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『ワールドトリガー』第239話「遠征選抜試験・35」 感想(続・トリオン兵つくーるのトリセツ)

オリジナルトリオン兵をつくろう! の続き。 今回は辻ちゃんから。 恐竜好きの辻ちゃんらしい恐竜をちょっとかわいくした感じのデザイン。 「ネイバーのトリオン兵はなんていうか 三門市の人にとっては印象が悪いじゃないですか」 それはもう当然だよね。市民なら被害受けたことがない人はいない、ってレベルでしょ。 生駒さんは県外から来た人だから、そういう感覚がボーダー内では薄い方なのかもしれないけど。 一目見て恐竜モチーフって分かるデザインにすれば、味方がつくったんだなって三門市の人たちにわかってもらえる、というのはありそう。 生駒さんのは……サザエかな?(←手心を加えた表現) 王子は肩にのっけるミニタイプ。 これはグッズ化可能だな! 隙を狙って射撃するって、このサイズだとあまり威力はないかもだけど、めっちゃウザそう。 背中に装備して空を飛ぶタイプとか、王子はウェアラブル系デバイスに興味があるのか? 一方、弓場さんはめっちゃ悩んでいた。 弓場さん、こういう自由に考えろ、系の課題に弱そうな気配がある。 枠組みとかルールがあってその中で考えろ、の方が得意そう、というか。 小荒井はかなり説明上手だな。 ルールを示されてすぐに具体例を出せるあたり、ゲーム好きなのかも。 弓場さんはゲームとかあんまりやらなさそう。 太一の救護活動用トリオン兵は良いなあ。 トリオン兵=戦闘用ってイメージがあるし、実際に救護活動用というのがあるとしても、ネイバーがそれをわざわざミデンに持ち込むはずがないから、見たことないだろうけど。 瓦礫の中でも揺れなく進むことができて、ある程度の攻撃を弾けるシールドがついてれば、かなり安心できるよね。 騎乗用のトリオン兵というのもおもしろい。 でも、荒船が嫌がりそうなので、犬っぽいデザインはやめてあげてください。 以前、犬型トリオン兵にさんざん襲われたけど、あれに乗れればもっと早く移動できるのに、とか考えてたのかな。 足が速くて食いついてくるアタッカーイメージがユーマなの、ちょっとかわいい。 近界だとトリオン兵は移動車両的な存在でもある、というのは、なるほどなあ、って思った。 自動車とか飛行機がないんだから、トリオン兵がそれ相当のものなんだよね。 太一がこの課題でめっちゃ生き生きしてるの良いし、柿崎3番隊がそのことでいい雰囲気になってるのも良いよね! 水上はさすがに、見た目と...

『アンデッドアンラック』(No.195 On your mark!!) 感想(最高の生を求めて)

このサブタイトルどこかでみたような、と思って調べたら「No.077 On your mark」(スプリング編)だった。 どちらもトップくんが走り出す回だ。 靴職人やってる春歌ちゃん。 「武器とか鎧より人の生活を支え守る物を作りたい」か。 今回ループではお父さんがご存命で、山岡の家業を継いでると思われるので、進路に関する選択肢が広がったというのもあるのかもね。 それにしても、春歌ちゃんを見るトップくんの目がやさしくてかわいい。 「ビースト」に対して、縄張りをわけての共存を提案するトップくん。 まだUMAというものがわかってないから、まあ仕方ない。 「獣は共存など求めてない」ってのは、そりゃそうだよねえ、ってなった。 「人と大地から この世界は始まった」 ここのとこのイメージがおもしろいなあ。 空も海もなくて、大地に灯火のように点在する魂、か。 てか、いろんな天地創造神話があるけど、一番最初にあったのは人と大地、というパターンははじめてきいたな。 「あの方が求める 最高の生を見つける為に」 そして、「神」の目的が初めて示された! 「サン」と「ルナ」がゲーム感覚でやってるだけかと思ってたら、一応あったのね。 「ビースト」の言う「あの方」は「サン」だと思われるので、「ルナ」にはそんなものない、という可能性もあるけど。 アンディと風子ちゃんが「最高の死」を探す物語、というのは第1話から提示されていたけれど、対するラスボスが探しているのは「最高の生」か……。 最初に「魂」があって、 「死を足せば 焦りを覚え」 「変化を与えれば 嫉妬を覚え」 「運を与えれば 無謀に動き出し」 「戦を与えれば 殺し合う!!」 これまでの言動+キャラデザも合わせると、第1席「魂」、第2席「死」、第3席「変化」、第4席「運」、第5席「戦」は確定っぽい? 「魂」の器としての否定者がいないとしたら、「不死」は最初に生まれた否定者ということになるのかな。 「神」が人同士のいざこざに飽きて足したのが「獣」。 話し合いも妥協も成り立たない敵を投入してみた、って感じかな。 風子ちゃんがクエストをパスし続けたことで、その同胞は前回までのループよりもずっと多い? そういえば、ペナルティでランダムに獣とか虫とか足されてるこの世界の進化の系統樹ってどうなってるのかな。 足される時になんとなく辻褄あうようにしてくれてるのか...

