『逃げ上手の若君』(第112話 インターミッション1336・2) 感想
いきなり尊氏がピンチな場面から始まった。
「尊氏軍 明らかにスカスカ!!」ってアオリに笑ってしまった。
確かにスカスカだが、なんでみんなそんなに距離を置いて立ってるの?
しかしその「戦力差数十倍どアウェイ」な状況でも、足利兄弟も高兄弟も絶望感がまったくないな。
気合い入れてる直義はいいとして、そんな弟を無邪気にホメてる尊氏のゆるゆる感はなんなの。
とか思ってたら「なんか勝ってた」で締められてた。
戦力差数十倍で負けてたのに、なんか勝つのか……そうか……尊氏すごいな……。
尊氏の前世の行いが良い、というか、尊氏の先祖の呪いが強烈すぎるというか……。
だけど、あんな摩訶不思議な勝ち方してても、直義は当然って顔してて、ああ、よくあることなんだろうな、ってなる。
直義はめっちゃまともな感覚の人だと思ってたんだけど、兄のことに関しては感覚が麻痺してるんだろうな。
一方、京の都では楠木正成の献策が坊門に却下されてた。
「没 企画が弱い」って松井せんせーが編集さんに言われたことがある言葉なんじゃ……。
楠木正成、時行に渡した虎の巻の中でも、坊門や編集さん(?)への愚痴をこぼしてたもんな。
武士にとっても公家にとっても権威やメンツというのは大事なもので、特に武力を持たない皇族や公家にとっては特に重いものなんじゃないかと思う。
だから、勝てばいいんだよ勝てば、という楠木案が受け入れられなかったのも理解できなくはない。
それはそれとして、楠木が坊門に怒るのは当然だよね。
後醍醐天皇のメンツのために死んでこい、って言ってるようなものだからな。
後醍醐天皇、もう顔出ししないのかな、と思ってたら普通に出てきたよ。
なんか肖像画っぽい顔だな。
楠木正成がふたりの息子に最期に託したのは正「時」と正「行」という名。
親として息子に、あやかって欲しい存在、というのは最上級の評価だよね。
逃げて逃げて生き延びて欲しい、という願いが込められてるのかな、って思った。
楠木正成があそこで逃げなかったのは、後醍醐天皇への恩があったからなのか、逃げたら妻子たちも巻き添えにしちゃうからできなかったのか……。
「尊氏軍 明らかにスカスカ!!」ってアオリに笑ってしまった。
確かにスカスカだが、なんでみんなそんなに距離を置いて立ってるの?
しかしその「戦力差数十倍どアウェイ」な状況でも、足利兄弟も高兄弟も絶望感がまったくないな。
気合い入れてる直義はいいとして、そんな弟を無邪気にホメてる尊氏のゆるゆる感はなんなの。
とか思ってたら「なんか勝ってた」で締められてた。
戦力差数十倍で負けてたのに、なんか勝つのか……そうか……尊氏すごいな……。
尊氏の前世の行いが良い、というか、尊氏の先祖の呪いが強烈すぎるというか……。
だけど、あんな摩訶不思議な勝ち方してても、直義は当然って顔してて、ああ、よくあることなんだろうな、ってなる。
直義はめっちゃまともな感覚の人だと思ってたんだけど、兄のことに関しては感覚が麻痺してるんだろうな。
一方、京の都では楠木正成の献策が坊門に却下されてた。
「没 企画が弱い」って松井せんせーが編集さんに言われたことがある言葉なんじゃ……。
楠木正成、時行に渡した虎の巻の中でも、坊門や編集さん(?)への愚痴をこぼしてたもんな。
武士にとっても公家にとっても権威やメンツというのは大事なもので、特に武力を持たない皇族や公家にとっては特に重いものなんじゃないかと思う。
だから、勝てばいいんだよ勝てば、という楠木案が受け入れられなかったのも理解できなくはない。
それはそれとして、楠木が坊門に怒るのは当然だよね。
後醍醐天皇のメンツのために死んでこい、って言ってるようなものだからな。
後醍醐天皇、もう顔出ししないのかな、と思ってたら普通に出てきたよ。
なんか肖像画っぽい顔だな。
楠木正成がふたりの息子に最期に託したのは正「時」と正「行」という名。
親として息子に、あやかって欲しい存在、というのは最上級の評価だよね。
逃げて逃げて生き延びて欲しい、という願いが込められてるのかな、って思った。
楠木正成があそこで逃げなかったのは、後醍醐天皇への恩があったからなのか、逃げたら妻子たちも巻き添えにしちゃうからできなかったのか……。