『暗殺教室』第119話 期末の時間・二時間目 感想、もしくは、家が教室なら教室は何だろう

センターカラーはカルマくんが独占!
赤いジャケットがめっちゃ似合ってる。
「Merry X day.」というバックの文字がなんとも意味深だけど、この場合の「X day」は殺せんせー暗殺成功の日、ってことなんかなあ。


浅野家からはじまった今回。
なんとも殺伐とした食卓の風景だなあ(苦笑)。
理事長先生の方は居心地が悪そうな風情なんてまったくないし、多分、リラックス状態なんだろうけど、浅野くんの方は警戒心ばりばりで、家庭でも学校でもこんな風に気を張ってるんじゃ大変。
浅野くんにとっては、家は教室で、教室はその成果を発表する場なのかもね。


そして、なぜかギャンブル中毒らしいおじさんを飼いならしてるっぽい理事長先生……本当に何がしたいんだ、この人、と思っていたら、ちゃっかり防衛省から金を巻き上げてるし……。
いろいろがんばらなくても、E組を放置するだけで、100億にせまるお金を手に入れられるとは、おいしすぎる。
あの殺せんせーにお手入れされちゃった殺し屋さんたちがこれを知ったらどう思うんだろう。
防衛省から極秘裏に受け取るお金なら税金もかからんだろうしなあ。
てか、「機密の保持にもコストはかかる」とか言ってても、E組にできるだけ人を近寄らせないようにする程度だろうし、万が一の口止め料としても、多分、100万もかからないレベルなんじゃないのか?


理事長先生はなぜ、教育者というポジションを選んだのか?
言われてみれば確かに謎だなあ。
財界のボスとかの方ががっつりもうけられそうな気がするんだが、と思ったんだが、めっちゃお金持ちになりたい! ってタイプでもなさそうなんだよなあ、この人。
「勝つ」以外に価値を認めているものがみあたらない、というか。


唯一の支配地(?)であったA組を追われた浅野くん。
それで助けを求める先がE組ってのは、E組以外にたちうちできそうな連中が見当たらないんだろうなあ、きっと。


期末テスト編に入るのかと思ったら、理事長先生暗殺編(?)に突入とわっ。