『呪術廻戦』(第16話 情) 感想

センターカラー!
野薔薇ちゃんの足にしっかり筋肉ついてるのが良い。

お花が出現してほっこりしてる虎杖と五条先生がめっちゃかわええです。
これって、本気でほっこりしちゃったのか、呪術による幻覚作用なのかよくわからんな。

「俺は大丈夫!! そいつ追って」と言っときながら次のコマでは「ゴメン嘘!! ヘルプ!!」って言ってる虎杖がまたかわいい。
危ないと思ったらちゃんと人に頼れる虎杖は本当にいい子。
で、「どーもスミマセンでした」と土下座しときながら、「でもここに連れてきたのは先生ですよね?」としっかり五条先生の責任を追及するところもまた良い。
この時、左手は地につけてるのに、右手が五条先生に差し出されてるのは、「スミマセン」が左手で、「でも」が右手なんだろうね。なかなか表現が細かい。

花御は漏瑚を見捨てなかったうえに、漏瑚を見捨てようとした夏油に抗議している(何言ってたのかわかんないけど、多分、そうだと思う)。
呪霊同士に仲間意識があるのか、花御がわりと特殊なのかはよくわからない。
花御に助け出された時の漏瑚が唇かみしめててめっちゃ悔しそうな顔にみえるのがちょっとおもしろかった。
それにしても、虎杖の方に気を取られていたとはいえ、五条先生を出し抜いて逃げることに成功するとは、花御って漏瑚よりも強いのかな。

あの南国リゾートみたいなのは、真人の生得領域なのか?
なんか海の中にマスコットみたいなのが浮いてたけど。

禪院先輩の姉? 妹? 双子のかたわれ? の真衣さん登場。
なるほど、禪院先輩が苗字で呼ばれるのを嫌がるわけだ。
両方から言われてるのに「禪院先輩」と呼んでる伏黒は、礼儀正しいのか、嫌がらせなのか……。

真衣さん絶妙に性格悪くてよいよね。
でもって、「死んでせいせいしたんじゃない?」と言われた時の、伏黒と野薔薇ちゃんのなんともウザそうな表情が良い。
ふたりともここでつっかからなかったのは「あっ、これ言ってもムダなやつだ」と判断したからなんだろうね。

「乙骨…最低でも三年は」という台詞からして、東京の呪術高専の中で最強は乙骨、という評価っぽい。
『東京呪術高等専門学校』の設定がそのまま引き継がれているのなら、乙骨は最大の武器を失ってるはずなんだが、あれだけの素質をもったうえで、五条先生に鍛えられたのなら、そりゃもう最強に近い存在になっててもおかしくない。乙骨めっちゃまじめだし。

で、藤堂が「どうでもいい話を広げるな」と言ったはしから「どんな女がタイプだ」って言ってて笑った。それはどうでもいい話じゃないのね。
いや、それはもうちょっと親しくなってから話題にあげるものじゃないの? どうなの? そういえば、虎杖は確かジェニファー・ローレンスが好きだったな、と思って読み返したら、校長先生に自己紹介で「好みのタイプはジェニファー・ローレンス」って言ってて、虎杖も初対面の人に好みのタイプを言う人だった!
そうか、初対面で好みのタイプ言うのは(少なくとも芥見先生の中では)普通だったのかと納得した。
とりあえず、伏黒の好みのタイプはちょっと知りたい。
できれば五条先生のも。

それにしても新キャラ続々だな。
「真希」「真衣」「真人」って真が多すぎだろ、禪院先輩とこはわかるけど、と思ってたら「真人も禪院家の人間なのでは?」説をネットで呼んで、なるほどその可能性もあるなあ、と思った次第。

今回で、一年ズの特訓→交流会→ハロウィンパーティー(?)というこれからのストーリーの大筋が示された。
いやあ、渋谷で大暴れとは、高専側としてはとてつもなくめんどくさい事態になりそう。
特に、最近のハロウィンの渋谷はコスプレした人たちで大変なことになってるらしいからな。