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『アンデッドアンラック』(No.123 RESET) 感想(「神」に至るルート分岐)

「リメンバー」の機能は「記憶を取り戻し仲間を増やす」or「記憶を封じ仲間を失う」のどちらか片方。 そして、どちらで使うかは1回のループで1回しか決められない。 それをジュイスさんは「記憶を封じる」と決め、ヴィクトルのおでこに刺したら、記憶喪失のアンディ人格が生まれた、と。 いや、多分、「リメンバー」っておでこに差して使うもんじゃないよね。 ヴィクトル以外だったら死んじゃうよね。 差しっぱなしにしとかないと「不死」の再生能力で記憶を取り戻しちゃうのか? 回想の1コマ目って、ジュイスさんがループを渡って現在のループに現れた瞬間だよね。 つまり、仲間たちを置いてきたorすべて失った直後。 対してヴィクトルはその間に約46億年を過ごしてるわけだよ。 敗けたばかりの人と、半分くらい意識なかったとしても20億年以上も考える時間があった人。 そりゃあ、ジュイスさんとヴィクトルの温度差が激しくなってもしかたない。 46億年も待ってた人が、ものすごい形相で悔しがり悩んでたら、ヴィクトルもせつないよね。 ヴィクトルをひとりで長い時間を過ごさせてしまった、と泣いてた初ループ後のジュイスさんはもういない。 負けて仲間すべてを失う、ということを99回も繰り返してたら、ジュイスさんもそりゃあすり減るさ。 てか、「99回のループ…およそ4554億年…か」って、ヴィクトルが過ごした時間に気が遠くなる。 ずっと「リメンバー」で仲間を取り戻して、クエストに挑み続けていたのかな。 みんな、何度も記憶を取り戻して、ジュイスさんと一緒に戦ってくれてたのかな。 少なくとも、ニコ、ジーナさん、ボイドはいたようだけど、それ以外のメンバーは今回のループからの参加組だろうか。 ニコの「不忘」は過去ループの記憶も鮮明に思い出せるんだろうか。 だとすると、ハンパない情報量になるが。 もしかしたら、これまでのニコはイチコさんと恋をせず、ミコちゃんも生まれてなかったのかもね。 将来的に「不忘」が発現するとわかっていたら、あそこまで絶望するようなことにはならなかったと思うので。 ボイドは能力発現前に記憶を取り戻せていたら、リング上で人を殺さずにすんだかもしれないな。 てか、思い出す、ってのはどの時点で思い出すんだろう。 「リメンバー」に触れると思い出す、とかだったら、ジュイスさんかヴィクトルが迎えに行ってたのかな。 能力発現と...

