『逃げ上手の若君』(第221話 恩賞1352) 感想

時行ひきいる逃若党VS足利尊氏を中心にして、両軍が乱戦状態。

時行は「前の天下人の跡継ぎ」という立場だけど、実際に持ってる権力はゼロ状態。
時行のために戦っても恩賞は期待できない。
それでも、時行のために、時行を信じて戦ってくれる人たちがいる。


「ああ残念だ 私は彼を好きになってしまった」
ここの上杉のやれやれって表情がなんともかわいらしい。
彼の忠誠心はいまだに直義に向けられているんだろうけど、時行に対してはただ好きなだけ。
それは上杉にとってたまらなく新鮮な感情なんだろう。


「悪神」としての力を放出しはじめた尊氏。
武力で戦うんじゃなく、瘴気で殺すのか。
これ、足利軍の人たちが見たらどう思うんだろう。


どうにもならなくなった時行たちの前に現れた逆さ凶!
まさかの吹雪復活!

上杉からの「恩賞」としてでかい箱が出てきた時は、長尾みたいな強化人間を他にもつくってたのか? と思ってたら、まさかの吹雪だよ。
斬首したことにしてこっそり研究材料にしてたのか。
確かに「素材」としては長尾並の逸材だもんね、吹雪。

いや、この展開は予想してなかった。
ありがとう! ありがとう! ありがとう!