『呪術廻戦』(第45話 賢者) 感想(やさしい呪霊)

呪霊が倒されたことを知らせる札がすべて炎上。
実質的にこれで交流会は終了か。
これって、花御か真人がすべての呪霊を倒してしまった、ということだよね。
まあ、ふたりとも、普通に虫をはらいながら移動してただけなんだろうけど。

「GTG(グレートティーチャーゴジョー)」ってなんか懐かしい響きだな。

「アレを祓ったとなるとそれなりの手練れ」……って、特級呪霊とはさすがに予想外だよね。
ところで「天元様」って誰?
学長たちより上の立場の人が高専内にいるってことだよね、これ。


突如、張られた"帳"に、生徒たちが異常事態を察知。
そんな中、幸せそうに眠っている三輪ちゃん……いや……呪いにかけられてるんだからしかたないんだけど……。
真希さんと野薔薇ちゃんは合流したのね。


楽厳寺学長はあのお年でかなり動けるんだな。

"帳"には視覚効果と術式効果があるという新情報。
視覚効果というのは、周囲の人の目から"帳"の内側がみえないようにする、ということで、術式効果というのは内部に人をいれないようにする、ということだろうか。
両方とも同じ速度でおろすのが普通だけど、内側がみえてもいいから、内部に人を入れないことを優先ということなのね。
やっぱり、先生たちに介入されたら厄介、ということなんだろうな、と思ったら、五条先生だけが入れないとはっ。
これは特級呪霊に対抗できる特級呪術師の五条先生だけはじければ、他の連中がどれだけ介入してきても問題ないって考え?
まあ、触れたら終わりの真人の能力も、触れることができない五条先生には無効だしな。

五条先生のみはじく"帳"をつくるには、五条先生の情報がいる。
あのエプロンおじさんが打ってたくさび(?)は、あらかじめ夏油が術式を仕込んでたのかもね。

「一人でも死んだら僕らの負けだ」
先生としては、自分の監督範囲内にいた生徒たちが殺されたら、そりゃあ負けどころの話じゃないよね。


五条先生の絵を元に、花御を特級呪霊と判断した伏黒。
「あの人の絵でも分かるもんだな」ってひどいな。ファンシーでなかなかかわいい絵じゃないか。

手で電話のジェスチャーしてる狗巻がかわええ。
こんな異常事態なのに、狗巻のおにぎり語が気になる加茂に笑う。
狗巻の呪言がケータイ経由でも有効ということは、狗巻は電話も使えないんだな。
普段はメールとかメッセージアプリとか使ってんのかな。

五条先生のとこまで撤退しようとしたら、花御がすっと現れ、伏黒のスマホが死んだ。
狗巻の呪言は花御にも有効らしいけど、狗巻すでにゲホッてやってたから効き目が薄いっぽい。


花御の言葉は通じないのに、意味は通じるのか。
ていうか、花御の主張が、気合い入りすぎてる環境運動家っぽい。
呪霊は人々の意志が凝り固まったものらしいから、自然をおそれ、自然を守ろうとするあまり、それを破壊する人間たちを排除しなければ、と思い詰めた人たちの念が集まるとこうなるのかもしれない。

「死して賢者となりなさい」
ジャンプフェスタで配ってた最速キャラクターブックに、「(花御は)多分呪いの中で一番やさしいです」って書いてあったけど、地球にやさしくて、人間に厳しいってやつなの?