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9月, 2015の投稿を表示しています

『ワールドトリガー』第116話 「迅悠一・9」 感想

迅さんを三雲隊に誘ったオサム。 確かに「なかなかの反則技」だよなあ(苦笑)。 オサムが妙に急ぐ理由は、ユーマの寿命問題があるからか……。 ユーマはあと10年くらい生きるかもしれないし、もしかしたら明日にでも本体がダメになってしまうかもしれない。 それが誰にもわからないから、オサムはあせってるのか。 自分たちがいないところで、アフトクラトル遠征が行われたところで、彼らの目的はあくまでもさらわれたC級の子たちの奪還なわけで、レプリカを探してくれるわけがないもんなあ。 遠征部隊に自分たちが入らないかぎり、レプリカを奪還できる可能性は薄い。 まあ、風間さんや三輪隊はレプリカのことを知ってるんで、みかけたら拾ってきてくれるかもしれないけど、積極的に探してくれるとは思えないよなあ。 玉狛第一が遠征部隊に加わってくれれば、積極的に探してもらえる望みはあるが。 ユーマとレプリカを引き離してしまったのは自分だと感じているオサム。 でも、迅さんは自分のせいだと言う。 うん、迅さんがあえてチカちゃんを本部の方へ動かしたのは、そういうことかなあ、って思ってた。 迅さんがその選択をしなければ、民間人の死者が出ていたかもしれない、正隊員が連れ去られていたかもしれない。 どれが「最悪」なのかを、迅さんは選ばなければならなかった。 きっつい立場だよなあ。 迅さんは三雲隊入りを断ったけれど、「おれより適任なやつがいる」と言った。 ……誰だよ……。 玉狛支部内でフリーな戦闘員はヒュースくらいしかおらんのだが、そもそも、ボーダー隊員じゃないしな。 ボーダー隊員にさせるとしたら、ものすごくハードル高そうだよね。 ユーマは、玄界の人間をひとりも傷つけていなかったし、敵対心も持ってなかったし、父親の知り合いがボーダー内にいたし、迅さんが全力でサポートしてくれたし、というプラス要因があったから、まだ受け入れられているけど、ヒュースは隊員と交戦してるし、捕虜になってからもボーダーに協力的じゃないし、アフトクラトルへの忠誠を隠そうともしないし、同僚のエネドラは職員を殺してるし、というマイナス要因だらけだからな。 あとは心当たりといえば緑川かなあ。 ユーマと緑川のツーアタックとか、めっちゃおもしろそうだよ。 A級では草壁隊だけがいまだ影も形も出てこないんで、なんらかの理由で開店休業状態になってる可能性がある。 だとす...

『週刊少年ジャンプ』2015年43号 感想

『ONE PIECE』 (第800話 “子分盃”) 盃を交わすことを拒否したルフィ。 「あんま酒好きじゃねェし…」ってあんなに宴会ではしゃぎまくってるのに……。 まあ、お酒はそんなに好きじゃないけど、宴会は好き、って人いるよね。 「その酒、ジョッキにつぎ直せ、おれが飲む」とは、ルフィをフォローしつつ酒が飲めて一石二鳥だよね、ゾロ(笑)。 総勢5千6百超えの大船団がくっついてくるとは、ずいぶんとスケールがでかくなったな。 これでついにドレスローザ編も終わりか。 ちょうど800話。ずいぶんとキリよくまとめたもんだ。 いいかげんサンジに会いたいです、尾田先生。 『暗殺教室』 (第156話 七三の時間) 別記事(滑って転んで落ちて殺しあう) 『火の丸相撲』 (第65番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び・3) ぐぉ~っ。 なんか読んでる間、呼吸が止まってるような気がするよなあ。 そんなこと全然ないんだけど(苦笑)。 潮くんが負けても、沙田くんが負けても、悲しい。 でも、潮くんが勝っても、沙田くんが勝っても、うれしいにはならない。 辛い。 『ハイキュー!!』 (第174話 0.数秒の戦い) 「おれはどんなへたくそなトスでも打つぜ!」を本当にやってる日向くん。 有言実行の男だぜ! でも、影山くん的にはいろいろと不本意だろうなあ。 「…ナイスカバー」の顔がすごいことになってたもんなあ。 もっとも、影山くんの強気がなければ、そんな日向くんのプレイもなかったわけで、このふたりは本当によいコンビだなあ、と。 谷地ちゃんが死にかけてるんだけど、あと1セットがんばれ~。 『食戟のソーマ』 (135 薙切の血族) 久我先輩がめっちゃつまらなそうな顔してて、もしかしてこの人、誘いすらこなかったんかね、という気がした。 えりな様の父親に対する怯えようが度を越していて、これはもう虐待レベルの事件があったとしか思えない。 この親子のやりとりの部分だけみてると、ホラーマンガな怖さ。 それにしても、前総帥と幸平パパさんに交流があったとはねえ、と思ったんだけど、あったからこそ、えりな様が幸平パパさんを知ってるんだよな、そういえば。 『背すじをピンと! ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP19 忘らるる思い出) 言った方は本当に何気なく言っただけで、もしかしたら、緊張をほぐしてあげよう、という親切心からの軽...

