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『アンデッドアンラック』(No.211 UNCHASTE) 感想(不貞最強能力説)

アンダーのアジトでの女子会の回想ではじまった今回。 これ、小説版にあったパジャマパーティーかな? 髪をおろしてるくるるちゃんもかわいいね! アンダーで「不貞」が効いたのはテラーさんだけ。 円陣とバニーちゃんは恋愛経験がない人かな? 他のみんなは本当に好きな人がいる。 あれ? クリードも恋愛経験がない系の人? テラーさんの「二度と使うな」がせつない。 テラーさんがくるるちゃんに襲いかかるとこを、皆にみられたとしたら、恥ずかしいなんてもんじゃないよな。 尊厳破壊と言っていいレベル。 でも、世間一般的にはテラーさんは多数派なんじゃないかな。 恋愛経験はあるけど、ゆるぎなく愛する人がいる、とまではいかないという。 そして現在。 風子ちゃんがバンドメンバーにビリー様、リップ、シェンを選んだのは、「不貞」が効かない、かつ、「不貞」が発動した時にライブ会場の騒乱を収められる能力がある。 シェンだけ様子がおかしいのは、タスケテ状態だからだろうな。 テラーさんは「不貞発現確認要員」だそうだ。 なるほど、「不貞」が効かないメンツだけだと、ライブ会場がただ盛り上がってるだけなのか、「不貞」で暴走してるのかがとっさに判別できず、初動が遅れる可能性があるから、ひとりくらいはひっかかる人を用意したのか。 なんか、炭鉱のカナリアっぽい……不憫……。 そういえば(オレはなぜ?)で自分を指さす、というのはできるのね。 伝えたいことがあるのではなく、本人の「なんでだろう」という疑問が漏れ出た、という扱いなのかな? くるるちゃん、すでに「不貞」が発現してた。 まあ、「ソウル」がついてるんだからそうだろうね。 その「不貞」にビリー様、テラーさん、シェン、リップがひっかかって、これはさすがに驚いた。 前回とは条件が変わってるのか。 あのポーズとキメ台詞もやってないし。 てか、風子ちゃんとムイちゃんはひっかかってないし、会場のお客さんもなんともないみたいなんだけど、対象を任意に選べるようになってる? くるるちゃん、目が死んでる感じで怖い。 「ソウル」によって楓さんへの対抗心、もしくはコンプレックス? だけが増幅されてる感じなんだろうか。 アンディの指に導かれた先にいたくるるちゃんは、前と変わらないようにみえたので、あの後で「ソウル」の勧誘にあったんじゃないかな。 どこからともなく現れたラトラとベロニカさん。 ...

『週刊少年ジャンプ』2024年30号 感想

『週刊少年ジャンプ』の編集長が中野さんから齋藤さんにバトンタッチしたらしい。 今週号の裏表紙の発行人のところをみたら、確かに齋藤さんになってて、先週号のは中野さんだった。 齋藤さんというと長谷川先生のマンガによく登場する人という印象だなあ。 あと、藤巻先生とバトってた人? 『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS171 居場所) ORDERをやめたものの就職先をみつけられなかった坂本さんに、あおいさんが提案してつくったのが坂本商店か。 坂本さん、かなりな世間知らずだったから、一般企業で採用してもらうのはむずかしかったんだろうな。 ボロい建物を自力で改修して、商店をオープンして、商店街にとけこんで、花ちゃんが生まれて、居候たちがやってきて……。 つくづく、厳しい道のりをきっと笑顔で歩いて、ずっと坂本さんに寄り添っててくれたあおいさんが偉大すぎる! 自分のせいであおいさんと花ちゃんが不幸になる、とか考えたり、店をたたんで引っ越ししよう、ってあおいさんに提案したり、ちょっとネガティブ思考になってた坂本さん。 それがなぜか、殺連のっとってその支部を坂本商店にして、全国展開しようとか言い出した! なぜそんな突飛な発想にいたった……。 南雲が、スラー一派を殺すか殺連を潰すかの二択とは言ったけど、殺連を坂本商店化するってのはなんなのよ。 大佛ちゃんが店員さんやってる姿はちょっとみたいけど。 『ONE PIECE』 (第1118話 “自由になる”) ボニーがニカモードになった! めっちゃかわいい! でも、ちっちゃくなったドール中将とブルーグラス中将の方がかわいいかも。 ルフィが「この海で一番自由な奴が海賊王だ」って言ってたけど、自由=強い、がこのマンガの基本ルールなのかもしれない。 ボニーはようやく、自分は自由なんだ! って思えたからニカになれた。 自由になれたから強くなれた。 親のこととか病気のこととか、生まれながらにボニーを縛る鎖は多く、でも、くまがすべてをかけてボニーを守り続けてくれてた。 だから、自由というものを受け入れる器みたいなものが、ボニーの中でしっかり育っていたから、「ニカ」を受け取れたのかな。 『あかね噺』 (第115席 ケジメ) 全生師匠には嘘がない。 嫌いだと思えば全身で嫌いを表現するし、むかつくと思えば全力で嫌がらせをする。 そして、泣ける落語をきけば、そ...

