『呪術廻戦』(第118話 渋谷事変・36) 感想(宿儺が楽しそう)

宿儺VS魔虚羅がめっちゃ派手だな。
3/4宿儺がここまで苦戦するとは。
伏黒と初めて対峙した時にこれを出されてたら負けてたかもしれない、とか宿儺が考えてるけど、もしかしてあれが最大の宿儺封印のチャンスだったのでは。
でも、あの時点で倒せても、宿儺の指は半分以上残ってたので、結局はダメか。

そうか……伏黒は宿儺を倒せる素質を持ち合わせてたんだな……。
宿儺が伏黒をやたら気にかけていたのは、この潜在能力を認めてのことか。
宿儺を倒せるほどの力を宿儺が利用できたら、なにかすごいことができそうだよね。
宿儺が何をしたいのか知らんけど。

禪院当主は伏黒が術式を継いでいたら10億出すって言ってたけど、それだけの価値はあるんだね。
宿儺にしてみればプライスレスだろう。


それにしても、魔虚羅は強すぎる。
これ、ギギギ、ガゴンッのたびに相手の出し手を潰してるってことだよね。

禪院当主と七海さんを瞬殺した漏瑚を瞬殺した宿儺がここまで手こずるとは。

御前試合でこんなの出した昔の禪院の術師ってなんなの?
御前試合ってことはめっちゃ偉い人が臨席してるはずだよね。
そんな人がいるところで、こんな危険なもの出しちゃうとか、わけわかんないよ。偉い人が巻き込まれて死んでてもおかしくないよ。
それとも、昔の六眼の人をとにかく殺したくて、御前試合を理由に目の前に現れたのをいいことに、禪院家のことなんかまったく考えずにこれ出しちゃったの?
自分が死ぬの前提技だから、これで禪院がどうなってもどうでもいいって感じで。


久々に出たよ「伏魔御厨子」。
てか、アオリの「万死の厨房、現る!!」ってなに?
あれキッチンなの?
確かに「厨」って台所のことだから、なんもおかしくないんだけど。

宿儺が炎を出した時、漏瑚が宿儺の術式は「切断」や「斬撃」ではないのか、って驚いてたけど、確かに、料理なら「切る」と「火」を両方とも使えるな。
そういえば、「三枚おろし」とか「味見」とか、料理関係用語を宿儺は多用してるな、とかいろいろつながることがある。
ええっ、料理の術式ってありなの?
でも、「食事」というのは「神事」の一形態にもなっているから、そんな不自然でもないのか。
そもそもこの物語自体が「喰べる」ことからはじまってるし。

このマンガ、意外なところで意外なことが発覚して、あれもそういうことなの? みたいなことが多発するよな……。


それにしても、今回の宿儺はめっちゃ楽しそう。
ここまで全力出せる相手ってなかなかいないから、テンションあがりまくってる感じ。

今は伏黒の命が懸かってるから、勝ってくれないと困るので、全力でやっちゃってください。