『逃げ上手の若君』(第159話 大丈夫1338) 感想

新田息子と師泰の対決。
時行が正面は避けろってアドバイスしたのに、「わかったー!」と言いながら正面からいくのが新田流(?)。

弧次郎よりもさらにアクロバティックで野性的な戦い方するなあ。
あと、このマンガのお馬さんは常にかわいそうが過ぎる。
時代的にやむを得ないけど。


雫の策により追い込まれはじめていることを察した師直が投入したのは、例の尊氏汁(?)か……。
酒で薄めて兵士たちに飲ませたけど、効果はバツグンだ!

てか、本当になんなのこの液体。
尊氏の神力が唾液にも含まれていて、尊氏はそれに耐性あるけど、そうじゃない人たちにはドーピングコンソメスープになっちゃう感じなんだろうと思うんだけど。


ドーピングされた吹雪が「ち…ちうえ」とつぶやくのが物悲しい。
父親と離れてだいぶ経つのに、いまだに父親の執念にふりまわされている。

ところで「ああそうだ 俺が父上だ」のとこのオノマトペは「にっこり」で正しいんですか?
にっこりしてるようにはみえないんですけど、師直にとってはあれがにっこりなんですか?

「雪がやまない」はともかく「六花」ってなんだろう。
「雪」という意味ではあるけど、人の名前としても使われるので、ちょっとひっかかるところではある。

師直、吹雪の操作に苦労してる感じだけど、吹雪が有能すぎるからもったいなくて切り捨てられないんだろうな。
どこかで見捨てる気満々だとは思うけど、まだ使いつぶしてないぞ、って感じかなあ。


ついに南北朝鬼ごっこの鬼が吹雪になってしまった。
時行は吹っ切れてるというか、覚悟が決まってる様子だけど、これは師冬として斬る覚悟なのか、なにがあっても吹雪を救うという覚悟なのか。