『暗殺教室』第50話 期末の時間 感想、もしくは、支配者の遺伝子を継ぐ者

祝! 連載1周年突破!!
こんなにも危なげなく1周年を迎えることができるとは、『魔人探偵脳噛ネウロ』ファンとしては感涙ものだわ。

で、今週の『ジャンプ』の表紙なわけなんだけど、あいかわらず『暗殺教室』はおしゃれ系デザインできめてくるねえ。
このタイル(?)でグッズ(クッションとか?)をつくって売ってくんないかなあ。


「黒板アート選手権」なるものが開催されるようだけど、読書感想文といい、社会人が手を出せないイベントが多いのはナニユエ~(泣)。


巻頭カラーも『暗殺教室』というわけで、こちらはE組みんなで浴衣姿。
カルマくんの浴衣がドクロ柄(←「スカル柄」と呼ぶ方が正しいのか?)とは、おしゃれですな。
岡島くんは望遠レンズで何を撮っているのだろう(←犯罪方面な可能性あり)。
それにしても、岡島くんが最近なにげにプッシュされてるような気がするんですが。


さて本編。絶対やるだろうと思っていた期末テスト編についに突入。

殺せんせーってわりとよく触手を撃ち抜かれてる気がするんだけど、痛覚ないのかね。
触手が減るとパワーダウンして、分身が幼児化(?)するらしい。
そうか、数が減るんじゃなかったのか。
てか、分身もそれぞれに食事が必要なの?


殺せんせーが出した期末テストのごほうびは、総合&教科ごとのトップをとれれば、その数だけ触手を破壊する権利。
最大6本の触手を一度に失えば、さすがに殺せんせーもかなり弱体化するはず……だけど、すぐに再生するよね。再生するまでになんとかしろってことだよね。
だとすると、6本を同時に壊せてもまだハードルが高くない?
まあ、普段に比べれば格段にやりやすいのは確かだけど。

「誰かが」ということは、たとえばカルマくんがすべての教科で満点をとる、というパターンもありってこと。
さすがにそこまでうまくはいかないだろうけど。
奥田ちゃんみたいな成績の偏りの激しい子にもチャンスがある、という点で、これはかなりおいしい餌を用意したなあ、って感じ。
ていうか「チャンスがある」と生徒たちに思わせた時点で、殺せんせーの作戦勝ちって気がする。


中間テストの件があったんで、理事長先生に釘を刺しにいく、烏間先生とイリーナ先生。
烏間先生は、前回、えらくご立腹だったからねえ。
最近めっきりギャグキャラなイリーナ先生が、ずいぶんちゃんとしてみえる(苦笑)。
色仕掛けが得意技なだけあって、こういう交渉事はうまそうだよね。
少なくとも「堅物」な烏間先生よりは。

ところで、先生だけで保健体育の勉強をしてどーする、イリーナ先生(爆)。

これって、烏間先生がのってこないのをわかってて、からかってるだけなんだろうけど、もしのってきたらどーすんだ。
まあ、烏間先生じゃあ、それはあり得ないか。なにせ「堅物」だし(苦笑)。


理事長先生、今度は正攻法で攻めてくる様子。
ていうか、自分自身は動かず、息子を動かしてくるとわっ。

というわけで、理事長先生の息子・浅野学秀が初登場。
ルックスが父親にそっくりなイケメン。
球技大会の進藤みたいな付け焼刃じゃない、カンペキな「教育」を施されている感じがしてコワイ。

だいたい、「僕等は太陽だ」とか言い切っちゃう中学生ってどーよ。
本人が心底そう思って言ってる感じがイヤだわ。


ところで、椚ヶ丘は、A組が頂点、E組が最下層だけど、B・C・D組は横並びなんだね。
B・C・D組は、エリートになれるか、エンドに落とされるか、という両極端なアメとムチを与えられている、ということか。
「C組になっちゃったけど、まだD組があるさ」とかいう余裕を与えず、中間層の数を多くして、必死に勉強する生徒の数を増やせば、それだけ学校全体の成績レベルがあがるってことなのかなあ。

てか、A組からE組に直接落とされるパターンってのはあるのかしら。