『呪術廻戦』(第210話 未知への供物・2) 感想(代わりはいない)
栗栖ちゃん、呪霊に育てられてたのか。
「天使」にからだ乗っ取られてるのに落ち着いてるな、もう慣れちゃったのかな、と思ってたんだけど、そういう存在があたりまえにいる環境で育ってた、ということか。
で、そこから救ってくれたのが、五条先生とまだ子供だった伏黒。
伏黒はこんなちっちゃい頃から呪術師としての仕事をしてたんだな。
修行と称して五条先生が連れまわしてたのかもしれない。
ちっちゃい伏黒も、伏黒がちっちゃいのででっかくみえる玉犬・白もめっちゃかわいい。
五条先生が普通に伏黒をかわいがってる感じが良いなあ。
伏黒も不服そうにしてるけど、頭ぐりぐりされても怒ってないし。
てか、五条先生、何年振りの台詞?
こんな出会い方してたら、そりゃあ伏黒が特別な存在にもなる。
一方、現在。
虎杖と伏黒は米軍のガイド役だった日本人から事情聴取していた。
日本で「呪力は夢のエネルギー!」的な話が出てこなかったのは、呪術師が国のトップだったから。
まあ、自分たちで呪力を独占して非術師を見下して、その人たちから金をまきあげる方を選ぶのは当然か。
虎杖はコロニーに投入された軍人たちを「助けよう」と即決。
虎杖ならそうなるわな。
伏黒は、助けることで羂索の計画を狂わせられるのなら、それもあり、みたいな感じ。
しかし「天使」は助けなくていい、という判断。
すでに手遅れ状態なので、軍人たちを助けても助けなくても結果は変わらないから、貴重な術師の戦力ダウンは避けるべき、という考えか。
「俺はオマエらを信用してない」
虎杖の台詞の「オマエら」のとこが強調されてるのは、「天使」と来栖ちゃんの両方を信用してない、と受け取られてもかまわない、ということか。
ここで虎杖の言葉の意味を察し、「不愉快です」とはっきり言える来栖ちゃん、強いな。
でも、伏黒は「オマエら」というのは、「天使」と宿儺のことだと解釈した。
なるほど、そう受け取ると虎杖の言うことはもっともだ、ってなる。
でも、宿儺のことを知らない来栖ちゃんが、自分のことを言われた、と解釈するのは自然なことなんだよね。
受肉して他人の肉体を乗っ取るやつらなんか信用できない、的な言い回しをすれば誤解は生じないわけで、この台詞はいじわるだよな。
気ままにみえて、めっちゃ他人を気遣う性格の虎杖「らしくない」んだよ。
「伏黒と合流して来栖が……釘崎の代わりみたいになるのが怖くなった」
虎杖は来栖ちゃんを突き放したくなったのか。
虎杖と伏黒と野薔薇ちゃんは、ものすごく安定した三角形だったから、伏黒といると野薔薇ちゃんの不在を強く感じてしまうのかもね。
読者にしてみれば、野薔薇ちゃんと離れ離れになったのはだいぶ前だけど、虎杖にしてみればまだ最近のことなんだな、そういえば。
自分が生きていることを呪った状態から、伏黒と再会してちょっとずつ元に戻ってきてた感じだったけど、そうだよなあ、野薔薇ちゃんが目の前で倒れた時のことは鮮明に憶えているんだろうなあ。
だから、ちょっとしたことで気持ちが崩れて、暗い方にいっちゃう感じなのかな。
「バカ言うな」って言って立て直してくれる伏黒の存在が本当にありがたい。
そして、伏黒にちゃんと弱音が吐ける虎杖でよかった、と思う。
それにしても、呪霊たちに釣りの餌にされてる軍人たちの絵がホラーすぎだった。
「天使」にからだ乗っ取られてるのに落ち着いてるな、もう慣れちゃったのかな、と思ってたんだけど、そういう存在があたりまえにいる環境で育ってた、ということか。
で、そこから救ってくれたのが、五条先生とまだ子供だった伏黒。
伏黒はこんなちっちゃい頃から呪術師としての仕事をしてたんだな。
修行と称して五条先生が連れまわしてたのかもしれない。
ちっちゃい伏黒も、伏黒がちっちゃいのででっかくみえる玉犬・白もめっちゃかわいい。
五条先生が普通に伏黒をかわいがってる感じが良いなあ。
伏黒も不服そうにしてるけど、頭ぐりぐりされても怒ってないし。
てか、五条先生、何年振りの台詞?
こんな出会い方してたら、そりゃあ伏黒が特別な存在にもなる。
一方、現在。
虎杖と伏黒は米軍のガイド役だった日本人から事情聴取していた。
日本で「呪力は夢のエネルギー!」的な話が出てこなかったのは、呪術師が国のトップだったから。
まあ、自分たちで呪力を独占して非術師を見下して、その人たちから金をまきあげる方を選ぶのは当然か。
虎杖はコロニーに投入された軍人たちを「助けよう」と即決。
虎杖ならそうなるわな。
伏黒は、助けることで羂索の計画を狂わせられるのなら、それもあり、みたいな感じ。
しかし「天使」は助けなくていい、という判断。
すでに手遅れ状態なので、軍人たちを助けても助けなくても結果は変わらないから、貴重な術師の戦力ダウンは避けるべき、という考えか。
「俺はオマエらを信用してない」
虎杖の台詞の「オマエら」のとこが強調されてるのは、「天使」と来栖ちゃんの両方を信用してない、と受け取られてもかまわない、ということか。
ここで虎杖の言葉の意味を察し、「不愉快です」とはっきり言える来栖ちゃん、強いな。
でも、伏黒は「オマエら」というのは、「天使」と宿儺のことだと解釈した。
なるほど、そう受け取ると虎杖の言うことはもっともだ、ってなる。
でも、宿儺のことを知らない来栖ちゃんが、自分のことを言われた、と解釈するのは自然なことなんだよね。
受肉して他人の肉体を乗っ取るやつらなんか信用できない、的な言い回しをすれば誤解は生じないわけで、この台詞はいじわるだよな。
気ままにみえて、めっちゃ他人を気遣う性格の虎杖「らしくない」んだよ。
「伏黒と合流して来栖が……釘崎の代わりみたいになるのが怖くなった」
虎杖は来栖ちゃんを突き放したくなったのか。
虎杖と伏黒と野薔薇ちゃんは、ものすごく安定した三角形だったから、伏黒といると野薔薇ちゃんの不在を強く感じてしまうのかもね。
読者にしてみれば、野薔薇ちゃんと離れ離れになったのはだいぶ前だけど、虎杖にしてみればまだ最近のことなんだな、そういえば。
自分が生きていることを呪った状態から、伏黒と再会してちょっとずつ元に戻ってきてた感じだったけど、そうだよなあ、野薔薇ちゃんが目の前で倒れた時のことは鮮明に憶えているんだろうなあ。
だから、ちょっとしたことで気持ちが崩れて、暗い方にいっちゃう感じなのかな。
「バカ言うな」って言って立て直してくれる伏黒の存在が本当にありがたい。
そして、伏黒にちゃんと弱音が吐ける虎杖でよかった、と思う。
それにしても、呪霊たちに釣りの餌にされてる軍人たちの絵がホラーすぎだった。