投稿

2月, 2019の投稿を表示しています

『週刊少年ジャンプ』2019年12号 感想

『ハイキュー!!』 (第338話 小さな巨人決定戦) もう7周年か……いまや『ONE PIECE』に次ぐ古株だもんな……。 『ジャンプ』の表紙の星海が青白すぎてなんか笑った。 いや、配色的なあれでこんなカラーリングになったんだろうけど、なんか『NARUTO』に出てきそうな感じだな。 「5番の人は冴子ちゃんの弟なの!?」ときかれて「そうよイケメンでしょ??」って応える冴子姐さん。 本当にこの人、弟のことが大好きだな! でも、バレーボールのことはよくわかってないらしい。 そして、お昼ごはんの時に泣いてたあかねちゃんは、はやくも冴子さんに懐きまくりである。 このお姉ちゃんズ&妹ちゃんが並んでる絵がなんかよいな。 そうかっ、いつのまにか烏野は全国ベスト8になってたのかっ。 読んでた時、山口くんたちと一緒に「おお…!」ってなった。 そして「ベスト8…思えば遠くまで来たもんだ」と言ってる大地さんの横で、「もっと遠くまで行くけどなっ」って合いの手入れてるスガさんがなんかかわええ。 影山くんのバレー日誌か……小学生の時から書いてるのかな……。 毎日毎日毎日、飽くことなく上を目指し続けてきたんだろうな、影山くんは。 その積み重ねに対する答えが、中学時代のあのトラブルだったんだから、そりゃあ簡単には立ち直れなくなるよな。 でも、そんなことがあっても、影山くんはバレーボールをやめようなんて微塵も考えなかったに違いない。 誰も受けてくれなくなったトスを、今では日向くんが「もっともっと」と要求する。 影山くんにとって日向くんの存在は、思ってた以上にでかいのかもしれない。 からあげ、サイコロステーキ、生姜焼きでは生姜焼きが優勝なのか。わかる! 日向くんが憧れた元祖(?)小さな巨人がこのタイミングで登場か! まあ、「小さな巨人決定戦」なんだから、ここ以上にふさわしいタイミングはないのか。 なんかめっちゃ普通の大学生って感じだな。 すでにバレーボールやめちゃってるってのはわりと想定内だった。 続けてるのなら、日向くんが何かしらの形でおっかけてそうだもの。 でも、ケガとかそういうので引退したのかな、となんとなく思ってたんだけど、「他にやりたい事があった」とは。 ツッキーの言う「たかが部活」だったということ? でも、身長が低いのにエースやってて全国行ったってのは、生半可な努力ではないよな。 あの鵜養監...

『呪術廻戦』(第47話 呪具) 感想(背負うものの多寡)

