『逃げ上手の若君』(第161話 頑強1338) 感想

時行は「狭く小さい私の望み」というけれど、足利尊氏を倒す、というのはなかなかの野望だよね。
尊氏を倒したら少なからぬ混乱が発生するはずだし、それを抑えるだけの能力はあるのか? となるとなあ。

北条の影響力はすでに時行が持つ戦力だけになってしまっていて、時行に政治力を求めている人はもういない感じ。
強力な後ろ盾もいないしなあ(強いて言えば顕家だが)。

でも、頼重の予言を信じるのなら、尊氏から神力を抜きとって、良くも悪くも普通の人間にしておかないと日本が大変なことになるらしいので、そこは何とかしないといけない。
頼重に託された課題だから。

まあ、そこらへんがこの物語の落としどころになるんだろうね。


吹雪、突然の不調で撤退。
光る泡みたいなのがぽわぽわ出て来たのは、注入された神力(?)が抜けてきた、という表現かな?

あのドーピングは長時間はもたないのか、吹雪が無意識にそれに抗って追い出しているのか……。


宇都宮様がめっちゃかっこいい!
そして、あいかわらず三浦(弟)が不憫。


次回はアニメスタートに合わせて表紙&巻頭カラー!
それはうれしいんだけど、そろそろ顕家が華々しく退場しそうでコワイ。