『ワールドトリガー』第114話 「二宮匡貴・2」 感想

2ページ目と3ページ目のアタッカー5人が鎬を削りあってる見開きの絵がめっちゃかっこええなあ。
グラスホッパーを使ってるユーマと小荒井&奥寺、おそらく旋空を使って間合いを延ばしてる辻くん、謎の飛び道具(極限まで細くしたスコーピオン?)を使ってるカゲさんと、それぞれになかなか派手な戦いっぷりで、華やかな絵になってるなあ。
で、そこに横槍をいれる東さんかあ。
下手なスナイパーが介入したら、うっかり味方を撃っちゃいそうなくらいのめまぐるしさだよね。
てか、ランク戦では同士討ちはどういう扱いになるの? まあ、味方がひとり減って点も入らないんだろうな。

前回、解説をやってないようにみえた風間さんが、ちゃんとお仕事してる!(笑)
でも、その言葉がチカちゃんを落ち込ませてしまった。
ここからチカちゃんが人を撃てるようになりたい、と思うようになるのかねえ。

二宮さんの戦い方は、ストロングスタイルというかシンプルだなあ。
バッグワームで忍び寄って、アステロイドでどかどか倒す。
それだけなんだけど、それだけで圧倒的に強い。
ユズルくんもゾエさんも二宮さんを前にしたら、「こりゃ死んだな、オレ」って感じで、できるだけのことやってベイルアウトするか、という行動に出てるもんなあ。

それにしても、東さんの変態っぷりが留まるところを知らない。
飛んでる弾を撃ち落とすとか、どんだけですかっ。

で、その東さんと二宮さんがゾエさんを取り合ってるところは、なんかちょっと笑ってしまった。
ふたりの隊長にアタックされるとか、ゾエさんもてすぎです(爆)。

あと、「ですよね~」とか微笑みながら、シュドッて撃ち続ける絵がおもしろすぎる。
ノールックなのにちゃんと目指すところに弾が飛んでるあたり、ゾエさんもなかなかの変態だと思うんだけど……。
これがしっかりカゲさんの援護になってるあたりをみると、ゾエさんもやっぱりA級相当の人材なんだろうね。

ラスト5ページ分でものすごい勢いで隊員たちが淘汰されて、残ったのはユーマ+3人の隊長か。
それぞれのチームのエースだけがしっかり残ってるんだな。
点をあげてるのも、エースたちだけだしな。
点数もほぼ均等になってるし、ここからのエースたちの選択いかんでは、ユーマ勝利の芽もありそうな気がしてきたよ。

辻くんが東さんに吹っ飛ばされた時、ユーマがそんなに驚いた顔してないんだけど、もしかして、射線が通ったのに気付いて、辻くんをわざとあの場所に誘導した?

ラストのコマをみて「なんかバトルマンガっぽい~」と思ったんだが、このマンガ、バトルものに分類されててもおかしくはないんだな、そういえば。
てか、ユーマとカゲさんの視線がめっちゃ食い違ってるんだけど、ユーマはここでカゲさん捨てて東さんに走るとかいう展開もあったりするのか?