『呪術廻戦』(第21話 幼魚と逆罰 -参-) 感想(命がただ廻るだけの戦い)
なんか最近『ジャンプ』感想が長すぎるので、長くなってる一因の『呪術廻戦』を分離することにしました。
うっかりするとこのまま独立カテゴリになるかも。
さて、表紙は七海さんの後ろ姿。
ずいぶんと哀愁漂ってるけど、この人、25~27歳くらいだよね。五条先生の後輩、ってとこから推測するに。
前々回、いつのまにかナタを取り出してたので、こんな職質受けそうなものどこに隠してんだよ、と思ってたら、背負ってたらしい。
これ絶対、ジャケットが傷むやつ、とか思ってしまった。
あと、エビぞりできないよね。
まあ、日常生活でエビぞりすることなんてあんまりないけど。
伏黒も武器の運搬をどうするか問題を悩んでたけど、武器を背負うのもかっこいいよね、と思ったとたんに玉犬を背負った伏黒の絵を想像してしまい、なにそれかわいい、ってなった。
人間をどこまで大きくできるか、とか、小さくできるか、とか研究熱心(?)な真人。
これって、真人にとっては善でも悪でもなく、目的があるわけでもなく、ただ「試してみた」だけなんだよね。
魂に触れることができる真人にとって、「魂」はただの「物質」にすぎないんだな。
だから、そこらへんにある石を割るみたいな感覚で、魂を壊してしまえる。
そこに「好き」も「嫌い」もなく、「無関心」さえない。
一方、吉野くんはあの年頃の子らしく、「好き」とか「嫌い」に振り回されすぎて、いろいろこじらせちゃってる感じがする。
だから「無関心」になりたい。
無関心な子、じゃなく、無関心になりたい子。それはつまり無関心になれない子。
いろいろと堂々巡りで、行き詰っちゃったあげくに、真人みたいなどうみたって危険な存在に声をかけて、特別な存在に目をかけられた自分は特別な存在、って感じで舞い上がっちゃってる。
なんつーか、めっちゃちょろい(苦笑)。
夏油たちから逃げたあのバイトくんの生命力の高さを見習え! って言いたくなる。
真人にとって、そんな吉野くんがおもしろいってのはなんとなくわかる。
おだてたらどこまでのぼるんだろうとか、裏切ったらどんな顔をするんだろうとか、そういうこと想像してわくわくしてそう。
でも、吉野くんは肯定されたいだけなんだよなあ。
ちょっととがりたいだけの普通の子なんだよなあ。
今のところ吉野くんは、殺人事件の容疑者を見逃した、くらいの罪しか犯してないので、今ならまだ引き返せると思うんだけど、多分、無理だろうなあ。
「天地にとっての水のように、命もただ廻るだけだ」
『呪術廻戦』というタイトルだけど、ここではじめて「廻」というキーワードがでてきた(記憶違いだったらすまん)。
「廻戦」という言葉が、「命がただ廻るだけの戦い」という意味だったらちょっとイヤかなあ、と思った。
なんかすっかり七海さんになじんだ虎杖かわええ。
「オス!!」って敬礼するとことかめっちゃかわええ。
「七海先生ー!!」って駆け込んでくるとことか、小学生かよ! ってくらいかわええ。
こんなぴかぴかな笑顔で「気をつけてね」とか言われたら、そりゃあ伊地知さんも笑顔になるわ。
虎杖が七海さんを「七海先生」とか呼んだことを知った五条先生が、ちょっとすねたりしたらいいな、と思う(爆)。
でも、ちゃんと教職の人が、虎杖にちゃんと教えてないのはどうかと思うよ。
伊地知さんにも「五条さんが適当だから…」とかあきれられちゃってるし。
「細かいことは恵が教えるだろ」とか考えてそうだよな。
呪術師は同じ等級の呪霊にあたらせる、というのは、呪術師の方がちょっと高めに等級を設定しているということか。
なるほど、負けたら死、の世界だから、一応、負けない程度の戦力であたらせるようにしてるのか。
でも、七海さんと真人では、どうみても真人の方が格上っぽいんだけど……。
まあ、七海さんは一級で、その上となると特級しかいないし、真人の情報がほとんど出てない時点で、特級までかりだすのはむずかしいんだろうなあ。
宿儺みたいな明らかになっている脅威を相手にするだけで手いっぱい、って感じなのかもしれない。
ていうか、七海さんが死にそうなんですがっ!
めっちゃ死にそうなんですがっ!
