『魔人探偵脳噛ネウロ』第133話 魚【さかな】 感想

サイ経由で魔人様の情報がシックスにダダ漏れ。
魔人様の情報を得るためにサイを捕まえたわけではないはずだけど、結果的にはおもいっきしシックス有利な展開に。
ここらへんの展開の無駄のなさがスバラシイ。
弥子ちゃんが拒否しまくった靴舐めを愉しそうにやってるお姉さんが、ちょっと青年誌チックなエロさだ。

坦々麺にご満悦の弥子ちゃん。
食事が済んだばっかのハズなのに、はやくも魚のにおいにつられてるし‥‥。
そんなわけで、こんなドでかい魚が都内の川を泳いでるのか? ってくらい巨大な魚を焼いてるホームレスに、弥子ちゃん遭遇。
あんな巨大魚を釣るくらいのおじさんだからタダモノではない。ダンボールで4階建ての「豪邸」まで建てちゃう。
紙だけで造った建物、というのは見たことあるけど、あれは特殊加工した紙を使ったものだったしなぁ。
拾い物のダンボールだけでこれをつくるってのは、かなりあなどれない。
そして、おじさんが泥くさくて食べられなかったものを、クセがあっておいしい、と言う弥子ちゃんもはもっとあなどれない(苦笑)。
せっかく釣り上げた大物が食べられなくてがっかりなおじさんを見かねた弥子ちゃんがクッキング開始。
母親と違ってかなりまっとうなものをつくるよなぁ。
料理の前にちゃんと除菌シートで手を拭くあたり、しつけが行き届いてるし。
ホームレスの食事を横取りするような子だけどね(苦笑)。
バターと醤油の組み合わせは確かにおいしいと思うけれど、さすがにコンクリートは食べられない。
弥子ちゃん、人間の消化器はコンクリートには対応できないから‥‥って、弥子ちゃんなら大丈夫なのかもしれない。可能性がゼロとは言い難い(笑)。
なんせ、ダンボールハウスが肉まんに見えちゃう子だから。

DRの見事なキレ芸には笑った。
なんなんだこの人。
葛西はあいかわらず歩く発火装置だし。
このコンビがこれからどんなイカれた攻撃をしかけてくるのかが楽しみであり不安であり。