『暗殺教室』第156話 七三の時間、もしくは、滑って転んで落ちて殺しあう

渚くんは補欠合格かあ。 でも、椚ヶ丘以上の超難関校に補欠合格とは立派じゃないの? カルマくんは椚ヶ丘にさらっと合格したらしい。 「ひょっとしたら…これが最後のセリフかもしんないし」ってメタな発言を。 でも、最後のセリフがそんなんでいいのか? 竹林くんの最初のセリフはちゃんとインパクトがあったぞ(笑)。 竹林くんは国内最難関の高校を受けたのか、そりゃすごい。 だったら、そこまで壊れなくても……と思うんだけど、それはやっぱり竹林くんだから。 てか、なんで人形趣味に走ってんだ? もしかしたら竹林くんは、家族に認めて欲しくて、国内最難関を狙ったのかしれないなあ、とか思ってみたり。 倉橋ちゃんが七三になったら、倉橋ちゃんと認識できなかった。 いや、ぴちーんってさせられても微妙にウェーブしてるあたりは倉橋ちゃんなんだけどさ。 ところで、千葉くんが見当たらないなあ、と思ったら、「オチは!?」の次のコマのすみっこで手で目を隠してるのが千葉くんかっ! どうあっても目をみせたくないのか? それとも、七三にされても、目をみせなければ恥ずかしくない、ということなのか? あと、速水ちゃんの背後で、銃で目を隠してるのも千葉くんだな、多分。 なんだかんだで常にツーショットな千葉くん&速水ちゃんがかわええ。 竹林くんは医師を目指すか……。 以前は、家族に認めてもらうためにその道を志していたけれど、今は多分、違うね。 これはなかなか頼もしいお医者さんになれそうだよ。 確かに殺せんせーは、生徒たちがどこの高校に入ろうと気にしなさそう。 それがめいいっぱいがんばったうえでの結果ならば、笑って「がんばりましたね」と言ってくれるんじゃないかな。 環境は大事。 でも、その環境の中でどう生きたか、の方が大事。 濁った川でも澄んだ川でも、生き生きと泳いでいるのならそれでいい。 そんな感じだもんね。 竹林くんも、落ち込んでてもしかたないってことはわかってて、それでも落ち込んでしまう気持ちを発散させるところがあれば、それでよかったんだろうね。 メイド喫茶では癒せない傷もあるのよ、きっと。 ところで、イリーナ先生がようやくまともにしゃべったと思ったら、ただのオチ要員だった件。 なんかちょっと幼くなってない? あれ? こっちの方が年齢相応なのか? 実際、教室をのぞきにきたら、生徒がみんな七三になってるって、どういう状況だ...

