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『暗殺教室』12巻 ちょこっと感想

『暗殺教室』のコミックス12巻が出たですよ!(←若干、出遅れてる) 表紙はついに柄物(?)になった。 この「殺グラム」かなりかわいいなあ。 白地に柄ですっきりしてるけどポップなとこがよい。 この柄でお財布とか出たら欲しい。 カバー折り返しコメントは表紙の柄について。 偶数巻ごとに柄をいれる、ということは、奇数巻は今まで通り単色or二色を続けるのかな?(レインボーってのもあったけど) なんにせよ、松井せんせーがデザインサンプルを前に、楽しそうに迷ってる様子がうかがえて、うれしい限りです。 中表紙は『グリとグラ』? いつも思うんだけど、足がちゃんとみえる格好だと、6本足がちょっと不気味だよね。 普段は裾からちらっとみえるだけだから、あんまり感じないんだけど。 キャラクタープロフィール・その1は矢田ちゃん。 イリーナ先生の愛弟子(笑)。 Eカップが入らなくなったって……そんなこと茅野ちゃんに知られたら暗殺されるよ!(爆) キャラクタープロフィール・その2は倉橋ちゃん。 好きな男性のタイプは「どんな猛獣でも捕まえてくれる人」……なるほど、烏間先生しかいないな! キャラクタープロフィール・その3は尾長幕僚長。 まさか烏間先生の上司がくるとわっ。 この人は「鳥」系の名前じゃないんだね、と思ったら、そうか「尾長鳥」か。 ハックド律っちゃんはやたら悪徳サイトに飛ばそうとする……それでも観てみたいなこのサイト。 渚くんと腕相撲。 「傷つくので誰も渚とやりたがらない」ということは、女子の誰よりも渚くんは弱いってこと? もしかして、茅野ちゃんや奥田ちゃんよりも? イリーナ先生の最大奥義(?)は「アホのフリ」。 これはロヴロ先生から学んだものだろうか? イリーナ先生が独自に編み出したものだろうか? 12巻は1巻まるごと「死神」編(←12巻じゃ終わってないけど)。 ここらへんをあらためて読み直すと、烏間×イリーナ編としか読めない。 コミックス1冊の中で、たくさんの表情をみせたイリーナ先生。 そのブレブレさ加減に彼女の幼さを感じて、そのアンバランスさが愛おしく、また、アンバランスに育つしかなかった彼女の境遇を痛々しく思う。 そして、烏間先生の迷わず揺らがない姿をみて、イリーナ先生が烏間先生を好きなのは、自分の不安定ささえ動じずに受け止めてくれそうな安心感があるからなのかなあ、とか思った。

『週刊少年ジャンプ』2015年04・05合併号 感想

今年最後の『ジャンプ』。 今年も本当に楽しませてもらいました! 『ONE PIECE』 (第771話 “八宝水軍首領・サイ”) キャラクター人気投票発表! って、ローがめっちゃあがって2位になっとる! 投票数差をみると、次回あたりルフィを追い越しそうな勢いだよっ。 あと、出番がまったくないのにハンコックが根強い人気だなあ。 ベビー5が恋愛依存体質っぽくなっちゃった理由がなんかもう痛々しすぎるんだけど、幸せになれそうでよかった。 『暗殺教室』 (第121話 殺気の時間) 別記事(エロで憶える歴史ってどんなんだろう) 『ワールドトリガー』 (第88話 玉狛第2・3) 別記事 『ハイキュー!!』 (第139話 宿敵) 祝! アニメ2期決定! 『七つの大罪』は3月までだろうし、その後は『アルスラーン戦記』がくるそうだから、2期がはじまるのは来年の10月かな? 10月に真夏の話をするのか(笑)。 さて本編。 ノヤさんでさえレシーブに失敗する大王様サーブ。 本当に、もはやスパイク……。 序盤であれだけ失敗したサーブをこの土壇場で連続していれてくるとか、大王様ってばどんだけ大王様だよ。 実戦であれだけ活躍できても、「まだまだです」と反省モードな山口くん。 山口くんらしいけど、それを明るく、力強く、盛り上げる田中くんも、ものすっごい田中くんらしい。 で、このステキな「ハイ!!!」だよ。 どんだけかわいいんだ、山口。 そして、試合は3セット目に突入。 さすがにストレートでは終わらなかったか。 影山くんがまだ大王様にまけっぱなしなイメージだから、このままじゃ終われないよね!

