『週刊少年ジャンプ』2024年31号 感想

『逃げ上手の若君』(第162話 虚報1338)
別記事になりました。

『あかね噺』(第116席 審査結果)
一生師匠の「今日の高座 …まあ悪くない 掴めてはいた」ってのは、かなりな誉め言葉なのか。
ツンデレが過ぎる。
それをうまいこと通訳してくれて、場を収めてくれた一剣師匠が見事だ。
きっといつもこんなことやらされてるんだろう。

全生師匠が涙を流すほど悔しがり、唇をかみしめすぎて血を流しながらまいける兄さんを認めた絵の迫力がすごかった。
いや、認める、という宣言をするのに4ページも使うってすごいな!

全生師匠は性格は悪いけど嘘がない、という描写をしつこいほどに繰り返してきたことがここにつながるんだな、と思うと、マンガがうますぎる!

一生師匠以外の3人の師匠が認めたことで、まいける兄さんの真打昇進が決定!
真打にはするけど、一生師匠のお墨付きはもらえないまま、とすることで、このマンガが目指しているゴールが見えたような気がした。
朱音ちゃんが一生師匠に「認める」と言わせて真打に昇進する、というゴールが。

『超巡!超条先輩』(第20話 さよなら巡査長)
扉絵の「ポンちゃん強い子元気な子!!」ってアオリがめっちゃいい!

家出(?)したローボくんを、ひっそり探す超条先輩とポンちゃんの心遣い(あんまりひっそりしてなかったけど)。
そういえば、ローボくんって結構やらかしてたよ。
これ以上なにかあったらクビになるかも、って心配されてたけど、その場合ローボくんはどうなるんだろう。
ファミレスで働くのか?

そういえばローボくんって給料出てるのかな。燃料だけ現物支給とか?

『ウィッチウォッチ』(162 #シンプルライフ)
進みそうで進まないケイゴとネムちゃんの関係。
ずっともやもやしたままのケイゴがちょっと気の毒になってくる。

モイちゃんがやってる「丁寧な暮らし」は、凝り性、器用、忍耐力があるの三拍子がそろってるうえに、ニコちゃんに快適で健康的な生活をして欲しい、という気持ちがあるから、結果としてそうなってるだけだからなあ。
それを無理に真似ようとすると、ケイゴみたいにうさん臭くなるという。
でも、ケイゴがモイちゃんに憧れている感じはすごく好きなんだよね。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS172 蜃気楼)
なんか熊埜御さんが壊れてる……。
家族への依存ぐあいがすごかったから、一挙にたくさんの家族を失ったうえに、生き残ってくれた有月があんな調子で、かなりメンタルが不安定になってるのかな。
元から、だいぶキレ気味な人だったが。

有月は刀振り回してる篁さんしか知らないから、そういう篁さんしか再現できない。
でも、リオンさんに関しては、坂本さんと南雲が驚愕するほどの再現度。
それだけで、リオンさんと有月の関係の深さがうかがい知れる。

『アンデッドアンラック』(No.212 LIVE@LIVE)
別記事(ソウルの限界)になりました。

『カグラバチ』(第39話 超えろ!!)
自分の命より楽座市の成功を優先させるという当主の執念がすごい。
でも、当主が死んだら、もはや楽座市を引き継げる者はいないわけで、このまま消滅かな。
ハクリくんが漣家の「蔵」を併合(?)することはあり得そうだけど、楽座市の方は引き継いでくれないだろう、さすがに。