『週刊少年ジャンプ』2022年38号 感想

『あかね噺』 (第26席 来ていい場所) 朱音ちゃんに対して、一生師匠が「お前」って呼びかけて、おうっ、ってなった。 からしに対しては「君」、ひかるちゃんに対しては「貴女」と呼びかけたのに、いきなり「お前」。 からしとひかるちゃんは落語界を盛り上げてもらうためのゲスト扱いだけど、朱音ちゃんを「ゲスト」として扱う気はないぞ、ということをこの一言だけで示してるの、うまいな。 『ONE PIECE』 (第1057話 “終幕”) ヤマトはルフィにはついていかず、ワノ国をめぐる旅に出るらしい。 あくまでも、おでんが通った道を辿る、ということね。 お別れを言ってくれなかった、と怒っていたモモの助がルフィたちに会えた途端、さみしいから行かないで欲しいと号泣しだしたのかわいかった。 姿は青年になったけど、中身はまだ子供だからな。 「この先は…こわい!!」って、家臣たちの前では口にできなかったのかな。 そりゃあこわいよね。 まだ8歳なのに一国を背負う立場になっちゃってるわけだから。 家臣たちはモモの助に負担にならないように、ちゃんとフォローしてくれるに違いないんだけど、それでも不安な気持ちはぬぐえない。 特にモモの助は、国が亡びる様をみてしまったことがあるから、悪い方への予想はいくらでも湧いてでてくるだろう。 ルフィはモモの助を対等の相手として扱ってくれたけど、ワノ国の人たちはそうはいかないし……。 カイドウの旗がなくなり、守る者がいなくなったワノ国には、麦わら海賊団の旗が翻ることになった。 モモの助、錦えもん、ヤマトは「クルー」にはならないけど「仲間」ということで決着か。 ビビみたいな立場? ルフィ、トラファルガー・ロー、キッドが無駄な意地の張り合いしてて笑った。 ローはクールキャラのはずなのに、なんでルフィの前だとこんなんなるかね。 この船長たちにつきあう船員たちは大変だな。 長かったワノ国編もこれで終わりか……。 『呪術廻戦』 (第194話 桜島結界・4) 別記事(加茂の血と灰)になりました。 『逃げ上手の若君』 (第74話 渋川1335) 別記事になりました。 『PPPPPP』 (第45話 選んで) センターカラー絵はメロリちゃんとミーミン。 なぜか恋人つなぎ。 メロリちゃんが壊れた。 ミーミンのこと考えすぎなくらい考えたのに「理解不能!」って結果がでちゃって壊れた。 で、そ...

『呪術廻戦』(第194話 桜島結界・4) 感想(加茂の血と灰)

「オマエが大人だったことがあんのかよ」 「どうやろ、真依ちゃんに聞いてみよか」 この会話が超キモい。 いろいろと解釈のしようはあるけど、直哉の初登場時の「その点、真依ちゃんは立派やね」から始まる台詞が、なんかイヤな方向で腑に落ちる感がある。 お赤飯のエピソードといい、芥見先生は遠回しな台詞で気持ち悪さを伝えてくるな。 西宮ちゃんが呪術界における女性の扱いに怒ってて、それがどうも真依に関わることっぽかったのも、それを知ってた可能性があるな。 直哉のことだからそういう関係を匂わせておもしろがってたんじゃないかな、とか。 津美紀さんが禪院家に行って幸せになれるか? と伏黒に問われて、「100%ない。それは断言できる」って五条先生がかなりマジな表情で答えたのも納得できる。 加茂が「外に出して操った血液も循環させてまた体に戻しとんのか」という失血死対策をしてみせたが、一度、外に出した血液に雑菌とかついてない? 大丈夫? と余計な心配をしてしまった。 加茂の苦労や工夫をみるたびに、失血死の心配がない脹相兄ちゃんは、赤血操術の使い手として有利すぎるだろ、と思ってしまう。 加茂が「私の生死はもうさしたる問題ではない」とか言ってて、両親と手をつないで幸せそうな子供をみつめてる絵が出てきたんだけど、あれはもしかしてお母さんが再婚して子供が生まれてる、ということなのかね。 つまり、母親は自分が迎えにいかなくてもちゃんと幸せに暮らせている、と。 ついでに、加茂家に残された理由だった、次期当主としての立場も羂索により否定されている。 母も加茂家も自分を必要としていないから、がんばって生き延びる理由がない……と考えてるとすると……ツライ……。 ところで、加茂が突然「命を燃やせ」とか言い出して、うっかり笑ってしまった。 いや、それは中の人ネタですか、もしかして。 と、加茂が超シリアスにふんばってるとこで、なぜか河童とおじいさんが乱入してきた。 なにこの唐突な展開。 「相撲だぁーーーーー!!!」 「刀ぁーーーーー!!!」 とか、まったく意味がわからん。 河童は相撲好き、みたいな話はきいたことあるけど。