『逃げ上手の若君』(第161話 頑強1338) 感想

時行は「狭く小さい私の望み」というけれど、足利尊氏を倒す、というのはなかなかの野望だよね。 尊氏を倒したら少なからぬ混乱が発生するはずだし、それを抑えるだけの能力はあるのか? となるとなあ。 北条の影響力はすでに時行が持つ戦力だけになってしまっていて、時行に政治力を求めている人はもういない感じ。 強力な後ろ盾もいないしなあ(強いて言えば顕家だが)。 でも、頼重の予言を信じるのなら、尊氏から神力を抜きとって、良くも悪くも普通の人間にしておかないと日本が大変なことになるらしいので、そこは何とかしないといけない。 頼重に託された課題だから。 まあ、そこらへんがこの物語の落としどころになるんだろうね。 吹雪、突然の不調で撤退。 光る泡みたいなのがぽわぽわ出て来たのは、注入された神力(?)が抜けてきた、という表現かな? あのドーピングは長時間はもたないのか、吹雪が無意識にそれに抗って追い出しているのか……。 宇都宮様がめっちゃかっこいい! そして、あいかわらず三浦(弟)が不憫。 次回はアニメスタートに合わせて表紙&巻頭カラー! それはうれしいんだけど、そろそろ顕家が華々しく退場しそうでコワイ。

『アンデッドアンラック』(No.210 UNISON) 感想(ダークくるるちゃん登場)

楓さんが出るフェスってくるるちゃん主催なのか。 チラシでセンターだったからメインなんだろうとは思ってたけど、主催って……ずいぶんな大物アイドルっぽい。 てか、バトル形式なの? ラップバトルはきくけどアイドルバトルでトーナメント戦というのはきかないな。 楓さんとUNIONでつくったユニットの名前は「UNISON」。 なんかすごい威圧感なんですけど。 楓さんがすごい形相になっちゃってて、アイドルでこれはマズイだろ。 てか、シェンも巻き込まれちゃったのね。 クマを消すのって、前回ループでニコがイチコさんのためにつくったあれの改良版みたいのがあるのかと思ってたら、まさかのメイクで隠すという古典的手法だった。 風子ちゃんのお父さんヘビースモーカーだったのか。 それにしても、楓さんが留守の時に家にあがってタバコ吸うってどういう関係なの? 雷太さんの姿に父を思い出し感極まってしまった風子ちゃんのかわりに、とっさに言い訳をしてあやしまれないようにしたショーンは、なかなかたよりになるな! 楓さんのアイドル業を応援しすぎると、雷太さんが身を引いてくっつかなくなってしまうんじゃないか、ということに気付いたり、さりげに良い仕事をしてる。 ところで雷太さんのお仕事ってなんなんだろう。 サラリーマンではないと思うけど。 文筆業っぽい? 楓さんの「ボエ~♪」は耳の遠い人たち向け仕様で、本来はもっとうまいのか。 でも、人気がないのは確かで、なんでそうなってるんだろうね。 ステージでギター弾くテラーさんが楽しそうなんだけど、弾けてるということは、これは何かを伝えるための動作ではない、という判定なんだよね、多分。 ただ楽しく弾いてるだけでメッセージを伝える意図はない、と。 たとえば、仲間たちに請われて、みんなに安らいでもらいたい、みたいな気持ちをこめて歌う、というのはアウトになるんだろうか。 てか、ムキムキでかっこいい男たちがバックバンドやってるって、そのアイドルのファンからしたらどうみえるの? 嫌がられない? 「好きなんですよ 好きにさせたんですよ それを言いように理由つけて 逃げてんじゃねぇよ!!」 それ黒点になってる人にも言った方がよくない? って思ってたら、ネットでも同案多数だった。 彼女がいないところではヘビースモーカーになるのも同じで、まさかアンディと雷太さんにこんなにぼろぼろ共通点がでて...

