『アンデッドアンラック』(No.032 UNBELIEVABLE) 感想(信じたくない、信じたい)
掲載順位があがっててびっくりした。
表紙は、グラサンなしビリー様とアンディ&不運ちゃん。
アンディはいつものことだけどビリー様の目がこわいよ!
会議直前。ビリー様が靴に拍車をつけていることに疑問をもつタチアナちゃん。
そういえば、ビリー様とタチアナちゃんが出会ったシーンでは拍車がついてたのに、それ以降、つけてなかったね。
わざと音をたてて、反響音で周囲を把握してるのか。
岩柱さんが鎖をブンブン振ってるのと同じ理由なのね。
ビリー様はタチアナちゃんがそばにいる時は「ギザギザ」をしない。
タチアナちゃんに行動の安全を委ねている。
それは、ビリー様が自分を頼ってくれている。自分はビリー様の役に立てている、ということで、タチアナちゃんにとっては喜びであり誇りだった。
それなのに、ビリー様が「ギザギザ」をつけている、というのは、タチアナちゃんにとってはショックだし、疑心を抱くのも当然だろう。
ビリー様は具体的な説明はなにもせず、ただ「ボクにはキミが必要だよ、タチアナ」と答えた。
タチアナちゃんにしてみればわけわかんないよね。
「必要だよ」と言いつつ、あてにしていないかのような行動をとっているんだから。
前回、バーンの上に誰かいるな、と思ってたんだけど、リップとラトラだったか。
てか、3か月くらいたってるはずなのに、まだリップ、お子様のままなのか。
「と…その奥さん!!」と言われて「そう見える?」と笑ったリップをパァンとなぐるラトラ……容赦ない……。
さらに「やせた? キレイになったんじゃない?」って言われてうれしそうな不運ちゃんを「ごめん遠いからよくわかんないや」と落とすリップ……。
不運ちゃん、完全に遊ばれてる……チョロすぎる……。
怒ってる不運ちゃん、かわいい。
そして、完全なやつあたりでポカポカ頭をなぐられても、まったく気にしてないアンディがえらいな!
この、不運ちゃんが、アンディにまったく遠慮がなくなってる感じがすごくいいです。
ていうか、このシーンくらいしか、今回、癒しがなかった……。
「あの人はビリー様じゃない」
ビリー様の行動を信じたくないあまり、タチアナちゃんは偽物説にはしったか。
タチアナちゃんがビリー様からきいていた能力は「不可信 -UNBELEVABLE-」。
「銃限定で対象に当たるわけがない方向に撃つと、跳弾とかを経て確実に当たっちゃう必中能力」
アンディは「……」ってなってるけど、内心、「嘘だな」とか思ってそう。
一応、フォントで能力名はでてきたけど、サイズがだいぶちっちゃいから違うんだろうな……。
ビリー様がタチアナちゃんにだけ教えた、ってユニオン内では否定者が自分の能力について話さなくても許されるのか。
任務で組まされた時にいろいろ困りそうな気がするけど。
チカラくんはガクブル状態。とても「不動」は使えそうにない。
UMAバーンはそれこそ召喚獣っぽいから、そんなのが目の前に現れたら、そりゃそうなる。
というわけで、チカラくん、一旦、離脱。
そういえば、ニコは離脱して一心の治療をしてるとして、フィルはどこにいるんだろうな。
ビリー様、アンダーのボスだった。
「……ボス…?」のとこのタチアナちゃんがつらすぎる。
さっきまで「ビリー様じゃない」って言ってたのに、こんな絶望してるのは、やっぱり内心では、偽物だとは思ってなかったんだろうな。
ただ、これは自分の知ってるビリー様じゃない、と否定したかっただけで。
トップくんの能力は「不停止 -UNSTOPPABLE-」。
予想されていたことではあるけど、こんなあっさりばらされるとはな。
それにしても「体の形状が著しく変化しないと止まることが許されない」ってひどすぎない?
これまでも、やたら骨折してたから、勢いつきすぎてけがを覚悟でどこかにぶつからないと止まれないのかな、と思ってた。
だから、「不動」が入ったから、トップくんを一時的に止めて、その間に緩衝材でまわりを固めれば安全に止まれるんじゃないかと思ってたんだけど……そうか……ダメなのか……。
まだ成長途中の子供が常に骨折してるって、しんどいな。
成長が止まってる大人でもしんどいけど。
そんなきつい条件を引き受けてまで、ユニオンで戦ってる理由ってなんなんだろう。
そうか、前回、ビリー様が首を折られたのに生き返ったのは「不死」の能力か。
言われてみればそれしかないか。全然、思いつかなかったけど。
アンディは「不死」ではあっても「不老」ではないのに、肉体年齢が止まっているのは、老化が死に近づく要因と判定されているから、という理屈に則ると、ビリー様の目がみえるようになったのは、見えないことが死に近づく要因として排除されたから?