『暗殺教室』第121話 解法の時間 感想、もしくは、エロで憶える歴史ってどんなんだろう

A組とE組の最後の対決の場(になると思う)、期末試験がついに開始。 しかし、1ラウンド目の英語ですでにへとへとになっている。 むずかしい問題を好きなだけつくっていいと言われた教師が、嬉々として試験問題をつくったんだろうなあ。 試験編は松井せんせーのクリーチャーデザイン能力が爆発するので、実をいうとそのデザインをみるのが一番の楽しみ。 個人的には理科の武装強化された黄金バット(?)が一番好き! って、そういえば、奥田ちゃんと仲良しさんになった理科ちゃんはどこにいったんだろうねえ。 ひさしぶりに登場の偽律ちゃん。 基本、試験の時にしか出番がないからねえ。 E組の連中とほぼ面識がないのに、E組に対して好意的っぽいのは、律ちゃんが勉強を教える合間にE組のみんなのことを楽しそうに話してるからじゃないかと妄想している。 あと、試験の最中もなにげに寺坂くんのことを気にかけてる竹林くんが、なんかかわいい。 仲間をきたえることで自分自身をきたえてきたカルマくんと、一人きりになって深くもぐった浅野くん。 アプローチは違えど、仕上がりばっちりなそれぞれのエース対決が始まる! って、ところで、漸化式ってなんか名前をきいたおぼえがあるような気がするんだけどなんだっけ? あと、E組の連中がこの調子ということは、B~D組は屍累々なんじゃないの? それに、A組の連中までクリーチャー化してるんだけど、社会復帰できるの? あの理事長先生にアフターサービスなんて期待できないんだけど、さすがに親の反応は気にするだろうから、なんとかしてくれる……と思いたい。

『ワールドトリガー』第88話 「玉狛第2・3」 感想

三雲隊の第2戦、ようやくメンバーが勢ぞろい! チカちゃんのコスチュームがなんともかわええ。 三雲隊のエンブレムがどんなのか楽しみにしてたんだけど、あれってA級にならないとつくれないんだっけ?(←ここらへんの設定を忘れている) てか、A級のチーム数って決まってるのかな? それとも、ある程度以上のレベルさえあれば数はいくつでもいいのかな? 解説者としての東さんってずいぶんと信頼されてる感じね。 まあ、それ以外のところでも信頼性が高そうだけど。 いちはやく、三雲隊の狙いに気づいたところをみても、その有能さがうかがえるってもんです。 「ざっけんなクソMAPじゃねーか!」とわめいてる諏訪さんがなんかウケた。 三巴戦であることを利用して、敵の半分を味方につけるか……。 諏訪隊も、三雲隊に利用されたことには気づいてるんだろうけど、ここはのっとかないと、荒船隊の有利な状況が続くだけだもんね。 そうやって、選択肢を潰し、そうせざるを得ない状況に追い込むってのは、ユーマの発想っぽいかなあ、とか思ったりした。 ユーマの戦闘能力を考えれば、乱戦になればなるほど、三雲隊に有利になるってことなのかな、これ。