『週刊少年ジャンプ』2024年29号 感想

『妖怪バスター村上』 (第1話 妖怪バスター誕生) 伊原大貴先生の新連載! 戻ってくるの早かったけど、この短期間でずいぶんと絵がうまくなったな。 あと、予告カットみてポニーテールの子は女の子だと思ってたんだけど、男の子だった。 ギャグ漫画だけど妖怪の絵がやけに怖いよ。 この正論好きな村上くんが、その場の空気にあわせてコロコロ言うこと変えそうな九院くんとどうやって友達になったのか知りたい。 「優しい友人」と言ってるから、優柔不断にみえる九院くんを、すごく優しい人と評価してるんだろうな。 『ONE PIECE』 (第1117話 “も”) 元から“D”多すぎると思ってたけど、これ、人数がそれなりに多いのか、戦闘や冒険に適性が高い人が多いのか。 ドラゴンや黒ひげの反応みる感じ、Dの意味を知ってるようにはみえないんだけど、一族内でもその由来は伝えられていないのかな。 なんらかの集団(革命軍的なもの?)が散り散りになった時に、将来的に再集結するための符丁として家名に“D”を組み込んだ、と適当な予想をしてみる。 『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS170 ケーキ) 相手の思考を書き換えられる、って本当に便利すぎる能力だな。 読める、と、書き換えられる、は明らかにステージが違う。 そして、確かになんらかのリスクはありそうな気がする。 ケーキがないから娘に会いに行けない、は繊細すぎる。 あおいさんも花ちゃんもそんなこと気にしないだろ。 坂本さん、ここんとこいろいろありすぎて、ちょっと弱気になってるのかな。 あおいさんを連れてきて、説教してもらった方がいいんじゃない? 『超巡!超条先輩』 (第18話 ライバル巡査長) めっちゃかっこいいライバルが出てきた! それにしてもすごい柄のスーツだな。 警察官の超条先輩の方が圧倒的に社会的信用度高そうなのに、そうはならんのね。 ポンちゃんですらヒュージさんの方に軍配をあげてるし。 「相棒が匙投げたらおしまいだよ…?」って、ポンちゃんの信頼が命綱になってきてることの自覚はあるんだ。 『逃げ上手の若君』 (第160話 野心1338) 別記事になりました。 『カグラバチ』 (第37話 対等) 扉は最初っから使い物にならなかった。 ダミーのゴールを指定し、そのキーパーにすら真実を伝えず、その本気度が本物らしさを演出していた、と。 当主、めっちゃ頭い...

