『週刊少年ジャンプ』2019年11号 感想
『ハイキュー!!』(第337話 次)
赤葦くんが一瞬のうちにいろんな攻撃パターンを考えて、どれがもっとも効果的か、を考えてたのに、「あああ、ちょっとやってみたい」というとても感覚的な選択をした、というのがちょっとおもしろかった。
若干、木兎さんの悪影響を受けてる(笑)。
勝ったのに涙を流して悔しがる赤葦くんが熱い!
ああ、本当に怖かったんだな……。
でも、木兎の発言にいちいち生真面目に言い返すあたり、本当にブレないな。
「全部拾って、全部決める」は"ムリ"ではなく"ムズカシイ"。
なるほど、絶対にできないってことではないもんな。
いろいろ右往左往したけど、赤葦くんの腹が決まってからは試合がさくさく進んだな。
これは、烏野VS梟谷は最終形態(?)の木兎さん+赤葦くんのコンビと、日向くん+影山くんのコンビの対決になる、ということかね。
だいぶ楽しみ。
その前に小さな巨人決定戦(?)を突破しないとだけどね。
『呪術廻戦』(第46話 時間)
別記事(ロックな爺ちゃんはわりと好きです)になりました。
『鬼滅の刃』(第145話 幸せの箱)
表紙がせつないよなあ。
上段は、ぎこちないながらも一応お互いをみていたふたり。
中段は、炭治郎と伊之助にはさまれて笑っている善逸と、ひとりでむずかしい顔をしている獪岳。違う道に進んだふたり。
下段は、完全に背を向け合ったふたり。
善逸は、自分がもっとちゃんとしてたら、獪岳に認められるような剣士になれてたら、ふたりで雷の呼吸を継承できて、爺ちゃんも死なせずにすんだ、と思ってるんだろうなあ。
獪岳は黒死牟に会っちゃってたのか……。
確かに、黒死牟と出会って戦意を保てる隊士は少ないだろうなあ。
それでも戦えるのは、煉獄さんとかしのぶさんとか柱レベルの人たちだもんなあ。
「生きてさえいれば何とかなる」というのも考えとして正しくて、実際、何でもしなければ生きていけない境遇だったんだろう。
獪岳はどこで間違えたのかと考えると、悲鳴嶼さんを裏切ったところだと思うんだよね。
あそこで、悲鳴嶼さんに事情を説明して、自分だけが助かるルートではなく、みんなで助かるルートを模索していれば、なんとかなった可能性はあった……のかな……。
どの場所でも獪岳は不満を抱えていた。
悲鳴嶼さんとか、爺ちゃんとか、自分を大事にしてくれる人に出会えていたのに、それを幸せと感じることができなかった。
幸せがそこにあってもそれを感じ取ることができない、というのは最大級の不幸なのかもなあ。
それにしても黒死牟は引きこもりかと思ってたんだが、ちゃんと外に出るんだね。
黒死牟はもともと呼吸が使える剣士だった、ということは確定らしい。
善逸、もともと天才型っぽい描かれ方をしてたけど、こっそりオリジナルの型も編み出していたとは、やっぱりかなりすごいんだな。
獪岳は善逸を侮ってるし、爺ちゃんのことを善逸を依怙贔屓していると思ってるから、疑いもせず、善逸がひいきされて自分がのけものにされた、と考えたけれど、善逸は、肩を並べられても獪岳が怒らないような、そんな存在になりたくて、ものすごくがんばったんだろうな。
その技が、獪岳を斬ることになるとは、善逸がかわいそすぎる。
『Dr.STONE』(Z=93 一枚目はあなたに)
フランソワのパンに夢中なみんながかわいすぎる。
そうだよな。あの環境で美食を楽しめるだけでも画期的だよな。
自動車を美女に運転させて、スーツで登場とか、カセキ爺さんがかっこよすぎる。
でも、やっぱりモノづくりの魅力には、どんな美女もどんなかっこいいアイテムもかなわないんだな。
記者ちゃんが欲しがってたのはカメラか。
記者ちゃん、いろいろと問題行動おこしてたけど、仕事にはひたむきに取り組んでいたんだな。
で、最初の一枚は千空か。