なるほど、術師や呪霊のように呪具もランク分けされてるのか。 特級ともなると5億超えか……と思ったけど、呪霊の特級は1級より上ってだけの雑な区分けだから、同じように特級呪具も数千万程度から億超えレベルまで幅が広いのかもしれないな。 ていうか、値がつくってことは、呪術師や呪詛師の間でこういうものって売り買いされてるのかね。 武具のようなものだから、それで命が守れるのならいくらでも金は出す、という人はでてきそう。 ただのステータスになってる可能性もあるけど。 夏油は5億もするものを、信者たちから巻き上げたお金で買ったのか、誰かから強奪したのか……。 で、乙骨と戦った時に落として回収できなかったものが、真希さん預かりになったのはどういう経緯かね。 慰謝料としてこっそりもらっちゃったような気がするな。 てか、今回の「游雲」の破壊力をみると、0巻でこれで殴られてた乙骨、どれだけ頑丈なんだよ、ってなる。 玉犬(白)の復活はないのか……。 虎杖が知ったらがっかりするだろうな。 伏黒と真希さんのダブルアタック、めっちゃかっこよかったんだけど、ほとんど効いてない……。 おまけにからだに植物を植え付けられるし。 寄生した人の呪力をくらうって話だけど、呪力がない真希さんの場合はどうなるのかね。 伏黒がほとんど動けなくて、真希さんが動けてるのは、真希さんの方が頑丈とか、ダメージ回避がうまかったってのもあるんだろうけど、吸われる呪力がない、ってのもありそう。 「俺が一番、背負っていない!! だから!!」ってせりふに、やっぱり伏黒はまじめだなあ、と思った。 宿儺とか禪院家とか加茂家とか重いもの背負ってる連中は確かに多いけど、伏黒だっていろいろ背負ってるもの。 「俺は皆とは違う、守る人間を選ぶ」と言っても、結果として、ほとんどの人間を見捨てられないのが伏黒だと思うし。 「俺が先に倒れるなんてことは許されねぇんだよ!!」と言っても、それを許さないのは伏黒だけだろうし。 両面宿儺という最大級に重いもの背負ってるというか抱えてて、守る人間をまったく選ばない虎杖の存在が、伏黒をここまで思い詰めさせてるのかもなあ、という気もする。 ある意味、伏黒が背負ってる一番重いものが虎杖なんじゃなかろうか。 伏黒は背負ってるつもりないだろうし、虎杖も背負われてるつもりはないだろうけど。 「背負ってるもの」を「捨てられな...

『週刊少年ジャンプ』2019年11号 感想

『ハイキュー!!』 (第337話 次) 赤葦くんが一瞬のうちにいろんな攻撃パターンを考えて、どれがもっとも効果的か、を考えてたのに、「あああ、ちょっとやってみたい」というとても感覚的な選択をした、というのがちょっとおもしろかった。 若干、木兎さんの悪影響を受けてる(笑)。 勝ったのに涙を流して悔しがる赤葦くんが熱い! ああ、本当に怖かったんだな……。 でも、木兎の発言にいちいち生真面目に言い返すあたり、本当にブレないな。 「全部拾って、全部決める」は"ムリ"ではなく"ムズカシイ"。 なるほど、絶対にできないってことではないもんな。 いろいろ右往左往したけど、赤葦くんの腹が決まってからは試合がさくさく進んだな。 これは、烏野VS梟谷は最終形態(?)の木兎さん+赤葦くんのコンビと、日向くん+影山くんのコンビの対決になる、ということかね。 だいぶ楽しみ。 その前に小さな巨人決定戦(?)を突破しないとだけどね。 『呪術廻戦』 (第46話 時間) 別記事(ロックな爺ちゃんはわりと好きです)になりました。 『鬼滅の刃』 (第145話 幸せの箱) 表紙がせつないよなあ。 上段は、ぎこちないながらも一応お互いをみていたふたり。 中段は、炭治郎と伊之助にはさまれて笑っている善逸と、ひとりでむずかしい顔をしている獪岳。違う道に進んだふたり。 下段は、完全に背を向け合ったふたり。 善逸は、自分がもっとちゃんとしてたら、獪岳に認められるような剣士になれてたら、ふたりで雷の呼吸を継承できて、爺ちゃんも死なせずにすんだ、と思ってるんだろうなあ。 獪岳は黒死牟に会っちゃってたのか……。 確かに、黒死牟と出会って戦意を保てる隊士は少ないだろうなあ。 それでも戦えるのは、煉獄さんとかしのぶさんとか柱レベルの人たちだもんなあ。 「生きてさえいれば何とかなる」というのも考えとして正しくて、実際、何でもしなければ生きていけない境遇だったんだろう。 獪岳はどこで間違えたのかと考えると、悲鳴嶼さんを裏切ったところだと思うんだよね。 あそこで、悲鳴嶼さんに事情を説明して、自分だけが助かるルートではなく、みんなで助かるルートを模索していれば、なんとかなった可能性はあった……のかな……。 どの場所でも獪岳は不満を抱えていた。 悲鳴嶼さんとか、爺ちゃんとか、自分を大事にしてくれ...