『週刊少年ジャンプ』2024年12号 感想

『逃げ上手の若君』、『呪術廻戦』に続き『超巡!超条先輩』まで人間を振り回して武器にしてた。 ジャンプで人間投擲が流行している!(←なんでこんなネタがかぶるの?) 『超巡!超条先輩』 (第2話 猫探し巡査長) 「よほどの用がなきゃ心の読める人間になんて近づかねぇ」ってのは、そりゃそうだろうな、と。 それを「そういうもんですか~」って言っちゃう子が相棒になってよかったねえ、ってなる。 「…ふっ アンタ猫の心も覗くわけ?」 「おう 気持ち悪ィだろ」 人間どころか猫の思考まで読めるとか、めっちゃしんどそうじゃん。 それなのに、人が多い繁華街で警官やってるとか、何かあるんだろうね、超条先輩。 それにしても、マンガのテンポがあいかわらず小気味よくてすごいな! 『逃げ上手の若君』 (第145話 公武合体アキレンジャー1338) 別記事になりました。 『アンデッドアンラック』 (No.195 On your mark!!) 別記事(最高の生を求めて)になりました。 『ツーオンアイス』 (第20話 荒野の誘惑) たっくん、女性関係でひどいトラウマを抱えていた。 それ自体は気の毒だけど、それが原因でまだ小学生だった綺更ちゃんにあの対応してたとしたら、それどうなのよってなるよ。 常呂コーチも人としてどうなんだ、ってとこはあるけど、案外、たっくんの指導者としては適任だったのかもしれない。 でも、芸術表現が何より大事で、そのためならたっくんをさらに壊してもかまわないって考えてるふしがあって、フィギュアスケーター以外の部分のたっくんの人生を食いつぶしてる感じもする。 「正しくなくなるほど美しくなる…」 この言葉のせいで、たっくんは人間としての道徳心みたいなものを切り捨てることにお墨付きを得てしまったのかもしれない。 このやり方が、フィギュアスケーターとして「正しい」んだから、他のことなんて知ったことではない、と。 でも、それを言葉にすると袋叩きに遭うということはちゃんと理解しているので、決して言葉にはしない。 ちゃんと人気者としての外面は保てる。 人気者になれば、フィギュアスケーターとして良い待遇を得られるので、それは必要なことだ。 たくさんの人を魅了するたっくんのスケート。 でも、綺更と隼馬はその美しさを認めても、魅入られることはないのね。 そもそも、綺更がそういうのに魅入られる様子がなかっ...

