『週刊少年ジャンプ』2024年25号 感想

『アオのハコ』(#149 優しさの手札)
大喜が気を利かせすぎてちょっと優柔不断な感じになっちゃってるんだよね。
でも、千夏先輩、バスケ部のキャプテンだし立場的なものを考えちゃうと、迷惑をかけたくないと後ろ向きな行動に出ちゃうのもわからんでもない。

そういう大喜の優しさを理解したうえで、知人たちにみせつけるように大喜の手を取る千夏先輩にぐぉぉぉっ! ってなった。
千夏先輩、最強すぎる!
ここまで負け知らずなヒロインはすごいな!

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS166 偽狂者)
「テメェら 俺のことボケてると思ってんだろ」でスタンディングオベーションだよ! ブラボーだよ!

『骸区』を読んだことのある人は、ついにキターっ! って感じだろうけど、そうでない人はどう思うんだろう。
だいぶホラーな感じなのかな。

それにしても、腕を斬ってまたくっつけるとかやりすぎだろ、とも思うんだけど、篁さんなら謎の納得感があるという不思議。

篁さん、クズをのさばらせてるのがイヤなら、なんであの会長の指示に従ってるのかよくわからんな。
篁さん的に存在価値があるんだろうか?

『あかね噺』(第110席 一番弟子)
全生師匠が突き抜けて悪役になってるけど、“喜劇王”という大層な二つ名がついてるってことはかなりな実力者ではあるんだろうな。

『超巡!超条先輩』(第14話 ソムチャイ巡査長)
ソムチャイってなんぞや、と思ったら超条先輩の新しい名前(?)だった。
どこから出てきたんだソムチャイ。

超条先輩がこんなにだまされやすいピュアな人だとは。
人の心が読めるので、下心のある人は最初からわかって当たり前だから、そういう判断力が身につかないままで生きてきちゃったのね。

ローボくんの「タンパク質の分際で思い上がりやがって~ッ!!」には笑った。
確かにローボくんの構成物質にタンパク質は含まれていないだろうけど!

『アンデッドアンラック』(No.207 もう一度)
別記事(魂と解釈と自他)になりました。

『カグラバチ』(第33話 死守)
当主は子供たちに選民意識を植え付け、漣家のため、楽座市を守るためなら命も捨てられるように育てたんだろうな。
幼い天理の純粋な「かっこいい」という想いをライターであぶる柴さんに笑った。
いや、それしかすがるものがないように育てられたんだろうに燃やすな、かわいそうだろ。

それにしても柴さん、強すぎじゃない?
「はよ教えな目ん玉灰皿なるよ」とか「イカれた祭典は終わりです」とか台詞がいちいちかっこいい。
チヒロくんだったら「終わらせる」とかなるんだろうけど、「終わりです」と他人事のように言ってるあたりに強者感があふれてる。