『呪術廻戦』(第71話 懐玉 -漆-) 感想(散ってもまだ咲いている)

子供時代の五条先生! めっちゃかわええ!
なんとゆーか、浮世離れどころか現実離れしてる。
高専生徒時代の五条先生はちょっとやんちゃな普通の高校生にみえるんだけど。


おもいっきし胸を刃物で貫通させられてるようにみえたんだけど、それでも倒れない五条先生。
どんだけ丈夫なんですか……。
呪力でコントロールしてダメージを防いだ、みたいなことらしいけど、呪力ってそんなに便利に使えるものなの?
まあ、五条先生だからこそ、だろうけど。
とは言っても、汗だらだら流してるから、かなりヤセ我慢してるっぽい。
伏黒父(仮)にもツッコマれてたし。


呪霊をからだに巻いてる伏黒父(仮)の絵がめっちゃ禍々しくて、めっちゃかっこええ。
ちょこちょこ伏黒と見まがうコマがあって、かっこいいんだけど! かっこいいんだけど! なんかヤダ!


伏黒父(仮)は伏黒みたいな術式つかうのかな、と思ってたんだけど、まさかの呪力ゼロ。
それでもってやたらフィジカルが強い。
なるほど、真希さんみたいな存在か。
禪院家にはこういう人がちょくちょく生まれるのかね。

あんな感じでやさぐれちゃってるのは、うまれもった呪力の強さでヒエラルキーがつくられてるような家系にうまれて、気が付いたら最下層でのしあがる希望はほぼない、みたいな環境のせいかもしれない。
それと、存在を気取られたことがなかった、というのは、呪力がゼロだから、なのかもしれないね。
呪力がないと、存在することまで認められない。
そんな境遇でまっとうにあがいている真希さんはすごいよね。


近寄らせないために、自分の周囲を更地にする五条先生こわい。
まあ、高専の敷地内だから、一般人に迷惑かけるってことはないんだろうけど。
それにしても、やることがダイナミックすぎる。


伏黒父(仮)、ねちねちねちねちとめっちゃ執念深い。
でも、呪力がないのに、頭脳と呪具と身体能力だけで、五条先生をここまで追い詰められるのめっちゃかっこいい。

五条先生が、真希さんも十分に戦える術師になれる、と評価してるのは、この人を知ってるからかもしれない。


五条先生、喉さされちゃってるけど、これ大丈夫なの?
いや、10年後にちゃんと生きてるから大丈夫だってのはわかってるんだけど。
術式で身を守ってるから大丈夫、と思わせておいて、「発動中の術式強制解除」な呪具で攻撃とか、ものすごい数の攻撃パターンを練ってきたんだろうな、って思う。
五条先生を衰弱させたり、油断させたり、地道に削ってるあたり、意外とマメだしねえ。
なるほど、楽してお金を稼ぐタイプじゃないんだね。
まあ、ろくでもないことでお金を稼いでるには違いないけど。