『ワールドトリガー』第89話 「玉狛第2・4」 感想

ボーダーの防衛任務って見回りとかやるのか?
中学生を深夜に働かせてるのか?
夜11時を過ぎて玉狛支部にいるとか、チカちゃんの親はどう思ってるんだ?
レイジさんはチカちゃんのこと、大規模侵攻編では「雨取」って呼んでたのにいつの間に「千佳」呼びになった?
と、たった1ページでいろんな謎が飛び交うんだが……。

オサムはチームの勝利のため必死だね。
自分にできることはなんでもやり尽くさないと気がすまないんだろうね。
ユーマも、オサムを隊長にしたのは正解、って感じで、なんか自慢げな顔してて、読んでてうれしくなってしまう。

で、オサムがユーマとチカちゃんに指示出ししてる様子が、なんかさまになってて、めっちゃ頼もしい隊長じゃないか!
オサムとユーマがやられたら即ベイルアウトしろって、チカちゃんひとりじゃ的にされるだけだから、1点持ってかれる前に退却しろ、って意味なんかね。

諏訪さんのピンポイントバリアーがめっちゃかっけー!!
諏訪さん、ギャンブラーやな。プロフィールに麻雀好きってあったし。

「通常よほどのトリオン差がない限り、シールド単品でイーグレットは防げない」って、黒トリガー争奪編で出水はあんな広範囲なシールドで佐鳥の狙撃を防いでたんだけど、それってつまり、二人のトリオンによほどの差がある、ってことなんかね。
がんばれ、佐鳥!(笑)
あっ、でも、佐鳥のツインスナイプだったら、諏訪さんの一点賭けは利かないよね。
あのツインスナイプ、かっこつけだけじゃなくって、一応、利点があったのか!(笑)

それにしても、半崎、堤さん、ユーマの三つ巴の攻防は熱かった。
半崎、蜂の巣状態でちょっとこわかったけど。
でも、スナイパーなのにいきなり現れたユーマの初撃をかわせるとか、かなり出来る子なんじゃないかな。
まあ、スナイパーなのに、あそこまで寄られてしまった時点でダメらしいけど。
ところで半崎はなんでもかんでも「ダルい」で表現する系の人なんですか?

バッグワーム身に付けてたユーマが、即それをしまって、堤さんの銃撃をかわし、すぐにグラスホッパーを繰り出すあたりも、戦い慣れしてる感をかもしだしてるよね。

ところで、ユーマと緑川がめっちゃ仲良しさんになってて笑った。
ユーマはずっと『弾』印つかってたし、グラスホッパーにもすぐに慣れたんじゃないかな、と推測。

黒江ちゃんの「あのバカ…ライバル強くしてどうするの」って、いや、ボーダーの仲間を強くすること自体は正しいんじゃないかな、って思ったんだけど、黒江ちゃんもしかして、緑川がB級隊員に負けたことが悔しくって、それなのに緑川本人がへらへらしてるから腹が立ったのかな? って考え直したら、黒江ちゃんがめっちゃかわいく思えた。

ここで、荒船さんが遠近両用(?)だったことが判明。
「アクション派スナイパー」ってなんだよ、それ(笑)。
荒船さん、イーグレットと孤月のポイントがほぼ同等じゃないですか。
孤月でこのポイントとれるのに、なんでスナイパーになったし。

それにしても、ボーダーのスナイパーは個性派ぞろいだな。
始祖(?)の東さんが、あんなに正統派なのに(苦笑)。
奈良坂は「まったくうちのスナイパーはおかしな連中ばかりだな。章平が変な影響受けないように気をつけないと」とか思ってそう。
まあ、そんな奈良坂も、出水には「変態」で一緒くたにされちゃってるけどな。

ユーマが「こっちで来たか」と言ってるのは、荒船さんがアタッカーでもある、ということを知ってるってことなんだろうね。
オサムがあれだけ調べてたんだから、知ってて当然か。

今のところ、一人も飛んでない三雲隊が優勢ってことでよいんかな?
ところでオサムはどこに行ったですか?


蛇足:
『ジャンプ+』におまけマンガが載ってた。
太刀川さんと出水がめずらしく一緒にいた。
この二人、同じチームなのに、一緒に戦ってるとこをみたことがない。
てか、もう一人のチームメイト・唯我は存在すらみたことがない。

あの太刀川さんが解説をききたがる東さんのカリスマっぷりがすごい!
それと、女子がひとりでいる部屋に「たのもー!!」って乗り込むのはアウトだと思います。
なんかもう公式が太刀川さんのキャラを崩しにかかっているような(笑)。