『逃げ上手の若君』(第197話 征き、帰る1351) 感想

こんな感じの展開になるんだろうなあ、とはね、思ってたんですよ。
そこらへんじわじわと覚悟させられていた、というか。
でも実際そうなってみると、やっぱりヘコむわけですよ。

そういえば、逃若党の初期メンバーは頼重が選んでいて、吹雪は時行が初めてのみずから望んだ仲間だったなあ、とか。


逃若党の中で時行を「我が君」って呼ぶのは吹雪だけ。
天下を狙える主君を得る、というのは父親の願いで、吹雪はその父親を心の底から憎んでいる。
だから、吹雪にとって主君というものはとても重い存在なんじゃないかと思うわけですよ。

そんな吹雪が呼ぶ「我が君」というのは、自分自身が選んだ主君である、という想いを含んだものなのかな、って。
父がそう願ったからではないんだ、と。


えっと、ここから助かるルートあるのかな?
さすがに無理ですか?


それにしても鬼心仏刀がこの展開を目指してつくられたとは、また超ロングパスだな。
松井せんせー、超ロングパス好きだよね。