『週刊少年ジャンプ』2021年38号 感想
『ONE PIECE』（第1022話 “花形登場”）
キッドの命を盾にキラーに戦いを挑むとは、ホーキンスの技が邪悪すぎる。
「おいぐるぐるこの戦を制したらよ」
「ああ見えてくるなァ…ルフィが海賊王になる姿!!!」
この「両翼」の会話が熱い！
いろいろ衝突してるけど、ふたりのゆるぎない目標はルフィを海賊王にすることなので、決裂することはないんだよね。
だってルフィを海賊王にするためには必要な人材だ、とお互いを認めているから。
『逃げ上手の若君』（第28話 悪酔い1334）
別記事になりました。
『呪術廻戦』（第155話 熱）
別記事（“熱”を信じる男が信じないもの）になりました。
『Dr.STONE』（Z=207 繋がる回路図）
龍水とSAIは七海家の本妻の子供ではない、か。
でも、七海家の中で育てられている、ということは、母親はもういないのかな。
兄弟はたくさんいるけど、母を共にしている兄弟はふたりだけ。
でも、龍水が強引すぎてSAIはインドに逃げてしまった、と。
いやあ、龍水の勢いがすごすぎてSAIがドン引きしてしまう気持ちもわからんではないな。
それに、七海一族がSAIを手駒として利用しようという気持ちを隠そうともしなかったもんだから、龍水も同じように自分を利用しようとしてるんだ、と思い込んでしまったのね。
でも、龍水はただ兄弟で一緒に何かをしたかっただけだった、という。
「龍水ちゃんはいつもSAIちゃんに何かを“やれ”って言ってた……？」
これを言った時のゲンのやさしい表情がすごい。
ゲンは実はメンタリストじゃなくてセラピストなんじゃ……ってくらいにいい仕事するよね。
SAIはわりと思い込みが激しいタイプっぽいし、龍水は勢いで押すばっかりでSAIと落ち着いて話し合おうとしないしで、誰かが仲介に入らないとうまくいかなかったんだろうな。
『フレンチ・オブ・ザ・デッド』
読み切り。料理ものとゾンビものをミックスするとは。
結構おもしろかった。
あと、料理長のドヤ顔がかっこよかった。
『夜桜さんちの大作戦』（作戦94.長女の眼差し）
太陽が夜桜家に入った時、長男以外はわりとすんなり受け入れていたので、六美ちゃんがめっちゃ信用されてるのかな、って思ってたんだけど、実は影でこっそりふたりを見守り続けてたから、太陽への信頼がすでにできあがってたのね。
『アンデッドアンラック』（No.075 任せたぜ）
別記事（動かない強さ）になりました。
『破壊神マグちゃん』（第55話 邪神漂流譚）
1コマ目がすでにおもしろすぎて笑った。
いや、マグちゃん、ナプタークくん、ミュスカー様が浜辺に打ち上げられてるってどういう状況？
と思ったら、ミュスカー様の『運命の調律』をナプタークくんが咆哮で乱してしまった結果がこれか。
「起きろナプターク!!! キミのせいで!!!」
「元凶は貴様であろうミュスカーよ!!!」
のコマの3邪神がめっちゃかわええ。
そうだよね。ミュスカー様がマグちゃんが水遊びしてる程度のことで怒ったのがそもそもの原因だよね。
ミュスカー様はなんでそんなにマグちゃんを思い通りに動かしたいの。
3邪神がめっちゃ程度の低い争いをしてるところに、「まったく…困ったちゃん達ねぇ」って現れるウーネラスさんの貫禄がすげえです。
で、ウーネラスさんがいればなんとでもなるよね、と思ったら「嫌よ。私も一緒にそうなんするわ!!!」とか言い出して、ウーネラスさんはそういうことする！ ってなった。
「無人島にひとつだけ持っていくなら『遊び心』かしら」とか呑気なこと言ってるけど、ウーネラスさんにしてみれば、脱出しようと思えばいつだってできる場所でのサバイバルなんて、ゲームでしかないよね。