『逃げ上手の若君』(第74話 渋川1335) 感想

センターカラーでゴージャスなかき氷を食べてる時行。 しかし、後ろにいる吹雪のかき氷はさらにゴージャスだな。 いやいや、抱え込むほどの大きさのかき氷って……なんか弥子ちゃんに近づいてきたな。 勝利の宴で例の芸を披露してる亜也子。 あれは本当にどうやってんだかよくわからん芸だよね。器用すぎる。 それを女の子がやってるんだから盛り上がらないわけがない。 海野は女性に対して余裕しゃくしゃくの態度をみせてるけど、足元はぐつぐつしてる。 あいかわらずすごい忍耐力だな。 てか、戦に巫女を随伴させてるのね。 頼重の立場的に、巫女をそばに置いておくことが必要なのかな。 それとも、士気をあげるための要員か。 そして、頼重は時行をさりげにおだてて、自分のそばから離さないようにしている。 とりあえず頼重の近くが一番、安全だからね。 自分から離れないように、と言わないのは、時行を気分よくさせよう、というのと同時に、今は時行が大将だから命じてるようにみえる形ではなく、頼重がお願いしてる、みたいな感じにしたいのかな、と思ってみたり。 ところで保科はまだ正体を知らなかった頃の時行に対する無礼を詫びてなかったの? いろいろあったし、近寄りがたかったのかな。 眼を血走らせて詫びてる保科の顔が怖い! 弧次郎がいなければ祢津の妹は死ななかった、ってどういう状況なんだろう。 命じられずとも弧次郎は時行のために命を懸けてくれると思うんだけど。 時行のために、よりも、祢津の名を上げるために、の方が重要そうな感じなのはどうなの? 突然、松井せんせーが小学生の頃、埼玉の南端から群馬の南端まで自転車で往復した、という情報が披露されて笑った。 いや、例えとしてわかりやすいのは確かだけど……。 ついに庇番と相対した時行の軍。 渋川は時行との一騎打ちを申し込むけど、大人の方から子供にここまで堂々と申し込むってすごいな。 子供相手にそんなことしたら笑われそうなもんだけど、と思ったら、「大人と子供の戦いを子供が避けても誰も責めはしませぬよ」なんだね、やっぱり。 ここで弧次郎が飛び出してきたけど「祢津小次郎」って名乗ってるのね。 祢津に、名を上げろ、と言われたからだろうけど。 渋川の太刀、めっちゃ長い。自分の身長より長そう。 そんなの振り回して馬ごと弧次郎をふっとばすの怖すぎる。 そして、それ以上に、子供相手に大真面目に正々堂々...

『ワールドトリガー』第224話「遠征選抜試験・22」 感想(エースのやる気)

ユニットが増えたけど「ノータイムで指せばいけるやろ」な水上。強い。 あと、「動かす」ではなく「指す」なんだな、やっぱ。 しかしながら、これからも毎日どんどん増えていく、というのは予想できるから、どこかで限界は来るな。 限界を感じた時にどうするんだろう。 ここで他のメンバーに打ち明けて手伝ってもらっても、このシミュレーションに関する練度はゼロなわけで、かなり不利になりそうな気がするんだけど。 あと、隠し事をしていたことで隊長としての信頼度が落ちそう。 順位が落ちてもいいからひとりで動かし続ける、という選択肢もあるにはあるけど。 とりあえず別室に移動したのは、より高い集中が必要になる、ってのもあるし、手元がさらに忙しくなるからさすがにバレる、ってのもありそう。 菊地原は上層部の考えを読んでた。 さすが上層部とのつきあいが深そうな風間隊の一員だ。 なんだかんだでちゃんとゾエさんを隊長としてたててる感じの菊地原が良い。 村上10番隊は、ひゃみさんがさりげに調整をいれてくれたおかげか、ずいぶんとコミュニケーションがうまくとれるようになった印象。 もともと穏やかな性格の人ばかりだから、ちゃんとハマればめっちゃスムーズに動くな。 古寺6番隊は、A級の古寺と木虎ちゃんが先の先を考えて戦略をたてようとしている感じ。 「1位を狙うのは不可能になります」って、当然のように1位を目指してる宣言をするのが、とても木虎ちゃんっぽいよな。 古寺も口にしなかっただけで同じ考えなんだろうけど。 秀才ぞろいの水上9番隊に、隊長以外は課題全振りをやられたら、そりゃあ課題のポイントで追い付くのは無理、ってなる。 だから戦闘シミュレーションでなんとかする、という戦略になるか。 六田ちゃんはもしかしてたくさんのユニットのオペをする自信がないのかな。 普段は漆間隊長と1対1だから、並行処理は苦手なのかも。 漆間隊長もそれを心配してメールを出そうとしてるんだとしたら、めっちゃやさしい人だな。 六田ちゃん、自分から「できない」と言えないっぽいし、そういう性格も漆間隊長は把握してるんだろう。 同じ隊の人間とは連絡とれないはずなので古寺にかな? 若村11番隊ではマリオちゃんがしゃきしゃきと場をしきっていた。 若村……しっかりしろ……。 「うちのイコさんとか隊長やけどぜんぜん指揮してへんで?」って、まあ、ランク戦みるかぎ...