かっこつけるのが苦手な千空も、あのアインシュタインのポーズならノリノリでやってくれるだろうな。
『ブラック・クローバー』(ページ192 二つの紅蓮の拳)
姉弟喧嘩に「焔血の火曜日」という名前がついてしまうとか、ヴァーミリオン家おそろしすぎる。
つくづく、レオの養育役がフエゴレオン様でよかったな、と思う。
アネゴレオン様は、自分が家とか身分とかから自由でいられるのは、弟がいろいろしょいこんでくれるから、と思ってるんだろうし、フエゴレオン様は、自分が超えられない存在が姉であることを喜んでいるのだろうな。
こんな苛烈な姉兄をもったレオが、コンプレックスでいじけることなくまっすぐ育ってるのは、すごいような気がしてきた。
そう考えると、ひとりでシルヴァ家を背負ってる感じになってるノゼル兄様は大変だな。
『アクタージュ act-age』(scene52.カーテンコール)
ジョバンニの「僕、もう帰らなくちゃ」という台詞で幕は閉じた。
阿良也くんは帰らなければならない、巌さんがもういない現実世界に。
「…ぼろぼろの初日だった」と言う阿良也くんだけど、それを言ってる方もきいてる方も、なんかすっきりした表情だな。
舞台の上でちゃんと、巌さんにさよならを言えたからかもしれない。
舞台から降りても「僕」な夜凪ちゃんが若干こわいけど、カーテンコールで客席をみて「こんなにたくさん…いつのまに」って言ったあたりは、まさしく夜凪ちゃんだった。
夜凪ちゃんの成長っぷりに柊ちゃん大泣きで「私も私の親心が怖いよ」って……。
前日譚の設定がそのまま生きているのなら、柊ちゃんは母一人子一人の環境で育ってるはずだから、自分の庇護下に誰かをいれる、っていう経験がないのかもしれないね。
もともと愛情深い子だし、自分が見守ってあげなきゃ、という存在をはじめて得た結果が、夜凪ちゃんへの怖すぎる親心なんじゃないかな、と。
天球のみんながまだ舞台上にいるのに、訃報が流れてしまったな。
巌裕次郎という存在が演劇界で大きければ大きいほど、その巌さんが最後の舞台と覚悟していた『銀河鉄道の夜』に、劇団の外から招き入れた無名女優、というものすごくドラマチックな設定を背負ってしまった夜凪ちゃんは、当然これから注目される存在になるだろう。
夜凪ちゃんはぴすぴすやってるけど、それをみている千世子ちゃんの眼がやっぱりこわい。
『デスアイランド』の公開はこれからのはずだし、突如、有名人になった夜凪ちゃんが宣伝にかりだされることになりそう。
そしたら、千世子ちゃんと一緒にお仕事できるよね!
阿良也くんが「星く…堀君」ってわざと間違えたのおもしろかった。
そうか、そういうネタにできるくらい、阿良也くんはアキラくんを認めたんだね。
『チェンソーマン』(第9話 救出)
しっかりニャーコを抱え込んでたパワーちゃんと、そのパワーちゃんを抱っこしてるデンジの絵がすごくよい。
まわりは臓物だらけだけど。
パワーちゃんの胸を揉みたいデンジだけど、ちゃんとパワーちゃんが起きて、本人の確認とってから、というのはえらいな!
で、「胸は揉ませてやるわ」って許可をとって、よっしゃアアアアア! ってなったと思ったら、デンジの腕がちぎれて、正直、読んでる私も呆然としてしまった。
いやいやいや、タツキ先生、デンジに厳しすぎるだろ。
いい感じになったところでマキマさんたちが現れる、的な展開はあるかもと思ってたんだけど、まさか揉むための腕をふっとばすとわっ。
血を流しすぎるとチェンソーがはんぱにしか出なくなるのか。
てか、なんであんな位置からチェンソーがでる仕様にしたんだよ。
赤葦くんが一瞬のうちにいろんな攻撃パターンを考えて、どれがもっとも効果的か、を考えてたのに、「あああ、ちょっとやってみたい」というとても感覚的な選択をした、というのがちょっとおもしろかった。
若干、木兎さんの悪影響を受けてる(笑)。
勝ったのに涙を流して悔しがる赤葦くんが熱い!
