『週刊少年ジャンプ』2018年43号 感想

『呪術廻戦』(第28話 殺してやる)
別記事(イカレた子供同士の救いのない壊し合い)になりました。

『ONE PIECE』(第918話 "ルフィ太郎の恩返し")
スマイルにお玉ちゃんのきびだんごが効くのか!
ということは、ワノ国編ではお玉ちゃんが最強になる?
まあ、食べさせるところまでが難関なので、お玉ちゃん単体ではどうにもならんのだろうけど。

光月家とその家臣たちのお墓が出てきたけど、これってどういうことなのかね。
モモの助がロジャーを知ってたあたり、死んだふりして逃亡してるとかじゃなく、モモの助たちが幽霊的な存在な可能性の方が高そう。
死んで生き返ってるブルックがいるので、そういうのがいてもおかしくないし。

『鬼滅の刃』(第127話 勝利の鳴動)
久しぶりに珠世様が登場っ。
ついに鬼化させられた人の自我を取り戻すことができるようになったのか。
人間の血は必要らしいけど、少量なら家族の協力でどうにかなるしね。
被害拡大がそこで食い止められる、というのは大きいよなあ。

猫に手紙をつけて、ドアのとこからのぞきこむ感じで見送っている珠世様と愈史郎をみて、そういえばこのふたりも太陽の下には出られないんだったな、って思った。

ねずこちゃん、しゃべれるようにはなったけど、なんだか炭治郎に言われたことをオウム返ししてるだけのようにもみえる。
1歳児が3歳児くらいになった感じ?
ねずこちゃんがずっとしゃべることができなかったのは、自我を取り戻すことよりも、太陽を克服することにリソースをつぎ込んでいたため、という仮説がでてきたわけだが、そんなん自分で選べるものなのかな。

恋柱さんもなんとか助かったし、時透くんもぷるぷるしてるけどしゃべれるようにはなってるし、とにかくよかった。
でも、刀鍛冶はかなり死んでそうだし、里の被害は甚大。
そういえば、鋼鐵塚さんはどうしたんだろう。まだ刀を研いでるんだろうか。

「増やしたくもない同類を増やし続けたのだ」ってなかなかにひどいな。
つまり、無惨様が同類を増やしてたのは、青い彼岸花を探させるためと、実験体として活用するためだったのか。
上弦の肆と伍を失ったことも、ねずこちゃんの情報が手に入ったから、もうどうでもいいんだろうな。
上弦が半分になっちゃったところで、壱から参まで残ってれば十分な感はあるし。

てか、自分を治そうとしてくれた医者を、八つ当たりで殺したのもひどいけど、その医者が実はまだ必要だった、とか、なんかもう自業自得を通り越してる。まぬけすぎる。
医者がかわいそすぎる。
「人を喰えば解決する」からたいした問題じゃない、ってのもかなりひどいし。
無惨様はすがすがしいほどの小者だなあ。
でもそこがよい。

ここからはねずこちゃん防衛戦に突入か。
鬼殺隊は、ねずこちゃんがいる場所に、全柱を投入することになるのかな。
これまで、無惨様の存在をつかむことさえできなくて、上弦の鬼がひそむ場所を懸命に探してたわけだから、ずいぶんと局面がかわるよね。

ところで「ビ・タ・ミン!と言いながら歩くと、ビタミンをとれてるような気がします。」という巻末コメントは、サンドウィッチマン伊達さんのカロリーゼロ理論よりひどいと思いました。

『アクタージュ act-age』(scene34.演技指導)
傍若無人な阿良也くんも、巌さん相手だと、酒を控えろ、タバコを吸うな、とずいぶんと普通な感じになるな。
なんか、おじいちゃんと孫って感じ。
阿良也くんの家族がどうなってるのかはわからないけど、阿良也くんにとって巌さんは身内なんだろうね。
ところで、普通にお酒のんで、バターンって倒れたけど、本人、お酒をのむとこうなるってわかってないのかな、もしかして。

巌さん、「最後の舞台」とか「病人」とか言ってたけど、本当に余命が短いのか。
劇団員たちは、持病があるのは知ってるけど療養したら復帰できるだろ、って考えてるってこと?
だから、阿良也くんも亀も七生さんも、未練をつくるような舞台をつくりたい。
でも、巌さんは未練のない舞台をつくりたい。

自分が死者だとわかっているカムパネルラ役の夜凪ちゃんと、自分が死者だという自覚のない他の役を演じる劇団員たち。
だから、巌さんはそこに明確な溝をつくった。

でも、母親の最期を看取っている夜凪ちゃんに、これは酷じゃないかな。
巌さんは夜凪ちゃんの家庭事情なんか知らないかもだけど。
まあ、これこそが、良い芝居のためならなんだって利用するろくでなし、ということなのかもしれない。

デスアイランド編で夜凪ちゃんは、みんなに心配されて、いろいろ教えてもらって、なんならあまやかされてる感もあって、なんだか末っ子っぽかった。
事務所内でも柊ちゃんに妹みたいな扱いされてるし。
でも、今回は「皆を導く」という役どころを与えられている。
この急激な立場の変化は、夜凪ちゃんをどう変えていくんだろうか。

『Dr.STONE』(Z=75 COUNT DOWN 20)
大樹があいかわらずの無抵抗主義で、なんかなつかしいよね。
てか、自分で出したショックキャノンを自分でも浴びてないか?
大樹は鼓膜も丈夫なの?

『火ノ丸相撲』(第210番 最っ高!!)
沙田くんはさらにかっこよくなったなあ。
一方、久世くんは迷いの中、って感じだ。

『ハイキュー!!』(第319話 ガーディアンズ)
日向くんのオープン攻撃がなんか安定してきてて、順応はやすぎ。

『ブラッククローバー』(ページ174 飛来)
フィンラルの家族が集結したと思ったら、今度はノエルの家族が集結してきた。