そういえば、生まれた時から見えない人は、見えるようになってもすぐにはみえているものを認知できない、ときいたことがあるんだけど、一応わかってそうなあたりをみると、昔はみえてたのに何かでみえなくなった人?
それとも、音だけで周囲の状況を把握できるような人だから、わりと順応がはやいの?
「不正義」をくらった結果、
アンディの「正義」は「不運ちゃんを護ること」⇒不運ちゃんを攻撃する
ジュイスの「正義」は「生きて指揮をとること」⇒自害しそうになる
シェンの「正義」は「戦い、より強くなること」⇒戦闘が放棄され、如意棒がたたまれる
そして、シェンとビリー様が互いに「不真実」をくらいあっても、互いに互いを好きじゃないから何も起きない。
……「不真実」、使い勝手が悪すぎる。
シェンじゃなきゃ使いようがないよ、これ。
「…この人、ボクの事、好きじゃないんだな」「ボクも好きじゃないけど」は笑った。
「不真実」はぶつかり合うと好きになった方が勝って、「不死」はぶつかりあうとただの千日手になるんだね。
それにしても、「不死」、「不停止」、「不正義」、「不真実」を兼ね備えるとか、無敵すぎる。
これは何? コピー能力なの?
でも「不運」と「不可侵」と「不動」は使ってないな。
使ってないだけなのか、そもそもコピーするためには条件があって、それが満たせてないのかはわからんけど。
「不可侵」は厄介すぎてコピーする気になれないの理解できる。
服は着れないし、自力で食事をするのも困難だもの。
「不運」は好きな相手じゃないと発動しない、というのがめっちゃ厄介。
「不動」はコピーできてたら、使いそうな気がするけどな。
逃げるの楽じゃん。
「タチアナ…おいで」
「お前の能力が必要だ」
「救ってやった恩義を返せ」
ここ、ビリー様の勧誘が下手すぎるように感じるんだよね。
タチアナちゃんの性格をよくわかっているだろうに、わざとひっかかる言葉を選んでいるように感じる。
これが「そばにいて欲しい」「助けて欲しい」みたいな言い回しだったらぐらついたかもしれないのに。
「私にはわかる。一度、自分の事なんてどうでもいいと思った人間が、誰かに救われた時…その人が自分にとってどれだけの存在になるか」
「でも私にはわからない。その人に裏切られる事が、どれだけ悲しいか…!!」
不運ちゃんはタチアナちゃんの気持ちを代弁しない。
それは、タチアナちゃんにしかわからないものだから。
でも「わからない」と言いつつ、泣いてくれる。
そんな存在がタチアナちゃんにいてくれて本当によかった。
そして、不運ちゃんはアンディに裏切られるということを、まるで考えてないんだな、とも思う。
タチアナちゃんはビリー様に何も言えなかった。
でも、ビリー様を撃つ不運ちゃんを、マニピュレータで支えたまま動かなかった。
それが答えだった。
「…そうか。来ないか…」と察したあたり、やっぱりビリー様はちゃんとそういうのがわかる人なんだよね。
それなのになんでタチアナちゃんの勧誘は下手なのか。
あえて下手にやってるのか。
それにしたって、いつも「タチアナ」「タチアナ」連呼してたビリー様が、「アンタッチャブル」って呼ぶのきつすぎる。
覚悟してたって、これは受け止めきれないだろ。
バーンに乗って逃げようとするビリー様を「逃がしてはならない!!」と命令するジュイス。
ジュイス、前回からいいとこがない……。
ジュイスの正義は「生きて指揮をとること」らしいけど、この強烈な義務感はどこからきてるんだろうな。
「ここまで来たんだ…!!」って、99回もペナルティをくらっててジリ貧状態、って思ってたけど、実は、99回もペナルティをくらってるのに、いまだ世界は存続していて否定者以外は平和を享受できている、ってことなのかもしれない。
でも「ここで決めねば…後が無いんだ!!」ってことは、やっぱり100回目のペナルティは相当やばいのね。
まあ、あの軌道通りだったら太陽につっこむからな。
アンディと不運ちゃんが本気だしたら、ユニオンの本部、壊滅しそう。
今頃、ニコは消失したらまずいものを運び出させてるかもしれん。
表紙は、グラサンなしビリー様とアンディ&不運ちゃん。
アンディはいつものことだけどビリー様の目がこわいよ!
