『ワールドトリガー』第115話 「三雲修・13」 感想

ユーマとカゲさんのバトルは、ユーマはいつものテンションだけど、カゲさんはなんだか楽しそうね。
そして、そこに割り込む無粋なニノさん(笑)。
ニノさんのフルアタックハウンドって、雨のように降り注いでるな。
ひとりでこれだけの火力はすごい。
リアルタイムできっちりと弾道を引くのは出水と那須さんくらい、みたいな話があったけど、これだけ広範囲に降らせることができるのなら、細かく弾道設定する必要はないのか。

ニノさんの誘いに乗る形でベイルアウトさせられちゃったユーマだけど、いつもならあんな無理はしないかなあ、という気がする。
もうすでにトリオン体がぼろぼろの状態だったから、自滅覚悟で1点でももぎとれればもうけもの、といったところだったのかな?
最後にカゲさんの技っぽいものをみせて、カゲさんが驚いてたけど、ニノさんも実は内心、驚いてた?

隊長だけが3人残って、あとはもうタイムアップ待ち、というのもおもしろい。
前半があれだけ派手だったのに、幕引きは静かなもんだな。

仁礼ちゃんとゾエさんの言葉に一応、従っているカゲさんがかわいい。
暴れたいけど、東さんに即死させられるのもつまらないんだろうね。
ユズルくんの「2点獲ったんだから好きにさせれば?」が、なんかかわいかった。
なんだかんだで仲がいいな、影浦隊。

犬飼くんの「なしなんです?」って言葉遣いがちょっとおもしろかった。
辻くんは不覚をとったことで、犬飼くんの後ろでヘコんでるんだろうか……。

そして、点を獲れなかったことを涙目で謝ってたのに、東さんにMAP設定をほめられて、簡単に浮上してキラーンしてる小荒井がかわいい。おまえ、単純すぎやろ。
そうか、小荒井がボケで奥寺がツッコミなのか。

雪だるまに囲まれてるニノさんの絵はなんかシュールだなあ。

三雲隊の負けが確定し、ランクダウン。鈴鳴第一と入れ替わった感じ?

おやつをヒュースにとられて泣いてる陽太郎。
三雲隊が負けたからなのに、それを責めることもせず、「みんなはよくがんばった」とか言ってるあたり、ちっちゃいのにオトコマエだなあ。
ヒュースがなんだかむすっとしているところをみると、トリガーを返してもらわなかったのかな?

オサムの弱さを責めなかった風間さん。
「隊長としての務めを果たせということだ」という言葉は、いろんな解釈があると思う。
個人的には、隊長というか、リーダーの務めは、「道筋を定めること」「決断すること」なんじゃないかな、と思っている。
そして、オサムは決断した。
「玉狛第二に入ってくれませんか?」というおうかがいをたてる言葉ではなく、「玉狛第二に入ってください」という強い言葉を使ったところに、オサムの本気度がうかがえる。

迅さんを入れるっていうのは、チート行為と言われても仕方ない行動だよなあ。
しかも、S級からA級に落ちたばかりの迅さんに、さらにB級に落ちてください、って言ってるわけだし。
そういった諸々を考慮したうえで、オサムはそれを言えるのだ。
まあ、元々、目的のためには手段を択ばない、というか、やらなければいけないと思い込んだもののためにはどんなことでもやるのが、オサムだからなあ。

オサムの目的は、チカちゃんをネイバーフッドに連れていって麟児さんを探すこと、アフトクラトルに行ってレプリカを取り戻すこと。
その目的を達成するためなら、オサムはどんな手でも使う。
どんだけでも泥をかぶる。
オサムは本当にブレないなあ。

私としては、迅さんに三雲隊に入って欲しい。
でもって、ユーマと迅さんの連携攻撃をみたい! めっちゃみたい!