『アンデッドアンラック』(No.030 だからボクを) 感想(不動が動き出した日)
センターカラーでSDキャラ化円卓否定者勢ぞろい!
ひとり否定者じゃない人いるけど、ムイちゃんはシェンとセットだから! シェンにくっついてるのがデフォだから!
厳密にはクロちゃんもいるので、UMAもいるか。
カラー初出のキャラ結構いるよね。フィルは緑髪だったのか。
とにかく、めっちゃかわいい。これをそのままグッズ化して欲しい。
コミックスのプレゼントアクリルキーホルダーのアンディとリップもすごくよいので、抽選じゃなく普通に売って欲しい。
「一緒に神サマぶっ殺そうぜ」とか言われてビビるチカラくん。
そりゃあビビる。普通はビビる。
で、逃げようとしたけど、アンディからは逃げられない。
まあ、当然ですよね。
校門前で高校生にからんでるこわい職業の人にしかみえないんだけど、これ大丈夫なの? 通報されない?
校舎を目を輝かせてみつめる不運ちゃん。
そういえば、不運ちゃん、ずっと引きこもりでほとんど学校いってないんだっけ。
不運ちゃんにとって高校は憧れの場所なんだな。
そんな不運ちゃんの様子をみてとって、話し合いの場所を校舎の中にしたアンディ。
ここで、「おまえが見たそうだから」とは言わずに、「チカラが忘れもんだとよ!」って、さりげに校内に誘導するあたりがさすがにアンディだよなあ。
気を遣ってもらった、と思うとすぐに遠慮しちゃう不運ちゃんだから、そういったものをみせないようにしてるんじゃないかな。
「受験生じゃん!! スゴイね!!」って言われて、「スゴイ…?」って戸惑うチカラくん。
チカラくんにしてみれば、中学を卒業したら高校生になるのが当たり前で、3年生になったら受験生になるのも当たり前。
でも、不運ちゃんにしてみれば、高校に通えるのがスゴイ! 受験とかいうイベントに参加できるのもスゴイ! ってなる。
で、教室に入った途端「ぴゃー!! 教室だー!! 広ーい!!」ってテンションMAX。
マンガでみた風景の中に入れてご満悦。
不運ちゃんにとっては聖地みたいなもんなのか。
不運ちゃんが否定能力にどれだけのものを奪われているか、をこんな明るいテンションで描かれると、どういうテンションで読んでいいのかわからなくなる。
でも、ここの不運ちゃん、本当にかわいいな。
チカラくんも、不運ちゃんやタチアナちゃんと同じように、両親を自分の能力で失っていたのか。
幼い時点で能力が発現した場合、近くにいるのは家族の確率が高いのでそうなりがちなのはわかる。
両手に重い荷物を持ってる状態で立ち止まって両親を見たから、四肢を動かさないで見る、という条件を満たしてしまった。
視覚外にいたトラックは、両親にぎりぎりのところまで近づいて、「不動」の能力で止まった。
トラックが視覚に入ったので、あわてて駆け寄ろうとしたら、能力が解除されて、両親とトラックが動いて、事故が発生した、ということか。
これ、父親は即死してしまったけど、母親は助かるかもしれない⇒母親も亡くなった⇒徐々に自分の周囲で起こる異変に気付きだし、ある日、自分の異能が両親を殺したということに気づく、という三段構えでショックを与えられてるの、本当にムゴい。
これ、チカラくんのせいじゃないけど、「自分がいなければ」という思いは止められないんだろうな。
不運ちゃんもそうだし。
自分が失ったものを想い出して、チカラくんが失ったものを想って、他にもいるはずの同じようにつらい気持ちを抱いて生きている、もしくは、つらい気持ちを抱えたまま死んでしまった人たちを想って、不運ちゃんは涙を流しているんだろう。
「沢山頑張ってくれましたが、一週間後に亡くなりました」
「多分二人はつらいなら死んでもいいって言ってくれます」
「生きて欲しいに…決まってるじゃないですか」
ひとつひとつのセリフに、チカラくんがどれだけ大事に育てられていたかが感じ取れて、泣ける。
不運ちゃんと違って、ちゃんと警戒してればなんとか普通に生きていける能力なので、いろんな気持ちを押し殺して、がんばって生きてきたんだろうな。
誰にも言えない秘密を抱えたまま。
でも、言語統一が秘密を秘密のままにしてくれなかった……と。
チカラくんは猶予をもらった一週間で、いろんなものにお別れをしていたんだろうな、と思う。
母親の遺言に沿う道を歩むために、捨てなければならないものひとつひとつに。
放課後の教室に、友達と一緒に、10年留年しましたみたいなでっかい男の人がいたらそりゃびっくりだよね。
てか、そういうことを堂々と口にしちゃうあたり、ずいぶんとものおじしない子だなあ、涼ちゃん。
涼ちゃんを、自分の能力で動けなくして、お礼とさよならを言うチカラくん。
親友相手にこの能力を使ったところに、チカラくんの決意の強さを感じる。
「もし神様を倒せたら、一緒に卒業しようね」
チカラくん、すぐにその記憶が消されてしまうってわかってて、それでも約束をしたんだよね。