『逃げ上手の若君』(第145話 公武合体アキレンジャー1338) 感想

なんだこのサブタイトル……。 宇都宮殿のボケネタは何度使ってもおいしいなあ。 というわけで、顕家軍、反撃のターン! 「少数精鋭の機動力に苦戦したが 少数ゆえに減り始めればとたんに弱る」ってのは、なるほどなあ。 大軍ならばちょっとつまずいても立て直す余裕があるもんな。 基本的に少数精鋭というのは、敵をひっかきまわして味方側に損害が出そうになったら即撤退、というヒットアンドウェイに徹するべきなんだろうね。 逃若党が得意とするパターン。 新田(息子)に首を狙われてギョッとする土岐がおもしろい。 いや、ギョッとしてる表情ではなく、面頬なんだけど、そうみえるように描いてるよね、多分。 それにしても新田(息子)めっちゃ強いな! 一方、土岐は「残弾」に「むすこ」ってルビを付けていた……。 結城の刀、刀身に「殺」がたくさん書かれていて殺意が高すぎる。 そして剥がされた兜の下の土岐の顔はただ無表情。 戦の高揚感とか、防具をはずされた焦りとか、そういう感情がみえない、という意味ではなく、表情が無い、という文字そのままの無表情という印象。 モノローグからして感情がないわけではなく、それを表に出す意味がないから表情を動かさない、くらいのイメージ。 これは怖い! ところで、あれだけしなる櫓の上で弓を正確に射れる顕家すごすぎじゃない? 羽根が円を描くように舞っていて、絵も最高に美しいです! 顕家の弓と、逃若党のダメ押しで土岐は水に落ちて退場。 水落ちは生存フラグだって、特撮ヒーローもの好きな人はみんな知ってる! 「公武合体アキレンジャー」というサブタイトルもそこらへんを示唆してる?

『アンデッドアンラック』(No.194 Beast) 感想(ゲームとしてのクエスト)

センターカラー絵がちょっと映画ポスターっぽい。 あと、ジュリアちゃんと春歌ちゃんの髪色同じなの? 「ビースト」に一方的にやられる風子ちゃん。 さすがに上位十理相手に一対一では厳しいのか。 あれだけの攻撃くらっても起き上がる風子ちゃん、頑丈過ぎる。 「円卓にいなくても口頭でのポイントの譲渡は可能」 さらに、ポイント譲渡により円卓の席の入れ替えも可能。 「何かにつけてジュイスが円卓に役割を持たせたのはアークと悟らせないブラフだからな」 これにはめっちゃ驚いた! いや、そんな根本的な設定がダミーだったの? 席を譲れるのなら、アンディと風子ちゃんが円卓に座るために、ボイドさんとジーナさんを犠牲にする必要まったくなかったってことだよね? ジュイスさんの性格からして、これはかなりなダメージだったろうな。 ツライ……。 でもまあ、前回ループのビリー様が円卓を奪った時、それが「アーク」だと気づいてなかったから、ブラフという保険をかけたことに一応の成果はあったのか? てか、成果がなかったらジュイスさんがかわいそすぎる。 要するに、円卓は「アーク」としての機能がほとんどで、それ以外の時は不要? でも、円卓の席が埋まってないとクエストを受注できない、というのは本当のような気がする。 アポカリプス、口が悪いし余計なことも言うけど、ジュイスさんを不利にする情報はちゃんと黙ってたんだな。 春歌ちゃんが「どなたか席を譲ってください!!」って言ってるってことは、席の入れ替え可能って話はメンバーに周知されていて、これまでにもちょくちょくやってる? 12席と13席って誰だっけ? って思ったら、チカラくんと円陣なんだけど、単純に最下位を入れ替えただけなのね。 風子ちゃんのポイントはヴィクトルから譲ってもらったものがほとんどだと思うんだけど、ヴィクトルはずっと円卓に席を持っていたから、かなりなポイントを持ってたはずだよね。 自分はどうせ死なないんだからと常に最前線で戦ってたようだから、ジュイスさんよりもポイント稼いでたかも。 そして、自分が1席にならないようにジュイスさんに譲渡してた可能性がある? 次のループはないんだから、ポイントを温存する意味もないし、風子ちゃん、豪快に使ってそう。 クエストは否定者側が一方的に不利にならないように調整されている。 そのパラメータとしてあるのが参加人数。 前回ループで「...