会議直前。ビリー様が靴に拍車をつけていることに疑問をもつタチアナちゃん。
そういえば、ビリー様とタチアナちゃんが出会ったシーンでは拍車がついてたのに、それ以降、つけてなかったね。
わざと音をたてて、反響音で周囲を把握してるのか。
岩柱さんが鎖をブンブン振ってるのと同じ理由なのね。
ビリー様はタチアナちゃんがそばにいる時は「ギザギザ」をしない。
タチアナちゃんに行動の安全を委ねている。
それは、ビリー様が自分を頼ってくれている。自分はビリー様の役に立てている、ということで、タチアナちゃんにとっては喜びであり誇りだった。
それなのに、ビリー様が「ギザギザ」をつけている、というのは、タチアナちゃんにとってはショックだし、疑心を抱くのも当然だろう。
ビリー様は具体的な説明はなにもせず、ただ「ボクにはキミが必要だよ、タチアナ」と答えた。
タチアナちゃんにしてみればわけわかんないよね。
「必要だよ」と言いつつ、あてにしていないかのような行動をとっているんだから。
前回、バーンの上に誰かいるな、と思ってたんだけど、リップとラトラだったか。
てか、3か月くらいたってるはずなのに、まだリップ、お子様のままなのか。
「と…その奥さん!!」と言われて「そう見える?」と笑ったリップをパァンとなぐるラトラ……容赦ない……。
さらに「やせた? キレイになったんじゃない?」って言われてうれしそうな不運ちゃんを「ごめん遠いからよくわかんないや」と落とすリップ……。
不運ちゃん、完全に遊ばれてる……チョロすぎる……。
怒ってる不運ちゃん、かわいい。
そして、完全なやつあたりでポカポカ頭をなぐられても、まったく気にしてないアンディがえらいな!
この、不運ちゃんが、アンディにまったく遠慮がなくなってる感じがすごくいいです。
ていうか、このシーンくらいしか、今回、癒しがなかった……。
「あの人はビリー様じゃない」
ビリー様の行動を信じたくないあまり、タチアナちゃんは偽物説にはしったか。
タチアナちゃんがビリー様からきいていた能力は「不可信 -UNBELEVABLE-」。
「銃限定で対象に当たるわけがない方向に撃つと、跳弾とかを経て確実に当たっちゃう必中能力」
アンディは「……」ってなってるけど、内心、「嘘だな」とか思ってそう。
一応、フォントで能力名はでてきたけど、サイズがだいぶちっちゃいから違うんだろうな……。
ビリー様がタチアナちゃんにだけ教えた、ってユニオン内では否定者が自分の能力について話さなくても許されるのか。
任務で組まされた時にいろいろ困りそうな気がするけど。
チカラくんはガクブル状態。とても「不動」は使えそうにない。
UMAバーンはそれこそ召喚獣っぽいから、そんなのが目の前に現れたら、そりゃそうなる。
というわけで、チカラくん、一旦、離脱。
そういえば、ニコは離脱して一心の治療をしてるとして、フィルはどこにいるんだろうな。
ビリー様、アンダーのボスだった。
「……ボス…?」のとこのタチアナちゃんがつらすぎる。
さっきまで「ビリー様じゃない」って言ってたのに、こんな絶望してるのは、やっぱり内心では、偽物だとは思ってなかったんだろうな。
ただ、これは自分の知ってるビリー様じゃない、と否定したかっただけで。
トップくんの能力は「不停止 -UNSTOPPABLE-」。
予想されていたことではあるけど、こんなあっさりばらされるとはな。
それにしても「体の形状が著しく変化しないと止まることが許されない」ってひどすぎない?
これまでも、やたら骨折してたから、勢いつきすぎてけがを覚悟でどこかにぶつからないと止まれないのかな、と思ってた。
だから、「不動」が入ったから、トップくんを一時的に止めて、その間に緩衝材でまわりを固めれば安全に止まれるんじゃないかと思ってたんだけど……そうか……ダメなのか……。
まだ成長途中の子供が常に骨折してるって、しんどいな。
成長が止まってる大人でもしんどいけど。
そんなきつい条件を引き受けてまで、ユニオンで戦ってる理由ってなんなんだろう。
そうか、前回、ビリー様が首を折られたのに生き返ったのは「不死」の能力か。
言われてみればそれしかないか。全然、思いつかなかったけど。
アンディは「不死」ではあっても「不老」ではないのに、肉体年齢が止まっているのは、老化が死に近づく要因と判定されているから、という理屈に則ると、ビリー様の目がみえるようになったのは、見えないことが死に近づく要因として排除されたから?