『逃げ上手の若君』(第160話 野心1338) 感想

弧次郎は「一騎打ちもろくにせず乱戦かよ」ってボヤくけど、その乱戦でこそ秕さんは輝く! 全身が武器みたいな状態なので近づくのもむずかしそう。 でも、持久力不足という欠点はまったく解消されていないもよう。 その手綱をうまくひく役を弧次郎は任されてるわけだけど、まあ、無理だよね。 「あの戦闘狂 夢中になると止まらねーよ」のとこの弧次郎の目が、なんかやさしくみえる。 時行とか秕さんとか、ブレーキ壊れてる系の人に振り回されるけど、ぼやきながらつきあう弧次郎が好きなんだよ。 ところで亜也子の「なにより発情してる」ってなんなの? って思ったんだけど、そのコマの時行が「よだれたれた」とか言ってるんで、その通りですね、はい、ってなった。 北条の武士たちも「なら安心だ!」とか言ってるし……。 だめだ、時行に慣らされすぎてる。 一応、「北条の判断基準は主君の発情の有る無しなのか」って冷静に突っ込んでくれる人もいるけど。 吹雪、洗脳されて時行たちの記憶も失ってるもんだと思い込んでたけど、しっかり記憶はあるのか。 記憶も人格もそのままで「野心だけが爆発的に増しました」という状態。 でも、吹雪の出世欲は確か父親からの虐待で刷り込まれたものだったと記憶しているんだが……。 そうなると、いまだに父親の怨念に振り回されてるような感じがして、おうわぁ~、ってなる。 まあ、尊氏のドーピングとそれを利用してる高師直が諸悪の根源であって吹雪は犠牲者なんだが。 時行は吹雪には勝ち目がないんじゃ、と思ってたんだけど、吹雪のことを良く知っているから、冷静に対処すれば突破口も開けるって感じかな? 戻ってきて欲しいけど、そうなると高師冬はどうなるの、ってのがなあ。

『アンデッドアンラック』(No.209 クソ喰らえ) 感想(タスケテタスケテタスケテ)

左手が透き通っちゃってる風子ちゃん。 その理由はニコにもわからない。 これまでループしてたのがジュイスさんな以上、前例があるわけないので、だったらニコにもわからないよなあ。 ニコも「今んとこそれ以外考えらんねぇ以上 前のループとのズレを修正しとけ!」ぐらいのアドバイスしかできないのはわかるけど、前回って風子ちゃんの生まれる前の話だからどれがズレだか風子ちゃんにはわかんないよなあ。 とりあえず、前回も楓さんはアイドルやってたってのは確かなのか? それとも、そこからすでに違うのか? 通信してるニコの後ろでイチコさんがタチアナちゃん用スフィアとおぼしきものをつくってた。 楓さんの本日のお仕事場所は遊園地のガラガラな野外ステージ。 風子ちゃんたちはショーンに不可視にしてもらって監視。 まあ、存在に気付かれたら不審がられる可能性があるからなあ。 バックバンドの話をもちかけた時点ですでにずいぶん不自然ではあるけど。 わくわくしてるジュリアちゃん、かわいいね! そういえばこの子、学校の方はどうなってるんだろ。 楓さん、まわかのボエ~♪ だった。ジャイアンか! これでなんでアイドル目指したんだ……。 そして、「今日限りでクビ」を言い渡される……。 娘にしてみればこれは「キッツ…」ってなるしかない。 着替え忘れてステージ衣装のままでとぼとぼ帰宅するという、なかなか情けないアイドルだけど、商店街の人たちからは愛されている。 「やっぱお前の母親だな」って言うショーンがうれしそうでうれしい。 好きな人の親が周囲に好かれる人だと、やっぱりうれしいよね。 楓さんが住んでるアパート、かなり家賃が安そう。 室内も年季が入ってる感ある。 遊園地のステージみてもまったく売れてないのわかるし、アイドルとしての稼ぎはほとんどないんだろうね。 それでもフェスに出られるのはくるるちゃんの推薦のおかげ! まさかの楓さんとくるるちゃんが同じグループだったとは……。 「親友」とまで言ってるし。 前回ループでは接点がゼロというか、そもそも年齢が違い過ぎだったもんなあ。 ここでくるるちゃんとの接点をつくってくるとは予想外。 楓さんの様子をみるに、くるるちゃん、そこそこ無理を通してフェスに楓さんの参加をねじこんだ気がするなあ。 「運がいい」それなのに「その運に私がついていけてない」。 実力があって運がないのもキツいけど、...