『ワールドトリガー』第115話 「三雲修・13」 感想

ユーマとカゲさんのバトルは、ユーマはいつものテンションだけど、カゲさんはなんだか楽しそうね。 そして、そこに割り込む無粋なニノさん(笑)。 ニノさんのフルアタックハウンドって、雨のように降り注いでるな。 ひとりでこれだけの火力はすごい。 リアルタイムできっちりと弾道を引くのは出水と那須さんくらい、みたいな話があったけど、これだけ広範囲に降らせることができるのなら、細かく弾道設定する必要はないのか。 ニノさんの誘いに乗る形でベイルアウトさせられちゃったユーマだけど、いつもならあんな無理はしないかなあ、という気がする。 もうすでにトリオン体がぼろぼろの状態だったから、自滅覚悟で1点でももぎとれればもうけもの、といったところだったのかな? 最後にカゲさんの技っぽいものをみせて、カゲさんが驚いてたけど、ニノさんも実は内心、驚いてた? 隊長だけが3人残って、あとはもうタイムアップ待ち、というのもおもしろい。 前半があれだけ派手だったのに、幕引きは静かなもんだな。 仁礼ちゃんとゾエさんの言葉に一応、従っているカゲさんがかわいい。 暴れたいけど、東さんに即死させられるのもつまらないんだろうね。 ユズルくんの「2点獲ったんだから好きにさせれば?」が、なんかかわいかった。 なんだかんだで仲がいいな、影浦隊。 犬飼くんの「なしなんです?」って言葉遣いがちょっとおもしろかった。 辻くんは不覚をとったことで、犬飼くんの後ろでヘコんでるんだろうか……。 そして、点を獲れなかったことを涙目で謝ってたのに、東さんにMAP設定をほめられて、簡単に浮上してキラーンしてる小荒井がかわいい。おまえ、単純すぎやろ。 そうか、小荒井がボケで奥寺がツッコミなのか。 雪だるまに囲まれてるニノさんの絵はなんかシュールだなあ。 三雲隊の負けが確定し、ランクダウン。鈴鳴第一と入れ替わった感じ? おやつをヒュースにとられて泣いてる陽太郎。 三雲隊が負けたからなのに、それを責めることもせず、「みんなはよくがんばった」とか言ってるあたり、ちっちゃいのにオトコマエだなあ。 ヒュースがなんだかむすっとしているところをみると、トリガーを返してもらわなかったのかな? オサムの弱さを責めなかった風間さん。 「隊長としての務めを果たせということだ」という言葉は、いろんな解釈があると思う。 個人的には、隊長というか、リーダーの務めは、「...

『週刊少年ジャンプ』2015年42号 感想

『ものの歩』 (第一局 一枚の歩) 新連載。『クロガネ』の人か。こんな絵だったっけ? あいかわらずセンスが独特だなあ。 「自分もプロを目指します!!!」にはさすがに笑った。 将棋のことをほとんど知らないから言えるんだろう、と思うんだけど、わかった後でも同じことを言いそうな気がする。 全部を同じ重さでやろうとして失敗してる人っているよねえ。 それをまあ「要領が悪い」と表現するんだろうが。 でも、要領がいい人が努力してないってことはなくって、要領がいい人になれるよう工夫している人は、ちゃんと努力の人だ。 だから、要領のいい人は不真面目な人で、要領の悪い人が真面目な人、ということはないと思うんだよね……って、マンガの感想になってないんだけど、なんか気になったので。 『暗殺教室』 (第155話 超先生の時間) 別記事(憧れを追いかけてたどりつく先に) 『ハイキュー!!』 (第173話 断崖絶壁) この試合、烏野サイドで応援してる人は、本当に胃がキリキリしてるだろうなあ。 同点になって「ホッ」と息をつく道宮ちゃんとか、一喜一憂が激しいツッキー兄とか、手すりにかじりついて「がんばれ…」とつぶやくことしかできないでいる谷地ちゃんとか、もう試合終わった後は選手たちよりぐったりしてそう。 でも、そこまで必死になって勝利を願う人たちがいてくれるっていうのは、幸せなことだよね。 潔子さんの姿がみえないけど、大声を出して応援するようなタイプじゃないあの人は、拳を握りしめてただひたすらに耐えているんだろうなあ、と妄想している。 『食戟のソーマ』 (134 黒雲、月を覆う) カラーの司先輩が美人すぎる。 遠月って、十傑の権力がハンパない、っていうのは今までにも出てきてたけど、総帥の首をすげかえられるほどの権力を持っているとわっ。 十傑のうち6人までもが寝返るとは、どんな条件だしたんだよ。 竜胆先輩は「ドキドキするもん」だけで動いたらしいけど、他の連中にはそれなりの損得勘定がありそうだよなあ。 司先輩は案外、思想に同調したのかもしれんが。 こうなると、残りの4人はなんで動かなかったのか、という話にもなるが、えりな様にはそもそも話がいってないんだろうし、一色先輩は極星寮第一な感じなんで、後輩たちにとってもよい話でなければ動かなそう。 女木島先輩は風貌からいってソーマと同じ大衆食系な気がするんで、客...