『呪術廻戦』(第46話 時間) 感想(ロックな爺ちゃんはわりと好きです)

センターカラー、今回は特級呪霊たち大集合。 「家族の肖像」ってアオリがついてるけど、センターに座ってる漏瑚がおじいちゃんで、真人は孫だろうか。 でもって、花御はお母さんで、名前がわからない赤いやつはペットという感じ。 "帳"に突入した京都校学長と歌姫先生。 それを出迎えたエプロンの人。 ていうか、この人の後ろ姿みたら、上半身裸でエプロンっぽい。 せめてタンクトップ的なもの着ようよ。 で、五条先生だけはじく"帳"を張っておいて、「五条悟いないじゃん」かよっ。 「あの生臭坊主」とか言ってるあたりをみると、あのくさびみたいなものは夏油がつくった五条先生よけの"帳"を張る呪具で、それを教えないで使わせたな。 能力的にも、五条先生をよく知っているということでも、夏油以外につくれないもんなんだろうな、あれ。 てか、こんなもの使ったら、勘のいい五条先生に夏油の存在を疑われちゃうんじゃないかな。 エプロンの人は呪詛師、ということは人間か。 五条先生でハンガーラックつくりたいとは、ずいぶんと身の程知らずな(苦笑)。 それとも、特級クラスでも状況さえ整えば倒せる特殊スキル持ちなんだろうか。 まあ、夏油がすぐにバレる嘘をついたってことは、夏油にとって使い捨てキャラなのは確定だと思う。 楽巌寺学長、学生の保護を最優先と指示するあたり、一応ちゃんとした人ではあるんだな。 虎杖の扱いはあれだけど。 まあ、虎杖を危険視するのはよくわかる。 宿儺が虎杖の制御下から抜け出したら大惨事だもんな。 要するに、虎杖は楽巌寺学長にとって「生徒」ではない、ということなんだろう。それ以前に「人間」だとも思ってないのかも。 学長がいきなりフライングV取り出して、めっちゃびっくりした。 なんかツアーTシャツみたいなの着てるし。 えっ、あの和服の下にそんなの着てたの? ギャギュウウウウンって擬音もあいまって、このヒトコマのインパクトがでかすぎる。 いや、顔にやたらたくさんピアスしてるのは、呪具的ななにかなのかと思ってたんだけど、もしかしてパンクファッション的なあれだったの? さて、伏黒、狗巻、加茂はまだ花御から逃走中。 狗巻の呪言で足止めし、伏黒と加茂が攻撃してダメージを与えるという作戦だけど、まったくダメージ受けてないよね、これ。 それにしても、狗巻の呪言...

『ワールドトリガー』(第174話 東隊・2+第175話 ヒュース・7) 感想(オサムのまじめさ、ヒュースのまじめさ)