『週刊少年ジャンプ』2024年28号 感想

『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS169 新たなミッション) 坂本さん、南雲、有月の写真をみて「アホ…」って考えてる神々廻さん。 まあ、坂本さんと有月に対してではないだろうね。 メンバーが減ったORDERに新たに加入したトーレスはギャンブル狂。 たった1ヶ月で競艇で3億も借金増やしたのもすごいけど、1億落としたってどういうこと? 億単位のお金を持ち歩いてたってこと? 「借金に借金を重ねる奴ってクズだよな」ってセリフ、最初、神々廻さんのものだと思ったんだけど、なんか違和感あるな、と思ってよくみたら銃口が描かれてた。 そうか! これ上終のセリフか! えっ? パチンコ店内で狙撃銃むきだしで持って歩いてるの? 『超巡!超条先輩』 (第17話 初狩り巡査長) ゲームとかは全然わからないのでポンちゃんの「全然わからない とりあえず雰囲気で物を言っておこう」にめっちゃ同調して読んでた。 それでもうっすらわかるところがあるのは『ゲーミングお嬢様』を読んでたおかげ! ところで持ちキャラが弱体化されても使い続けてるのは、愛着があるから? 慣れすぎちゃって他のキャラで勝てる気がしないから? 『アンデッドアンラック』 (No.209 クソ喰らえ) 別記事(タスケテタスケテタスケテ)になりました。 『カグラバチ』 (第36話 天才達) 当主は「蔵」を引き継いだ時点で、元々、持っていた「威葬」の能力を失ったのか。 当主の戦闘シーンがこれまでなかったのは、涛に任せとけばいいから自分は動かない、ということではなく、戦闘に使える能力を持っていないから? 能力はひとりでひとつが原則で、ふたつ持ちは「妖術界全体で見ても他に例を見ない異端」。 そのふたつ持ちのハクリは強キャラ中の強キャラなのか? 無意識に「蔵」にリソースをくわれていたから「威葬」をうまく扱えなかった、というのはなるほど~ってなった。 あまりにも異端すぎて、父親はその可能性に気付かなかったのかな。 ハクリが「蔵」を扱えるようになったら、チヒロくんが妖刀を回収できてもどう保管するの? すべて持って歩けるわけないし、お父さんが六平派たちの協力を得てつくったらしい保管場所すら破られたのに、安全なところなんてどこにもなくない? という問題がクリアされるな。 シャルちゃんの一時避難場所としても使えるし、めっちゃ便利! 「父さん……ごめん…なさ...

『逃げ上手の若君』(第159話 大丈夫1338) 感想

新田息子と師泰の対決。 時行が正面は避けろってアドバイスしたのに、「わかったー!」と言いながら正面からいくのが新田流(?)。 弧次郎よりもさらにアクロバティックで野性的な戦い方するなあ。 あと、このマンガのお馬さんは常にかわいそうが過ぎる。 時代的にやむを得ないけど。 雫の策により追い込まれはじめていることを察した師直が投入したのは、例の尊氏汁(?)か……。 酒で薄めて兵士たちに飲ませたけど、効果はバツグンだ! てか、本当になんなのこの液体。 尊氏の神力が唾液にも含まれていて、尊氏はそれに耐性あるけど、そうじゃない人たちにはドーピングコンソメスープになっちゃう感じなんだろうと思うんだけど。 ドーピングされた吹雪が「ち…ちうえ」とつぶやくのが物悲しい。 父親と離れてだいぶ経つのに、いまだに父親の執念にふりまわされている。 ところで「ああそうだ 俺が父上だ」のとこのオノマトペは「にっこり」で正しいんですか? にっこりしてるようにはみえないんですけど、師直にとってはあれがにっこりなんですか? 「雪がやまない」はともかく「六花」ってなんだろう。 「雪」という意味ではあるけど、人の名前としても使われるので、ちょっとひっかかるところではある。 師直、吹雪の操作に苦労してる感じだけど、吹雪が有能すぎるからもったいなくて切り捨てられないんだろうな。 どこかで見捨てる気満々だとは思うけど、まだ使いつぶしてないぞ、って感じかなあ。 ついに南北朝鬼ごっこの鬼が吹雪になってしまった。 時行は吹っ切れてるというか、覚悟が決まってる様子だけど、これは師冬として斬る覚悟なのか、なにがあっても吹雪を救うという覚悟なのか。