『アンデッドアンラック』(No.122 そんなキミだから) 感想(否定も肯定もすべて)

『ジャンプ』の集合表紙、今回もアンディと風子ちゃんがセンター! と言いたいところだけど今回は坂本さんかな。 それでもやっぱり、ちゃんとふたりそろってるところが素晴らしいですよ。 風子ちゃんの頭についてるお面、タチアナちゃんだし。 しかしながら、今回はあんまりいちゃいちゃしてないな、と思ったら、アンディが持ってるかき氷が青で風子ちゃんは赤なのに、べーってしてる舌の色は逆になっているという……。 『ジャンプ』表紙で匂わせとは、手の込んだいちゃつきをしてくれる! 戸塚先生、ありがとうございます。 最初の時は、「あなたを今回のループをする者と認めます」で、なんの説明もなくループさせられたらしいジュイスさん。 不親切すぎる。 口調からしてこれは「ルナ」かな。 地球を壊すのは「神」で、「アーク」で逃がすのは「ルナ」ってこと? この頃、ジュイスはまだ女性ではないっぽいし、ヴィクトルも華奢だな。 ふたりとも10代後半くらいにみえるけど、この時点でまだ「老い」がなかったとかいうことなんだろうか。 「不老」の否定能力者であるファンがいるんだから、「老い」がどこかで追加されたルールでもおかしくはない。 それにしても、ざっと44億年もひとりっきりで、その半分は宇宙空間で窒息死を繰り返したり、マグマで焼死したりで意識なかったっぽいヴィクトル……ひどすぎる……。 人間が食べられるものが登場するまで、飢餓状態のはずだし。 それを100回も繰り返してると考えると、今のヴィクトルがそこそこまともなのが不思議なくらい。 おそらくは、耐えていればいつかジュイスさんに会える、という望みがヴィクトルの精神を支えていたんだろうけど。 だとしたら、ヴィクトルがジュイスさんを殺そうとしていた、ってのがさらに重く感じるな。 その次のループでは、ジュイスさんが待ってくれない、ということを覚悟してたってことだから。 そりゃあ、44億年ひとりぼっちなんて想像したら、ジュイスさんも号泣するよ。 ジュイスさんが「神」殺しをあきらめられないもの当然って気がしてきた。 自分があきらめたらヴィクトルはどうなるの、って考えたらそんな選択肢ふきとぶよ。 てか、ジュイスさんも2億歳超えしてる可能性あるのか。 ジュイスさんがメットをとった瞬間、アンディが刀をかまえるの良いよね。 アンディ、ジュイスさんのことを信頼しているけど、ジュイスさん...

