『暗殺教室』第60話 異変の時間 感想、もしくは、殺せんせーころころになる

殺せんせー大爆発!
で終わった前回。

みんなは暗殺成功したのかと思って、ちょっと気が抜けた感じになってるけど、千葉くんと速水ちゃんはなんか厳しい顔をしている。
その中で、冷静にフォローの檄を飛ばす烏間先生。さすがにプロだ。成功を確認するまでは、失敗の可能性を疑い続ける。

で、なぜか、殺せんせーがころころな球体になった。

「完全防御形態」になって暗殺をしのいだ殺せんせー。
この形態になるとあらゆる攻撃から身を守ることができるらしい。
……この展開はさすがに予想しなかった。

いやいや、それはちょっと無敵設定すぎるだろ、と思ったら、さすがに弱点もあって、24時間は身動きよれないし飛べないという、無防備状態になるらしい。
「完全防御形態」で「無防備」って、日本語的になんか変な感じだけど。

要するに、24時間以内に、身動きとれない殺せんせーを、壊せないまでも追放、もしくは、封印することに成功すれば、暗殺成功とみなせるわけね。
一番、確実なのはロケットに積み込んで、地球外に放り出すことらしいけど、殺せんせー、月を壊せたということは、一定の時間なら宇宙空間に飛び出すこともできるという可能性もあるわけで、静止衛星程度の高さなら問題なく生還しちゃうのかもしれない。

で、この無敵で無防備な殺せんせーに対し、最近、ミスディレ気味だったカルマくんが大活躍!
はずかしい画像をみせつけたり、ウミウシひっつけたり、おっさんのパンツにつっこもうとしたり、手も足も出ない相手にやりたい放題だな。
さすが、嫌がらせに関しては右に出るものがいないカルマくんだ(苦笑)。

まあ、さすがに中学生の遊びで貴重な24時間をムダにするわけにはいかないから、烏間先生に没収されたけど。

暗殺から逃れた、とは言っても、なんか打てる手があるかもしれない、っていう状態には持ち込めたわけだからね。
E組の大手柄といってもいいと思う。


で、殺せんせーが爆発した後、二人だけ厳しい表情になってた千葉くんと速水ちゃんは、自分たちが失敗したと感じていたようだ。
つまり、完全防御形態に入られる前に殺せんせーを殺せたかもしれない、と感じていたと。
で、律ちゃんの計算でも、その可能性の存在は肯定された。
「やっぱり」って言ってる速水ちゃんがめっちゃかわええなあ。
自分の失敗を認め、反省するふたり……中学生にして、ここまでスナイパーとしてストイックになれてるって、将来が若干、不安だっ。


ホテルに戻ったE組の子たちは、暗殺失敗による落胆で虚脱状態……って、いや、そこまで落胆するこたないだろ、と思ってたら、ウィルスにやられてたっ!

いや、なにこの怒涛の展開。
岡島くんとか、1週間どころか1日ももたないんじゃないか、っていう吐血っぷりなんですけどっ。


殺せんせーの引渡しを要求する謎の男。
いつも守ってくれる殺せんせーが身動きとれない状態なのに、ばたばた倒れるE組の生徒たち。
そのE組の生徒たちの命をネタに脅迫される烏間先生。

前回よりさらに緊迫状態になっちゃってんだけど……。