『週刊少年ジャンプ』2024年29号 感想

『妖怪バスター村上』(第1話 妖怪バスター誕生)
伊原大貴先生の新連載!
戻ってくるの早かったけど、この短期間でずいぶんと絵がうまくなったな。
あと、予告カットみてポニーテールの子は女の子だと思ってたんだけど、男の子だった。

ギャグ漫画だけど妖怪の絵がやけに怖いよ。

この正論好きな村上くんが、その場の空気にあわせてコロコロ言うこと変えそうな九院くんとどうやって友達になったのか知りたい。
「優しい友人」と言ってるから、優柔不断にみえる九院くんを、すごく優しい人と評価してるんだろうな。

『ONE PIECE』(第1117話 “も”)
元から“D”多すぎると思ってたけど、これ、人数がそれなりに多いのか、戦闘や冒険に適性が高い人が多いのか。
ドラゴンや黒ひげの反応みる感じ、Dの意味を知ってるようにはみえないんだけど、一族内でもその由来は伝えられていないのかな。

なんらかの集団(革命軍的なもの?)が散り散りになった時に、将来的に再集結するための符丁として家名に“D”を組み込んだ、と適当な予想をしてみる。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS170 ケーキ)
相手の思考を書き換えられる、って本当に便利すぎる能力だな。
読める、と、書き換えられる、は明らかにステージが違う。
そして、確かになんらかのリスクはありそうな気がする。

ケーキがないから娘に会いに行けない、は繊細すぎる。
あおいさんも花ちゃんもそんなこと気にしないだろ。
坂本さん、ここんとこいろいろありすぎて、ちょっと弱気になってるのかな。
あおいさんを連れてきて、説教してもらった方がいいんじゃない?

『超巡!超条先輩』(第18話 ライバル巡査長)
めっちゃかっこいいライバルが出てきた!
それにしてもすごい柄のスーツだな。

警察官の超条先輩の方が圧倒的に社会的信用度高そうなのに、そうはならんのね。
ポンちゃんですらヒュージさんの方に軍配をあげてるし。

「相棒が匙投げたらおしまいだよ…?」って、ポンちゃんの信頼が命綱になってきてることの自覚はあるんだ。

『逃げ上手の若君』(第160話 野心1338)
別記事になりました。

『カグラバチ』(第37話 対等)
扉は最初っから使い物にならなかった。
ダミーのゴールを指定し、そのキーパーにすら真実を伝えず、その本気度が本物らしさを演出していた、と。
当主、めっちゃ頭いいけど性格ひどいな。

でも、楽座市がすべて、という点で、あの当主の行動は一貫してて、そこらへんが嫌いになれないところかな。

「もはや繋がりなどありはしない」と父は考え、「父さんに…“すごい”って言って欲しいんだ」と息子は言う。
それが、ハクリの方から送りこむことはできるけど、取り出すことはできない「蔵」という形で表現されてるのかな。

「何かを投入する」って何を? って思ったら、チヒロくんを送り込んだのか。
「淵天」を取り出せないならチヒロくんが迎えにいけばいいのね、なるほど!
「刳雲」が散り「淵天」がチヒロくんの手に戻る、という演出が美しい。

ハクリくんの覚悟をみて、自身の覚悟の足りなさを責めるチヒロくん。
でも、チヒロくんが復讐者として完成されていくのはちょっとイヤだなあ、って思う。
だけどチヒロくんはもっともっと、と望むんだろう。

チヒロくんとハクリくんが互いを高め合う、というのはとても熱い展開ではあるんだけど、その行きつく先に幸せはあるのかい? って思ってしまう。
でもまあ、ハクリくんに関しては、漣家であの扱いのままで生きるよりは確実に幸せになれるか……。

『アンデッドアンラック』(No.210 UNISON)
別記事(ダークくるるちゃん登場)になりました。