『ジャンプSQ.』2008年05月号 感想
表紙がめっちゃかわいい。
『ジャンプSQ.』の表紙はいつも結構いい感じだよね。
『エンバーミング』(#5 DEAD BODY and REVENGER 5)
からだに大穴あけられて、エーデルが死んでしまった(泣)。
レイスがヒューリーを独占しようとしてエーデルを殺した、ってのがなんとも痛い。
フランケンシュタイン化すると、ひとつの「感情」が強化されすぎて「狂気」になってしまうらしい。
「忠誠」が「狂気」と化したシェイドのように、ヒューリーに対する「期待」が「独占欲」にすりかわり、それがヒューリーが愛情をそそぐエーデルへの「嫉妬」となり「狂気」に至る。
そして、エーデルを殺すことによって、ヒューリーはレイスの「殺意」を手に入れた。
レイスへの殺意に狂うヒューリーの姿は、レイスにとってはこれ以上ないくらいの喜びだったんだろうなあ、と思うと怖い。
和月先生、ホントに容赦ないよな(苦笑)。
『さちえちゃんグー!!』
鳥山明先生原作で桂正和先生が作画という、とんでもなくぜいたくな読みきり。
絵がパッと見、桂先生の絵に見えない……。
対談で意図的に絵柄を変えてみたとおっしゃっていたけど。
でも、ザリドを見ると桂先生だなあ、って感じがする。
対談の、桂先生「でも感動的な場面を入れようとすると、過剰に反応するんですよ」、鳥山先生「だって、読んでる人が感動しちゃうじゃん」、桂先生「感動しちゃうでいいの!!(笑)」というやりとりに笑った。
そうか、鳥山先生は感動させるのが嫌いなのか。
それでよく『DRAGON BALL』描いてたなあ(←『DRAGON BALL』でやりつくして飽きたのか?)。
このマンガは実にわかりやすくて、ばかばかしくてライト。
でも、ラストはちゃんと感動的にまとめてる(←桂先生ががんばって入れたのか?)。
両先生がうまく折り合ってできた良作だと感じる。
オールド『ジャンプ』ファンとしては、ホントに楽しいマンガだった。
『テガミバチ』(第十六話 精霊になれなかった者)
ゴーシュに救われていたハントとサラ。ゴーシュは反政府組織のスカウトをうけていたらしい。
そして、今度はラグが二人を救う。
あいかわらずラグの泣き顔は絶品だ(笑)。
ハントとサラにだまされていたとわかっても、政府への反抗意識が揺らがないハニーウォーターズの若い連中。
その気持ちはかたくなすぎて、誰かを傷つけることを何の迷いもなく正当化してしまう。
そんな中で、古い住民たちは傷ついたアンをやさしく出迎えた。
ザジがこの町の「テガミ」配達を請け負うと言ってくれたことで、アンの念願もかなったし、ハントとサラはコナーが引き取ってくれたし、一応はめでたしめでたし……なのかな?
ラグの前に現れたゴーシュらしき男。
そして、ニッチの前に現れたロダ、すっかり美人さんになっちゃって……って、これは犬のロダだと思ってよいのかな。
同じ名前の別人なのかな。
『Luck Stealer』(No.6 旧友)
悠聖の親友・真仲が登場。
頭はいいらしいけど、かなりだまされやすい。単純でいいヤツ。悠聖の秘密を知っている。
他人との間に壁をつくる悠聖が、この人の前ではずいぶんと素直な子になるよなあ。
悠聖と花凛ちゃんのために「運」を研究してるらしいけど、「運」ってどうやって研究するもんなの?
真仲を助けるために、真也に助けを求めた悠聖。
この人も悠聖の秘密を知っていて、普通に接する貴重な人間ではあるけれど、真仲とはまるっきり違うよなあ。
悠聖もこんな人に借りをつくっちゃって大丈夫なのか?