『週刊少年ジャンプ』2024年11号 感想

『超巡!超条先輩』 (第1話 超能力巡査長) 沼駿先生の新連載! 『左門君はサモナー』が大好きだったのでうれしい。 あいかわらずのすっきりした線とかわいらしさと言語センスがすばらしいです! 一番ウケたのは「奥襟が付いた相手なら悪魔も投げる心構えなんですけど…」だった。 アンディ(from『アンデッドアンラック』)みたいな裸族相手だったらどうすんの、って思った。 『アオのハコ』 (#136 ファイト栄明) 菖蒲ちゃんが「私に嫉妬している!」「女のカンが言っている!」って言ってるけど、菖蒲ちゃんの恋愛関連の推測って、これまでことごとく外れてるような気がするんだが……。 なので、砂季ちゃんが匡くんのことどう考えてるのかはわかんないなあ。 一方、大喜くんと千夏先輩の関係は、こじれる要素が見当たらず順調そのもの。 千夏先輩の負傷でギクシャクするかも、って思ってたけど、そういうのはなさそうでホッとした。 そういうの求めてないから! ひたすらいちゃいちゃしてくれればそれでいいから! それはそれとして雛ちゃんも幸せになって欲しい。 『あかね噺』 (第97席 微笑ましい) 今週の朱音ちゃんやたらかわいいな、って思いながら読んでたら、なるほどこれが本来の朱音ちゃんの愛らしさを前面に押し出した「阿良川あかね」なのか。 絵がうますぎる! 『アンデッドアンラック』 (No.194 Beast) 別記事(ゲームとしてのクエスト)になりました。 『逃げ上手の若君』 (第144話 まつりごと1338) 別記事になりました。 『グリーングリーングリーンズ』 (第10話 「ないものねだり」) 年の差がひらいてる兄弟だから喧嘩にならないうえに、一緒に生活してる時間が少ないからとっかかりすらつかめないオリバーとジョアンの兄弟。 それに比べて、珀は弟の遊び相手を自然にこなしてるし、お兄ちゃん力が高い! 八重崎家もなんか事情抱えてそうではあるけど。 礼としてパターを教えるかコンペ参加するかを選べ、と言われてるのに「両方」と答える図々しさが珀のいいところ! 『アスミカケル』 (Final Round 明日見) 終わっちゃったか……アンケを貢ぎ続けてたんだけどなあ……。 おじいちゃんがなんかもうガチの人すぎるんですけど。 なんか『ドリトライ』に普通に出てきそう。 お父さんが平穏な常識人って感じなんで、おじいちゃん...

『逃げ上手の若君』(第144話 まつりごと1338) 感想

逃若党の働きにより「土岐の突進が鈍ってきた!」はわかるんだけど、「人間を拾って投げる隙も与えない!」で、ん? ってなったよね。 さらに「敵兵を捕らえたぞ! 土岐が投げ損なった人間爆弾だ!」とか言いだすし。 いや、意味はわかるし、間違ってないんだけど、なんかおかしくない? まあ、土岐の存在そのものがバグなのでしかたないのか。 「主君が死ねと言えばそれが最優先さ 武士だから」 モブ顔の敵兵が曇り無き眼で言う。 それに静かに怒っている玄蕃。 「あーあ やだな武士のこういうとこ」 元からそういうのが嫌いだったけど、時行に仕え続けて、さらにダメになってそう。 時行は絶対に郎党に「死ね」とは言わないからな。 自分を裏切ってもいいから死ぬな、とは言うけど。 まんまと亜也子におびき出された桃井。 大人びてみえる亜也子の年齢をきいてダメージを受ける。 桃井、そこらへんの感覚はまともだった。 その12歳のクソガキを追いかけて戦線離脱したこと、どうごまかすんだろうな。 ものすごいやらかしだと思うんだけど。 一方、土岐は逃若党の妨害にいらっとしたらしい。 「精鋭兵を贅沢に爆散」する暴挙に出た。 贅沢……ってなったんだけど、前回の計算式を考えると、ここで精鋭兵を減らしたらいけないはずなんだよね。 そう考えるとゼイタクと言える? ここで顕家の再投入か! 雅楽を奏で、なんか紅白でみたようなド派手演出でご登場です! 「なんだかわからんけどすげーぜ顕家サマ!!」って、私も思った。 これには玄蕃と夏ちゃんも思わず吹き出す。 「あはは あの公家バカだ」 出だしで、武士に腹を立てていた玄蕃が、公家の行動に笑う。 でもまあ、公家の中での顕家は特別だからなあ……。 土岐のやり方は嫌いだけど、時行のやり方は好き、そして、最近、時行の上司になった顕家のやり方もおもしろいと思う。 これは、武士の規範みたいなものには決して従わない玄蕃にとって、この陣営に居座る根拠の強化なのかな、とも思う。 忠誠心なんてないけど、楽しいからこのままでいい、という自分への言い訳が立つのかな、って。 それにしても、顕家は本当に良いキャラだな。 どんだけ無理をしてでも自分の筋を通すし、他人のそれもないがしろにしない。 それになんといっても美しい!

