『アンデッドアンラック』(No.215 Rehearsal) 感想(中の人などいてはならない)
「友達になろ! タチアナちゃん!!」 パンパンダの中から現れた人にいきなりこんなこと言われたら、そりゃあポカーンってなるよね。 名前を知られているのは、有名人だから、で説明つくけど、不審人物すぎるよ、風子ちゃん。 「反省しなさい この着ぐるみに入った以上 理由はどうあれ あなたは夢を与える存在なの 人目があるとこで脱いでいい道理はないのよ」 タチアナちゃんの正論がすばらしすぎる。 タチアナちゃん、今、何歳? 身長130cmってことは成長期前だよね。 グウの音も出ず正座で説教くらうボスをみる、ジーナちゃんの表情が絶妙すぎて笑った。 「テンションが上がって…つい…」って、涙を流して反省する風子ちゃんもだいぶおもしろい。 しかしながら怪我の功名というか、タチアナちゃんは風子ちゃんたちを新しいボディガードと勘違い。 なるほど、タチアナちゃんが脱走しちゃったから、もう手に負えないと増援を呼んだと思われたのか。 で、パンパンダにつられてまんまと罠にはまり、捕まえられてしまった。 これは有能なボディガードだ、ということになったのね。 というわけで、タチアナちゃんのボディガードたち解雇で、風子ちゃんたちが雇われた。 ユニオンが即席のセキュリティ会社をつくって、契約したのかな? タチアナちゃんの歩行を妨げない形で、四方を風子ちゃん、ショーン、ジーナちゃん、チカラくん。背後をビリー様とジュリアちゃんが守るというフォーメーションで歩いてる絵がちょっとおもしろい。 そして、この面子なら何があっても大丈夫だな。 風子ちゃんは「不可触」の発現は避けられないと考えている。 だから、それはあきらめて被害者を出さない方向で対策を立てようとしている。 前回ループのタチアナちゃん、「不可触」になったことよりも、それで両親を死なせてしまったことを悲しんでいたからな……。 ジーナちゃんとショーンの「私も出ようかしらファッションショー」「は?」「あ?」の会話がすごく良い。 単音だけで会話が通じてて、このふたりまだつきあってないんですか? ってなる。 服の感想をきかれて、前回ループでのスフィアに閉じ込められてるタチアナちゃんを思い出す風子ちゃん。 「うん!! 最高!!」ってのは、好きな服を着てるタチアナちゃんをみられるの最高だな、って意味なんじゃないかなと思うんだよ。 それを、この服を着るモデルとして褒められて...