三雲隊と東隊だけが残ったランク戦。 単独2位にするために必要な点数をユーマに訊くヒュース。 そうだよね。勝つことが目的じゃなくて、2位以内に入るのが目的なんだよね。 まあ、勝たないと2位以内になれないんだけど。 あと3点必要ってことは、生存点2点+東さんor小荒井を落とすことが必要ってことなんだけど、そうなるとどうしても、東さんって落とせるのか? ってなっちゃうんだよね。 となると小荒井を落とすしかないんだけど、東さんがそれを黙って見過ごすわけないし、という。 なんだか三雲隊VS東さんみたいな感じにみえてきた(小荒井には申し訳ない)。 それにしても、トリオン消費量が多いから、という理由であまり使われていないらしいエスクードを笑えるくらい生やしまくるヒュースってなんなんだよ。 あっという間に、ショッピングモールがシャッター商店街になっちゃったよ。 大穴があいたところをチカちゃんが見張り、逆サイドからヒュースが追い込み、ユーマが獲物が出てくるのを待つという、なかなか見事な追い込み漁。 そして、奥寺と小荒井は「撤退」を選択。 勝算は低いので、勝ちはあきらめてどの程度負けるか、の算段をはじめるということか。 奥寺はともかく、小荒井は引き下がるのイヤそうだったけど、引き際を見誤ってラービットに喰われかけた経験が活きたようだ。 まあ、あの体験はそうとうこたえるだろうね。 こわすぎだもん。 小荒井が「撤退」を選択した時、東さんがちょっとうれしそうで、なんだかこっちまでうれしくなった。 ダミーか本物かわからないレーダー反応がチカちゃんに向かい、混乱する三雲隊。 みんなフェイクだろうと思いつつ、万が一の可能性を捨てられないオサム。 これって、チカちゃんが人を撃てるのなら、とりあえずモールを絨毯爆撃すれば終わるような気がした。 チカちゃん、メテオラ一発撃っただけだから、トリオンあまりまくってるだろうし。 オサムはチカちゃんを見捨てられないって、嵐山さんも犬飼も見抜いてるなあ。 オサムは、ほんのわずかでもチカちゃんを傷つける選択ができない。たとえそれがトリオン体であっても。 まあ、チカちゃんを落とされると、ユーマとヒュースだけで東さんを落とさなきゃいけなくなるから、そうなると生存点さえ危うくなる、というのもわかるんだけどね。 しかし、ヒュースは退くことを拒否。 ここで全員がチカちゃんとこ...

『週刊少年ジャンプ』2019年10号 感想

『アクタージュ act-age』 (scene51.立ち方) 祝! 一周年突破! 見開きカラーのオールキャラ感がよい。 柊ちゃんかわええ。 みんながそれぞれに前やら先やらをみているのに、星アリサだけが背を向けているんだな。 夜凪ちゃんが、すがる阿良也くんをただ見据えているだけだったのは、「彼」が「死者」だったから。 なるほど、死者にできることはただ在ることだけか。 なんか、ものすごく納得できる解だった。 巌さんはベッドの上だけど、夜凪ちゃんを通して、阿良也くんの前に立つ。 さよならを告げるために。 天球の団員たちは舞台裏で、舞台に届く声を出すわけにはいかないけれど、それでも阿良也くんに懸命に声をかける。 巌さんが残してくれたものがここにあるのだと教えるために。 阿良也くんは自分で気づいて、自分の力で立つことができた。 この事実は、これから阿良也くんの人生を支えてくれるんじゃないかと思う。 「俺たちは例え死んでも一人にはなれない。その幸福に気づくことを芝居という」 もしかしたら、巌さんがそれに気づいたのは、「ああ、これがさいわいか」とつぶやいたあの時なのかもしれないなあ。 臨終の時を、誰ひとり見守ってなくても、巌さんはひとりではなかった。 だから幸せに満たされて「僕は行くよ」と言えるんだろう。 巌さんは亡くなってしまったけれど、巌さんが唯一遺した後悔は、いつか彼の「作品たち」がとかしてくれるんだろう。 この「作品たち」の中に、夜凪ちゃんもアキラくんも入ってると思うんだけど、千世子ちゃんは入ってないんだよね。 千世子ちゃんは星アリサの怨念を美しくとじこめた存在だからな。 でも、千世子ちゃんだって、いつまでも星アリサの思い通りには動かない。 すでに、勝手な動きをみせているしね。 その時、星アリサがすがる相手は誰だろう。 アキラくんかな……。 『ONE PIECE』 (第931話 "おそばマスク") トラファルガー・ローが意外とオタク気質だった。 「正当な読者」とか言っちゃうあたり、相当めんどくさいオタクだよ。 ビッグ・マムが記憶喪失で麦わらの一味にひろわれるとか、すごい超展開だな! 『Dr.STONE』 (Z=92 欲しい=正義) 記者さん、復活液を隠し持っていたか。 この人もまた欲望に忠実だな。 なにをつくってもらう約束したんだろう。 シェフを起こす...

