『逃げ上手の若君』(第190話 インターミッション1349) 感想
「今さら庶子を重用すれば妻も義詮も不安になろう」って尊氏に言われて、「兄上が正論を」って思ってる直義に笑った。
義詮という跡継ぎ認定されてる嫡子がいるのに、戦で大活躍な庶子を大事にするといらぬ波風が立ち、それは足利家を混乱させるおそれがある、というのは実に真っ当な意見。
そう言われちゃうと直義は反論できない。
だけど、あなたもう露骨に「生理的になんか嫌」って表情してましたよね! って言いたくなる。
しかしながら直義は賢い人なのでそこは呑み込んで、師直を執事からはずすように進言。
この要求をあっさり飲む尊氏。
この何も考えてなさそう感があまりにもコワい。
弟を信じてるからって感じじゃなくて、なんかもうどうでもいいから好きにしてくれ、みたいな。
信心を集めすぎて、人間味がさらに薄まった感じなのかな。
この状態の尊氏を動揺させることなんてできるの?
確かそこが時行の目指すところだよね。
執事解任された師直は当然それをおとなしく受け入れない。
神とあがめる尊氏の判断なら受け入れるのかもしれないけど、直義が関与してるとわかっているんだろう。
そんなこんなで「御所巻」になる。
これが正しい「御所巻」だよ、魅魔ちゃん、雫、亜也子。
まさか全金属製の天皇を改造して全金属製の直義を作るとは……。
使いまわしであることに怒る直義には笑った。
いや、いちから作れば許せたとか、そんなことはないよね。
兄に嘘をつかれたことに泣いている直義がかわいそすぎる。
これまで兄にめちゃくちゃ理不尽な扱いされてきて、それでも不満を口にせずにがんばってきた直義。
その直義の精神的な糸を切ったものが、嘘をつかれた、というとてもシンプルな理由。
直義は原点を忘れていない。
自分は足利尊氏の弟である、というアイデンティティを失っていない。
でも、尊氏は明らかに失っていて、それなのに、弟を愛している兄という擬態をしてみせるのだ。
こんなに悲しくて屈辱的なことはないよね。
でも、尊氏はそういう人間的な感情というか執着みたいなものを失っている。
失いすぎて、直義に師直が悪いと言われれば師直を切るし、師直に直義が悪いと言われれば直義を切る。
ものすごく大事なはずの決断を言われるがままにころころ動かして、それをなんとも思っていない。
うわべは征夷大将軍・足利尊氏を保っているけれど、中身がごっそり抜け落ちているこの不気味さ。
いや、それをギャグみたいな会話と、あまりにも絶妙な表情でみせるのが本当にうまいよな。
そんなドシリアスな足利サイドに対して、北条サイドはだいぶアレな「御所巻」が展開されようとしてたけど、時行ちゃんと気づいてた。
先週も思ったけど、来週、ちゃんと『週刊少年ジャンプ』に載せられるような内容になる?
煙であいまいにするかもしれないけど。
義詮という跡継ぎ認定されてる嫡子がいるのに、戦で大活躍な庶子を大事にするといらぬ波風が立ち、それは足利家を混乱させるおそれがある、というのは実に真っ当な意見。
そう言われちゃうと直義は反論できない。
だけど、あなたもう露骨に「生理的になんか嫌」って表情してましたよね! って言いたくなる。
しかしながら直義は賢い人なのでそこは呑み込んで、師直を執事からはずすように進言。
この要求をあっさり飲む尊氏。
この何も考えてなさそう感があまりにもコワい。
弟を信じてるからって感じじゃなくて、なんかもうどうでもいいから好きにしてくれ、みたいな。
信心を集めすぎて、人間味がさらに薄まった感じなのかな。
この状態の尊氏を動揺させることなんてできるの?
確かそこが時行の目指すところだよね。
執事解任された師直は当然それをおとなしく受け入れない。
神とあがめる尊氏の判断なら受け入れるのかもしれないけど、直義が関与してるとわかっているんだろう。
そんなこんなで「御所巻」になる。
これが正しい「御所巻」だよ、魅魔ちゃん、雫、亜也子。
まさか全金属製の天皇を改造して全金属製の直義を作るとは……。
使いまわしであることに怒る直義には笑った。
いや、いちから作れば許せたとか、そんなことはないよね。
兄に嘘をつかれたことに泣いている直義がかわいそすぎる。
これまで兄にめちゃくちゃ理不尽な扱いされてきて、それでも不満を口にせずにがんばってきた直義。
その直義の精神的な糸を切ったものが、嘘をつかれた、というとてもシンプルな理由。
直義は原点を忘れていない。
自分は足利尊氏の弟である、というアイデンティティを失っていない。
でも、尊氏は明らかに失っていて、それなのに、弟を愛している兄という擬態をしてみせるのだ。
こんなに悲しくて屈辱的なことはないよね。
でも、尊氏はそういう人間的な感情というか執着みたいなものを失っている。
失いすぎて、直義に師直が悪いと言われれば師直を切るし、師直に直義が悪いと言われれば直義を切る。
ものすごく大事なはずの決断を言われるがままにころころ動かして、それをなんとも思っていない。
うわべは征夷大将軍・足利尊氏を保っているけれど、中身がごっそり抜け落ちているこの不気味さ。
いや、それをギャグみたいな会話と、あまりにも絶妙な表情でみせるのが本当にうまいよな。
そんなドシリアスな足利サイドに対して、北条サイドはだいぶアレな「御所巻」が展開されようとしてたけど、時行ちゃんと気づいてた。
先週も思ったけど、来週、ちゃんと『週刊少年ジャンプ』に載せられるような内容になる?
煙であいまいにするかもしれないけど。