『スイミング』から『アマリリス』へ ~ゆらがない世界のゆらぐ物語~

『サムライうさぎ』の福島鉄平先生の短編集が出たですよ! それも2冊同時に! 帯に「6年ぶり最新刊」って書いてあってちょっとびっくりしたんだけど、よく食いつないできたなあ(苦笑)。 私にとっては、松井せんせーと並んで、「マンガ家をやめないでくれてありがとう!」なマンガ家さんなんです。 ということで、ちょっと思ったことをつらつらと。 感想になってないと思うんで、今回、タイトルに「感想」は入れてない。 『週刊少年ジャンプ』に 『月・水・金はスイミング』 が載った時、「これはすごい。見事なまでに話が動いてない」と思った。 マンガ、ことに少年マンガというものは、「動く」ことがキモだ、と思っている。 「キャラが動き」「状況が動き」「世界が動く」ことがキモなのだ。 でも、『月・水・金はスイミング』では、主人公の男の子は、心の中ではいろいろとゆらぐものがあるが、実際にどうこうすることはない。いつもの日常をいつも通りにしか動かない。 状況も動かない。 もちろん、世界が動くわけがない。 ただ、淡々と物語は進み、静かに終わった。 こういうマンガが『ジャンプ』に載ってるってのがすごい! と思った。 そして、ちゃんとおもしろいのもすごい! と思った。 まあ、これで連載は無理だろうなあ、とも思ったけどね(苦笑)。 それから福島先生はぼちぼち短編を発表して、いきなり青年誌である『ミラクルジャンプ』に短編を描きだした。 いや、あの絵で青年誌ってどうなんの? と思いつつ、普段は買わない『ミラクルジャンプ』を買って 『アマリリス』 を読んで、ひっくりかえった。 いやいや、私も福島先生がショタホモ漫画を描くことになるとは思いませんでしたよ(笑)。 そして、『アマリリス』もまた動かない話だった。 厳密には、世界が大きく動いてしまった後の動けない話、と言うべきか。 少年は身動きがとれない。 そして、彼を取り巻く厳しい状況も動かない。 残酷な物語を、少年は淡々と受け入れ、話は静かに終わった。 『イーサン飯店の兄弟は今日も仲良し』 のイーサン兄弟、 『ハルよ来い』 のヤマウバ様とカムリ、 『私と小百合』 のマコトと大介は、いろいろあったけれど、結局は最初の関係に戻る。 ゆらぐけれど、動いてない。 ぐらぐらと動いて、元の場所に戻る。 それぞれが、自分の気持ちがゆらいだ記憶を抱き、迷いなく元に戻る。 世界は岩盤のご...

『週刊少年ジャンプ』2015年03号 感想

ジャンプフェスタに行きたいけど脚力が足りない……。 『暗殺教室』 (第120話 殺気の時間) 別記事(肯定するから否定する) 『ハイキュー!!』 (第138話 サーブという究極の攻撃) 山口くんの快進撃があっても落ち着いている青城。 キャプテンいらない子(爆)。 まあ、考えてみれば3年生たちは、大王様&岩ちゃんとともに、牛若に泣かされ続けている人たちでもあるわけで、修羅場慣れしてるってのはあるかもしれない。 いずれにしても、大王様ってば、愛されてるなあ。 あと1点とれれば、本当に試合が終わってた、ってところで山口くん交代。 「次は10点獲るから」という言葉がなんとも頼もしい。 キョドらずにそんなことが言えるようになった山口くんの急成長っぷりにどきどきする。 そして、この土壇場にきて大王様のターンですよっ! そうか「サーブという究極の攻撃」というサブタイトルは、山口くんのためだけではなかったのかっ。 『火ノ丸相撲』 (第29番 鬼丸国綱と草薙剣) 「ワシももう長い事、誰かに期待される様な事はなかったもんで…」って台詞がなんか泣ける。 きっと、小学生時代は期待されまくりだったんだろうなあ。 そんでもってそれがぱったり途絶えちゃって、それを黙って耐え続けてきたんだろうなあ。 部長以外は空気読めない系の子ばっかりな相撲部だけど、その正直さが潮くんにとっては揺るぎない支えになってくれるんだろうね。 そんで、ラストのページの草介がめっちゃこわい。 草介に勝てる要素がまったく見当たらない……。 『ワールドトリガー』 (第87話 玉狛第2・2) 別記事