『呪術廻戦』(第45話 賢者) 感想(やさしい呪霊)

呪霊が倒されたことを知らせる札がすべて炎上。 実質的にこれで交流会は終了か。 これって、花御か真人がすべての呪霊を倒してしまった、ということだよね。 まあ、ふたりとも、普通に虫をはらいながら移動してただけなんだろうけど。 「GTG(グレートティーチャーゴジョー)」ってなんか懐かしい響きだな。 「アレを祓ったとなるとそれなりの手練れ」……って、特級呪霊とはさすがに予想外だよね。 ところで「天元様」って誰? 学長たちより上の立場の人が高専内にいるってことだよね、これ。 突如、張られた"帳"に、生徒たちが異常事態を察知。 そんな中、幸せそうに眠っている三輪ちゃん……いや……呪いにかけられてるんだからしかたないんだけど……。 真希さんと野薔薇ちゃんは合流したのね。 楽厳寺学長はあのお年でかなり動けるんだな。 "帳"には視覚効果と術式効果があるという新情報。 視覚効果というのは、周囲の人の目から"帳"の内側がみえないようにする、ということで、術式効果というのは内部に人をいれないようにする、ということだろうか。 両方とも同じ速度でおろすのが普通だけど、内側がみえてもいいから、内部に人を入れないことを優先ということなのね。 やっぱり、先生たちに介入されたら厄介、ということなんだろうな、と思ったら、五条先生だけが入れないとはっ。 これは特級呪霊に対抗できる特級呪術師の五条先生だけはじければ、他の連中がどれだけ介入してきても問題ないって考え? まあ、触れたら終わりの真人の能力も、触れることができない五条先生には無効だしな。 五条先生のみはじく"帳"をつくるには、五条先生の情報がいる。 あのエプロンおじさんが打ってたくさび(?)は、あらかじめ夏油が術式を仕込んでたのかもね。 「一人でも死んだら僕らの負けだ」 先生としては、自分の監督範囲内にいた生徒たちが殺されたら、そりゃあ負けどころの話じゃないよね。 五条先生の絵を元に、花御を特級呪霊と判断した伏黒。 「あの人の絵でも分かるもんだな」ってひどいな。ファンシーでなかなかかわいい絵じゃないか。 手で電話のジェスチャーしてる狗巻がかわええ。 こんな異常事態なのに、狗巻のおにぎり語が気になる加茂に笑う。 狗巻の呪言がケータイ経由でも有効ということは、狗巻は電話も使...

『週刊少年ジャンプ』2019年09号 感想

『鬼滅の刃』 (第143話 怒り) 正直、表紙絵をみて、もうダメだ、と思った。 いや、胡蝶姉妹が仲良く手をつないでる後ろ姿とか、こんなの絶対、泣くやつじゃん。 胡蝶姉妹は一家が鬼に襲われ、悲鳴嶼さんが助けにきてくれたけど、姉妹しか生き残れなかったのか。 裕福そうなおうちだよなあ。ふたりとも生粋のお嬢様って感じだもんね。 そんな両親にかわいがられまくって育ったお嬢様が、柱になるまでには、ものすごい努力を積み上げてきたんだろうな。 親を失い、姉を失い、継子を失い……しのぶさんが常に心の底に怒りを抱いて生きてるのは当然だよね。 てか、カナヲちゃん以外にも継子がいたんだね。 そんな怒りの対象の親玉に限りなく近い存在に、「頑張ったね!」とか言われても、怒りしか湧かないだろ。 でも、童磨はめっちゃ本気でそれを言ってるよね。 ナチュラルにバカにされてる。 しのぶさんが言い残した言葉が「地獄に堕ちろ」なの、怒りが強すぎて逆に頭が冷えてる感じにみえる。 童磨、他の子たちみたいに喰べるんじゃなくって、しのぶさんを吸収したね。 吸収ってどういうことなんだろう。 堕鬼の帯の中みたいに不思議空間に「保存」されたということならワンチャンある? ていうか、まだ死んでないと思いたい……。 駆け付けたカナヲちゃんに、しのぶさんが伝えたハンドサイン。 童磨は自分の能力を伝えた、と考えているけれど、実際のとこどうなんだろうね。 しのぶさんは事前に、カナヲちゃんに童磨の倒し方を伝える、と言っていたから、あらかじめふたりの間でなんらかの取り決めがなされていたのは確実だと思うんだけど。 ぶるぶるしながらも、怒りを必死におさえつけているカナヲちゃんが痛々しい。 もともと、感情を表に出せず、それを出すことに苦労しているような子だったのに、炭治郎のおかげで表情が豊かになってきたな、と思ったら、今度は怒りと悲しみを抑えなければならないとは。 「好きな人や大切な人は漠然と、明日も明後日も生きてる気がする」からはじまるモノローグが、善逸のコマにつながっているところをみると、善逸の育手も殺されてしまったのかなあ。 あの鬼化した先輩によって。 しかし、あの先輩、上弦の陸かっ! 無惨様、下弦を在庫一掃したと思ったら、今度は上弦を粗製乱造とか、やってることがいきあたりばったりすぎない? まあ、無惨様っぽいっちゃあぽいけど。 『D...