『暗殺教室』第155話 超先生の時間、もしくは、憧れを追いかけてたどりつく先に

表紙の渚くんがかわいすぎなんですがっ。 てか、なんでこんな絵描いてて、渚くんを女の子でもなく男の娘でもない設定にしてるんですか、と若干、松井せんせーを問い詰めたくなる(笑)。 ところで、バックに散らばってるアルファベットはなんだろう、と思ったら、東西南北もわからなくなってる(=迷子になってる)、っていう意味か。 みんなが悩んでる間も、着々と高校受験の準備をすすめていたという殺せんせー。 寺坂くんがせっかくシリアスに悩んでるのに、なんかセリフを切り張りされてるし……。 吉田くんは通信教育や学習塾の宣伝マンガみたいなことやらされてるし……。 学年トップに立ったカルマくんは、椚ヶ丘の高等部に外部受験で入る気らしい。 いや、E組に落とされた子が外部受験で舞い戻るとか、多分、前例はないんだろうなあ。 これで、高校3年間、学年トップを維持されたら、A~D組の生徒たちはめっちゃ不愉快だろう。 まあ、カルマくんはそれを狙ってるんだけど。 E組のみんなは多分、誰も椚ヶ丘に残らないだろうから、またひとりぼっちになっちゃってさびしくないのかなあ、と思っていたら、浅野くんをロックオンしてた(笑)。 ああ、E組の外にもステキなお友達がいたね、そういえば。 「目指す職業は俺だったら普通になれる」って自信満々だなあ。 でもって、それは傲慢でもなんでもなく、本当にそうなんだろう。 渚くんは、母親が行かせたがっている大学への、最短ルートになりそうな高校を志望しているのか。 どうしても行きたいところがないから、母親の希望に沿うところに行こう、というのはわりとよい選択かなあ、と思う。 けれど、母親の期待に応えるのは大学まで、その先は渚くんの人生。 しかし、肝心のその先が見えない……ところに、まさかのさくらちゃんからのアドバイス。 そうか、殺せんせーは「殺し屋」であり「先生」なんだから、殺せんせーへの憧れを追いかけたいのなら、「先生」を目指すというのは自然なルートだな。 てか、渚くんがこのまま順調に育ったら、さくらちゃんみたいに「先生」じゃなく「カレシ」にしたがる子が続出しそう。 ところで、受験会場までエールにくるのはまだわかるが、殺せんせー目立ちすぎ。 でも、あそこまでやれば、めっちゃ金のかかった応援、でごまかせるのか? それにしても、殺せんせーの必死っぷりがすごいよなあ。 口角泡を飛ばす、というか、目...

『ワールドトリガー』第114話 「二宮匡貴・2」 感想

2ページ目と3ページ目のアタッカー5人が鎬を削りあってる見開きの絵がめっちゃかっこええなあ。 グラスホッパーを使ってるユーマと小荒井&奥寺、おそらく旋空を使って間合いを延ばしてる辻くん、謎の飛び道具(極限まで細くしたスコーピオン?)を使ってるカゲさんと、それぞれになかなか派手な戦いっぷりで、華やかな絵になってるなあ。 で、そこに横槍をいれる東さんかあ。 下手なスナイパーが介入したら、うっかり味方を撃っちゃいそうなくらいのめまぐるしさだよね。 てか、ランク戦では同士討ちはどういう扱いになるの? まあ、味方がひとり減って点も入らないんだろうな。 前回、解説をやってないようにみえた風間さんが、ちゃんとお仕事してる!(笑) でも、その言葉がチカちゃんを落ち込ませてしまった。 ここからチカちゃんが人を撃てるようになりたい、と思うようになるのかねえ。 二宮さんの戦い方は、ストロングスタイルというかシンプルだなあ。 バッグワームで忍び寄って、アステロイドでどかどか倒す。 それだけなんだけど、それだけで圧倒的に強い。 ユズルくんもゾエさんも二宮さんを前にしたら、「こりゃ死んだな、オレ」って感じで、できるだけのことやってベイルアウトするか、という行動に出てるもんなあ。 それにしても、東さんの変態っぷりが留まるところを知らない。 飛んでる弾を撃ち落とすとか、どんだけですかっ。 で、その東さんと二宮さんがゾエさんを取り合ってるところは、なんかちょっと笑ってしまった。 ふたりの隊長にアタックされるとか、ゾエさんもてすぎです(爆)。 あと、「ですよね~」とか微笑みながら、シュドッて撃ち続ける絵がおもしろすぎる。 ノールックなのにちゃんと目指すところに弾が飛んでるあたり、ゾエさんもなかなかの変態だと思うんだけど……。 これがしっかりカゲさんの援護になってるあたりをみると、ゾエさんもやっぱりA級相当の人材なんだろうね。 ラスト5ページ分でものすごい勢いで隊員たちが淘汰されて、残ったのはユーマ+3人の隊長か。 それぞれのチームのエースだけがしっかり残ってるんだな。 点をあげてるのも、エースたちだけだしな。 点数もほぼ均等になってるし、ここからのエースたちの選択いかんでは、ユーマ勝利の芽もありそうな気がしてきたよ。 辻くんが東さんに吹っ飛ばされた時、ユーマがそんなに驚いた顔してないんだけど、もしかし...

