『アンデッドアンラック』(No.206 ENGAGE) 感想(超弩級組織最終兵器対神波動砲魂改)

ランちゃんが繰り出した「超新星爆発」。
勝ちはあきらめてニコを巻き添えにするつもりか。
これ、止めようがないというか、消すのも、地球に被害を与えない場所まで飛ばすのも無理だろ。

超新星爆発を「そんなもの俺の新たな奥義の前では…」とか言ってるファンは何者なの?
でも、ファンならやれそうな気がしないでもない。


ここでまさかの「超弩級組織最終兵器対神波動砲(スーパードレッドノートユニオンリーサルウェポンスペリオルバスター)」の再登場!
「魂改(ソウルカスタム)」ってついてるのはなんぞや、って思ったけど、これもしかして電力じゃなくてファンの魂力(?)が動力源なのか。
そうだよなあ、この状況ですぐに世界中から電力かきあつめるの無理だもんなあ。
「不減」もクリードが参加者登録されてないから使えないし。

あと、操縦席にファンが乗り込む絵がちょっとおもしろい。


これ一瞬、ニコがしりとりワードを宣言してなくない? って思ったんだけど、「2ターン目の「科学」の言葉のイメージをオレとオマエで更に膨らませ」って言ってるから、「科学」のイメージの派生なのか。

考えてみれば、ランちゃんもずっと「サン」と「ルナ」を使い続けてるからアリなのか。


しかし、超弩級組織最終兵器対神波動砲魂改を使っても「サン」もどきは倒しきれない。
まあ、前回ループでもそうだったからね。

ここでニコが「ワームホール」を宣言。
なるほど、ワームホールを使って、地球に影響を及ぼさないところまで飛ばすつもりか! って思ったら、まさかの太陽の裏円卓につながってた。

「ソウル」の「え?」がなんかかわいい。

裏円卓に飛ばして「ソウル」に対処させるとはすごい手を考えたな。
てか、「ソウル」はあれを無効化できるのね。

ランちゃんの「ごめんソウちゃん 負けちゃった」がかわいらしくもせつない。
「ソウル」の表情の変化もせつない。

上位十理は仲間意識なんかないのかと思ってたんだけど、意外と仲が良いのかな。


死理取りでイメージしたものが壊されると、それをイメージした人にダメージが及ぶ。
自分が「サン」もどきを倒せばランちゃんが傷つくとわかってて、それを始末したソウル。
これまでの余裕綽々な態度を改めて、本気でユニオンを攻撃してきそうで怖い。


コアフォームになっても髪で本を抱きしめてるランちゃん。
槍を向けるニコとイチコさん。

ランちゃんの最期の言葉は「結婚」。
わざわざ日本語語尾を選択して「ん」で終わらせたのか。

46億年も楽しみにし続けたゲームを、遺言で終わらせたランちゃん。
祝福のようでもあり、呪いのようでもある。

ニコとイチコさんが槍をかまえる姿は、ウェディングケーキ入刀にもみえたし、イザナギとイザナミの国生み神話にもみえた。

この死理取りのルール、どちらも負ける気がないと無限に続けられちゃうんじゃない? って思ってたんだけど、この幕引きのためにあったのかもしれないな……。


というわけで、ついにニコとイチコさんが結婚したよ!
長かったよ!
これでようやくミコちゃんに会えるね!


ところで、クールに立ち去ろうとするファンを追いかける風子ちゃんがいませんでした?
あと、金斗雲から落ちそうなトップくんの髪をひっぱって止めてる春歌ちゃん。


「ビースト」、「ランゲージ」の戦いでユニオンはめっちゃ戦力増強された。
みんなが魂の理解を深めれば、それはさらに広がるだろう。

それでも、「ソウル」の強さの底知れなさも描かれたので、安心感はまったくないんだよなあ。



ところで、公式X(Twitter)の戸塚先生がなんか怖いです。