『アンデッドアンラック』(No.208 もしかして) 感想(アイドルを期待してたらバンドだった)

アンデラ復活! 休載でこれほどのダメージを喰らうとは、ってぐらいに落ち込んでた。 想像以上にアンデラに依存していたんだな。 でも、戸塚先生にはできれば休んでいただきたい。 センターカラー絵は「ビジュ爆発否定者ロックバンド」? ボーカルのリップがかっこいい! そりゃあラトラも涎もんですよ。 テラーさんは本当にギター弾ける人かもしれない。 シェンは楽器もってないけどヘッドセットしてるので、コーラス兼ダンサーかな? ビリー様はドラムがめっちゃ似合うな! 拳銃くるくる回せるからスティック回しもすぐにマスターできるかもしれない。 戸塚先生、ここんとこアンディが出てこなくて、筋肉を描く機会が減ってしまったので、ここぞとばかりに筋肉を描いたんじゃないかと疑っている。 さて本編。 東京に来た風子ちゃん、ショーン、ジュリアちゃん。 ショーン、ポイント譲渡でファンに席をもってかれた件ですねてた。 「他のメンバーはいつ課題に入るかわかんなくて…」か。 なるほど、バトルできる人をはずしたくなかったのね。 チカラくんもバトルはあまりできないけど貴重な拘束系だから、チカラくんとショーンの二択だったらショーンを外す選択になるか。 すねてたショーンだけど、風子ちゃんの母親が関係してるときいてやる気が出た。 フィルくんの時もそうだったけど、ショーンは家族がらみの話になるとめっちゃ積極的になるよね。 自分が、大好きな父親を失ってしまっているから、他のみんなには家族と幸せになって欲しいんだろうね。 でも、それを口にできなくて「アイドル!! カワイイ!! よっしゃ!!」って、かわいい女子に会えるなら協力する、みたいなポーズをとっちゃうのがショーンだよね。 ショーンの境遇を考えると、「会いてー人には会える内に 話せるヤツとは話せる内にだ」って言葉が重い。 楓さん、レトロスタイルなカフェ店員姿がかわいいな。 お目目ぱっちり具合と髪ツヤツヤ具合が風子ちゃんと似ている。 そして謎のドジっ子属性か……。 いや、今どき、こんなテンプレなドジっ子いる? ってなった。 マスターめっちゃ慣れてる風だから、本当にいつもこんな調子なのね。 それでも雇い続けてくれてるのやさしい。 そこに現れたメガネのお客さん。 楓さん対応が手慣れすぎてる。 こんなアクロバティックな対応を必要とする楓さんは何者なんだよ。 楓さんとずいぶんと親密な...