ここの見開き、左側のアンディに背負われて空中にいるチカラくんと、右側の教室にいる涼ちゃんが、雑誌のノドで物理的にさえぎられていて、ついさっきまで同じ受験生だったふたりの世界が分かたれてしまったんだな、ということを強調されてる感じがして、すごくよかった。
で、チカラくんがアンディにさらわれたと勘違いしてるのに、迷いなく追っかけてくる涼ちゃんすごい。
こういう子が友達でいてくれて、チカラくんは本当に救われていたんだろうな。
車の中で顔を伏せて泣いているチカラの頭に手を置くアンディは、不運ちゃんとチカラくんの保護者にみえる。
チカラくんの記憶は消した方が安全、というのは、チカラくんがいなくなったことで騒ぐ人がいたら、人質として利用される可能性がなきにしもあらず、とかそういうことなんだろう。
ところでロンギングの件で、ユニオンには記憶操作できる謎技術があるらしい、と思っていたんだが、ニコの能力の可能性もあるのかな。
車の中で、ひざに不運ちゃんを乗っけてるアンディ……。
それ、そんな狭い車には見えないんだけど……。
不運ちゃんも全然、抵抗しないし……。
チカラくんの決意に、不運ちゃんも覚悟をきめなおした。
戦い方を教えて欲しい、と言われて、アンディがちょっと沈黙した後で「あぁ…」って了承したの、本当は了承したくなかったってことなんだろうな。
自分が守るからおまえは戦わなくていい、と言いたい。
でも、リップとの戦いで不運ちゃんは傷ついた。
アンディひとりでは守り切れない場面はこれからもあるだろう。
その時に、不運ちゃんが自分の身を守れるよう、不運ちゃんは強くなった方がいい。
それはわかっているけど、もやもやするんだろうな。
不運ちゃんの決意を尊重してやりたいけど、それはそれとして、戦って欲しくないし、傷つくようなことはさせたくないんだろうな。
ところで、公式Twitterさんのこの絵……。
こんなしょげてるアンディはじめてみたよ!
100年留年しててもおかしくない年齢なのに、そんなに落ち込むのか!
あざとかわいすぎるぞ、アンディ!
それとも、不運ちゃんに笑われたのがショックだったのかな……すまん、アンディ。私も笑ってた。
いつもかっこよくスーツを着こなしてるアンディが、高校生にみえないのをそんなに気にするとは思わなかったんだ。
ひとり否定者じゃない人いるけど、ムイちゃんはシェンとセットだから! シェンにくっついてるのがデフォだから!
厳密にはクロちゃんもいるので、UMAもいるか。
カラー初出のキャラ結構いるよね。フィルは緑髪だったのか。
とにかく、めっちゃかわいい。これをそのままグッズ化して欲しい。
コミックスのプレゼントアクリルキーホルダーのアンディとリップもすごくよいので、抽選じゃなく普通に売って欲しい。
「一緒に神サマぶっ殺そうぜ」とか言われてビビるチカラくん。
そりゃあビビる。普通はビビる。
で、逃げようとしたけど、アンディからは逃げられない。
まあ、当然ですよね。
校門前で高校生にからんでるこわい職業の人にしかみえないんだけど、これ大丈夫なの? 通報されない?
校舎を目を輝かせてみつめる不運ちゃん。
そういえば、不運ちゃん、ずっと引きこもりでほとんど学校いってないんだっけ。
不運ちゃんにとって高校は憧れの場所なんだな。
そんな不運ちゃんの様子をみてとって、話し合いの場所を校舎の中にしたアンディ。
ここで、「おまえが見たそうだから」とは言わずに、「チカラが忘れもんだとよ!」って、さりげに校内に誘導するあたりがさすがにアンディだよなあ。
気を遣ってもらった、と思うとすぐに遠慮しちゃう不運ちゃんだから、そういったものをみせないようにしてるんじゃないかな。
「受験生じゃん!! スゴイね!!」って言われて、「スゴイ…?」って戸惑うチカラくん。
チカラくんにしてみれば、中学を卒業したら高校生になるのが当たり前で、3年生になったら受験生になるのも当たり前。
でも、不運ちゃんにしてみれば、高校に通えるのがスゴイ! 受験とかいうイベントに参加できるのもスゴイ! ってなる。
で、教室に入った途端「ぴゃー!! 教室だー!! 広ーい!!」ってテンションMAX。
マンガでみた風景の中に入れてご満悦。
不運ちゃんにとっては聖地みたいなもんなのか。
不運ちゃんが否定能力にどれだけのものを奪われているか、をこんな明るいテンションで描かれると、どういうテンションで読んでいいのかわからなくなる。
でも、ここの不運ちゃん、本当にかわいいな。
チカラくんも、不運ちゃんやタチアナちゃんと同じように、両親を自分の能力で失っていたのか。
幼い時点で能力が発現した場合、近くにいるのは家族の確率が高いのでそうなりがちなのはわかる。
両手に重い荷物を持ってる状態で立ち止まって両親を見たから、四肢を動かさないで見る、という条件を満たしてしまった。
