『逃げ上手の若君』(第199話 変貌1351) 感想
三浦(兄)に富士山を引っこ抜いてもらう約束をしていた、まだ幼かった時行。
その話をきいて三浦(弟)は苦笑するしかないけど、そういうエピソードをしっかり覚えてくれていることは、めちゃくちゃうれしいんだろうな。
団結力があり雰囲気が明るい時行たち南朝軍。
一方、尊氏の軍は真逆の空気。
何よりもトップの尊氏が落ち込んでいるのが痛い。
なんでこんな急激に神通力を失ったんだろうね。
マイナスなものを押し付けるのに便利な直義がいなくなって、武士たちの尊氏に対する信仰心が薄れてきたんだろうか。
その尊氏のマイナスを引き受けすぎて様子が変わった直義。
時行はともかく、上杉もちょっと引いてるな。
でも、上杉への直義の対応は変わってない感じなんだよ。
ただ、兄への煮詰まった想いが変わっただけなんだけど、それは直義のほぼすべてを変えるに等しいんだろうね。
「まさかお前が私の指揮下に入るとはな」
ここのコマの時行と直義の縮尺と位置関係がおかしいんだけど、時行の気持ち的にはこんな感じなんだろうな。
直義が滅したいのは高一族だけで、兄を殺すつもりはない。
だから高兄弟を殺せたら、兄の元に帰参して北朝側につくと宣言する直義。
もし尊氏を殺すつもりなら時行とも敵対する、ぐらいのことを言っちゃってるけど、それを言うメリットある?
「聡明だった直義が… 見る影もない」ってなるよなあ。
仲が良かった兄を失っている時行には、自分を見捨てた兄に執着する弟の気持ちははかり知れない。
どっちの弟もツライ。
その話をきいて三浦(弟)は苦笑するしかないけど、そういうエピソードをしっかり覚えてくれていることは、めちゃくちゃうれしいんだろうな。
団結力があり雰囲気が明るい時行たち南朝軍。
一方、尊氏の軍は真逆の空気。
何よりもトップの尊氏が落ち込んでいるのが痛い。
なんでこんな急激に神通力を失ったんだろうね。
マイナスなものを押し付けるのに便利な直義がいなくなって、武士たちの尊氏に対する信仰心が薄れてきたんだろうか。
その尊氏のマイナスを引き受けすぎて様子が変わった直義。
時行はともかく、上杉もちょっと引いてるな。
でも、上杉への直義の対応は変わってない感じなんだよ。
ただ、兄への煮詰まった想いが変わっただけなんだけど、それは直義のほぼすべてを変えるに等しいんだろうね。
「まさかお前が私の指揮下に入るとはな」
ここのコマの時行と直義の縮尺と位置関係がおかしいんだけど、時行の気持ち的にはこんな感じなんだろうな。
直義が滅したいのは高一族だけで、兄を殺すつもりはない。
だから高兄弟を殺せたら、兄の元に帰参して北朝側につくと宣言する直義。
もし尊氏を殺すつもりなら時行とも敵対する、ぐらいのことを言っちゃってるけど、それを言うメリットある?
「聡明だった直義が… 見る影もない」ってなるよなあ。
仲が良かった兄を失っている時行には、自分を見捨てた兄に執着する弟の気持ちははかり知れない。
どっちの弟もツライ。