『魔人探偵脳噛ネウロ』第143話 ハートマーク【ちょこ】 感想

ハートマークが出ない! ので、しかたなくカタカナでごまかしてみた。
う~ん、他のマンガに比べて、こういう事態が多いよね。

表紙の魔人様がめっちゃカッコエエ。めずらしくスーツじゃないのね。
チラッと見えるシースルー(?)のシャツが激しく気になるところ。靴のデザインもおしゃれだ。
人間界の寒さ、暑さなど無関係な方なだけに、冬の装いっては貴重だよなぁ。
魔人様にしてみれば、これは人間の「コスプレ」なのかも。

あれだけ大量のチョコから出来上がったのは、たった7個のガトーショコラ。
用意したチョコの1%未満しか使ってないような気が……。
まぁ、料理自慢の弥子ちゃんがつくったものなので、味は確かなんだろう、きっと。
そんな弥子ちゃんの傑作に魔人様がヂュウウウウって……危険すぎる。
しかし、それ以上に危険なのは、「よい日だな、バレンタインは」と言っている時の、魔人様の愛くるしさなのだった。
かわいいよ。かわいすぎるよ。キラキラしちゃってるよ。頬染めちゃってるよ。

弥子ちゃんはまず、お世話になっている人が多い警視庁へ「外交」にお出かけ。
笹塚さんは毎日、20分程度しか寝てないらしい。ほとんど仮眠じゃん。どうしてそれで生きていられるんだ。
弥子ちゃんからチョコをもらって、長い考察の後、ようやく状況を判断できたらしい。
寝不足のせいか? それとも、バレンタインなんて浮世のイベントからかけ離れすぎて、思い出すのに時間がかかったのか?

ものすごくすんなりチョコを渡した弥子ちゃんに対して、等々力さんはちょっとしどろもどろ。
しかし、プレゼントのネクタイを証拠品だと思う笹塚さんはどうかと思う(証拠品にリボンがかけられてるわけなかろう)。
でも、そこんとこをちゃんと説明できなかった、等々力さんの奥ゆかしさがカワイイ。
弥子ちゃんがきっかけつくってくれなかったら、話せないまんまだったかもしれないね。
でも「ほんのわずかでも先輩のテンションを上げそうな気がして」って、笹塚さんのテンションを上げちゃあいかんのかい(笑)。

しかし、そんな等々力さんの心遣いはぬふぁーん!! な石垣によってブチ切られた(等々力さんが気の毒すぎる)。
これじゃあ、DCS(ドーピングコンソメスープ)じゃなくって、DGC(ドーピングガトーショコラ)だ。
しかし、ドーピング効果は、笹塚さんの蹴り技の前にあっけなく撃沈。
ネクタイぶっちぎるパワーをあれだけあっさり片づけるなんて、どんだけ強いんだ、笹塚さん。しかも、ポケットから手を出さないまんまだよ(ローテンション版サンジ?)。
「結局、ダメなモンはダメだったけど」って、弥子ちゃんがなにげに辛口(苦笑)。

次なるロシアンルーレットの挑戦者はヒグチ。
やっぱり、DRが残したパソコンの解析をまかされているんだね。
弥子ちゃんの目の前で食べたけど無事っぽい。
「未知の存在なんかじゃなく、俺等でも知ってるような奴等なのかも」というヒグチの台詞は、なんかの伏線になるのかな?
そこへ笛吹さん&筑紫さんも登場。
「普段は尊大で小男」って、弥子ちゃんがますます辛口に!
でもまぁ、笛吹さんに尊敬の念は抱いてるんだよね、きっと。

そんなこんなで、弥子ちゃんが作成した7つのガトーショコラから魔人様がつくったロシアンルーレットの結果は、今のところ以下の通り。
笹塚さん&等々力さん→食べてるとこが出てないので不明
石垣→ぬふぁーん!!
ヒグチ→食べたけどセーフ
笛吹さん→筑紫さんに食べさせてセーフ
筑紫さん→笛吹さんの分まで食べて、どっちかもしくは両方がぬふぁーん!! なのか?
吾代→まだ渡してないので不明

一方、遥ママのチョコは弥子ちゃんのと違って、わかりやすく食べちゃいけないもんだった。
「義理チョコだし問題ないか」って、こんな義理、欲しがる人いるわけない。
そもそもあんなチョコを見て、食べようとする勇者はいないだろう、きっと。

ところで、弥子ちゃんから吾代への「ヤボ用」ってなんだろうね。