『週刊少年ジャンプ』2024年27号 感想

『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS168 閉館) 坂本さん、なんとか無事に逃げ切ったものの、南雲、有月と共に指名手配犯になってしまった。 殺連の人たちに取り囲まれててもびくともしないあおいさんはさすがだな! 殺連は妻子を人質にとって坂本さんをおびきだそうとはしてないのね。 殺連が被害者ポジを維持するために、そういう非難を受けそうなことはやらない方向性なのかも。 ORDERの残るひとり沖さんが登場。 この人がリーダーなのかな。めっちゃ嫌われてるけど。 海外出張してる間に2名死亡(豹と篁さん?)、2名除隊(南雲と京?)。 残るは神々廻、大佛さん、上終か。 京はともかく南雲と篁さんを失ったのは痛いだろうな。 『あかね噺』 (第112席 ジリ貧) 前回からほぼ2話分をかけて、まいける兄さんがじわじわと追い詰められてるような描写を続けてて、ずいぶんねちっこく描くな、と思ってたら、ドアップで「全員…俺が死ねばいいと思ってんのかい?」だよ。 こわっ! めっちゃこわっ! 実際、この真打昇進試験で失敗すると、まいける兄さんは落語家としては死ぬ可能性があるんだよ。 そして、それを物見遊山気分で見に来てるお客さんは確実にいるんだよ。 それがわかっていての「全員…俺が死ねばいいと思ってんのかい?」ってのは、展開がうますぎる。 全生師匠はまいける兄さんを自分と同じタイプだと決めつけてるけど、実は方向性が全然違う可能性が高そう。 『ONE PIECE』 (第1116話 “葛藤”) ヨーク、食っちゃ寝するためだけの存在かと思ったら、意外と頭がいい。 元がベガパンクなんだから当然なのか? だとしたらなんで裏切ったんだ、というのが納得いかないけど。 海賊王の部下たちはすべてを知って黙っていた。 ゴールド・ロジャーはすべてを知って、わざと人々が海に出るように仕向けた? 若者たちから“楽しみ”を奪うな、というレイリーの愚痴の意味がわからない。 これから海に沈みます、で楽しむもへったくれもないだろうって思うんだけど、レイリーはベガパンク以上の情報を持っている可能性が高いわけだから、回避ルートはちゃんと準備されているのかな。 でも“楽しみ”という表現が気になる。 『アンデッドアンラック』 (No.208 もしかして) 別記事(アイドルを期待してたらバンドだった)になりました。 『夜桜さんちの大作戦』...

『逃げ上手の若君』(第158話 攻防1338) 感想

高師直にいじめられまくる細川。 そんなんやってたら恨まれまくって後々ろくでもないことにならない? って思ってたんだけど、師直は計算づくでいじめてるのか。 いや、計算づくでいじめるってなんだよ、ってなるけど。 「逆らえば殺す 逆らわなければ肉が裂けるまでケツを叩く」って、本当に嫌すぎる。 顕家が山車の上で舞う姿がお美しい。 あれ、現実で乗っかったら普通に振り落とされるだろうね。 掴まるとこないし。 これが岸和田のだんじり祭りの起源……はさすがにない。 そして、結城と仁木の残虐比べ(?)は結城の圧勝。 こんなんで競ってどうするって話だけど。 死体の山に潜り込むとか、この人それで病気になったりしないの? イカレてるけど、顕家への忠誠心は確かだし、ちゃんと政治的配慮とかも心得てはいるし、知能も高い。 多分、自分の嗜好が少数派だというのは理解していて、だけど悪いものとは認識してない。 顕家がそういうのを諫めるようなことを言ってないので、顕家が見逃してるんだから問題ない、って感じなんだろうか。 顕家に苦言を呈されたら自粛するのかな……しそうにないな……。 結城の目がただの◎で描かれてるけど、これがなんでこんなに怖く見えるんだろうなあ。 次なる南北朝鬼ごっこの鬼は高師泰。 けれど相手は時行ではなく新田(息子)?