『アンデッドアンラック』20巻 箇条書き感想

ちょっと遅れたけど単行本感想でございます。 ついに20巻到達! おめでたい! ・表紙はチカラくん+涼ちゃん+学校潜入メンバー+春歌ちゃん! チカラくんが撮って風子ちゃんにプレゼントした卒業写真ですね。めちゃくちゃ良い表紙 ・春歌ちゃんを探してる一心おじいちゃん、逃げようとしてシェンに「不真実」をかけられるファン、しっかり風子ちゃんを「不変」ガードしてるジーナちゃん、一番目立つ場所を確保したのに安定の「不可視」。通りすがりに写り込んじゃったらしいビリー様。ニコにいたずらしかけてるイチコさん。小ネタ満載すぎる ・ところで涼ちゃん、否定者じゃないのに表紙に描かれた初めてのキャラじゃない?(UMAは除く) ・カバー折り返しの著者コメントは涼ちゃんについて。そうか、チカラくんにとっての涼ちゃんみたいな、実在の涼ちゃんがいるのか。なんか読んでる私までうれしくなっちゃいますね ・黒斗雲に中途半端にしか乗れなくなってしまったファン。それをうれしそうにみてるシェン。シェンは金斗雲によく乗ってるから、ファンが乗れなくなった理由を察してるのかな ・そういえば、ショーンは金斗雲に普通に乗れるようになったんだろうか。まだ審議中なんだろうか ・ブレードランナーの攻撃力は使用者の身体能力、精神力の強さに比例する。リップが子供になってた時に弱体化したから、身体能力は関係あると思ってたけど。ラトラが使っても強いのは精神力の強さに比例するからかな。ラトラ自身もそこそこ体鍛えてそうだけど ・ブレードランナーが報酬だったクエストをパスしてたので、どうやって手に入れたのかと思ったら、ユニオンが文献を元にあたりをつけ、イチコさんの科学力で探し当てたのね ・ユニオンには、風子ちゃんの知識を元に、世界中の文献からアーティファクトの所在の手がかりを探す部署がありそう ・ラトラはライラが髪を伸ばせば短くするし、ショートにすればロングにする。できるだけライラに似ないようにしてたんだろうか。リップから距離をとるために? ・前回も今回もリップからもらったイヤリングを着けたがらないラトラ……せつない…… ・21巻の表紙はリップ+ラトラ+ライラかな? でも、久々にアンディも見たいかな / #アンデラ 最新20巻 本日2/2(金)発売🎊 \ #アンデッドアンラック 最新20巻が本日発売📘‼️ 次なる任務地は日本の高校🏫...

『アンデッドアンラック』(No.193 不停止VS不運) 感想(能力を得た理由)