『週刊少年ジャンプ』2022年36・37合併号

合併号おなじみの集合表紙のテーマはお祭り。 アスタはハッピがよく似合うな。 毎回ひとりだけ顔色が悪くみえる虎杖だけど、今回はわりと明るめだった。 『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS82 愛気道) 巻頭カラー絵の坂本さん、赤尾さん、南雲のそろい踏み表紙がかっこええ。 てか、カラーが常にかっこいい。ほのぼの調でもかっこいい。 この3人組、南雲がバカやって坂本さんがそれにつきあって、赤尾さんに笑われる、もしくは、エスカレートさせられる、みたいな関係だったんじゃないかな、と妄想している。 無言電話よこされただけで事情を察するとは、勢羽は弟のこと大好きだな。 「スラーの手下の声がした」って、なんでスラーとつながってるのかと思ったら、そういえばあの鹿さんとつながってたか。 虎丸ちゃんと真冬くんは捕まりっぱなしのまま、結構、時間が経ってるけど、意外と元気そうだし、まだスラーの仲間になってなかった。 爆弾をからだに仕込まれて、「人の体にきたねーモン入れやがってよ~~~」って、怒るとこそこ? ってなるよね。 それに対して、虎丸ちゃんは「普通にこわすぎ」って至極まっとうな反応。 と思ったら拉致誘拐犯の親玉に対して「えっ!? 推せるッッ!!!」ってなってて、この子もダメか、ってなった。 まあ、あの異常事態で、通常営業でいられるって時点で、殺し屋の素質は十分な気がするけどね。 『ONE PIECE』 (第1056話 “CROSS GUILD”) ルフィ、ロー、キッドの同盟はここで解散か。 いずれどっかでまた合流するんだろうけど。 クロコダイルとミホークがバギーの傘下に入ったみたいになってた。 いや、これどういう事態? クロコダイルもミホークもめっちゃプライド高いから、バギーのようなさしたる志もない人についていくとは思えないんだが。 単なるビジネスパートナーだとしても、こんなチラシを配ることを許すとは……なんかとんでもない旨味があるとしか思えない。 クロコダイルとミホークを味方につけた、となったらバギーが「四皇」になれたのは確かに納得できる。 それにしても、海兵たちに懸賞金をつけるとは、またものすごい発想。 海賊たちを狙っていた海兵たちが、海賊たちに狙われる立場になっちゃってるのか。 それは確かに海軍大混乱で世界荒れまくりになるわ。 スモーカーとかすごい値がつけられてそう。 モモの助...

『呪術廻戦』(第193話 桜島結界・3) 感想(マッハで飛べる直哉)

加茂、血を盾にして身を守ったのね。 からだのパーツがちゃんとそろってて安心した。 本気で手足の一本ぐらい吹っ飛んでるんじゃないかと思ってた。 本人も腕と首がとばされる危険を感じてたようだし。 このマンガ、欠損しても元通りになる人いるけど、加茂はそうじゃないし、この作者、容赦なく吹っ飛ばすからな。 「呪いに転じた個人がここまで自我を残すものなのか!?」 「乙骨の祈本里香の方がまだ存在として納得ができる」 やっぱり普通はここまで原型(?)をとどめてないのか。 里香ちゃんの方が納得できる、というのは、乙骨に愛されたい、乙骨に害をなそうとするものを許さない、という執念がそのまま呪いに転じたような里香ちゃんの方が、呪いっぽいという感じかな。 この直哉は、姿が変わって能力が底上げされただけで、そのまんま直哉って感じがするもんなあ。 術式もそのまんま使えるし。 マッハ3で飛べるようになった直哉、って書くと、なんかめっちゃおもしろい。 直哉、死んでから人生(?)楽しそうだな。

