『週刊少年ジャンプ』2024年09号 感想

『逃げ上手の若君』(第142話 バグ1338)
別記事になりました。

『ウィッチウォッチ』(141 サンタクロース・ファンタジー 前編)
24歳のミハルくん、美形すぎじゃない?
中身は中学生なミハルくんなんで、妙にかっこつけなポーズとってるのが難だけど。

『ONE PIECE』(第1105話 “愚の骨頂”)
ウソップの「バスターコール何回くらうんだおれ達ィ!!!」に笑ってしまった。
確かになあ、滅多なことでは発動しないはずのバスターコールだから、一生に一度くらうだけでもかなり運が悪いはずなのになあ。
でも、ニコ・ロビンは生存していることそのものがバスターコール相当の存在なんだろうな。

ベガパンクは発明だけできればそれでよかったんだろうけど、それが許されないところに踏み込んじゃってる。
でも、自分から踏み込んでるところあるので、ただの気の毒な科学者と言い切れない感があってちょっと複雑。
この人の発明がなければ不幸にならずにすんだ人もいただろうし。

『あかね噺』(第95席 久しぶり)
泰全が出番ギリギリまで来ない、というのは、高座には出るけど、あかねちゃんの落語はきかない、ということなのか。
なるほど~。仕事に穴をあけるのは論外、あかねちゃんの落語をきいて推薦に値する出来だった場合、それを無視して推薦を出さないというのも無理、そして、師匠の言葉に逆らうこともできない、の三方をこう立てるか。
トンチかよ! って感じなんだけど、堅物と言われる人のギリギリの選択だと思うとかわいそすぎる。

おっとうは落語家やってた時はちょっと気弱そうな印象だったけど、なんというか貫禄があるな。
落語を離れて、苦しみながらもしっかりと人生の舵を切れたことで、みえたものや得たものがあったんだろうな。未練がゼロとはいかないだろうけど。

おっとうは娘のために動くのか、友のために動くのか、はたまた両方が納得できる道を提示してくるのか……。

『グリーングリーングリーンズ』(第8話 「対価」)
普通の高校生が、1時間と引き換えに差し出してくる10万ちょいは、確かに「恐い額」だな。
持ってるゲーム機とかフィギュアとかマンガ本とかをすべて売って、バイト代を足したと考えるとギリ出せそうな金額ではあるが。
でも、オリバーに敬意と覚悟を示すにはこれくらいしないと釣り合わないって考えたんだろうな。

『アンデッドアンラック』(No.192 Survival of the Fittest)
別記事(人としてのルール)になりました。

『カグラバチ』(第18話 轟く)
斬り合いで敗れ、「刳雲」が折れても、まだできるはずだとあがいたあげくに爆散するとは、なかなか双城らしい結末だった。
最期に「六平ァァァ」って叫んでたけど、あれは父の方か、息子の方か。両方かもしれんけど。

妖刀は所有者が決まっていて、その人が死ぬまでは他の誰にも扱えない、か。
双城が異常に「刳雲」に執着していたのは、自分だけがこの妖刀を使える、という高揚感もあったのかもしれない。

刀匠が妖刀と共に隠れて、所有者は妖刀と引き離されて神奈備の保護下にある、というのは、セキュリティ的には強いよな。
元々の所有者は反抗しようとしても妖刀がないから大幅に戦力ダウンしてるし、所有者じゃない人は少なくとも2箇所を攻撃しないといけない。
まあ、「刳雲」はそのセキュリティを突破されちゃってるんだけど。

「六平擁護派」というのが存在するということは、物騒な妖刀もその作り手もさっさと始末しちまえよ派、みたいなのも存在してたんだろうか。

『ツーオンアイス』(第17話 使命)
ペアの手を絶対に離すな、という言葉の重さが、実感として伝わった。
3メートルの高さから堅い氷上に落ちる危険性。運悪くブレードにぶつかる可能性だってある。
本当に怖い。傷つくのが自分ではなくパートナーなら、なおさらだろう。
でも、隼馬は怖いからやりたくない、とは微塵も思わないんだな。

以前の綺更なら「何それ 言い方キモ!」って真顔で言って、隼馬をヘコませてた可能性高いけど、今はそういう言葉を柔らかい表情で言えるようになった。
ふたりの関係が良い方向に進んでいる。
ちょっとだけたっくんのおかげでもあるの、だいぶ笑えるけど。