『ワールドトリガー』第83話 「空閑遊真・10」 感想

オサムくんの母親が意外とファンキーな人だった(苦笑)。
「こんな大ケガしたのに千佳ちゃんに泣いてもらえなかったわよ。親密さが足りないんじゃないの?」って、どうしてそこをツッこむ!
クールな顔でそんなこと言われたら、オサムくんだって言葉の返しようがないだろ。
なんとゆーか、この人、ユーマと仲良くなれそうな気がするな。

でもきっと、1週間以上もずっとついてくれてたんだよね。
オサムくんは未成年なんだからボーダーに入る際にも親の許諾が必要だったはずで、それを許したからには任務中のケガも覚悟はしてたんだろうけど。

ママさんが迅さんのことを「迅くんって子」って呼んだのがなんか新鮮だったんだけど、考えてみれば迅さんまだ19歳なわけで、ママさんからみれば「子供」なんだよね、十分に。

あと、見舞いの品の中にさりげにリリエンタールが入ってた。

天羽くん「広範囲にわたって防衛」って、広範囲を更地にしてただけにみえたんだが(笑)。

レプリカまだ生きてた。よかった。
でもきっと、オサムくんの前で笑えるようになるまでは、やっぱり時間がかかったんだろう。
だから、オサムくんのお見舞いにこれなかったんじゃないかな。
でも、捜しまくって、調べまくって、レプリカはアフトクラトルで生き延びていると信じることができたから、ようやくオサムくんの前に顔を出したんじゃないかね。

そして、ユーマとオサムくんの間に、もうひとつの共通の目的ができた。
ユーマに生きる目的を持って欲しいと願っていたレプリカ自身が、ユーマの生きる目的のひとつになったというのは、なんだか感慨深いものがある。