トップくんの「不停止」が発現したのは3年前。 発現した年齢は前回ループとだいたい同じなのね。 風子ちゃんたちがクエストをパスしまくってた間に発現しちゃったけど、ユニオンがしっかり観測してたんだろうね。 春歌ちゃんが止めてくれて、友達を犠牲にすることなく切り抜けた、と。 日常生活の中で発現したチカラくんと違って、トップくんは競技会で発現したから、その時だけ会場でスタンバっておけばいいわけで、比較的、止めやすいんだな。 でも、この時点で春歌ちゃんが「一心」を継いでいるということは、やっぱりおじいちゃんはユニオンのみんなと再会することなく、この世を去ったのか。 年齢的に、本人も円卓のみんなもその可能性は覚悟してただろうけど。 トップくん、すでに「不停止」を使いこなしてる。 風子ちゃんの指導がないわけだから、自力でここまでたどりついたのね。 前回ループではいちいち骨折してたからこんな気楽に使えなかったけど、今回はそんな負担もないので、上達しやすいってのはありそう。 風子ちゃんが強すぎで「日本の女ってどーなってんだ」っていうのは、とんだ風評被害だな! 風子ちゃんと春歌ちゃんが頑丈なのは認めるけど、まったく基準にならないよ! でも、残りのユニオンの日本人女性は友才さんか……いかん……くるるちゃんをはやく勧誘しないと! ところで、トップくんと戦ってる風子ちゃんが、すっかりバーサーカーなんですが。 風子ちゃん、たくましくなりすぎで、こんな風子ちゃんをみたらアンディは……おもしろがりそうだな……。 やっぱり、トップくんがやさぐれちゃった原因は、「不停止」で陸上選手としての夢が断たれたことと、お母さんの病気で町から追い出されたことで、この世界に絶望したからか……。 お母さんが気丈に息子を戒め続けてることで、ギリギリのとこで踏みとどまってる感じかな。 前回ループでは友達を失っても、こんな目に遭わせた「神」を蹴り飛ばすという目標と、似たような境遇の仲間を得ることで、なんとか前を向けたんだろう。 でも、今回はユニオンメンバーがいなくて、わけのわからない能力だけがある状態だからなあ。 春歌ちゃんがずっと声をかけ続けていても、「不壊」はデメリットがみえない能力だから、同じ境遇とは思えないだろうし。 ユニオン側にしてみれば、トップくんまだ子供だし、親もちゃんといるし、日常生活に支障が出る能力ではな...

『週刊少年ジャンプ』2024年10号 感想

『ウィッチウォッチ』 (142 サンタクロース・ファンタジー 後編) ケイゴとネムちゃんがあいかわらずすれ違っている。 ケイゴはわけわかってないし、ネムちゃんは怒ってもしかたないことと理解はできても受け入れられないんだろうね。 「ほなきっとお前がいらん事言うたんやわ」というカンシの読みは当たってるけど、ケイゴには「いらん事」ってのがどれのことかさっぱりわかってないの、ちょっとかわいそう。 今回、ネムちゃんの魔女としての覚醒回かと思ってたら、まさかのエンディングだった。 薬で10歳分育ったニコちゃんをみて、おもわずうずくまっちゃったモイちゃん。 「ずっと会いたかったんだもんな」 そうだよなあ……会いたかったよなあ……。 いつか会えるとわかっていても、今すぐに会いたかったよなあ。 ニコちゃんがサンタを信じてるから、いろいろと葛藤はありつつも、その夢を守るためにがんばったモイちゃんが、そのご褒美をニコちゃんからもらったみたいな、そんなステキな結末だった。 『ONE PIECE』 (第1106話 “きみの味方”) くまのパシフィスタに対する最高権威をボニーにしていたか……。 サターン聖、自分も科学者だから変な細工してもわかるぞ的なことを言ってたけど、ベガパンクにいろいろごまかされてるじゃん。 ここでドリーとブロギーが再登場! これは力強過ぎる援軍だな。 そして、ルフィを「太陽の神」って呼んでる? ニカ=ルフィと知ってはせ参じたってこと? 『ハイキュー!!』 (番外編 海信行の悪夢) 映画特典の冊子に載るらしい番外編。 研磨のイメージの中でも超しつこい烏野。 想像しただけで「だめだラリー終わんないっ…! つかれたもうやめたいっ…!」ってなるって……研磨の脳内再生烏野がリアルすぎる……。 『あかね噺』 (第96席 たかが落語だ) おっ父が破門された件の原因が泰全ってどういうことなの、って思ってたんだけど、一足先に真打ちになってた泰全が一生師匠の期待に応えていたら、あんな決断をしなかったかもしれない、ってことなのね。 それが本当に原因なの? って思うんだけど、泰全はそれを信じた。根拠なき中傷とは受け取らなかった、ってことか。 「たかが落語だ」とおっ父は言うけれど、それを言えるまでにはいろいろあったんだろう。 でも、妻と娘のためにふんばったんだろうな。 あの頑固そうな泰全をどう説得...