『週刊少年ジャンプ』2024年26号 感想

『アンデッドアンラック』が休載でさびしいです。 連載4年を超えて一度も休載がなかったことがすごいんだけどね。 それに休める環境があること大事! そういえば『夜桜さんちの大作戦』はアンデラより1年くらい連載期間が長いと記憶しているけど、確か一度も休載してない。それなのに2話掲載は何度かあるんだよ。 ひつじ先生すごすぎる! 『ONE PIECE』 (第1115話 “大陸の断片”) 「ステラに嫌われちゃう」とか「ステラがいない今…誰の為に生きればいいのか」とか、ステューシーはなんでそんなにベガパンクを慕っているんだろう。 見方によっては、ステューシーたちをつくって自分に都合よく使ってた身勝手な男なんだが。 そんなステューシーをみるカクはちょっと思うところがありそうで、裏切り者ではあるけれど、まだ仲間意識は残っているのかな。 ものすごい数の街が水没してるはずだけど、これまで気づかれなかったのは何故だろう。 作中でも言われている通り、生まれた島から離れずに生きるのが普通で、航海をする人は稀で、そのうえ潜る人はさらに稀だったのかな。 海王類もいるし、わざわざ危険をおかしてまで潜る理由はないか。 魚人族は普通に知ってそうだけど、その発言の信頼性を落とすために魚人族を迫害したとか? 『超巡!超条先輩』 (第15話 変身!巡査長) 前回ソムチャイになったと思ったらまた呼び名が増えた。 超条先輩、なんで市民からそんなに嫌われてるのかね。 心を読まれるかもしれない、というのがそんなに怖いかな。 どれくらいのレベルまで読めるかわからないから疑心暗鬼になってるってのはあるかも。 超条先輩のモラルにすべてがかかってる感じになるので、そこにいるだけで生成与奪の権を握られてる、という気持ちになっちゃうのかもな。 超条先輩がそういった誤解を解く努力を放棄してる感もあるしな。 まあ、超条先輩にしてみれば、そんな努力したってキリがないから、もうあきらめてるんだろう。 そう考えるとポンちゃんは偉大だ! 『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS167 深淵を覗く) 篁さんが強すぎてどうやったら殺せるんだよ、の答えが、篁さんをコピーするか! 篁さんに勝てるのは篁さんだけ理論? 有月がリオンさんの言動を真似ているだけにしては、坂本さんたちのこと知り過ぎている気がするし、そもそも坂本さんと南雲がリオンさんと認識...

『逃げ上手の若君』(第157話 応酬1338) 感想

顕家は奥州武士に新古今を教えてた。 公家に和歌を憶えろなんて言われたら普通は反発しそうなもんだが、それを受け入れて意外と楽しそうなの、怖い顔してるけどかわいいね。 本当に顕家のことが好きなんだろうな。 公家と武家と庶民が同等の知識を得られるようになれば、公家も武家もいらない世になる、か。 戦の始まりは矢の射ち合い。 でも、高師直側が矢じりを買い占めてしまったので、顕家軍はあっという間に矢が不足する事態に! ここでまさかの石合戦なのか。 なるほど、川辺なら石が大量に落ちてるもんね。 あと、南部のピッチングフォームがかっこいい! 石合戦が「画的に映えない」というのはわかる。 単純にグロい。 映画とかドラマであまりやらないのは、安全に撮影するのがむずかしい、というのもありそうだよなあ。 刀なら殺陣でそれっぽくみせることはできるし、弓矢や鉄砲でやられた兵士の画もそれなりにつくることはできるけど、石をぶつけられてやられる画をCGなしでつくるのはむずかしそう。 雫と魅摩の直接対決がはじまってビックリした。 あいかわらず魅摩は雫への対抗心バリバリだな。 「兄様から神力に頼るなって言われてるの 体に悪いからって 抱きしめて気遣ってくれて」 雫が惚気てるのは、魅摩を動揺させるためかもしれないけど、ただ惚気たかっただけのようにも思える。 本物の神様である雫が人間の姿を模し、大好きな人に言われたから神力は使わないと言う。 対して、魅魔は人間でありながら、親に指図されるがままに神力を使う。 この対比は魅魔に対して残酷に思う。 でも、雫はそこらへんが理解できてないっぽいんだよね。 「違うの魅魔ちゃん 人として生きるのが楽しいの!」って、雫は心底そう思ってるんだろうけど、魅魔にしてみればただの煽りというか嫌味というか。 魅魔の怒りの底を踏み抜いてる感がある。 ちょっとかわいそう。 神力を使うと肉体が蝕まれるようだし。 この連中となら一緒にいて楽しい、と思えた相手が敵で、その当人が楽しそうにしてるわけだからね。 そんな自分の気持ちもわからず、めっちゃ幸せそうなの腹立つ! ってなっても仕方ないよ。 巻末コメントで松井せんせーが休載について「年一回ペースぐらいで踏ん張りたいです…」」と書かれていらっしゃるけど、もうちょっと休んでもいいんじゃないかな……。