『週刊少年ジャンプ』2025年18号 感想

『魔男のイチ』(第28狩 知らない感情)
弟に友達ができた、とはしゃぐリチア王女がかわいい。
でも、イチとゴクラクは「友達」とはどういうものかがわからない。
友達が欲しい、という感覚がないから、特に悲しいとかさびしいとかも思ってないんだろうね。
でも、リチア王女が喜んでるから、喜ばしいことらしい、と納得してるのちょっとかわいいな。

ゴクラク、ちゃんと王宮で育ったっぽいんだけど、あの神官はただの犯罪者扱いしてた感じでよくわからない。
王族だったらもっと扱いに困りそうな気がするんだけど。

「家族なら! 最近できた!」
めっちゃドヤ顔で言うイチがかわいい。
デスカラス様が結構むちゃくちゃやってるから、失望したりしてないかと心配してたんだけど、家族になったこと自体はやっぱりうれしいのね。

バクガミは悲しい記憶を吸い取って曖昧にしてるんだろうか、と思ってたら、悲しむ心そのものを吸い取ってた。
どうりで国民たちがみんな妙なテンションになってるわけだよ。
貧乏から逃れて、余裕のある生活をおくれるようになって、ちょっと浮かれてる、ってだけじゃなかったのか。

ゴクラク、姉の悲しいという感情を奪われたことに、あそこまで激怒するって、意外と繊細な感性をもってるな、って思った(失礼)。

『カグラバチ』(第73話 黎明)
モブ妖術師コンテストの結果がセンターカラーで発表されてた。
チヒロくんに瞬殺されてた。
ストーリーに干渉せず、おもしろい絵を見られる、というなかなか良い企画!
『夜桜さんちの大作戦』みたいにガッツリ1話つくるってのも楽しいけど、『カグラバチ』はそういう芸風(?)ではないからな。

おいおいおい、イヲリちゃんがいじめられる原因をつくったの毘灼かい。
あれ? これ結局、座村さん毘灼に振り回されてるだけじゃない?
てか、幽は想像以上に長い時間をかけて今の状況をつくりだしたんだな。

本当のことを話したら父親が自分を手放してしまうと思ったから、イヲリちゃんはひとりで耐えてたんだな。
実際、その通りになったし。
それはイヲリちゃんの覚悟を踏みにじるものだったけど、座村さんはもう耐えられなかったんだろうね。
自分の目をつぶしたことで、娘の苦境に気付くのが遅れてしまったわけで、座村さんにしてみればそれも大きな負い目になっていただろうし。

そして、妖刀が奪われたことで剣聖が真打を再び握る可能性がでてきたうえに、六平パパが殺されたことで妖刀はもう増やせないということになって、座村さんは神奈備にすべて任せることをあきらめたってわけね。

『逃げ上手の若君』(第197話 征き、帰る1351)
別記事になりました。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS207 新生殺連)
キンダカと四ツ村さんって、南雲が呼んだのか?

『Bの星線』(#008 visitor)
死者蘇生の指輪、とかいうものがでてきた。
黒魔術か……SFじゃなくてオカルトだったか……。

ベートーヴェンさんを復活させた誰かがいるとして、復活させた後、野放しにしてるのはなんでなんだろう。
実はひっそり監視してるかもだけど。