『暗殺教室』第120話 殺気の時間 感想、もしくは、肯定するから否定する

浅野くんからのE組への依頼は、理事長先生の教育方針を殺すこと。 つまり、現在、理事長先生が指導しているA組の連中よりも、E組の連中の方がテストの成績がよければ、理事長先生の指導が殺せんせーの指導に劣っている、ということになり、「敗北」=「死」みたいな価値観の理事長先生にしてみれば、それは「殺された」と同意になるということ。 「むろん一位は僕になるが」とか言い放つあたり、あいかわらずの自信家だけど、その正直っぷりはなんだか憎めないなあ。 人にものを頼む時は、多少はへりくだるものだけれど、浅野くん、そこらへんの駆け引きがまったくない。 だからこそ、信じられる、と渚くんは思うんだね。 なんだかんだで、いまだに浅野くんは理事長先生のもっとも優秀な生徒だし、本人もそれを否定しない。 ただ、父親の教えに忠実に従うというのなら、父親に反逆するしかない、ということにもなるわけか。 父親を肯定するからこそ、父親を否定する……なかなかむずかしいな。 A組のみんなは中学を卒業した後も自分の手駒なんだから、自分の手駒は自分で守るし、自分の手で教育する、ということなんかな。 いいこと言ってるような、そうでないような、なんか微妙な感じなんだけど、A組の生徒たちはこのままでいいのか? と問われると、明らかにまずい、としか思えないよね。 顔を虫が這ってるし(←単なるエフェクトだから)。 しかし、浅野くんが決死の思いで頭を下げても、カルマくんは空気を読まない(笑)。 そんなカルマくんが好きだ! そんでもって、クラスメイトに恥ずかしい過去を指摘されて、赤くなってるとこもやっぱり好きだ! そんなわけで、E組は浅野くんの依頼を受けなかった。 だけど、結果的に依頼通りになるよ! と宣言したところで、カルマくんも浅野くんも通常運転に戻った。 いや、ふたりともイケメンだなあ。 ところで、超むずかしいテストをつくってる先生が心なしうれしそうな……。 人に何かを教えたいのは、「自分の成功を伝えたい時か…、自分の失敗を伝えたい時」。 この言葉はなんか納得したなあ。 殺せんせーは「自分の失敗を伝えたい」部類にみえるが、理事長先生はいったいどちらなのか? こうやってみると、殺せんせーは誰よりも理事長先生を理解しているようにみえる。 あれだけ生徒達がえらいめにあわされているのに、理事長先生に感謝さえしているし。 それに、理...

『ワールドトリガー』第87話 「玉狛第2・2」 感想

唐沢さんには唐沢さんなりのポリシーとか計算とかがあって、オサムを助けるような行動をとったのはそれに従っただけで、別にオサムに同情したとかじゃないんだな。 そういうとこはかなり好きだな。 大規模侵攻の後、ボーダーをやめた人ってやっぱりいたのか。 C級があれだけ連れ去られたら、そりゃあこわくなるよね。10代の子たちだろうし、当然だよね。 でも、その5倍の入隊希望者が集まった……といっても、能力的に使えるのはどれくらいの割合なんだろう。 迅さんまだ落ち込んでたのか。 主原因がよくわからないんだけど、オサムが大怪我したことに責任を感じてるってことなのかな。 「そこそこまあまあ」「かなりまあまあ」「全力でまあまあ」ってどういう評価だよ、小南さん。 とりあえず「まあまあ」をとればいいだけなんだと思うが。 ところで、チカちゃんの師匠がレイジさんから、「身長差がおかしなことになんだろ!!」っていうところにどうして飛ぶのかよくわからない。 あと「来たか? 狙撃界に新しい波が」ってのがなんかツボった。 新しい波って……いや、チカちゃんがモンスターなだけなんじゃないかな。 ボーダーという組織が、普段からこうやってグループ単位で頭を使った戦い方をさせているからこそ、大規模侵攻みたいないざという時に、規律に従った、だけど、自律した戦い方ができるんだなあ。 それにしても、ボーダーのオペレータさんはかわいい子ぞろいで、しかもどの子も有能そうで、どうやってこんな人材を集めてるんだろう。

『週刊少年ジャンプ』2015年02号 感想

『食戟のソーマ』 (98 積んできた“モノ”) 子供の頃のありすちゃんがめっちゃかわええんですけどっ! あの年齢ですでにありすちゃん以外の何者でもないよね。 あと、リョウくんがありすちゃんのこと好きすぎて萌える。 『ハイキュー!!』 (第137話 元・根性無しの戦い) 山口くん無双だよ! 激燃えだよ! で、さり気にそんな山口くんをフォローしてるツッキーがね。またいいんだよ。 なんか、ここまで長かったなあ。 でも、この長さがあるからこそ、山口くんの活躍が目にしみるんだよねえ。 『暗殺教室』 (第119話 期末の時間・二時間目) 別記事(家が教室なら教室は何だろう) 『ワールドトリガー』 (第86話 玉狛第2) 別記事