そういえば、生まれた時から見えない人は、見えるようになってもすぐにはみえているものを認知できない、ときいたことがあるんだけど、一応わかってそうなあたりをみると、昔はみえてたのに何かでみえなくなった人?
それとも、音だけで周囲の状況を把握できるような人だから、わりと順応がはやいの?
「不正義」をくらった結果、
アンディの「正義」は「不運ちゃんを護ること」⇒不運ちゃんを攻撃する
ジュイスの「正義」は「生きて指揮をとること」⇒自害しそうになる
シェンの「正義」は「戦い、より強くなること」⇒戦闘が放棄され、如意棒がたたまれる
そして、シェンとビリー様が互いに「不真実」をくらいあっても、互いに互いを好きじゃないから何も起きない。
……「不真実」、使い勝手が悪すぎる。
シェンじゃなきゃ使いようがないよ、これ。
「…この人、ボクの事、好きじゃないんだな」「ボクも好きじゃないけど」は笑った。
「不真実」はぶつかり合うと好きになった方が勝って、「不死」はぶつかりあうとただの千日手になるんだね。
それにしても、「不死」、「不停止」、「不正義」、「不真実」を兼ね備えるとか、無敵すぎる。
これは何? コピー能力なの?
でも「不運」と「不可侵」と「不動」は使ってないな。
使ってないだけなのか、そもそもコピーするためには条件があって、それが満たせてないのかはわからんけど。
「不可侵」は厄介すぎてコピーする気になれないの理解できる。
服は着れないし、自力で食事をするのも困難だもの。
「不運」は好きな相手じゃないと発動しない、というのがめっちゃ厄介。
「不動」はコピーできてたら、使いそうな気がするけどな。
逃げるの楽じゃん。
「タチアナ…おいで」
「お前の能力が必要だ」
「救ってやった恩義を返せ」
ここ、ビリー様の勧誘が下手すぎるように感じるんだよね。
タチアナちゃんの性格をよくわかっているだろうに、わざとひっかかる言葉を選んでいるように感じる。
これが「そばにいて欲しい」「助けて欲しい」みたいな言い回しだったらぐらついたかもしれないのに。
「私にはわかる。一度、自分の事なんてどうでもいいと思った人間が、誰かに救われた時…その人が自分にとってどれだけの存在になるか」
「でも私にはわからない。その人に裏切られる事が、どれだけ悲しいか…!!」
不運ちゃんはタチアナちゃんの気持ちを代弁しない。
それは、タチアナちゃんにしかわからないものだから。
でも「わからない」と言いつつ、泣いてくれる。
そんな存在がタチアナちゃんにいてくれて本当によかった。
そして、不運ちゃんはアンディに裏切られるということを、まるで考えてないんだな、とも思う。
タチアナちゃんはビリー様に何も言えなかった。
でも、ビリー様を撃つ不運ちゃんを、マニピュレータで支えたまま動かなかった。
それが答えだった。
「…そうか。来ないか…」と察したあたり、やっぱりビリー様はちゃんとそういうのがわかる人なんだよね。
それなのになんでタチアナちゃんの勧誘は下手なのか。
あえて下手にやってるのか。
それにしたって、いつも「タチアナ」「タチアナ」連呼してたビリー様が、「アンタッチャブル」って呼ぶのきつすぎる。
覚悟してたって、これは受け止めきれないだろ。
バーンに乗って逃げようとするビリー様を「逃がしてはならない!!」と命令するジュイス。
ジュイス、前回からいいとこがない……。
ジュイスの正義は「生きて指揮をとること」らしいけど、この強烈な義務感はどこからきてるんだろうな。
「ここまで来たんだ…!!」って、99回もペナルティをくらっててジリ貧状態、って思ってたけど、実は、99回もペナルティをくらってるのに、いまだ世界は存続していて否定者以外は平和を享受できている、ってことなのかもしれない。
でも「ここで決めねば…後が無いんだ!!」ってことは、やっぱり100回目のペナルティは相当やばいのね。
まあ、あの軌道通りだったら太陽につっこむからな。
アンディと不運ちゃんが本気だしたら、ユニオンの本部、壊滅しそう。
今頃、ニコは消失したらまずいものを運び出させてるかもしれん。