『週刊少年ジャンプ』2015年41号 感想

『ONE PIECE』 (第799話 “親と子”) なんか、麦わらの一味がいきなり大所帯になるとかいう話が出てるんだけど、ルフィがこれをのむかねえ。 傘下には入れないけど、付いてきたいのなら勝手にすれば? 的なことになりそうな気がするんだけど。 とりあえず、キャベンディッシュだけ付いてきてくれれば私は満足です(笑)。 そういえば、トラファルガー・ローの海賊団は今、どうしているんだろう。 『火の丸相撲』 (第63番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び) 沙田くんが進化しすぎててちょっと怖い。 『暗殺教室』 (第154話 冬休みの時間) 別記事(クリスマスと年末年始と節分が一緒に来たような) 『食戟のソーマ』 (133 翳りゆく食卓) 久々な人たちが全然、久々に思えないのは、アニメでちょうど出ているせい。 千俵姉妹はともかく、他の審査員たちはアニメを観てなかったら思い出せなかった、多分。 えりな様があれほど怯えるとか、一体、何をやらかしたんだよ、パパさん。 それこそ、人を殺しててもおかしくない風情の人ではあるが。 存在しなかったことにされるほどだから、犯罪レベルのことはやってそうだよなあ。 『ワールドトリガー』 (第114話 「二宮匡貴・2」) 別記事になってます。 『ハイキュー!!』 (第172話 スタミナ勝負) 「俺が何かに絶望するとしたら、バレーができなくなった時だけだ」 この時の影山くんの表情が、確かに妖怪っぽい(苦笑)。

『暗殺教室』第154話 冬休みの時間 感想、もしくは、クリスマスと年末年始と節分が一緒に来たような

センターカラー。 渚くんのコスチュームがめっちゃかわええんですけどっ。 実写映画は第一弾は観てないし、第二弾も観る気はなかったんだけど、松井せんせーが監修に入ってることと、「死神」をニノがやるということで、俄然、観る気になってる。 クリスマスイベントも正月イベントも飛ばされたっ! と思ってたら、まさか2月になって回収するとわ。 やけっぱちな感じでクラッカーのひも引いてる寺坂くんが、めっちゃツボった。 あと、ヘソ出しサンタコスは誰の趣味だよ……。 「死神」は多分、バラエティとかマンガとかアニメとか、子供たちが好きそうなものにはほとんど触れないで生きてた人なんじゃないかな。 だから、先生をやるにあたって、子供たちが好きそうなものには一通り手を出してみたんじゃないかな。 で、最初は子供たちを理解するためというか、子供たちとの接点をつくるためだったけど、今では素でそういったものが大好きなんじゃないかな、と妄想している。 こうやって、アイスクリームを抱えて、テレビを観て、無防備に笑ってる姿を「死神」の絵に置き換えてみて、ああ、こういう姿を雪村先生はみたかったのかもなあ、と思ったり……。 まあ、殺せんせーの姿だと、確かに若干、腹立つけどな(笑)。 それにしても今回の殺せんせーのコスプレイヤーっぷりがハンパない。 あの衣装、全部、殺せんせーの手作りなのかね。 子供たちが落ち込んでいる間、せっせと手縫いしてたのかね。 とか考えると、若干、腹が立つな(苦笑)。 「やっと日付に思い出が追いつきましたねえ」って、夏休みの宿題の絵日記を、8月31日にまとめて描く子供のよう。 「教室」は卒業するもの。 椚ヶ丘の中3の子たちは、E組以外はだいたいそのまま高等部にそのままあがるんだろうから、E組の子たちだけが散り散りになってしまうんだよなあ。 他のクラスの子たちよりも、一足はやく、E組の生徒たちは自分の未来を見つめなくちゃいけないんだなあ。 E組に入った時はきっと、みんな、この教室から出たくてしかたなかったんだろうけど、今ではここを出ることを考えるだけで、つらそうな表情になってしまう。 ここが、あまりにも満ち足りた場所になってしまったから。 そして、「先生」は普通、卒業はしないものだけど、殺せんせーもまた、E組を卒業する。 殺せんせーは、雪村先生に託されたこの子たちが卒業して、もし生き続けること...