『逃げ上手の若君』(第73話 庇番1335) 感想

出陣まぎわまでお金儲けをしている庇番衆。 戦争はお金かかるからね。 「全員分揃えると限定手ぬぐいがもらえるぞ!」って、全員って何人なんだろうな。 一色、孫二郎、岩松、石塔、渋川、上杉、吉良、今川、直義……今回、名前が出てきた人だけで9人。実際はもっといそう。 1枚2万5千円だから、全員分揃えたら25万円は超えそう。これはキツイ。 まあ、富裕層がターゲットっぽいから、それくらいは出せるのかもしれない。 それにしても、女性をたくさん侍らせてる岩松がまともにみえるくらい、みんなキャラが濃いな。 尊氏が選んだらこうなったんだろうか。 とか、思ってたら、直義が「私が選んだ」って言ってた。 あの尊氏の弟やってると、庇番衆程度の狂気っぷりなどかわいくみえるんだろうか。 吉良、雑草大好きで兵糧も持たず敵を追跡できるってすごいな。 すぐに空腹で動けなくなる吹雪の対極といえる。 馬仮面(?)の今川はあいかわらず怖い。 なんか怖い。 石塔の「それが真の強者」は笑った。 自身考案の美少女キャラを胸に堂々はりつけて戦場に赴くとは、まさしく真の強者。 白拍子かつ天女と属性を無駄に盛っちゃうあたりが強い。 あと、なにげに「白拍子天女鶴子ちゃん」かわいい。 あのキリリとしたお顔で、まじめにあの絵を描いているところを想像するとめっちゃ笑える。 石塔の郎党たちは大将の鎧の絵をどう思ってるんだろう。 それにしても、こうやってみると孫二郎、めっちゃまともだな。 まともすぎるうえに、ボケを放置せずツッコミまくる性格なので、本当に苦労してそう。 ボケが供給過剰すぎて。 直義と渋川の会話はしごくまともなのに、全裸稚児がぶち壊しにしている。 ここからは戦続きだろうから、作画コストが大変なことになりそう。 松井せんせーのことだから、CGデータを駆使してやりくりする準備は整えてるのかな、って気もするけど。

『逃げ上手の若君』7巻 箇条書き感想

『逃げ上手の若君』の7巻の感想です。 ・7巻の表紙は亜也子。地球を抱いてるとはさすが亜也子、スケールがでかいな! と思ったんだけど、よく見たら地球じゃなかった。龍がめっちゃ描かれてるけど、細かすぎて怖い ・肉体はなくなってもいいから精神と好奇心だけ永遠の命が欲しい松井せんせー。私は『ジャンプ』より先に死にたいかな(←本気) ・食べるの大好きな人が食物アレルギーになるとツライでしょうね。でも、食べるの大好きだからこそ、アレルギーになる可能性が高そうな気がする ・嘘が下手な時行かわいい。でも、立場的には良くないよね、多分 ・新田義貞、めっちゃスペック高いけど、知力「?」なのが難点 ・技能「戦場のクエスチョン」って何? ・吹雪もスペック高めではあるけど、やっぱり「慢性飢餓」が難点だよねえ。あと、逃隠スキルが低いのも、時行の郎党としては難点かな? ・「ライバルがずっとオッサンなただ1つの少年漫画」……まあ、ライバルに美少女だすのはむずかしいよね。魅摩ちゃんが限界かな ・それにしても、強いオッサンのバリエーションがすごいな、このマンガ ・8巻の表紙……そろそろ玄蕃か吹雪かな?