採った魚を横取りしたナプタークくんに「物盗りだ!!! 吊るせ!!!」ってマグちゃんが言ったのは、いつもルルちゃんに吊るされているので、マグちゃんも誰かを吊ってみたかったからかな、って思った。
いや、それにしても今回、ものすごいテンポでギャグをかましてきて、それにいちいちツッコミいれてるミュスカー様がだいぶかわいそうだった。
ミュスカー様、本当にマジメすぎる。
マグちゃん天然だし、ナプタークくん野生化するし、ウーネラスさんは遊び倒してるしで、この連中と生きていくのはしんどすぎるな。
でも、ミュスカー様はマグちゃんの権能を手に入れることをあきらめきれないんだよね。
3邪神が苦労してつくりあげたイカダに、「仕上げに魔術のエンジンを付けましょう」って、本当に台無しだよ！
でも、ウーネラスさんはそういうことする。
ウーネラスさんだけは、無人島から去ろうと思えばいつだってできたんだけど、マグちゃんたちと遊びたかった、というか、マグちゃんたちで遊びたかったんだな。
そして、久しぶりにサメさんの出番があってよかったね。
ウーネラスさんはルルちゃんに、マグちゃんたちは旅行に行ってる、と伝言してたようだ。
これはナイスな判断。
マグちゃんはいろいろあった無人島ライフ（？）を、「彼の地には納豆がなかった」でおさめちゃったけど、この鷹揚さがいかにもマグちゃん。
きっとナプタークくんやミュスカー様に怒ったこともきれいさっぱり忘れてるんだろうな。
『高校生家族』（第50話 秘密の学級長）
「俺より恥ずかしくなってくれてありがとう」
「私より恥ずかしくなってくれてありがとう」
このセリフが、なんかすごく良かった。
時に「恥ずかしい」はなによりも重大なことだったりするよね。この年頃だと特に。
キッドの命を盾にキラーに戦いを挑むとは、ホーキンスの技が邪悪すぎる。
「おいぐるぐるこの戦を制したらよ」
「ああ見えてくるなァ…ルフィが海賊王になる姿!!!」
この「両翼」の会話が熱い！
いろいろ衝突してるけど、ふたりのゆるぎない目標はルフィを海賊王にすることなので、決裂することはないんだよね。
だってルフィを海賊王にするためには必要な人材だ、とお互いを認めているから。
『逃げ上手の若君』（第28話 悪酔い1334）
別記事になりました。
『呪術廻戦』（第155話 熱）
別記事（“熱”を信じる男が信じないもの）になりました。
『Dr.STONE』（Z=207 繋がる回路図）
龍水とSAIは七海家の本妻の子供ではない、か。
でも、七海家の中で育てられている、ということは、母親はもういないのかな。
兄弟はたくさんいるけど、母を共にしている兄弟はふたりだけ。
でも、龍水が強引すぎてSAIはインドに逃げてしまった、と。
いやあ、龍水の勢いがすごすぎてSAIがドン引きしてしまう気持ちもわからんではないな。
それに、七海一族がSAIを手駒として利用しようという気持ちを隠そうともしなかったもんだから、龍水も同じように自分を利用しようとしてるんだ、と思い込んでしまったのね。
でも、龍水はただ兄弟で一緒に何かをしたかっただけだった、という。
「龍水ちゃんはいつもSAIちゃんに何かを“やれ”って言ってた……？」
これを言った時のゲンのやさしい表情がすごい。
ゲンは実はメンタリストじゃなくてセラピストなんじゃ……ってくらいにいい仕事するよね。
SAIはわりと思い込みが激しいタイプっぽいし、龍水は勢いで押すばっかりでSAIと落ち着いて話し合おうとしないしで、誰かが仲介に入らないとうまくいかなかったんだろうな。