視覚外にいたトラックは、両親にぎりぎりのところまで近づいて、「不動」の能力で止まった。
トラックが視覚に入ったので、あわてて駆け寄ろうとしたら、能力が解除されて、両親とトラックが動いて、事故が発生した、ということか。
これ、父親は即死してしまったけど、母親は助かるかもしれない⇒母親も亡くなった⇒徐々に自分の周囲で起こる異変に気付きだし、ある日、自分の異能が両親を殺したということに気づく、という三段構えでショックを与えられてるの、本当にムゴい。
これ、チカラくんのせいじゃないけど、「自分がいなければ」という思いは止められないんだろうな。
不運ちゃんもそうだし。
自分が失ったものを想い出して、チカラくんが失ったものを想って、他にもいるはずの同じようにつらい気持ちを抱いて生きている、もしくは、つらい気持ちを抱えたまま死んでしまった人たちを想って、不運ちゃんは涙を流しているんだろう。
「沢山頑張ってくれましたが、一週間後に亡くなりました」
「多分二人はつらいなら死んでもいいって言ってくれます」
「生きて欲しいに…決まってるじゃないですか」
ひとつひとつのセリフに、チカラくんがどれだけ大事に育てられていたかが感じ取れて、泣ける。
不運ちゃんと違って、ちゃんと警戒してればなんとか普通に生きていける能力なので、いろんな気持ちを押し殺して、がんばって生きてきたんだろうな。
誰にも言えない秘密を抱えたまま。
でも、言語統一が秘密を秘密のままにしてくれなかった……と。
チカラくんは猶予をもらった一週間で、いろんなものにお別れをしていたんだろうな、と思う。
母親の遺言に沿う道を歩むために、捨てなければならないものひとつひとつに。
放課後の教室に、友達と一緒に、10年留年しましたみたいなでっかい男の人がいたらそりゃびっくりだよね。
てか、そういうことを堂々と口にしちゃうあたり、ずいぶんとものおじしない子だなあ、涼ちゃん。
涼ちゃんを、自分の能力で動けなくして、お礼とさよならを言うチカラくん。
親友相手にこの能力を使ったところに、チカラくんの決意の強さを感じる。
「もし神様を倒せたら、一緒に卒業しようね」
チカラくん、すぐにその記憶が消されてしまうってわかってて、それでも約束をしたんだよね。
ここの見開き、左側のアンディに背負われて空中にいるチカラくんと、右側の教室にいる涼ちゃんが、雑誌のノドで物理的にさえぎられていて、ついさっきまで同じ受験生だったふたりの世界が分かたれてしまったんだな、ということを強調されてる感じがして、すごくよかった。
で、チカラくんがアンディにさらわれたと勘違いしてるのに、迷いなく追っかけてくる涼ちゃんすごい。
こういう子が友達でいてくれて、チカラくんは本当に救われていたんだろうな。
車の中で顔を伏せて泣いているチカラの頭に手を置くアンディは、不運ちゃんとチカラくんの保護者にみえる。
チカラくんの記憶は消した方が安全、というのは、チカラくんがいなくなったことで騒ぐ人がいたら、人質として利用される可能性がなきにしもあらず、とかそういうことなんだろう。
ところでロンギングの件で、ユニオンには記憶操作できる謎技術があるらしい、と思っていたんだが、ニコの能力の可能性もあるのかな。
車の中で、ひざに不運ちゃんを乗っけてるアンディ……。
それ、そんな狭い車には見えないんだけど……。
不運ちゃんも全然、抵抗しないし……。
チカラくんの決意に、不運ちゃんも覚悟をきめなおした。
戦い方を教えて欲しい、と言われて、アンディがちょっと沈黙した後で「あぁ…」って了承したの、本当は了承したくなかったってことなんだろうな。
自分が守るからおまえは戦わなくていい、と言いたい。
でも、リップとの戦いで不運ちゃんは傷ついた。
アンディひとりでは守り切れない場面はこれからもあるだろう。
その時に、不運ちゃんが自分の身を守れるよう、不運ちゃんは強くなった方がいい。
それはわかっているけど、もやもやするんだろうな。
不運ちゃんの決意を尊重してやりたいけど、それはそれとして、戦って欲しくないし、傷つくようなことはさせたくないんだろうな。
ところで、公式Twitterさんのこの絵……。
お待たせ致しました!!30話の答え合わせ、早くも到着です!!ここに来て、アンディの意外な一面が明らかに…!?是非ご覧下さい! pic.twitter.com/OjqA8rO82Z
— アンデッドアンラック公式 (@undeadunluck_of) September 10, 2020
こんなしょげてるアンディはじめてみたよ!
100年留年しててもおかしくない年齢なのに、そんなに落ち込むのか!
あざとかわいすぎるぞ、アンディ!
それとも、不運ちゃんに笑われたのがショックだったのかな……すまん、アンディ。私も笑ってた。
いつもかっこよくスーツを着こなしてるアンディが、高校生にみえないのをそんなに気にするとは思わなかったんだ。