『ワールドトリガー』第113話 「影浦隊」

前回、壁抜き狙撃でオサムをベイルアウトさせた東さん。 あれはやっぱり、データを重ね合わせまくって標的の位置を特定してるのか。 事前にどのMAPで戦うかを知っていれば、地形データを準備できるし、ある程度のパターンは事前に用意もできる。 すると、さすがの東さんでも、限定的な条件下でしか使えない代物か。 東さんが普段、やりたがらないことをやるほど、オサムは警戒されていた? という風間さんの推測で、ちょっとだけオサムが救済されたような気がする。 ランク戦でもベイルアウトした隊員はオペレータ経由で指示出しが可能。 大規模侵攻の時の風間さんのようなことは、普通にありうるので、ランク戦でもそれは許されているということなんだろうな。 オサムに謝るユーマがなんかいいな。 オサムをかばったというよりは、自分の役目はオサムとチカちゃんを守ることだ、とユーマは自認していて、それを遂行できなかったんだから自分が悪い、という思考回路なんじゃないかな、と思う。 でも、オサムはユーマに守られてばっかりの自分が許せないから、そんなユーマの言葉はプレッシャーになっても救いにはならない。 てか、「あんなにがんばったのに」じゃなくて「あれだけいろんな人に力を貸してもらったのに」なのが、オサムらしいな。 木虎ちゃんの「努力なんて1週間やそこらで実を結ぶものじゃありませんから」という言葉は、めっちゃ正論。 木虎ちゃんも、今のポジションにたどりつくまでには、相当、悔しい想いも味わったんだろうなあ。 ヘコむ経験もせずにA級にいる人なんて、きっと唯我だけだよ。 まあ、その分、唯我は太刀川隊内でボコられてるけどな(苦笑)。 敵が4人固まっているところを、オサムの指示なしで撃ったチカちゃん。 オサムのベイルアウトに危機感をおぼえて、自分が何かをしなくちゃいけない、と思ったんかなあ。 めっちゃ冷や汗かいてるから、直接、スコープに人を捉えてない状態でも、人を狙っている、という思いだけでもかなりなストレスっぽい。 初戦で宇佐美ちゃんが「あの建物撃ってくれる?」と指示出ししたのは、人を狙ってるんじゃなく建物を狙ってるんだ、とチカちゃんの考えを逸らすためだったんだろうか。 でも、チカちゃんが自分の意志で戦おうとした。 これは、貴重な一歩なんだと思いたい。 しかし、この一発でチカちゃんの居所が割れて大ピンチ。 なにげにチカちゃんの...