『逃げ上手の若君』(第143話 土岐頼遠1338) 感想

土岐頼遠の通り道でサクサク人が死んでくの怖すぎるな。 みんなの死生観と遠近感がバグっていく……。 ずば抜けて強い精鋭以外は「残弾」扱い。 ただ土岐に投げられるためにそばにいる。 人間爆弾にされるとわかってるはずの「残弾」たちの無表情っぷりが怖い。 「一人の犠牲で七十人倒せる 残弾が五百あれば…倒せる兵は三万五千!」 なるほど、土岐はちゃんと有利をとれる数を用意してるのか! 数字は合ってるのかもしれないけど、こんな計算を成り立たせるのむちゃくちゃすぎるだろ。 一方、上杉は長尾の肩を縫いながら、弧次郎の意見を長尾に確認してた。 「…いえ大恩ある上杉様に過失など」って、かなり苦しい言いまわしだな。 大恩ある上杉様相手でも嘘をつけない長尾は好きだよ。 「十度戦えば八度は敗けるかと」って、土岐相手に二割は勝てる自信あるって、長尾すごくない? 土岐頼遠の進撃を止める役目を時行たちが請け負う! 恒例、鬼ごっこの一枚絵の時行がめっちゃ恍惚としてて笑った。 こういうギリギリまで接近しながら逃げるって、時行が一番好きなパターンなんじゃないかな。 乱戦から抜け出し、けがの手当てを受けている顕家。 羽根飾りをはずしてる姿に、尾羽打ち枯らす、って言葉を思い出した。 しかしながら、一時的に弱ってもそこは顕家! 「この戦で最も美しく眩しく目立つのは余だ!!!!」ってあっさり回復した。 ですよね~。 しおらしく時行たちの活躍を褒め称えるだけなんて、顕家様じゃないよね!

『アンデッドアンラック』(No.192 Survival of the Fittest) 感想(人としてのルール)

金斗雲でトップくんの元に向かっている風子ちゃんとジュリアちゃん。 風子ちゃん、アンディの魂弾とそれ以外を見分けられるのね。 てか、見えてる光はやっぱり「ランゲージ」か「ビースト」なんだろうね。 否定能力について説明する風子ちゃん。 やっぱり発現時に大切なものを失ってしまうことがある、というのは説明しておかなきゃいけないよね。 でも、今のところジュリアちゃんが「不正義」を得て失うものってあるのかな。 すでに平穏な学生生活とか、フェンシングチャンピオンとしての将来を捨てかけてるけど。 「風子さんが殺したんじゃない」 「その能力のせいじゃないですか」 のところで、やっぱりうつり込む満月……。 否定能力に選ばれる理由はちゃんとある、か。 今のところ、その能力をもらって一番、苦しみそうな人にうつるのかな、って思ってるんだけど、もっと具体的な選抜理由があったりするんだろうか。 一番よくわからないのは「不壊」で、なんで一族の中で継承されているんだろう。 トップくん再登場! すでに「不停止」が発現してて、しっかり使いこなしてる。 それも悪い方向に。 ついでに春歌ちゃんも再登場! なんかトップくんとすでに仲良し? 前回ループのおどおど感がないのは、父親の死という悲劇が回避されて、自信喪失してる春歌ちゃんじゃないからかな。 トップくんと歳が近くなってるから、以前ほど後ろ向きにならなくて済んでる、というのもあるかも。 てか、虫取り網でどうやってトップくんを捕まえるつもりなんです? トップくんは春歌ちゃんから「不壊」の靴をもらってる? だから、あの加速に耐えられる靴になってるのね。 これは、すでに春歌ちゃんが「不壊」を継承してるってことなんだろうか。 だとすると、一心おじいちゃんはお亡くなりになってることになるが。 春歌ちゃんがおじいちゃんに頼んでつくってもらった、という可能性もあるか。 「不停止」の停止条件が、自分の肉体の形状を著しく変化させる、から、蹴りで何かを壊す、に変化してた。 走るたびに骨折するのは痛々しかったから、木を蹴ればいい、で済むならそれがいい。 でも、走ってる時にわざと木材とかを投げつけたら、それで止まっちゃうことになるのか? 自分の意志で蹴る、とか条件付き? 「不停止」発現時の悲劇は防げてる。 大切な友人たちを失わずに済んだから、トップくんにはユニオンで戦わなければい...