『呪術廻戦』20巻 箇条書き感想

『呪術廻戦』の20巻が出ましたよ! ・表紙は石流。キメキメですね。シャツなしであのゴツそうなジャケット着てたら擦れて痛いんじゃないかな、って密かに気になってる。あれだけ鍛えてたら皮膚もかたいのかも ・カバー下のコガネシリーズはいつまで続くのだろう ・乙骨が「フジワラ? 先生はスガワラって……」ってなってるの笑った。亨子さんに「藤原の人間か」と決めつけられても特に反論しないんだな、って思ってたら、どうでもいいし、五条先生が間違ったのかもしれないし、で流してたのか ・でもまあ、呪術師として育てられていない乙骨にしてみれば、祖先が誰でもかまわないよね。呪術師として育てられたら、血統が大事と刷り込まれそうだけど ・乙骨にさえ、いいかげんな人だと思われてる五条先生…… ・プレスリースタイルの石流もかっこいいと思うけど、フリンジ部分の作画がめんどくさそう ・ご夫婦の間をすり抜けようとする乙骨の絵がかわいかった。この後、どうなったんだろう。乙骨、なんも悪くないのに謝りまくりそう ・虎杖に鼻をほじほじしてみせた女子は、バレてるよ、って虎杖に教えようとしてやったんじゃないかな、という気が ・津美紀さんが、喧嘩は止めるもの、とか言うの、暴力行為を見過ごしてはならない的な意味かと思ったら、まさかの伏黒パパの教えだった。でも、仲裁に入って誰かを殴り倒したら、やっぱり教師や警察に怒られると思う ・伏黒パパ、津美紀さんとコミュニケーションとってたんだな。伏黒の母親のことは大事にしてたようだけど、津美紀さんの母親とはどうだったんだろう ・ところで今回、描き下ろしが多いね。休載を増やしたことで、ちょっとゆとりが出てきたのなら良いことだけど ・21巻の表紙は誰だろうね。亨子さんとかどうだろう

『アンデッドアンラック』(No.121 不公平) 感想(幸せな不公平)

ビリー様が「不滅」をコピーしたことに激怒するルイン。 「ボクがこんな奴を敵視した?」って、確かに、敵視=同じ土俵に立っている者と認識している、ってことだもんな。 他の否定者たちより上位の存在だと自負していたルインにしてみれば屈辱か。 このままアンディとビリー様が共闘するのかと思ったら、ビリー様はアンディと風子ちゃんを円卓に向かわせることを選んだ。 だいぶ優勢にみえるけど、それでも絶対的な差ではないということか。 タチアナちゃんを残していくことにアンディは反対したけれど、ビリー様なら大丈夫と受け入れたな。 まあ、今のビリー様ならルインを止めきれずに風子ちゃんを背後から狙われる、なんて事態にはさせないだろうし。 ここで「わりぃな、好きになっちまって」って言うアンディがステキ。 こういうセリフをアンディは照れなく言えるよね。 ビリー様にしてみれば、ユニオンを裏切って、ふたりを引き離した自分にそんなこと言うなよ、って感じかもしれんが。 タチアナちゃんはビリー様と一緒に足止めする覚悟で、ビリー様もそれを認めた。 「大丈夫。体が替わろうが記憶がなかろうが私は私」って、タチアナちゃんが完全に死を覚悟しててつらい。 そこまでの覚悟をみせられたら、風子ちゃんも止められないよな……。 ビリー様、タチアナちゃんに謝ったら「どれの事?」って詰められてて笑った。 タチアナちゃんの言葉、なんでビリー様の眼に刺さるんだろうね。 そして、数々のシュラバをくぐりぬけてきたビリー様がかつてないほど冷や汗をかいてるのも笑う。 「キミを幸せにしてあげたかった」か。 でもタチアナちゃんはビリー様に助けてもらってから、もうずっと幸せなんだよね。 ここらへん認識違いというか、タチアナちゃんはビリー様や仲間たちみんなと幸せになりたい、なのに、ビリー様は自分が幸せにしてあげなくちゃ、だからいろいろこじれちゃったのかな、という気がする。 考えてみれば、ビリー様はアンダーを設立するとかややこしいことをせずに、最初っからジュイスさんを巻き込んどけばよかったんだよね。 まあ、「アーク」を使えるはひとりだけで、それをジュイスさんが使い続けている、という前提を考えると、そういう選択ができなかったのも当然かもしれないけど。 ところでやられまくってるルインの絵がめちゃくちゃおもしろいんだけど。 特に「私が死ぬまでずっとそばにいて」...

