびっててもデンジを守り抜いたビームくんを見習え!!

『アクタージュ』(screen89. 海の中)
幕間休憩で、吉岡くんが興奮してべらべら解説する横で、「大丈夫かな、夜凪…」って夜凪ちゃんのこと心配してるひなちゃん、本当にいい子だな。
あの芝居を観て、夜凪ちゃんのことが心配できるって、夜凪ちゃんが追い詰められてるってことを薄々勘付いてるんだろうな。
ひなちゃんだけが、夜凪ちゃんを女優ではなく、友達として観ている。
それは、夜凪ちゃんにとっては不本意なのかもしれないけど、この子がいてくれれば、夜凪ちゃんは大丈夫な気がしてほっとする。

星アリサが憂い顔なのは、事務所的なことを考えると千世子ちゃんに勝ってもらわなければ困るから、というわけではなく、純粋に夜凪ちゃんのことを心配してる感じがする。
気苦労が多いよなあ、この人。

花子さんはさらに夜凪ちゃんを追い詰めようとしているが、この人も、ずっとずっと何かに怒り続けてるんじゃないかな、と感じる。
誰を傷つけても心がいたまないほど、心がいたんでる。そんな感じがする。

天知も花子さんも、夜凪ちゃんを利用し、振り回しているけど、方向性が真逆だよね。

『呪術廻戦』(第83話 渋谷事変・1)
別記事(年末年始は聖地巡礼しつつ複製原画展を観るんだ)になりました。

『神緒ゆいは髪を結い』(第34話 閉ざされた邪馬台国)
石仏がとけて「奈良県怪光線お釈迦スケバン・阿修羅寺あす香」があらわれた!
って、何言ってるかわからん(爆)。
いや、後光を「怪光線」と解釈するって斬新すぎるな。

あと、「まず私が皆を守る!!」って言ったアヤ子ちゃんがかっこよすぎ!
アヤ子ちゃんがあんなに蟲撲滅にこだわるのは、元々、橘城家がこの蟲化を広めたので、その後始末も自分たち一族がやらなければいけない、という想いからなのか。

『ふたりの太星』(#25 一番近い言葉)
星くんと羽賀の対戦はネット中継されてるのか。
「逆に誰?」ってコメに笑った。
そうだよね。逆に誰状態だよね。
と思ってたら、堂々になったりするし、自由自在だな。

「どう考えたって俺の人生の方が悲惨やろ」と言われて素直に「疑って悪かった」ってなる星くん。
いや、星くんもなかなかに悲惨な人生だと思うんだが。
まあ、羽賀は知らないもんね、二重人格のこと。
と思ってたら、ネット中継あるのにバラしちゃうし!

もうめちゃくちゃだよ。おもしろいけど。
これ、太くんになった時、めっちゃ困るよね。