『週刊少年ジャンプ』2026年40号 感想

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS273 望み)
殺さないことにこだわる坂本さんにいらつき、リオンさんの面影に動揺し、ここんとこ気持ちがぐらついていた南雲。
それが、リオンさんが溺愛していた姪っ子・晶ちゃんの登場により、ようやく気持ちが定まった。
大事な姪っ子を殺し屋にしたくない、というリオンさんの望みを自分が守るんだ、と。

南雲、なんだかんだで坂本さんとリオンさんが好きすぎて、そのふたりが好き勝手に動き回った結果、死んでしまった(←坂本さんの現状を知らない)ことに怒っていたんだよね、きっと。
自分が何でこんなに迷ってるのかよくわからなくなってきたところで、晶ちゃんというはっきりとした存在のおかげで、思考がクリアになった感じだ。

『さむわんへるつ』(#47 好きだな…)
友達に「水尾さんの応援…していい…?」って言うミメイくんが最高にかわいかった。
高校生男子がわかりやすく、あの女子が気になってる、って匂わせるようなこと言うのって、めっちゃハードル高いよね。
ミメイくんをからかわず、無言で確認し合って、一緒に応援してくれたお友達たち、めっちゃいい子!

『あかね噺』(第220席 喜劇王)
全生師匠は唯一無二の才能を持ってるけど、それは屈辱をもたらすものだった。
本人がまったくコントロールできてない不本意な能力で、噺家として認められちゃって、ずっと「別にいいけど」と愚痴りながら生きてきたって考えると気の毒なんだが、それはそれとしてやっぱり性格が悪いと思う。

『カグラバチ』(130話 “大丈夫!”)
明無良、すごい拘束のされ方だけど、姉を引き渡したくないと、めちゃくちゃ暴れたんだろうな。
その千晃さんには自我を麻痺させる禁術が施されることに。
まあ、これから千晃さんの身に何が起こるかは明白なので、自我を失わせることはせめてもの情けという考えになるのはわかる。

そこに現れた国重と柴さん。
我を忘れて国重に向かって走る千晃さん。
ここんとこずっと、曇ってたり雨が降ってたりだったのに、千晃さんが国重に抱きついた途端に空が晴れる、という描写が美しかった。

共に引き渡されるはずだった雫天石が玉鋼になってしまったことで、千晃さんだけ差し出しても交渉は決裂するだろうな、ということになる。
これにより、雫天石からつくられた玉鋼を活用するしか選択肢がなくなった。

千晃さんの未来予知をくずしたことで、千晃さんとの未来を手に入れた国重。
ひとまずよかったけど、国重と千晃さんはずっと一緒にはいられなかったことがわかってるのがなあ。