ああ、本当に怖かったんだな……。
でも、木兎の発言にいちいち生真面目に言い返すあたり、本当にブレないな。
「全部拾って、全部決める」は"ムリ"ではなく"ムズカシイ"。
なるほど、絶対にできないってことではないもんな。
いろいろ右往左往したけど、赤葦くんの腹が決まってからは試合がさくさく進んだな。
これは、烏野VS梟谷は最終形態(?)の木兎さん+赤葦くんのコンビと、日向くん+影山くんのコンビの対決になる、ということかね。
だいぶ楽しみ。
その前に小さな巨人決定戦(?)を突破しないとだけどね。
『呪術廻戦』(第46話 時間)
別記事(ロックな爺ちゃんはわりと好きです)になりました。
『鬼滅の刃』(第145話 幸せの箱)
表紙がせつないよなあ。
上段は、ぎこちないながらも一応お互いをみていたふたり。
中段は、炭治郎と伊之助にはさまれて笑っている善逸と、ひとりでむずかしい顔をしている獪岳。違う道に進んだふたり。
下段は、完全に背を向け合ったふたり。
善逸は、自分がもっとちゃんとしてたら、獪岳に認められるような剣士になれてたら、ふたりで雷の呼吸を継承できて、爺ちゃんも死なせずにすんだ、と思ってるんだろうなあ。
獪岳は黒死牟に会っちゃってたのか……。
確かに、黒死牟と出会って戦意を保てる隊士は少ないだろうなあ。
それでも戦えるのは、煉獄さんとかしのぶさんとか柱レベルの人たちだもんなあ。
「生きてさえいれば何とかなる」というのも考えとして正しくて、実際、何でもしなければ生きていけない境遇だったんだろう。
獪岳はどこで間違えたのかと考えると、悲鳴嶼さんを裏切ったところだと思うんだよね。
あそこで、悲鳴嶼さんに事情を説明して、自分だけが助かるルートではなく、みんなで助かるルートを模索していれば、なんとかなった可能性はあった……のかな……。
どの場所でも獪岳は不満を抱えていた。
悲鳴嶼さんとか、爺ちゃんとか、自分を大事にしてくれる人に出会えていたのに、それを幸せと感じることができなかった。
幸せがそこにあってもそれを感じ取ることができない、というのは最大級の不幸なのかもなあ。
それにしても黒死牟は引きこもりかと思ってたんだが、ちゃんと外に出るんだね。
黒死牟はもともと呼吸が使える剣士だった、ということは確定らしい。
善逸、もともと天才型っぽい描かれ方をしてたけど、こっそりオリジナルの型も編み出していたとは、やっぱりかなりすごいんだな。
獪岳は善逸を侮ってるし、爺ちゃんのことを善逸を依怙贔屓していると思ってるから、疑いもせず、善逸がひいきされて自分がのけものにされた、と考えたけれど、善逸は、肩を並べられても獪岳が怒らないような、そんな存在になりたくて、ものすごくがんばったんだろうな。
その技が、獪岳を斬ることになるとは、善逸がかわいそすぎる。
『Dr.STONE』(Z=93 一枚目はあなたに)
フランソワのパンに夢中なみんながかわいすぎる。
そうだよな。あの環境で美食を楽しめるだけでも画期的だよな。
自動車を美女に運転させて、スーツで登場とか、カセキ爺さんがかっこよすぎる。
でも、やっぱりモノづくりの魅力には、どんな美女もどんなかっこいいアイテムもかなわないんだな。
記者ちゃんが欲しがってたのはカメラか。
記者ちゃん、いろいろと問題行動おこしてたけど、仕事にはひたむきに取り組んでいたんだな。
で、最初の一枚は千空か。
かっこつけるのが苦手な千空も、あのアインシュタインのポーズならノリノリでやってくれるだろうな。