『週刊少年ジャンプ』2022年35号 感想

『ONE PIECE』と『ブラッククローバー』が戻ってきたと思ったら今度は『ルリドラゴン』が休載か。 せっかく連載開始と同時に話題になってたのにもったいない。眞藤先生も悔しいだろうな。 『ONE PIECE』 (第1055話 “新時代”) 今号の『ジャンプ』表紙のルフィがめっちゃかっこいい。 ゴテゴテした帽子かっこいいよね。ちょっとつくってみたくなる。 緑牛とヤマトを戦わせようとしないモモの助。 なんでかと思ったら、ヤマトはワノ国を去る人だから、残る自分たちの手で守る、という主張か。 てか、ヤマトは麦わら海賊団に入ることで確定なのか? 一方、ワノ国の成り立ちをスキヤキからきくニコ・ロビンとトラファルガー・ロー。 島を囲むように壁がつくられ、昔のワノ国は水に沈み、高かった部分に移住したって……そんな壁どうやってつくったのよ。すごい労力だよ。 ワノ国に入るのに、滝みたいのを昇っていかないといけなかったのは、あそこに壁があるせいなのね。 モモの助と日和ちゃんの母親のトキは、800年くらい前から来たと言ってるけど、トキの本来の故郷はこの水に沈んでるワノ国なんだろうね。 「開国」とはその壁を壊すこと。 つまり、ズニーシャは壁を壊すために存在している? そして、壁を壊せば古代兵器「プルトン」が手に入る……か。 シャンクスの介入により引き下がった緑牛。 今のモモの助はまだいろいろと足りないけれど、特別な能力の片りんもみせたことだし、ここらへんがイイ感じの落としどころかな? そして、その様子をちゃんとうかがっていた、ルフィ、ゾロ、サンジ、ジンベエの麦わら海賊団の武闘派組。 さすがに気づいてて、モモの助が危なくなったら助けに入るつもりだったんだろうな。 ルフィの左右にゾロとサンジ、背後にジンベエという布陣の頼もしさがハンパない。 「懐かしい顔が浮かんだ」と笑ったルフィの顔がちょっと子供っぽくってかわいかった。 『呪術廻戦』 (第192話 桜島結界・2) 別記事(変態と進化)になりました。 『ブラッククローバー』 (ページ332 最終宣言) 休載の間に1年3か月ほど時間が進んだらしいです。 魔法帝とダムナティオは行方不明扱いか。 次の魔法帝候補は、フエゴレオン団長、ノゼル団長、メレオレオナ様だけど、皆に断られている状態……と。 メレオレオナ様はめんどくさいから断ったんだろうな。 ヴァン...

『呪術廻戦』(第192話 桜島結界・2) 感想(変態と進化)

真希さん、自分が直哉を殺したと思ってたのか。 まあ、さすがに母親がとどめを刺してくれるとは思わないよな。 ところでこの芋虫みたいな直哉ってどう呼んだらよいの? 直哉に詰め寄られた真希さんを助けたのは加茂。 勘で射ておいて「当たらなくて何より」とは加茂もなかなか図太い。 まあ、今の真希さんの治癒能力と運動能力があれば大事にはならないと判断したんだろうけど。 「ぎょーさん祓てきたけど、どの子も皆痛かったんか……。すまんなぁ申し訳ない……」って、直哉がそんなこと考えるか? と思ったらすぐに「思ってへんけど」って出てきて、それでこそ直哉! ってなったよね。 思ってもないのに、わざわざ「申し訳ない」とか言っちゃうあたりが。 芋虫になったかと思ったら、今度はミイラっぽいサナギになった直哉。 なんか『エヴァンゲリオン』の使徒にこんな感じのいそう。よく覚えてないけど。 サナギの次はやっぱり羽化するのかな。 蝶人パピヨンになったりして。 元々、呪力が強かった人が呪霊化するとやっぱり強力な呪霊になるのかな。 それとも、生前の恨みや悔しさみたいなものが大きければ大きいほど強くなるとか? いずれにせよ、直哉はどちらの条件も満たしてるか。 羂索に見逃してもらえたと思ったら、今度は直哉にこてんぱんにやられて「カス」とか言われて、加茂はどうころんでも不憫キャラだな。