これ、死ぬだけじゃなく、呪霊化して虎杖か五条先生と戦わされる、とかいうひどい展開までありうるよ。
ここらへん七海さんある程度、覚悟して乗り込んでる感じがする。
だからこそ、虎杖を連れていかなかったんじゃないかと……。
七海さんなりに真人の所業にめっちゃ怒ってるっぽいし。
七海さんの「子供ですから」は、格下にみてる、というわけじゃなく、子供を守るのは大人として当然、という感じだよね。
それが通じてるからこそ、虎杖も当初の「子ども扱いされたくない」的な態度をひっこめたし、五条先生と同じように、自分を守ってくれる大人、と認定したからこそ「七海先生」と呼んだんだと思う。
そんな存在がいなくなったら、虎杖がどれだけ悲しむかと想像するだけでつらい。
だから七海さん、死なないで……。
うっかりするとこのまま独立カテゴリになるかも。
さて、表紙は七海さんの後ろ姿。
ずいぶんと哀愁漂ってるけど、この人、25~27歳くらいだよね。五条先生の後輩、ってとこから推測するに。
前々回、いつのまにかナタを取り出してたので、こんな職質受けそうなものどこに隠してんだよ、と思ってたら、背負ってたらしい。
これ絶対、ジャケットが傷むやつ、とか思ってしまった。
あと、エビぞりできないよね。
まあ、日常生活でエビぞりすることなんてあんまりないけど。
伏黒も武器の運搬をどうするか問題を悩んでたけど、武器を背負うのもかっこいいよね、と思ったとたんに玉犬を背負った伏黒の絵を想像してしまい、なにそれかわいい、ってなった。
人間をどこまで大きくできるか、とか、小さくできるか、とか研究熱心(?)な真人。
これって、真人にとっては善でも悪でもなく、目的があるわけでもなく、ただ「試してみた」だけなんだよね。
魂に触れることができる真人にとって、「魂」はただの「物質」にすぎないんだな。
だから、そこらへんにある石を割るみたいな感覚で、魂を壊してしまえる。
そこに「好き」も「嫌い」もなく、「無関心」さえない。
一方、吉野くんはあの年頃の子らしく、「好き」とか「嫌い」に振り回されすぎて、いろいろこじらせちゃってる感じがする。
だから「無関心」になりたい。
無関心な子、じゃなく、無関心になりたい子。それはつまり無関心になれない子。
いろいろと堂々巡りで、行き詰っちゃったあげくに、真人みたいなどうみたって危険な存在に声をかけて、特別な存在に目をかけられた自分は特別な存在、って感じで舞い上がっちゃってる。
なんつーか、めっちゃちょろい(苦笑)。
夏油たちから逃げたあのバイトくんの生命力の高さを見習え! って言いたくなる。
真人にとって、そんな吉野くんがおもしろいってのはなんとなくわかる。
おだてたらどこまでのぼるんだろうとか、裏切ったらどんな顔をするんだろうとか、そういうこと想像してわくわくしてそう。
でも、吉野くんは肯定されたいだけなんだよなあ。
ちょっととがりたいだけの普通の子なんだよなあ。
今のところ吉野くんは、殺人事件の容疑者を見逃した、くらいの罪しか犯してないので、今ならまだ引き返せると思うんだけど、多分、無理だろうなあ。
「天地にとっての水のように、命もただ廻るだけだ」
『呪術廻戦』というタイトルだけど、ここではじめて「廻」というキーワードがでてきた(記憶違いだったらすまん)。
「廻戦」という言葉が、「命がただ廻るだけの戦い」という意味だったらちょっとイヤかなあ、と思った。
なんかすっかり七海さんになじんだ虎杖かわええ。
「オス!!」って敬礼するとことかめっちゃかわええ。
「七海先生ー!!」って駆け込んでくるとことか、小学生かよ! ってくらいかわええ。
こんなぴかぴかな笑顔で「気をつけてね」とか言われたら、そりゃあ伊地知さんも笑顔になるわ。
虎杖が七海さんを「七海先生」とか呼んだことを知った五条先生が、ちょっとすねたりしたらいいな、と思う(爆)。
でも、ちゃんと教職の人が、虎杖にちゃんと教えてないのはどうかと思うよ。
伊地知さんにも「五条さんが適当だから…」とかあきれられちゃってるし。
「細かいことは恵が教えるだろ」とか考えてそうだよな。
呪術師は同じ等級の呪霊にあたらせる、というのは、呪術師の方がちょっと高めに等級を設定しているということか。
なるほど、負けたら死、の世界だから、一応、負けない程度の戦力であたらせるようにしてるのか。
でも、七海さんと真人では、どうみても真人の方が格上っぽいんだけど……。
まあ、七海さんは一級で、その上となると特級しかいないし、真人の情報がほとんど出てない時点で、特級までかりだすのはむずかしいんだろうなあ。
宿儺みたいな明らかになっている脅威を相手にするだけで手いっぱい、って感じなのかもしれない。
ていうか、七海さんが死にそうなんですがっ!
めっちゃ死にそうなんですがっ!
これ、死ぬだけじゃなく、呪霊化して虎杖か五条先生と戦わされる、とかいうひどい展開までありうるよ。
ここらへん七海さんある程度、覚悟して乗り込んでる感じがする。
だからこそ、虎杖を連れていかなかったんじゃないかと……。
七海さんなりに真人の所業にめっちゃ怒ってるっぽいし。
七海さんの「子供ですから」は、格下にみてる、というわけじゃなく、子供を守るのは大人として当然、という感じだよね。
それが通じてるからこそ、虎杖も当初の「子ども扱いされたくない」的な態度をひっこめたし、五条先生と同じように、自分を守ってくれる大人、と認定したからこそ「七海先生」と呼んだんだと思う。
そんな存在がいなくなったら、虎杖がどれだけ悲しむかと想像するだけでつらい。
だから七海さん、死なないで……。