ギブ&テイクどころか、ギブ&テイクテイクテイクくらいなこと平気でしそうな人だよ。
なんかもう、悠聖に貸しつくったことがうれしくてたまらない感じだし(苦笑)。
『TISTA』(CHAPTER6:見えない星)
誰も殺したくないし、自分も死にたくないティスタ。
ティスタに殺しを勧める「ティセ」。
これはティスタの別人格なのか、ティスタの目に宿るものなのか。
「ティセ」の存在がティスタを生き延びさせている側面もあるように思えるけど。
苦しんで苦しんで、それでも自分の任務に忠実なティスタ。
しかし、心の動揺は任務の執行にも悪影響を及ぼし、そんなティスタを組織は切り捨てようとする。
絶対的な拠り所である教会から追い出される時、ティスタはどうなるのかな……と思ったんだけど、いろんなことを知りすぎちゃってるティスタを「追放」するだけでことは済むのか? という気もしてきた。
なんか……暗い予想しか立てられないんだけど……。
『ジャンプSQ.』の表紙はいつも結構いい感じだよね。
『エンバーミング』(#5 DEAD BODY and REVENGER 5)
からだに大穴あけられて、エーデルが死んでしまった(泣)。
レイスがヒューリーを独占しようとしてエーデルを殺した、ってのがなんとも痛い。
フランケンシュタイン化すると、ひとつの「感情」が強化されすぎて「狂気」になってしまうらしい。
「忠誠」が「狂気」と化したシェイドのように、ヒューリーに対する「期待」が「独占欲」にすりかわり、それがヒューリーが愛情をそそぐエーデルへの「嫉妬」となり「狂気」に至る。
そして、エーデルを殺すことによって、ヒューリーはレイスの「殺意」を手に入れた。
レイスへの殺意に狂うヒューリーの姿は、レイスにとってはこれ以上ないくらいの喜びだったんだろうなあ、と思うと怖い。
和月先生、ホントに容赦ないよな(苦笑)。
『さちえちゃんグー!!』
鳥山明先生原作で桂正和先生が作画という、とんでもなくぜいたくな読みきり。
絵がパッと見、桂先生の絵に見えない……。
対談で意図的に絵柄を変えてみたとおっしゃっていたけど。
でも、ザリドを見ると桂先生だなあ、って感じがする。
対談の、桂先生「でも感動的な場面を入れようとすると、過剰に反応するんですよ」、鳥山先生「だって、読んでる人が感動しちゃうじゃん」、桂先生「感動しちゃうでいいの!!(笑)」というやりとりに笑った。
そうか、鳥山先生は感動させるのが嫌いなのか。
それでよく『DRAGON BALL』描いてたなあ(←『DRAGON BALL』でやりつくして飽きたのか?)。
このマンガは実にわかりやすくて、ばかばかしくてライト。
でも、ラストはちゃんと感動的にまとめてる(←桂先生ががんばって入れたのか?)。
両先生がうまく折り合ってできた良作だと感じる。
オールド『ジャンプ』ファンとしては、ホントに楽しいマンガだった。
『テガミバチ』(第十六話 精霊になれなかった者)
ゴーシュに救われていたハントとサラ。ゴーシュは反政府組織のスカウトをうけていたらしい。
そして、今度はラグが二人を救う。
あいかわらずラグの泣き顔は絶品だ(笑)。
ハントとサラにだまされていたとわかっても、政府への反抗意識が揺らがないハニーウォーターズの若い連中。
その気持ちはかたくなすぎて、誰かを傷つけることを何の迷いもなく正当化してしまう。
そんな中で、古い住民たちは傷ついたアンをやさしく出迎えた。
ザジがこの町の「テガミ」配達を請け負うと言ってくれたことで、アンの念願もかなったし、ハントとサラはコナーが引き取ってくれたし、一応はめでたしめでたし……なのかな?
ラグの前に現れたゴーシュらしき男。
そして、ニッチの前に現れたロダ、すっかり美人さんになっちゃって……って、これは犬のロダだと思ってよいのかな。
同じ名前の別人なのかな。
『Luck Stealer』(No.6 旧友)
悠聖の親友・真仲が登場。
頭はいいらしいけど、かなりだまされやすい。単純でいいヤツ。悠聖の秘密を知っている。
他人との間に壁をつくる悠聖が、この人の前ではずいぶんと素直な子になるよなあ。
悠聖と花凛ちゃんのために「運」を研究してるらしいけど、「運」ってどうやって研究するもんなの?
真仲を助けるために、真也に助けを求めた悠聖。
この人も悠聖の秘密を知っていて、普通に接する貴重な人間ではあるけれど、真仲とはまるっきり違うよなあ。
悠聖もこんな人に借りをつくっちゃって大丈夫なのか?
ギブ&テイクどころか、ギブ&テイクテイクテイクくらいなこと平気でしそうな人だよ。
なんかもう、悠聖に貸しつくったことがうれしくてたまらない感じだし(苦笑)。
『TISTA』(CHAPTER6:見えない星)
誰も殺したくないし、自分も死にたくないティスタ。
ティスタに殺しを勧める「ティセ」。
これはティスタの別人格なのか、ティスタの目に宿るものなのか。
「ティセ」の存在がティスタを生き延びさせている側面もあるように思えるけど。
苦しんで苦しんで、それでも自分の任務に忠実なティスタ。
しかし、心の動揺は任務の執行にも悪影響を及ぼし、そんなティスタを組織は切り捨てようとする。
絶対的な拠り所である教会から追い出される時、ティスタはどうなるのかな……と思ったんだけど、いろんなことを知りすぎちゃってるティスタを「追放」するだけでことは済むのか? という気もしてきた。
なんか……暗い予想しか立てられないんだけど……。