『週刊少年ジャンプ』2024年09号 感想

『逃げ上手の若君』 (第142話 バグ1338) 別記事になりました。 『ウィッチウォッチ』 (141 サンタクロース・ファンタジー 前編) 24歳のミハルくん、美形すぎじゃない? 中身は中学生なミハルくんなんで、妙にかっこつけなポーズとってるのが難だけど。 『ONE PIECE』 (第1105話 “愚の骨頂”) ウソップの「バスターコール何回くらうんだおれ達ィ!!!」に笑ってしまった。 確かになあ、滅多なことでは発動しないはずのバスターコールだから、一生に一度くらうだけでもかなり運が悪いはずなのになあ。 でも、ニコ・ロビンは生存していることそのものがバスターコール相当の存在なんだろうな。 ベガパンクは発明だけできればそれでよかったんだろうけど、それが許されないところに踏み込んじゃってる。 でも、自分から踏み込んでるところあるので、ただの気の毒な科学者と言い切れない感があってちょっと複雑。 この人の発明がなければ不幸にならずにすんだ人もいただろうし。 『あかね噺』 (第95席 久しぶり) 泰全が出番ギリギリまで来ない、というのは、高座には出るけど、あかねちゃんの落語はきかない、ということなのか。 なるほど~。仕事に穴をあけるのは論外、あかねちゃんの落語をきいて推薦に値する出来だった場合、それを無視して推薦を出さないというのも無理、そして、師匠の言葉に逆らうこともできない、の三方をこう立てるか。 トンチかよ! って感じなんだけど、堅物と言われる人のギリギリの選択だと思うとかわいそすぎる。 おっとうは落語家やってた時はちょっと気弱そうな印象だったけど、なんというか貫禄があるな。 落語を離れて、苦しみながらもしっかりと人生の舵を切れたことで、みえたものや得たものがあったんだろうな。未練がゼロとはいかないだろうけど。 おっとうは娘のために動くのか、友のために動くのか、はたまた両方が納得できる道を提示してくるのか……。 『グリーングリーングリーンズ』 (第8話 「対価」) 普通の高校生が、1時間と引き換えに差し出してくる10万ちょいは、確かに「恐い額」だな。 持ってるゲーム機とかフィギュアとかマンガ本とかをすべて売って、バイト代を足したと考えるとギリ出せそうな金額ではあるが。 でも、オリバーに敬意と覚悟を示すにはこれくらいしないと釣り合わないって考えたんだろうな。 『アンデッ...

『逃げ上手の若君』(第142話 バグ1338) 感想

祝! 連載3周年! 題材が『ジャンプ』としては厳しくないか? って思ってたけど、生き残ってくれてうれしい。 『ジャンプ』表紙絵はちょっと大人っぽくなった時行とお馬さん。 お馬さんの正面顔がこんなにでっかく描かれてる『ジャンプ』表紙ってめずらしくない? 巻頭カラー絵の方はみんなで宴会。 やっぱりお祝い事ですから宴会ですね。 逃若党に夏ちゃん入ってるね。このまま居着いてくれるのかな。 顕家もしっかり入ってるなって思ったら後ろに「余のおごり」「御大尽」ってのぼりがたってた。 さすが顕家様はこんなどでかいエビを調達できるんですね! あと、ひっそり新田(息子)もちゃんと「?」付きで入ってた。 さて、本編。 顕家に向かってくる土岐軍はたった七百。 もっと大軍を動員できるのにこれだけの数しか出してこない謎はすぐに判明。 これ、要するに土岐頼遠以外は死んでもいい前提の軍勢なのね。 しかも、土岐頼遠に殺される可能性もこみこみの。 それだけの覚悟をもってついてきてくれる人数が700……と考えると、めっちゃ多いな! 損耗率97%って……30%いくと惨敗扱い、とかきいたことがあるんだが。 てか、頼遠のために死ぬ覚悟のある人間じゃなく、頼遠のせいで「死」の認識が麻痺した人間なのか! 救いがあるんだかないんだかよくわかんないな。 顕家も常識はずれなとこはあるが、人間の域は超えてない。 でも、頼遠はいろいろ踏み外したあげくに、それが常識であるかのごとく他の連中も道連れにしてる。 怖すぎる。 てか「人間爆撃」ってなに? いや、そうとしか表現できないのはわかるけど。