『ブラック・クローバー』(ページ192 二つの紅蓮の拳)
姉弟喧嘩に「焔血の火曜日」という名前がついてしまうとか、ヴァーミリオン家おそろしすぎる。
つくづく、レオの養育役がフエゴレオン様でよかったな、と思う。
アネゴレオン様は、自分が家とか身分とかから自由でいられるのは、弟がいろいろしょいこんでくれるから、と思ってるんだろうし、フエゴレオン様は、自分が超えられない存在が姉であることを喜んでいるのだろうな。
こんな苛烈な姉兄をもったレオが、コンプレックスでいじけることなくまっすぐ育ってるのは、すごいような気がしてきた。
そう考えると、ひとりでシルヴァ家を背負ってる感じになってるノゼル兄様は大変だな。
『アクタージュ act-age』(scene52.カーテンコール)
ジョバンニの「僕、もう帰らなくちゃ」という台詞で幕は閉じた。
阿良也くんは帰らなければならない、巌さんがもういない現実世界に。
「…ぼろぼろの初日だった」と言う阿良也くんだけど、それを言ってる方もきいてる方も、なんかすっきりした表情だな。
舞台の上でちゃんと、巌さんにさよならを言えたからかもしれない。
舞台から降りても「僕」な夜凪ちゃんが若干こわいけど、カーテンコールで客席をみて「こんなにたくさん…いつのまに」って言ったあたりは、まさしく夜凪ちゃんだった。
夜凪ちゃんの成長っぷりに柊ちゃん大泣きで「私も私の親心が怖いよ」って……。
前日譚の設定がそのまま生きているのなら、柊ちゃんは母一人子一人の環境で育ってるはずだから、自分の庇護下に誰かをいれる、っていう経験がないのかもしれないね。
もともと愛情深い子だし、自分が見守ってあげなきゃ、という存在をはじめて得た結果が、夜凪ちゃんへの怖すぎる親心なんじゃないかな、と。
天球のみんながまだ舞台上にいるのに、訃報が流れてしまったな。
巌裕次郎という存在が演劇界で大きければ大きいほど、その巌さんが最後の舞台と覚悟していた『銀河鉄道の夜』に、劇団の外から招き入れた無名女優、というものすごくドラマチックな設定を背負ってしまった夜凪ちゃんは、当然これから注目される存在になるだろう。
夜凪ちゃんはぴすぴすやってるけど、それをみている千世子ちゃんの眼がやっぱりこわい。
『デスアイランド』の公開はこれからのはずだし、突如、有名人になった夜凪ちゃんが宣伝にかりだされることになりそう。
そしたら、千世子ちゃんと一緒にお仕事できるよね!
阿良也くんが「星く…堀君」ってわざと間違えたのおもしろかった。
そうか、そういうネタにできるくらい、阿良也くんはアキラくんを認めたんだね。
『チェンソーマン』(第9話 救出)
しっかりニャーコを抱え込んでたパワーちゃんと、そのパワーちゃんを抱っこしてるデンジの絵がすごくよい。
まわりは臓物だらけだけど。
パワーちゃんの胸を揉みたいデンジだけど、ちゃんとパワーちゃんが起きて、本人の確認とってから、というのはえらいな!
で、「胸は揉ませてやるわ」って許可をとって、よっしゃアアアアア! ってなったと思ったら、デンジの腕がちぎれて、正直、読んでる私も呆然としてしまった。
いやいやいや、タツキ先生、デンジに厳しすぎるだろ。
いい感じになったところでマキマさんたちが現れる、的な展開はあるかもと思ってたんだけど、まさか揉むための腕をふっとばすとわっ。
血を流しすぎるとチェンソーがはんぱにしか出なくなるのか。
てか、なんであんな位置からチェンソーがでる仕様にしたんだよ。