『逃げ上手の若君』(第187話 インターミッション1339~1342) 感想

ひさしぶりにインターミッションが入った。
足利尊氏もずいぶんひさしぶりな気がするな。


後醍醐天皇が崩御されて泣き崩れる足利尊氏。
いや、誰がみても謀反を起こした裏切り者なんだが……。

「誰が 誰が帝にこんな不幸な死をぉおおお!」とゴロンゴロン床を転がりながら悲嘆にくれる尊氏。
本人の中では本当に悲しくて悔しくてしかたがないっぽい。
でも、そんなのみせつけられても、弟も郎党たちも困惑するしかない。

そんな中でいつも通りな高師直が怖い。
って思ったけど、こんだけ号泣してるのに今夜の田楽は楽しむ気満々の尊氏の方が怖いな!


尊氏が征夷大将軍になることを受け入れなかった後醍醐天皇の崩御により、その地位を手に入れた尊氏。
でもその大半は直義に丸投げ。

弟も苦労するな……まあ、淡々と仕事をこなすだけなら直義の得意分野っぽくはある。
でも、淡々と仕事をこなすだけでは済まない騒ぎが発生するわけだ。

佐々木道誉がやったこともひどいけど、土岐がやったことはもうどうにもならんな。
そりゃあ、直義も即決で死罪判定出すよ。
でも、そんなあたりまえを呑み込めないのが高師直たちなわけだ。


高師直にとって「神」と仰ぐ存在は尊氏だけ、というのはわかるんだけど、なんでこんなに増長しちゃったのかね。
普通にみれば直義の判断はしごく真っ当だし、ちゃんと尊氏の許可を得てるのに。

ひたすら、直義がかわいそう。


一方、時行はさらに美人になっていた!
魅魔ちゃんとはまだ結婚してないっぽいね。