『暗殺教室』第119話 期末の時間・二時間目 感想、もしくは、家が教室なら教室は何だろう

センターカラーはカルマくんが独占! 赤いジャケットがめっちゃ似合ってる。 「Merry X day.」というバックの文字がなんとも意味深だけど、この場合の「X day」は殺せんせー暗殺成功の日、ってことなんかなあ。 浅野家からはじまった今回。 なんとも殺伐とした食卓の風景だなあ(苦笑)。 理事長先生の方は居心地が悪そうな風情なんてまったくないし、多分、リラックス状態なんだろうけど、浅野くんの方は警戒心ばりばりで、家庭でも学校でもこんな風に気を張ってるんじゃ大変。 浅野くんにとっては、家は教室で、教室はその成果を発表する場なのかもね。 そして、なぜかギャンブル中毒らしいおじさんを飼いならしてるっぽい理事長先生……本当に何がしたいんだ、この人、と思っていたら、ちゃっかり防衛省から金を巻き上げてるし……。 いろいろがんばらなくても、E組を放置するだけで、100億にせまるお金を手に入れられるとは、おいしすぎる。 あの殺せんせーにお手入れされちゃった殺し屋さんたちがこれを知ったらどう思うんだろう。 防衛省から極秘裏に受け取るお金なら税金もかからんだろうしなあ。 てか、「機密の保持にもコストはかかる」とか言ってても、E組にできるだけ人を近寄らせないようにする程度だろうし、万が一の口止め料としても、多分、100万もかからないレベルなんじゃないのか? 理事長先生はなぜ、教育者というポジションを選んだのか? 言われてみれば確かに謎だなあ。 財界のボスとかの方ががっつりもうけられそうな気がするんだが、と思ったんだが、めっちゃお金持ちになりたい! ってタイプでもなさそうなんだよなあ、この人。 「勝つ」以外に価値を認めているものがみあたらない、というか。 唯一の支配地(?)であったA組を追われた浅野くん。 それで助けを求める先がE組ってのは、E組以外にたちうちできそうな連中が見当たらないんだろうなあ、きっと。 期末テスト編に入るのかと思ったら、理事長先生暗殺編(?)に突入とわっ。

『ワールドトリガー』第86話 「玉狛第2」 感想

チカちゃんいきなりB級に昇格してた。 まあ、大規模侵攻も途中からチカちゃん争奪戦になってたからねえ。チカちゃんにベイルアウト機能つけとかないと、いろいろとリスクが大きい、と判断されるのも当然なんだろう。 それにしても「主に鬼怒田さん」で吹いた。タヌキさん、チカちゃん押しが露骨すぎです(苦笑)。 それでも、特例すぎるんで、特別扱いっぽさを少しでも軽減しようと、オサムとユーマのポイント付け替え、という苦肉の策がとびだしたんだろうなあ。 城戸司令がわざわざ、オサムをマスコミの餌に使おうとした件に忍田さんと林藤さんは関与してないと言ったのは、オサムの彼らに対する信用を失わせるのは得策ではないと思ったからなのか、誤解されてたら忍田さんと林藤さんがちょっと気の毒だと思ったからなのか。 どちらにしろ、ユーマの件を抜きにしても、オサムが城戸司令に目をつけられる存在になってるのは確実。 ユーマ&チカちゃんが無敵すぎる件! てゆーか、チカちゃんは照準をのぞきこむ意味あんの? と問い詰めたい気分に(苦笑)。 次回はようやくフルメンバーの玉狛第2の戦いぶりがみられそう。 隊服とエンブレムがどんな感じなのか楽しみ!

