『週刊少年ジャンプ』2024年34号 感想

『ONE PIECE』(第1121話 “時代のうねり”)
巻頭カラーの巨大ナミさん。
公式X(Twitter)で構図決めのタイムラプス動画みてたら、いつものみんなでワチャワチャ絵でキャラを移動させながら試行錯誤してたのに、突然それがキャンセルされて巨大ナミさんがドーン! ってでてきたので、何があった! ってなった。
夏だから水着だろ! っていきなり思いついたんだろうか。

「そうだボニー!! お前がやれ!!!」ってサターン聖と戦うのをボニーに任せたようにみせて、しっかりおぜん立てはしてるルフィが良い。
「ニカパンチ!!!」ってボニーが打ち込んでるけど、どうみてもルフィのパンチの方がダメージ与えてるんだよ。
でも、ボニー自身に自分がやりとげたと思わせるの大事だよね。
ボニーが天竜人たちのせいでどれだけ苦しめられてきたかを考えれば。

バギーがなんにもしてないのに部下からの株が急騰してて、それをみてるクロコダイルの表情がだいぶおもしろかった。

『あかね噺』(第119席 一端の落語家)
二ツ目昇進にはお金がかかるか……。
当然、おっ父もそれを知ってて、朱音ちゃん名義の通帳を渡そうとしたんだけど、おっ父が昇進した時はどうしてたんだろうね。
やっぱりめっちゃバイトしたのかな。
妻からの援助を断って無理してそう。
いずれにせよ、どうせ嫁の稼ぎに頼ったんだろう、とか周囲から言われてそうだよなあ。

ひかるちゃんとからしの「違うの!! 私朱音ちゃん以外眼中にないから!!」「重っ 恐っ」に笑った。
確かにひかるちゃん、朱音ちゃんに対する気持ちが重すぎる。
それはそれとして、ひかるちゃんとからしの息の合い方がすごいな。
朱音ちゃんみたいに関係を誤解しても仕方ないレベル。

『カグラバチ』(第42話 全部)
戦争を知っている世代と知らない世代の世代間ギャップか……。
知ってる世代にとって真打はとんでもなくおそろしいものなのかもしれないな。
それなら、戦争勝利の立役者なはずの「剣聖」が、英雄どころか罪人っぽい扱いになっちゃってるのもわかる気がする。
妖刀とあわせて、とにかく厳重に封印しておきたい、平時にこんなものが存在していてはならない、くらいのシロモノなんだろう。
てか、六平さん、どうやってこんなおそろしいものつくったのよ。

「妖刀のせいで…もし 罪のない人が犠牲になれば 俺はもう」
復讐のために戦っている部分は大きいけど、実際に妖刀が及ぼす影響を目にしてしまって、その負の部分を自分が贖わなくてはならない、という使命感が大きくなってきた。
チヒロくんは戦争を知らない世代だし、父親もそのことについてはほとんど語らなかっただろうし、妖刀は父が全身全霊をもってつくりあげたすごいものだったんだろう。
もちろん、武器であり、人を傷つけるもの、という認識はあったけれど、その負の影響力をようやく理解しはじめたようにみえる。

緋雪さんはめちゃくちゃやってるようにみえて、神奈備としての一線と自分の限界はわきまえている。
柴さんもそこらへんの判断はシビアだ。
でも、チヒロくんとハクリくんはそれを飛び越えてしまうんだなあ。

『僕とロボコ』(第194話 新編集長とロボコ)
編集長交代を早速ネタにしてきた!
「貴様ら…なぜ作家の「描きたい」を信じてやれないんだ……!!」って、さりげに斎藤新編集長が企画・編集した本の宣伝してるところ、ポイント高いですよ!

『逃げ上手の若君』(第165話 泣いた青鬼1338)
別記事になりました。

『アンデッドアンラック』(No.215 Rehearsal)
別記事(中の人などいてはならない)になりました。

『超巡!超条先輩』(第23話 世にも奇妙な巡査長)
これまでちょくちょく交番を空にしていたので、大丈夫なのかなって思ってたんだけど、ハセガワさんがいたのか……。
てか、ほっさんもリリちゃんも知ってたのに、なんでポンちゃんだけが気づかなかったの?

ハセガワさん、犯人っぽい全身タイツ(?)の絵をみて男性なのかと思ったら、最後のコマに顔が隠されてる女性が描かれてて、もしかしてこれがハセガワさんか。
なんかいろいろとでっかいなあ。

ポンちゃんを手刀一発で倒してるから、かなり強そう。