『呪術廻戦』(第44話 京都姉妹校交流会-団体戦・11-) 感想(守りたい人と居たい場所)

本編の前にジャンプフェスタでやってたキャラ人気投票結果発表! 1位記念の描き下ろしの五条先生がスターにしきのみたいなかっこしてて笑った(スターにしきのって言って通じる世代はどこまでなんだろう)。 五条先生、こういうコスチュームも意外と似合うよね。 どんな服も着こなす! それがスター五条! で、芥見先生のコメントが「五条に投票した方。特に女性。悪いことは言わない。七海にしとけ。」でさらに笑った。 まあ、確かに彼氏とか旦那にするなら五条先生よりは七海さんだよなあ。 五条先生は三輪ちゃんと一緒に「生五条悟だっ!」って眺めていたい感じ。 そして、2位が虎杖で3位が狗巻。 私がジャンプフェスタできいた中間発表は、2位が狗巻で3位が虎杖だったと記憶してるんだが、逆転したのか? まあ、20票差くらいだから逆転しててもおかしくはないな。 五条先生と虎杖で100票差以上あるんで、これが逆転してたらびっくりだけど。 で、4位が伏黒で5位がパンダ先輩。 パンダ先輩の「憂太さんに悪いな~」が棒読みっぽくて笑う。 ちなみに私は6位になった乙骨に投票した。 7位に七海さんが入ってるの、ねらいすましたみたいで笑う。 8位が宿儺で、9位が野薔薇ちゃんか……。 低いけど、女性キャラとしてはトップなんだよね。 10位が真希さんで、ここで東京校の生徒は全員でそろってるんだな。 だいぶ票差が離れて11位に東堂がいるけど、今やったらもっとあがるんじゃないの? さて本編。 加茂は本妻の子供じゃなかったけど、本妻さんが術式を継いだ男児を産めなかったので、加茂が嫡男ということになったのか。 本流じゃなかったけど能力はあるので本流に移され次代当主になる予定 ⇒ 加茂 本流だけど能力がない、だけど次代当主になって見返してやると思っている ⇒ 真希さん 本流だけど能力がないのでしいたげられているが家から離れる決意もできない ⇒ 真依さん 本流じゃなくて能力はある。本流に乗る気はないし家なんてどうでもいいと思っている ⇒ 伏黒 と、立場がばらばらなのね。 伏黒も真希さんも加茂も、自分の信念に従って、それぞれに自分の居場所を定めている。 真依さんはそれができなくてたちすくんでいて、そんな自分が嫌いだから、真希さんをみくだすことでなんとかプライドをたもっていたのかもね。 そして、そういう真希さんに、加茂は同情していたのかもし...