『フレンチ・オブ・ザ・デッド』
読み切り。料理ものとゾンビものをミックスするとは。
結構おもしろかった。
あと、料理長のドヤ顔がかっこよかった。
『夜桜さんちの大作戦』（作戦94.長女の眼差し）
太陽が夜桜家に入った時、長男以外はわりとすんなり受け入れていたので、六美ちゃんがめっちゃ信用されてるのかな、って思ってたんだけど、実は影でこっそりふたりを見守り続けてたから、太陽への信頼がすでにできあがってたのね。
『アンデッドアンラック』（No.075 任せたぜ）
別記事（動かない強さ）になりました。
『破壊神マグちゃん』（第55話 邪神漂流譚）
1コマ目がすでにおもしろすぎて笑った。
いや、マグちゃん、ナプタークくん、ミュスカー様が浜辺に打ち上げられてるってどういう状況？
と思ったら、ミュスカー様の『運命の調律』をナプタークくんが咆哮で乱してしまった結果がこれか。
「起きろナプターク!!! キミのせいで!!!」
「元凶は貴様であろうミュスカーよ!!!」
のコマの3邪神がめっちゃかわええ。
そうだよね。ミュスカー様がマグちゃんが水遊びしてる程度のことで怒ったのがそもそもの原因だよね。
ミュスカー様はなんでそんなにマグちゃんを思い通りに動かしたいの。
3邪神がめっちゃ程度の低い争いをしてるところに、「まったく…困ったちゃん達ねぇ」って現れるウーネラスさんの貫禄がすげえです。
で、ウーネラスさんがいればなんとでもなるよね、と思ったら「嫌よ。私も一緒にそうなんするわ!!!」とか言い出して、ウーネラスさんはそういうことする！ ってなった。
「無人島にひとつだけ持っていくなら『遊び心』かしら」とか呑気なこと言ってるけど、ウーネラスさんにしてみれば、脱出しようと思えばいつだってできる場所でのサバイバルなんて、ゲームでしかないよね。
採った魚を横取りしたナプタークくんに「物盗りだ!!! 吊るせ!!!」ってマグちゃんが言ったのは、いつもルルちゃんに吊るされているので、マグちゃんも誰かを吊ってみたかったからかな、って思った。
いや、それにしても今回、ものすごいテンポでギャグをかましてきて、それにいちいちツッコミいれてるミュスカー様がだいぶかわいそうだった。
ミュスカー様、本当にマジメすぎる。
マグちゃん天然だし、ナプタークくん野生化するし、ウーネラスさんは遊び倒してるしで、この連中と生きていくのはしんどすぎるな。
でも、ミュスカー様はマグちゃんの権能を手に入れることをあきらめきれないんだよね。
3邪神が苦労してつくりあげたイカダに、「仕上げに魔術のエンジンを付けましょう」って、本当に台無しだよ！
でも、ウーネラスさんはそういうことする。
ウーネラスさんだけは、無人島から去ろうと思えばいつだってできたんだけど、マグちゃんたちと遊びたかった、というか、マグちゃんたちで遊びたかったんだな。
そして、久しぶりにサメさんの出番があってよかったね。
ウーネラスさんはルルちゃんに、マグちゃんたちは旅行に行ってる、と伝言してたようだ。
これはナイスな判断。
マグちゃんはいろいろあった無人島ライフ（？）を、「彼の地には納豆がなかった」でおさめちゃったけど、この鷹揚さがいかにもマグちゃん。
きっとナプタークくんやミュスカー様に怒ったこともきれいさっぱり忘れてるんだろうな。
『高校生家族』（第50話 秘密の学級長）
「俺より恥ずかしくなってくれてありがとう」
「私より恥ずかしくなってくれてありがとう」
このセリフが、なんかすごく良かった。
時に「恥ずかしい」はなによりも重大なことだったりするよね。この年頃だと特に。