『週刊少年ジャンプ』2015年40号 感想

『BLEACH』 (BLEACH 640. BABY, HOLD YOUR HAND 3 [Mad Lullaby no.7]) ネムは7番目なのか……。 マユリ様はネムがどう育てば満足なんだろう。 まあ、そんなことをマユリ様に問いかけたところで、「満足など科学者のすることではない」となりそうだけど。 『暗殺教室』 (第153話 覚悟の時間) 別記事(そして終わりが始まるんだろうか) 『ハイキュー!!』 (第171話 どいつもこいつも負けずぎらい) 「ツッキー、日向に負けるな」という山口くんの応援への反応が、めっちゃ機嫌悪そうで笑った。 今回の試合のツッキーは表情が豊かだなあ。 本当に「べつに張りあってないし」なら、そこまであからさまに表情かえるかよ、と思っていたら、一人時間差を繰り出すし、どうみても日向とはりあっちゃってるという。 ツッキー、わかりやすすぎる(笑)。 この試合、日向くん&影山くんVSウシワカな試合になるのかな、と思っていたら、なんだか、日向くん&ツッキーVSウシワカな試合になってるなあ。 あと「グ」って擬音が↓をかねてるのがちょっとおもしろかった。 『食戟のソーマ』 (132 第一席の力) 確かに、こんなに客に気を遣いすぎるシェフがいる店って居心地悪そう(苦笑)。 たくさんの料理人を従えて威風堂々と立っている堂島先輩とは、正反対な第一席だな。 「今年の第一席もなかなか面白い生徒だな」とか言われちゃってるということは、代々の第一席はだいたいどっかズレてるんだろうなあ。まあ、こんなところでトップに立てる人だもんねえ。 司先輩は将来は、一晩に3組しか客をいれないお店とかやりそうな感じだよね。 しっかりしたマネージャーさんをつけて、料理以外はすべてその人に任せちゃえれば、みんなが幸せになれそうな感じだ。 『火の丸相撲』 (第62番 信じた道の終着点) センターカラーの表紙が、仲間に囲まれて汗をかく真田さんと、ひとりで四股を踏む部長さんで、なんかもう不憫さをかりたてる。 部長さんがそんなに辛そうな表情をしてないってのがさらに……。 ちょっとだけみんなから離れたところで「借りが増えてく一方だぜ…」とつぶやくユーマさんがせつない。 自業自得と言っちゃえばそれまでなんだけど、ユーマさんはそれでも返そうとがんばっちゃうんだろうな、と思うとせつない。 『ワールドトリガ...

『暗殺教室』第153話 覚悟の時間、もしくは、そして終わりが始まるんだろうか

無事、宇宙から生還した渚くん&カルマくん。 パラシュートがからまってたとか、殺せんせーがいなかったら本当に危なかった。 まあ、そもそも殺せんせーがいなかったら、あそこに乗ってたのは人形なわけで、どっちにしろ人的被害はなかったんだろうけど。 で、着陸地点は旧校舎のグラウンドか……。 これはさすがに烏間先生も白目剥くわな(苦笑)。 殺せんせーは、今回の宇宙旅行のデータ+問題の解決策に関するレポートでチャラにできると思ってるらしいんだけど、本当に大丈夫なのか? 律ちゃんがみつけた新しい航路はかなり有用そうに思えるけど。 まあ、苦労するのは烏間先生だしな(←ひどい)。 ところで、ロケットの中でカルマくんが渚くんにイチャツキ(?)放題だったようにみえるんだけど……なんかもう妄想がひろがりまくりっ。 アメリカチームの殺せんせーの暴走を防ぐ研究はかなり進んでいた。 てか、あのスライム化の薬って、「凝りをほぐす」薬だったの? いや、ほぐす、というより、融けてるって感じなんだが。 殺せんせーが爆発する可能性はわずか1%以下。 これを子供たちは「無いも同然」とみるけど、普通に考えれば、地球が爆発する確率なんて、0.01%でもあっちゃいけないだろ、という判断がでてきそうな気がする。 でも、子供たちにとっては100%が1%以下までスケールダウンしてるわけで、殺せんせーを殺せなかったら、確実に自分たちも家族たちも死んでしまう、人類が滅んでしまう、というプレッシャーから解放されたということなんだよね。 そう考えるとでかい。 殺せんせーが頬を染めてニコニコしているのは、雪村先生の授業を受けていた子たちが、めいいっぱいがんばって自分を救おうとしてくれた結果、雪村先生がみつけたかった答えを探し出してきてくれたことが、うれしくてしかたないんだろうなあ。 そして、茅野ちゃんの変(?)から続いていたトンネルを抜けて、E組の生徒たちはみずからの意志で、元の暗殺教室に戻ることを決めた。 それは、どこまでも殺せんせーの生徒でありたい、という想いがあるからこそ、なんじゃないかな。 この作品の初回冒頭を思い出させる今回のラスト。 ふりだしに戻ったようにもみえるけれど、生徒たちの想いも、殺せんせーの想いも全然、違う。 多分、これがE組の完成形なんじゃないかな。 これからは、この完成形でもって何を成すのか、というおはな...