『週刊少年ジャンプ』2015年01号 感想

『学叫法廷』 (第1話 スズキ君バラバラ殺人事件) 亜城木夢叶のマンガかと思った(笑)。 『ハイキュー!!』 (第136話 流れを変える一本・3) ここでこのサブタイトルがくるかーっ。 山口くん、あの後、鵜養さんのとこに直行したのか。 そんでもって直訴してたのか。 山口くんてばえらいな。 「山口10点獲れ!!!」 「それ試合終わるけど」 「許す!!!」 っていう日向くんと山口くんの会話が微笑ましい。 山口くんは、日向くんがコートから出ることをどんだけ悔しがるか知っている。そんな日向くんが、自分の出番がもうこれで終わりでもいいと言う。その気持ちがうれしいんだろうねえ。 で、あいかわらず平常心を装うのがドヘタな旭さんがいた(笑)。 嶋田さんも心配して、わざわざ山口くんに声かけにいったんだろうなあ。 山口くん、大事にされてるよなあ。 で、サーブがINした時に、おもわず飛び出そうとした日向くんとノヤさんを引き止めるスガさんと縁下くんがいたり、自分の現役時代を思い出す嶋田さんがいたり、大王様のファンなのに山口くんのことを喜んでくれるお姉さんズがいたり、山口くん、どんだけ気にかけられてるんだよ、と思ってにやにやしちゃうわけだ。 そんでもって、最後に微妙にデレてみせたツッキーがっ! うん、そうだよね。 「サーブだけは誰より練習した」山口くんをちゃんとみていたんだよね、ツッキー! 『暗殺教室』 (第118話 縁の時間) 別記事(世界の中心で縁を繋ぐ) 『ワールドトリガー』 (第85話 三雲修・11) 別記事

『ワールドトリガー』第85話 「三雲修・11」 感想

あいかわらずバカ正直なオサムだけど、その行動がボーダーを先に進めることになるか。 これはなんともうまい展開! あの場でとっさに遠征話を「これから行く」という体で語った城戸司令は、本当に有能だよなあ。 まったくのアドリブのはずなのに、顔色をかえず、検討し尽くした計画として淡々と語れるんだもの。 ちゃっかり人材とお金に関する協力を求めてるし。 レプリカという相棒を失ったユーマに、オサムが「相棒」と呼びかけた。 これまで、ユーマの強さに対して、若干、腰が引け気味というか遠慮気味な印象があったんだけど、いよいよ、同じ目的をもって戦う仲間として、ユーマと対等にわたりあう覚悟を決めたのかなあ、と思った。 それにしても、ユーマとチカちゃんの存在自体が反則級だよね、三雲隊(苦笑)。

『暗殺教室』第118話 縁の時間 感想、もしくは、世界の中心で縁を繋ぐ

売れ行き絶好調なE組のお店。 そういえばこんなキャラいたわ的な人がきたり、コラボした方々がいらっしゃったり(←てか、コラボ相手がかなり豪華だな)、いろいろ楽しい。 なんだかイリーナ先生も学園祭を満喫してるようだし(笑)。 いやもう、最近、イリーナ先生のかわいらしさがとどまるところを知らない。 「がんばれ」ってハートマークとばされたら、そりゃもう、サイフと胃袋をどんだけいためても貢ぐよね! そして、食材が尽き、お店は打ち止めに。 なるほど、ここで勝負を放棄するか。 まあ、考えてみれば、今回のこの勝負は、E組側には勝たなきゃいけない理由がないんだよなあ。 A組側には、E組に負けてはならない、という理由があるけど。 E組のみんなの中にも「勝ちたい」という気持ちはあるんだろうけど、自分たちの学びの場をいためてまで勝ちたいとは思わないんだろうね。 この落としどころは、納得いったというか、うまいなあ、と思った。 勝つことをけしかけるのではなく、勝つことの価値を考えさせるのが、殺せんせーの「教育」。 そして、徹底的に「勝つ」ことを求めるのが、理事長先生の「教育」。 二人が根本的に相容れないことを、再び、示した感じだなあ。 それにしても、浅野くんがちょっとデレてきたかな? と思ったら、父親はあいかわらず容赦がない。 「どうして勝たなきゃいけないの?」と訊ねられたら、「どうして負けても生きてるの?」って言われそうな雰囲気がある。 これまで、基本的にE組の先生と生徒しか立ち入れなかった場所に、これまでに「縁」のあった人たちが集結したこのエピソード。 ここが、この物語のひとつのピークなのかもしれないと思った。 これは、最初で最後の「世界の中心」での「祭り」だったんだろうと。 なるほど、「祭り」なんだから、そこに勝ったの負けたのを持ち込むのは、無粋というもんだよな。 広がった「世界」は、ここから収束するのかもしれない。 今回、E組の「祭り」の場に入ることができなかった、シロや理事長先生の手によって……って、そんなことを考えた。 そして、殺せんせーは自分を終わらせる準備を着々と進めているような気がして、母親の前でくったくなく微笑む渚くんをみて微笑む殺せんせーの姿に、ちょっとさびしいものを感じてしまったんだった。