『暗殺教室』第63話 引率の時間 感想、もしくは、『ジャンプ』の探偵物はおもしろいから買うといいと思うよ

看病役に残ったのは、竹林くんと奥田ちゃんか。
2人とも戦闘向きではないけど、生物・化学系の知識は豊富、ということで、残すには適任なんだろうな。


さて、突入組は、ラウンジを抜けて、客室エリアに突入。
ここから先は客のフリをして、さりげなく通り抜ける、というのが烏間先生の考え。

というわけで、金持ちのボンボンに擬態しようというわけだが……寺崎くん、ハマりすぎだ。
そして、茅野ちゃんは、「世の中をナメてる感じ」をナメてる感じがする(苦笑)。
ナチュラルに世の中をナメてる感を出すのは、カルマくんが一番うまそう。
浅野くんとかいればカンペキだったな(←育ちがよくて、世の中ナメてる感があふれてる)。


「ホテル全部が我々に協力するわけじゃない」というのはちょっと意外だったんだけど、金額がでかすぎると、そう簡単には周囲を巻き込めなくなる、というのはあるかもね。あとで分配でもめそうな気がするし、秘密を守るのも大変になるし。
イリーナ先生がいたとはいえ、ラウンジをあっさり通り抜けられたのは、特別な警戒網が敷かれているわけではなくて、通常の警戒レベルだったから、ということか。
ということは、首謀者はホテルのオーナーとかではなく、最上階を借り切ってるだけの客、ということになるんかね。

ところで、前回、「銃うめぇ」とか言ってた暗殺者は“ガストロ”という名前らしい。
銃をくわえるのもどうかと思ってたけど、銃身に梅ジャムかけて「銃と梅ジャム相性やべぇ」とか言って、ハートマーク飛ばしてて、さらにあぶない人になってきた。
でもそれって、単なる鉄風味の梅ジャムなんじゃないのか?


さて、ホテル侵入作戦は、前衛の烏間先生が3階まで到達。
あんまり大人数で行動すると怪しまれるので、微妙に距離をあけて進んでるのかな?

正面からきた客を、怪しいと見破った不破ちゃんの一言で、とっさに動ける烏間先生はさすがだ。
トロピカルジュースを持ってきただけのおじさんの顔を覚えてて、しかもすぐに判別できた不破ちゃんもすごいけど。

不破ちゃん、のりのりで推理を披露し「犯人はあなたよ、おじさん君!!」ってびしっ。
「おじさん君」って……。

『マガジン』『サンデー』は共に探偵物のメガヒットがあるねえ、確かに。
だけど、『ジャンプ』にだって、「よく知らないけど文庫版が出てるらしいから買うといいと思う」探偵物があるんだよ!(爆)
って、あれ「探偵物」だったんか、と思ったんだけど、タイトルに「探偵」が付いてるからそれでいいのか。

というわけで、露骨にいやらしいステマ乙!
目をきらきらさせて少年漫画について語る不破ちゃんが、めっちゃかわいかった。


E組の子たちが苦しんでいるウィルスも、今、烏間先生を動けなくした麻酔ガスも、“スモッグ”がつくったもの。
“スモッグ”という通り名は、毒ガスを使うところからきてるのかなあ。


「一瞬吸えば象すら気絶」というガスを吸って、なお立ち上がり、ヒザ蹴りで敵を撃破した烏間先生。
すでに人間やめてませんか?(苦笑)

それにしても、烏間先生って敵を攻撃する時、めっちゃ悪い顔になるよね。


そんなわけで、1階にイリーナ先生を置き去りにし、3階で烏間先生がリタイア。
そして、殺せんせーは元から動ける状態じゃない。

というわけで、動けるのは子供たちだけになってしまった。
殺せんせーの知恵は使えるにしても、状況、厳しすぎじゃない?